E83 X3 CLI 2番イグニッションコイル交換(105,050km)

12月に入り、アイドリング時にエンジンがブルッと振動することが多くなってきました。2018年11月18日に29D2 Combustion misfires, cylinder 6が出ており、その後29D0 cylinder 4も合わせてでたため、6番、4番のイグニッションコイルとスパークプラグをセットでそれぞれ2番、1番と交換していました。

ちなみに、OBD2スキャナーのシリンダー番号とエンジンのシリンダー位置の対応は、車両前方から1番、2番、で良いようです。

2018年11月18日に6番でミスファイヤ
2018年11月25日に6番、4番の複数シリンダーでミスファイヤ

しばらく症状が出なかったのでそのまま走行していましたが、フォルトコードは出ないものの、振動が時々発生するために、プラグを6万キロで交換して保存していた新車装着のモノ(中古車で購入時に装着されていたモノ)へ交換しました。すると、症状が出なくなっため様子見としていたところ、今度は症状が以前よりも顕著になってきて、フォルトコードが29CE Combustion misfires, cylinder 2で出ました。

OBD2スキャナー診断結果

2番は、6番から移動したイグニッションコイルと、新車装着時使用プラグとなっています。エラーとなるシリンダーが6番から2番へ変わったので、イグニッションコイルが問題の様です。

一時的に症状が出なくなるのは、プラグとコイルの接触による微妙な不具合なのかもしれません。

早速部品をAmazonでぽちりました。ここで、AmazonにはBMW用のイグニッションコイルが多数出品されていて、値段が安いものを購入したところ、E83前期型のM型エンジン用出ることに気付きます。時すでに遅し、N型用のモノを改めて購入し、M型用のモノは返品です。無駄な返品送料730円・・・・。

誤って購入したM型とN型のイグニッションコイル。部品番号が違います。
下の灰色のモノがN52エンジンのもの。形状は同じなので装着は出来そうですが、色をあえて分けているという事は、間違えないようにという事だと思われます。新車装着時のものは黒なんですけどね。

交換自体は、エンジンの化粧カバーを取りっぱなしにしている私のX3の場合、数分で完了です。おかげさまで、エンジン絶好調です!

灰色のコイルが交換したコイルです。プラグホールVTTモーターやカム角センサーなどいろんなところからオイルが漏れるのでエンジンカバーは取り外したままにしています

中古でBMWを購入し、セルフメンテナンスで維持費を安く抑える場合、ODB2スキャナーは必須です!

2E69 Knock-sensor signal 2, 29D2 Combustion misfires, cylinder 6

クランクシャフトシール交換後、定期的にOBD2スキャナーでFault Codeを読んでいます。
今回はこんなのが出ました。

2E69 Knock-sensor signal 2
29D2 Combustion misfires, cylinder 6

レギュラーガソリンを入れたためだと思われます。以前、秋田からの帰り、ほぼ空の状態でレギュラーガソリンを給油し600kmほど走行したところ、フィーリング、燃費ともハイオクと全く変わらなかったために時々使用していました。2E69が出たのは初めて、29D2はプラグコードの差込が悪かったり、ヘッドカバーガスケットからのオイル漏れでプラグホールにオイルが溜まったときに出たことがあります。

cylinder 6とは、前から6番目、それとも、6番目に点火するシリンダー?

しばらく様子見としよう

E83 LCI X3玉野自動車にアイドリング不調で修理依頼した顛末(その2)

E83 LCI X3玉野自動車にアイドリング不調で修理依頼した顛末(その1)では修理依頼から少額訴訟の決意までを記載しました。その2では、少額訴訟の状況について備忘録がてら書いていこうと思います。

2018/11/8(木)

少額訴訟を進めるうえで、相手(被告)が法人の場合は商業登記謄本が必要とのことで、オンラインで取得した。郵送で手数料500円。

登記謄本が届くのを待つ間に、訴状の書き方を勉強する。

2018/11/10(土)

商業登記謄本が届く。早くて便利。

2018/11/14(水)

書類作成が終わったので、午後時間を作って、神奈川簡易裁判所へ行く。入って右側の受付で少額訴訟を起こしたいと告げると、種類を一式預かっていただき、外の長いすで待たされる。

10分ほどだろうか。係員の方から不備点を指摘される。

1.被告氏名(会社名・代表者名)

「代表者」を社名と役職名の間に入れてくださいと言われた。
「有限会社○○ 代表者 代表取締役 ○○ ○○」

2.請求額が間違っています

恥ずかしいが足し算をなぜか間違えていた・・。請求額でも訂正んで訂正可能とのことだったが、恥ずかしいので再作成することにした。

3.証拠は甲第1号証としたほうがよい

訂正印で請求額を直すのであれば、直すまでは無いが、もし再作成するのであれば、甲第1号証、甲第2号証とした方が正式な呼び名となる。被告側が用意する資料は乙第1号証となるらしい。

印紙代は1,000円、郵便代は5,025円だった。郵便代金の高さにちょっとびっくりした。

Wordで作成していて、プリントアウトして持ち込んだのだが、プリンタが無いので再作成は帰宅しないとできないので本日はあきらめた。午後は17時まで窓口は開いているが、確認があるので受付は16時くらいまでにしてほしいとの事。午前の場合は11時半くらいまでに受付してほしいとのことだった。

後で知ったが、セブンイレブンでネット経由で印刷できるサービスがある。これと、MS Wordのアプリを使えば、セブンイレブンで訂正できたかなと後悔。

2018/11/16(金)

出直しで神奈川簡易裁判所へ。「代表者」を入れる場所が氏名と役職の間になっていたのを社名と役職名の間とのことで訂正印で訂正。

請求の趣旨にある年5%の開始日について、空欄にしていたところいつにするか聞かれた。妥当な日はいつになるのかと聞いたところ、返金を要求した日にしてはどうかとのことでその通り10月15日とした。

受付完了の用紙をもらい、今後の流れの説明を簡単に受け終了。正味20分くらいだったか。

2018/11/22(木)

神奈川簡易裁判所から電話連絡がありました。訴状内容の確認と、裁判日程の確認についてでした。
訴状内容については、遅延損害金の開始日を10月15日としていた点について理由を聞かれました。「訴状送達日の翌日」としておくと特別な理由が不要でいいようです。口頭で訴状送達日の翌日でも構わないと伝えたので、訂正してもらったのかもしれません。他、請負契約にあたるのかや債務不履行なのかといった私からすると、やや専門的な言葉でいくつか質問されましたが、自分の言葉で事象を伝えたところ、自問自答され納得したようでした。

日程は、12月25日となりました。

2018/11/25(日)

出頭日についての期日請書が届いたので普通郵便で返送。併せて、訴状を受け付けたときにもらっていたアンケートを記入して提出しました。アンケートは、被告は出頭する見込みがあるか、被告と和解するつもりはあるか、あるのであればその条件は、といったものでした。

12月25日までにすることは特にないようです。被告から連絡があれば条件によっては和解し取り下げたいと思いますが、無いでしょうね

2018/12/12(水)

神奈川簡易裁判所から郵便が届きました。中身は、送付書と答弁書でした。答弁書は、被告から訴状に対する返答です。受領後1週間以内に捺印の受け返信(FAX可)の必要があるとのことです。
答弁書は、訴状の間違っている点と、被告の知らない点についての答弁でした。文書で回答をもらうというのは答えがはっきりしていいですね。ただ、文書の重みというか、誹謗中傷まではいきませんが、こちらの考えを真っ向から否定されるわけで、心が強くないと体に悪いかもしれません。私は読んだ後、苛立ちからしばらくは落ち着いていられませんでした。被告の趣旨はこんな感じです。

  • 原告は、自身でオイル漏れを修理したがまだひどく漏れているので見てほしいといった
  • MAFセンサーが故障したと断定していない
  • もし治ったのであれば、それは原告は被告がクランクシャフトシールからオイル漏れをしているという情報をもとに当該部品を交換しただけである。
  • 完治したといっているが、わからないし、引き渡しからどのような部品を変えているかもわからない

それぞれについて、反論の文書を作成して返送しようと思います。文書作成にあたり、論理的に組み立てていくのは疲れますが楽しい作業です。答弁書に対する反論は原告準備書面というらしいです。

今回整理できたのは、ひどくオイルが漏れているとの依頼を受けたとの件についての反論です。ひどく漏れていると言っていますが、原告はどこから漏れているのかすら知らないので、オイル漏れを見てくれという理由がありません。自らの修理で治っていると思っているわけですからね。
原告の修理した箇所からはオイル漏れは見つかっていませんし、被告が見つけた場所はクランクシャフトシールで、目視では簡単に発見できない箇所で、漏れについても駐車していても地面にオイルが垂れるほど漏れていません。それをひどく漏れていると伝えているということは不自然です。

色々と書いていると結構な分量になってしまいましたが、1週間以内にまとめて返送したいと思います。

2018/12/18(火)

昨日忘年会で、夜に作業できなかったので今朝3時に起きて原告準備書面を作成しました。結局A4で6枚ほどの反論と、資料が10枚ほどになりました。何度も読み返しましたが、自分の主張が伝わるか不安です。大体の趣旨はこんな感じです。

  • 原告は、自身でオイル漏れを修理したがまだひどく漏れているので見てほしいといった
    ⇒原告はオイル漏れを知らないので、依頼する理由がない。
    車の受付時に作成したと思われる書類には原告が伝えた事と多くの点で誤りがあり、依頼内容が全く伝わっていなかったと思われる。
    車の受け取り時にオイル漏れ点検は依頼はしていないと明確に伝え、受付の方は「そうでしたね」と認めている。
  • MAFセンサーが故障したと断定していない
    ⇒整備士の方がMAFセンサーのコネクタを抜いてテストしたという説明の中で、MAFセンサーが正常ではないとしていた。
  • もし治ったのであれば、それは原告は被告がクランクシャフトシールからオイル漏れをしているという情報をもとに当該部品を交換しただけである。
    ⇒被告で修理ができる見込みが立たないので、自らウェブ検索で同様の事例を見つけ、実践して直した。参照したウェブサイトを資料として添付した。
  • 完治したといっているが、わからないし、引き渡しからどのような部品を変えているかもわからない。
    ⇒動画で現在の走行風景をYouTubeへ投稿し、URLを記載。
    車を受け取ってから行ったことを距離を合わせて記載。

書類は今朝、レターパックライトで発送しました。被告準備書面は日程からして間に合わないと思うので、書面の取り交わしは以上で終了と思われます。12月25日に実際に顔を合わせて話し合いということになるのでしょうか。

2018/12/19(水)

神奈川簡易裁判から電話連絡がありました。送付したものが届いたということと、「資料1」「資料2」としていたものを「甲第○号証」と変更しますということ。そして、恥ずかしながら、準備書面のページの閉じ方で途中ページ番号が前後していたとのことでした。25日に間に合うかはわかりませんが、郵便で被告へ送付するとのことでした。

2018/12/21(金)

こちらの方の経験談を読んでみた。まだ上限が30万円の頃のようなので、結構昔の話だと思うが随分と参考になった。1日で結審と言われているけど、通常裁判に持ち込まれることがあるのか。額からして弁護士に相談するつもりはないので、通常裁判になっても本人訴訟の形をとると思うのだが、どれくらいの労力が必要なのだろう。

他、物的な証拠や写真を集めた方が良いと感じた。とりあえず、メールでのやり取りを訴状や準備書面の裏付け資料として持っていくことにした。PCで見せればいいや、などとも思ったが、どうも裁判では書面を好むらしいので、3部プリントアウトした。

E83 LCI X3 LLCタカタ製エアバッグとブローバイヒーターのリコールへ出しました

リコールの案内の手紙が随分前に来ていて、なかなか出せずにいたのですが、やっと先日ディーラーへ入庫し、リコール修理をしてもらうことができました。

リコール内容は、ブローバイヒータータカタ製エアバッグです。ディーラーへ直接電話し、2日後の入庫を予約。入庫翌日の納車でした。

恥ずかしながら、ディーラーへの入庫は初めて。予約よりも少し早めに行ったからか、受付に30分ほど待たされましたが、2回の待合室へ案内され、ソファーに腰掛け、「お飲み物は?」と聞かれるあたりに自分には合わないなぁーと感じた次第です。慣れると、たとえ整備費用が高くてもおもてなし感がないとだめになってしまうのかもしれません。

運転席エアバッグを交換したので、くすんでいたハンドルのBMWエンブレムがピカピカになったのは思わぬ喜びです。悩まされたアイドリング不調も完治したし、もうしばらく乗ってあげることにしました。

タカタ製エアバッグ交換後

BMWディーラーはリコールでもタイヤまできれいにしてくれる

E83 LCI X3 エンジンオイル交換(購入後4回目):102,160km

普段は抜き方はお任せですが、今回は異物が混入していた場合少しでも抜けるように下から抜いてもらいました

今回も前回と同様イエローハットでオイル交換です。

自分の中での交換サイクル1.5万㎞まではまだ5千㎞程ありますが、クランクシールの破損でエンジン内部に異物が混入していたらとの思いで早めの交換です。

オイルは前回同様量り売りの部分合成油5w-30です。鉱物油でなければ特にこだわりありません。前回交換から1万㎞ほど走行しますがエンジンオイルに関しては特に問題ありませんした。ベルトが切れ、オイルが漏れましたがエンジンオイルは関係ないですよね。。

合わせてオイルエレメントも交換しました。ここ最近はオイルと一緒に変えています。オイルが新しいのに、エレメントが汚いと一瞬にして汚れが混ざりそうだからです。実際のところはどの程度混ざるかわかりませんが気分的によろしくありません。

BOSCHオイルエレメント 0F-BMW-12 1,543円
ニッコウサンギョウブブンゴウセイ 0.1L5w-30(数量62、単価110)6,820円
10%割引券 -836円
———————————————————————————
合計 6,775円

よく見たら、2回10%引かれている?

イエローハット選択の理由は株主優待券を持っているからです。1000円の買い物で300円割引がききます。6枚使用して、1800円引きで請求は4,975円となりました。

カー用品店で交換すると何かしら交換前後で押し売りされます。今回はタイヤでした。「タイヤを何年使っているかご存知ですか?」と聞かれました。素直に、初めから交換したほうが良いですよと言えば良いのに、質問してくるなんて嫌な感じです。的確に約10年だと思います、と答えてあげました。「硬化するので交換をおすすめします」とのことでしたが、「自分で管理しているので大丈夫です」と丁重にお断り。そりゃいいの履きたいですけどね。次は東南アジア系の格安なのにしようと思っています!スタッドレスから履き替えるときに交換しようかな。

E83 LCI X3 LLC交換(102,151km)、ちょっと早い冬支度

ベルト切れから始まった、オイルハウジングガスケット交換、VVTガスケットオイル漏れ、クランクシール交換もやっと完治が見えてきました。

作業過程でATフルードクーラーとの接合部を抜いてしまいLLCを漏らしてしまっていました。暫定的に水道水を入れていましたが、ちょっと早い冬支度を兼ねてLLCへ交換です。

最近長男誕生にて全く時間が取れないので出勤前の早朝作業です。この時期は朝6時くらいにならないと明るくならないので、早朝の作業は限られますが、LLC交換であれば問題なければ30分もあれば終了です。

今回は一連の作業のためにアンダーパネルも取り外し済みだったので楽でした。

ラジエターコア下部、助手席側にあるドレーンを回します。大きすぎてプラスドライバーだと合わないので、10円玉で回しました。エキスパンジョンタンクのキャップを外し、アッパーホースにあるエア抜きのネジを取ります。

下から抜けきったところで、ラジエターコアのドレーンは閉め、エキスパンジョンタンクへLLCを注ぎます。今回は、モノタロウのLLCを使用しました。LLC混合比60%で凍結温度-50℃なので、結果的には1本でよかったかもしれませんが、2本注入し、残りを水道水で希釈しました。希釈せず、そのまま使えて凍結温度-40℃なんていうのもありますからこちらの方が面倒がないかもしれません。

注入時にこぼれるとよろしくないので、2Lのペットボトルの口部分を切り取ったものをロートにして使用しました。

合計で約5L。濃度80%ほどになってしまいました。濃い分には問題ないでしょう。
エア抜きのネジ穴からLLCが噴出して来たら終了です。エンジンブロックにもエア抜き穴がありそうですが、気にしないことにします。

赤丸の部分がエア抜きです。LLCが出てきたら終了としました。

E83 LCI X3玉野自動車にアイドリング不調で修理依頼した顛末(その1)

2018/9/19(水) AM

玉野自動車入庫
次の症状と、情報を伝えた。
・アイドリング不調を見てもらいたい
・8月末にエアコン、オルタネーター、パワステベルトが走行中に切れ、ベルト交換は自分で行ったがベルト切れ後から症状が
悪化
・たまにエンストすることは2018/4位から発生していたが、ベルト切れ後からは常に出る
・手持ちの診断機でみると、「Air-mass system」のエラーが出ていたので、ネットでMAFセンサーを購入し、自身で交換し
たが症状変わらず。
・ベルト切れ時にオイルフィルターハウジングからひどいオイル漏れをしていたのだが、それは自身で修理済
・2018/4ころにオイル漏れのためヘッドカバーガスケットを交換している

フロントの方は、依頼をしていない「オイル漏れ」を気にしていた。アイドル不調と関係があれば見てくださいと伝える。

他、「通常点検はどうされますか」とも聞かれた気がするが、「車いじるのが好きなので、自分でできることはやっているので要らない」と伝える。

フロントの方は、こちらが「コールドスタート時のほうが症状が出やすい気がする」といったところ、どうもわかっていなかったようなので「冷間時のほうが症状が出やすい」と言い直した。すると、「エアコンが付いてるとですね」と言い返してきた。やはりこの時に預けるのはやめておいた方が良かったと後悔。

2018/9/21(金) 9:30

玉野自動車フロントから症状確認電話
入庫時に伝えた内容を繰り返される
8,000円かかるがコンピュータ診断を実施したいと聞かる。
⇒了承

「4月くらいにヘッドカバーガスケットを替えている」と伝えていたのを、「ヘッドガスケットじゃないですよね?」と聞かれた。流石にヘッドガスケットは自分でやる気になりませんよ。しっかりしてください。

2018/9/26(水) 13:09

玉野自動車フロントから症状連絡電話
・フロントクランクシールからオイル漏れ有
内容を詳しく聞こうとしたところ、メカニックへ電話を代わる。

メカニックと電話にて
・ヘッドカバーからのオイル漏れは無し
⇒承知した(依頼したつもりないけど)
・診断機より、「E-BOX FANエラー」が出ているが、ファンは動いている。単体を詳しくチェックするのはディーラーじゃないとできないとの事。
⇒承知している。依頼していないし、手を付けなくていい。
・エアマスセンサー故障のコードが出ている
⇒承知している(センサーじゃなくて、Air-mass systemだと思うけど)。

改めて症状を聞かれたので次の通り回答
・MAFセンサーは自分で交換してみたが症状変わらず。元付いていたものに戻して入庫している。
・交換したMAFセンサーはラゲッジルームに置いているので良ければ確認してほしい

しかし、預けて1週間で、分かったことが頼んでもいないオイル漏れと、預けたときに伝えたAir-mass systemのエラーだけとは。ほとんど手を付けていないに等しいなと感じる。

2018/10/3(水)

玉野自動車フロントから症状連絡電話
・クランクシール(プーリーの裏)からオイル漏れ
・MAFセンサーの不良が出ているので、交換したい。部品代約7万円、クランクシールを含め工賃を加えて15万くらい。
⇒MAFセンサーは当方で1度交換している。また交換して症状が改善されない場合、部品代は当方負担となるのか聞くと、メカ
ニックから連絡させるとの事。

メカニックから電話
・エンジンルームを洗浄した。結構な量、クランクシールからオイルが漏れている。オイルに鉄粉が混じっているような感じ
が気になる。もしかしたら、単純なシール交換だけでは治らないかもしれない
・アイドル不調はやはりMAFセンサーが原因。理由としては、MAFセンサーのコネクタを抜くとアイドリングが安定すること
から、エアを吸っているようなことは無い。
・MAFセンサー交換でも症状が改善しない場合、MAFセンサーが悪くなかったという事ではなく、コンピュータ等他の原因と
の複合要因なので、MAFセンサーはお客が購入となる。
⇒MAFセンサーは間違いなく不良との判断と理解だが、どうにも腑に落ちない。

当方からの質問
・交換の必要性は分かったが、一時的に交換するMAFセンサーは無いのか?
⇒ない。やろうとするとディーラー持込みになるので、それもお金がかかる。入庫した車で同型のエンジンがあれば試してみ
たいと思うが、たまたま入庫していない。
・ヤフオクで安く中古品が出品されている。購入して持ち込むことは可能か
⇒可能
→10/6に持ち込むと伝える

預けて2週間。相変わらず進捗が悪い感じる。新品へ交換したMAFセンサーがたとえOEM品であるからと言って、不良という事があるだろうか。しかし、コネクタを抜いた場合の症状の説明を聞いて何となく納得してしまった。よく考えると、コネクタ抜くと安定するからって、MAFセンサーが悪いって言えないよなと思った。誕生日だったのだが、お祝いの吉報とはならなかったのが残念。

2018/10/6(土)

玉野自動車へヤフオクで購入したMAFセンサー持込み。
当方から午後一で持ち込みますと電話連絡する。
行ってみると担当者休みで、その場で交換して症状だけでも確認してもらえると思い時間まで伝えたのに無駄足。
MAFセンサーと合わせて、純正タイプの新品エアクリーナーエレメントも渡し、MAFセンサーが不良になる原因としてK&Nフ
ィルターが関係するという情報があったので、可能であれば交換してほしいと伝える(この車はK&Nフィルターに交換してい
る)。

2018/10/10(水)

玉野自動車のウェブフォームから、ベルト破断でクランクシャフトシールが破損し、クランクシャフトシールからエアを吸っ
てアイドル不調になることがあるらしい情報を情報元のURL付きで提供。

2018/10/11(木)

MAFセンサー交換の症状確認の電話をする(受 フロント)
メールで回答しているが、と言われる。迷惑メールになっていた模様。
症状改善なしとの事。
「MAFセンサーは悪くないという切り分けは出来たんですよね」と聞いたところ、中古なので何ともとの返答。
電話をする前に、センサーの持込みから5日たっても連絡が無く、玉野自動車では治らない、または治す気が無いと判断。
症状の改善が見られなかったら自身でスモークテストで確認し、クランクシールから漏れてくれば交換することにしていたた
め、車を引き取ることを伝える。理由としては、気を使ったつもりで「車を処分するかもしれない」とした。

電話の後に返信メールを確認したところ、クランクシャフトシールからのエア吸入疑いについては、オイル漏れを修理してか
ら点検となりますとの回答があった。
→まさかエア吸入は点検してないの?と不信感が倍増。

2018/10/12(金)

引取りと費用に関するメールのやり取りの中で、参考までに今後、何を点検する予定であったかを聞いたところ、

・ECU点検
・吸気系の点検(エア吸い、スロットル部、インテーク等)←おいおい一番初めにやれって
(再プログラミング含む)

とのことだった。結局、症状と診断機の結果だけでMAFセンサーの不良だと決めつけ、ベルト切れが起きてから症状が出ていることは無視され、他は手を付けていなかったのではない
かとの疑念がわく。

2018/10/14(日)

玉野自動車へ車引取り、フロントが対応
「オイル漏れでお預かりしていた・・」との言葉にプチンと切れた。オイル漏れを見てほしいなどとは一言も言っていません

やはりメカニックは休みで、やったことの説明を求めてもフロントの方は説明できず。「部品を交換しています・・」って、してませんよね、という感じでらちがあかない。

だまって引き取ろうと思ったがあまりの不理解に頭にきて次のことを伝えた
・預けたのはアイドリング不調を見てほしかったからで、オイル漏れを見てくれなんて一度も言っていません
・預けて3週間でわかったのがクランクシャフトシールからのオイル漏れだけ。他何やったのかもよくわからず。正直払いたく
ないが、やっていただいた分はしょうがないので払いますと。

払いたくなかったが、不手際の証拠もないので26,438円払って早々に引き揚げた。

帰宅途中、赤信号で止まるときに1度、アイドリングが急低下し、エンストしそうになる。
当然全だが、預ける前と同じ。

2018/10/15(月)

早朝作業
蚊取り線香と自転車用ポンプで前夜、スモークテストマシンを自作した。
エアインテークに装着し、ポンプで空気を圧送したところクランクプーリー付近からモクモクと煙が出てきた。

可能であれば交換してほしいと伝えたエアクリーナーエレメントが搭載されていないので、玉野自動車へメール連絡。合わせ
て、自身で行ったスモークテストの結果から、「正直返金してほしい」と書いた。

玉野自動車フロントから電話連絡
→返金はよく言っていることが分からなかったが出来ないとの事らしい

2018/10/26(金)

自身でクランクシールを交換し、エンジン復調
玉野自動車へメールで、MAFは悪くなかった。エアの吸い込みは無いと言われていたのにあった。明らかに点検と説明に誤り
があったので返金してほしいと連絡。

玉野自動車メカニックからメール返信
「エアマスセンサーのフォルトがあった」と言ってきた。
「まずはエアマスセンサーを修理して正常な状態にしたうえで点検をすすめていきましょう」ということで合意したとある。

当方からのメール返信
Air-mass systemのフォルトであり、センサーのフォルトなど出ていないはずと伝える。
MAFセンサーの交換合意はしたが、それは基本的なエアの吸い込みを点検を当然行っていることを前提と伝える。

2018/10/29(月)

玉野自動車メカニックからメール返信
メールでは案内が難しので電話でとのことで電話で会話
結構長く話したが、新たに知ったことはや主意はこんなことだったと記憶
・玉野自動車ではスモークテストは行っておらず、エアの吸い込みはスプレーを使って確認する
・原因究明に至らなかったのはまだ点検過程であったため

点検手順がおかしくないか?エア吸い込みの点検はどこまでやったのかなどの質問ははぐらかされ、明確な回答は得られず

メールでの回答も要望したが、メールには「小林様のご希望の点検手順と弊社の点検手順とに相違があり、ご期待に添えるこ
とが出来なく申し訳ございませんでした」となっていた。結局こちらの質問には何も答える気が無いらしい。

もうどうでもよくなってきてはいたのだが、要点をしぼって納得してい無い点だけメール返信で伝えた。

全く納得していない。主な点は次の通り

・MAFは不良だと言われたのに正常だった
・エアー吸い込みは無いと言われたのにあり、それが原因だった
・原因が説明と異なるので無駄だった点検費用は払いたくない

2018/11/1(木)

メール連絡
返信が無いが、追加での説明は無いという事か。
加えて、改めて請求明細を見ると「オイル漏れ点検」とあることに気づく。受け取り時にも「オイル漏れの件ですね」と言われてカチンときたこともあり、不要な点検をされ、請求されているとの疑念から改めて質問する。

玉野自動車からメール返信(送信者不明)
説明が必要であれば行うので、連絡をもらえるか都合の良い時間を教えてほしいとの返信。

メール連絡
特別な事情が無い限り出られるので9:30~17:00の間で電話がほしいと返信

2018/11/2(金)

玉野自動車から電話
出られず

2018/11/5(月)

玉野自動車へ電話

フロント休み
オイル漏れ依頼をしていないという件については後日担当者から連絡する。
整備内容についてはメカニックから折り返す。

玉野自動車メカニックから電話(30分弱会話)
内容は前回の繰り返しに終始。だいたいこんな感じ。話し方は明言を避け、こちらが「MAFセンサーが正常ではないと聞いた」といっても「まずはMAFセンサーから交換してみましょうと提案し合意した」。「エアー吸い込みはしていないと聞いた」との件も「エアー吸い込みの良く発生する、ダクト回りを見た限りは無かった」という感じ。MAFセンサーのコネクタを抜いたというテストで断定したのでは?と聞いても明確な上を繰り返すだけでらちが明かない。

説明を聞いても納得できない旨を伝え、口頭で初めて返金を要求。
返金内容を聞かれたため、点検費用全額と、不良との前提で購入したMAFセンサー代金と伝える。
出来ないのであれば、法的手段を含めて検討と伝える。
MAFセンサーは症状を改善しなくてもお客様負担だと伝えているが、と言われるが、それは「MAFセンサーは正常ではない」との判断を聞いた上で承知している。完治してMAFセンサーは関係なかったことが判明したので返金を希望する。
返金理由としては次のようなことを主張した。
結果として、アイドリング不調を治してほしいという依頼に対し、2週間経過時点で正常ではないと判断したMAFセンサーは正常で、無いと言っていたエアー吸い込みが原因だった。「Air-mass system」エラーに対する対処としてあまりにもずさんで、3週間経過しても入庫前に私自身で交換したMAFセンサーではないらしいという事が分かったのみで、原因特定に関する情報はほぼ得られていないと言ってよい。依頼事項は全く達成されていないので、依頼は破棄する。点検途中との主張については、当方で修理した結果からして3週間という期間は十分であり、当初から完治する技術を持ち合わせていない、もしくは業務が多忙で受けても見られない状況であったと考える。

明日のフロントからの連絡は、オイル漏れ点検を依頼した、しないにかかわらず本件について納得することは無いので、返金についての提案が無いのであれば不要と伝える。

2018/11/6(火)

玉野自動車フロントから電話

大体こんな感じ。カッコ内が私の返答。
・オイル漏れを見ると確認の上着手している(私は依頼していない。受付時にオイル漏れになぜかとても興味を持ったようなので、アイドリング不調と関係あれば見てくれと伝えていると回答)
・途中のメカニックからの報告でもオイル漏れの点検報告をしている(依頼側がそこまで高度な知識を持たなければならないのは疑問と回答)
・清算時にサインをもらっている(清算時に、オイル漏れは依頼していないと伝え、それに対し、「そうでしたね」と答えている。サインしたのは車を早く引き取りたかったから。)

オイル漏れを見てほしいとは言っていないし、清算時にもオイル漏れの点検は依頼はしていないと伝えたはず。その時はそうでしたねと言っておきながら納得できない。メカニックからの途中報告の時にオイル漏れ点検の報告をしているのでその時点でなぜ伝えなかったのかという感じであった。
今思うと、確かにオイル漏れ点検の報告を聞いて、不要であるのにと思ったが、アイドル不調が治れば構わないという思いで何も言わなかったような気がする。しかし、自分の勘違いを棚に上げ、こちらに何で指摘しなかったのかと責任を転嫁すしてくるのは納得できるはずがない。

提案が無ければ連絡をもらってもしょうがないと伝えたにだが、特に返金についての提案はなし。
返金いただけないとの事なので、法的手段を進めるので承知してくださいと伝えて電話を終える。
電話後、最近ない苛立ちを感じた。

少額訴訟を進めることにしよう。少額訴訟については、その2で。

BMW E83 LCI X3クランクシャフトシール交換(102,150km)

はじめに

ベルトが切れ、巻き込んだベルトによりクランクシャフトシールが損傷し、エアの吸い込みでアイドリング不調になりました。

アイドル不調の修理のためクランクシャフトシールの交換について記録しておきます。

工具

クランクシャフトシールの抜き取り、挿入で専用工具を使用しました。汎用の抜き取り工具と塩ビパイプで挿入する方法などあるようですが、作業を終えてからの感想では専用品にした方がいいと思います。このNシリーズエンジンはシールの径が大きく、挿入の時も結構な力が必要なようです。

  • クランクシャフトシールインサーター&リムーバー:BMWの品番だと119220、119230のようです。Amazonやモノタロウでも互換品の取り扱いがあるようです。価格は3万位するようですね。N52エンジンで使用するオイルシール11117547842に適合したものである必要があります。
    今回、特別急ぐ必要もなかったので、AliExpressで発注しました。EMSで発送で、トータル80USDほどで入手できました。

  • トルクスE10ソケット:バイブレーションダンパー(クランクプーリー)取り外し用
    六角22mmソケット:クランクプーリー取り外し時のクランク供回り防止用
  • T60トルクス:ベルトテンショナーを緩めるために必要

部品

シール挿入後に接着が必要なようです。Loctiteの専用品が指定されています。日本だと検索しても出てきません。Loctiteのねじ止め剤やはめあい用接着剤があります。悩んだ挙句、Loctite 648と7471を購入しましたが、購入後にどうも金属専用で、ゴム製には使用しない方が良いような感じでしたので使用していません。

 
作業を終えてからの感想ですが、感覚的には、結構な力で挿入するので、ずれることはないのでは?との印象でした。ので、手元にあったTB1215液状ガスケットを指で塗って完了です!耐久性に難ありでしょうが、自身でメンテナンスするので定期的に確認してみたいと思います。

  • フロントクランクシール:11117547842。専用工具と同様にAliExpressで購入。Yahoo!ショッピングなどで見つけることができます。メーカーによる良し悪しはそんなに出るもんじゃないだろうとの想定の下です。
  • Engine Block Primer Loctite 171000:シール挿入後、接着のプライマーとして必要(使用せず)
  • Loctite 5970 Liquid Sealant – 50ml:シール挿入後、接着に必要(使用せず)

手順

クランクプーリーに取り掛かる前作業として、エアインテークのダクト、ラジエターシュラウドファンを取り外しておきます。トルクスネジと、プラスチックのリベットで止まっていますが取り外しは簡単です。

ベルトも外す必要があります。ベルトは、テンショナーにあるT60トルクスの穴を使用してテンションを緩め外します。T60を奥まで確実に挿入しないと舐めます。私の場合、なめてしまい取り外すのに大変苦労しました。

クランクプーリー取り外し

クランクプーリーはE10トルクスボルト6本で取り付けられています。古いタイプのL6エンジン(Mシリーズ?)では、センターボルトを取り外す必要があったようですが、Nシリーズエンジンではセンターボルトは取り外しません。きっと取り外すと、エンジンタイミングを取り直す羽目になるでしょう。絶対にやめましょう。

クランクが供回りしてしまうので、クランクシャフトを22㎜のソケットで押さえてボルトを抜きます。

それなりに強いトルクでしまっていますが確実にトルクスソケットを奥まで挿入しましょう。

ボルトが抜けてしまえば、プーリーは簡単に取り外せます。

プーリーを取り外すと、予想通り破断したベルトで破損したオイルシールが現れました。

クランクシール抜き取り

専用工具を使用して抜き取ります。工具付属のタップねじではうまくシールをつかめなかったので、付属のものよりも細いねじを使用しました。

クランクシール抜き取り

クランクシール新旧比較

取り外したクランクシールは上の写真左側、新しいのが右側です。外したものはネジで穴をあけて抜くために損傷しています。新品には挿入時のガイドが付属しています。専用工具を使用する場合使用する場面がありませんでした。

シールを抜いたら、ベルトの破片らしきものが見えるのですが、取れそうにないので断念です。取ろうと思うと恐らくオイルパンを外さなくてはならなそう。変なところに回り込まないことを祈ります。

クランクシール挿入

まずは、下の写真の工具を取り付けます。

その後、クランクシールを挿入し、上から挿入工具を取り付け、ネジを絞めこんで挿入します。特に難しいことはありませんでした。シール装着時は、シールに2か所ある切り欠きをエンジンブロックの水辺の面に合わせるようです。

専用工具でシールを挿入

新クランクオイルシール装着

無事にシール挿入ができました。ブロックの上下の接続面にシールの切り欠きが来るようにして、本当はそこに接着剤を流し込むようです。今回は液状ガスケット(TB1215)を気休め程度に塗って終了しました。

後は、ベルトを戻し、ラジエターシュラウドをつけて完了です。ベルトを戻すときにテンショナーのT60をまたなめてしまい・・・。テンショナーのボルトが折れないことを祈ります。

E83 LCI X3コード2d06 air-mass systemが出てアイドリング不調になった件

最初に結論

結論から言うと、前側のクランクシールが破れてエアを吸い込んでおり、クランクシールを交換し治りました。
クランクシールが痛んでエアを吸入ときいて、はじめはクランクケースと吸気側はつながっていないのでは?と思い不思議な感じでしたが、少なくともクランクケースブリーザーでつながっています。N52エンジンについて書かれたページがありました。参考まで。

Fault Code

手持ちのOBD2スキャナーでは次のようなエラーが出ていました。

2d06 air-mass system
2cfb throttle-valve adaption value
2d09 throttle valve

2cfbと2d09は出たりでなかったりで、2d06はエンジン始動数分後に必ずで出る感じでした。

やったこと

MAFセンサー交換

エアの吸い込みを疑い、スロットルボディーまで分解。ガスケットの破損や締め付け不足がないことを確認。ネットの情報だと、エアマスフローセンサー(MAF)を交換しても改善しないというものが多くありましたが、可能性は否定できないため、MAFセンサーを洗浄してみます。洗浄は、エアフロクリーン を使用しました。

MAFセンサーを取り外した感じでは、金属の脚の部分に軽い腐食が見られますが、黒いセンサー部には見た目異常が感じられません。

MAFセンサー

結果としては改善せずです。高価な部品ですが、OEMの新品を購入し交換してみます。

上が新品のOEM品、下が純正装着品

残念ながら症状は変わりません。むしろ症状が悪化したような感じです。交換前はアイドリング不調でもエンジンチェックランプが点灯することはありませんでしたが、交換後に点灯するようになりました。

交換時に、交換したものが信頼できるものでないと問題切り分けになりません。複数のOEM品があるようですが、もしMAFセンサーを購入するのであれば、純正で使われているVDO製がいいのではないかと思います。純正部番13627551638です。

エンジンをかけながらスモークテスト

スモークテストという言葉だけを聞いて、エンジンをかけながら煙を吸気側に近づけ吸い込みがないかを確認することだと思い込みました。

試しに、蚊取り線香を使い、エンジンをかけながら吸気側に近づけてみます。結果、吸い込みはよくわかりません。。。

当然ですが、エンジンをかけると熱が発生し、オルタネータが回るなどして気流が発生します。なので、煙は吸気側に漂うことなく流れて行ってしまいます。もしかしたらスロットルボディーなどから勢いよく吸い込んでいればわかるのかもしれませんが、エンジンをかけながら確認するのは困難でした。

修理工場へ

輸入車に強いとうたっていた、玉野自動車へ入庫しました。結果、MAFセンサーが悪いとの事。部品は純正品で7万弱とのことでした。OEM品ですが交換している事もあり、とても治るかどうかわからない部品にそんな額払えません。交換して治らなかった場合も費用負担は客側との事。理由は、MAFセンサーが正常でないのは間違いない。交換で治らない場合はどこか別の個所と関連しているからとの説明でした。この時、エアーの吸い込みは無いと言っていたのを信じたのもバカでした。

OEM品が2万円ほどで売られているのに、純正品7万円はやはり無いなと思い、当方で純正装着の中古センサーをヤフオクで購入し、持ち込みにて症状を見てもらいました。結果症状改善せずです。この時点ですでに修理依頼から3週間経過。どうにもここでは治りそうにないので引き取りました。

輸入車に強いようなことをウェブサイトで歌われているので、当然切り分けようの部品等を持っているものと思いましたが、そんなものはなく、残念な対応となりました。

DIYでクランクシール交換

ネットで“bmw 2d06 belt shredded”などのキーワードで改めて調べました。すると、まさに似たような症状とその対処がいくつもありました。(2d06は診断コード、”belt shredded”はベルト切れのこと。BMWの情報は英語の方が圧倒的に多い)

ベルトが破断した後、アイドル不調となりクランクプーリー付近からエア漏れが発生していたためクランクシールを交換したら治ったというものです。複数のサイトに同じような情報があったので、Nシリーズエンジンで、ベルトが切れた場合の典型的な症状なのかもしれません。

https://www.e90post.com/forums/showthread.php?p=22826738

https://www.bimmerfest.com/forums/archive/index.php/t-632144.html

https://www.e90post.com/forums/showthread.php?t=1529566

確認の意味も含め、スモークテストを行いました。スモークテストはエンジンをかけずに、インテーク側からスモークを入れ、気インテークに圧を加えることでスモークが漏れてくるところがないか確認するものです。エンジンをかけながら行うものと、完全に勘違いしていました。これがわかっていれば入庫せずに無駄な時間とお金をかけずに済んだのにと後悔です。

ここでは、自転車用の携帯ポンプと、ゴム手袋と蚊取り線香を使いました。こんな感じです。

クランクシールの交換については別で取り上げたいと思います。ちなみに、クランクシール交換の専用工具はこんなものを購入しました。

プラリペアを試す

VVTモーターのガスケットを取り付けているタッピングスクリューは、樹脂製のシリンダーヘッドカバーにネジ穴が掘られています。シリンダーヘッドカバーの上にあるリブのくぼみにエンジンオイルが漏れ、溜まるようになったのでVVTモーターガスケットからの漏れと疑い、スクリューを増し締めしたところ、片側のネジ山をだめにしてしまいました。

1サイズ大きなネジにするか、穴に何かを埋めてネジ山を作り直すか考えました。プラスチックのタッピングのネジ穴を、プラリペアというものを使用して再生する方法があるようで試してみます。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

送料無料 プラリペア PL-16 透明 定形外郵便発送
価格:1680円(税込、送料無料) (2018/9/21時点)

楽天で購入

使用方法自体は難しいことはなく、説明書通りに、タッピングスクリューに呉556などの潤滑剤を塗布し、その上からプラリペアをネジ山が見えなくなるくらい盛ります。すぐにタッピングスクリューをネジ山に入れしばらく放置。私は1時間くらいで、ネジを回してみたところ、こんな感じにネジ山を再生してくれました。

ネジ山をプラリペアで再生

1日乾燥させて、翌日トルクをかけてネジを締めこみましたが、何となくねじ切ってしまいそうな感触です。プラスチックの材料によっては全く接合しないようなので、シリンダーヘッドカバーはABS樹脂だと思いますが相性の良くない材料だったのかもしれません。とりあえず、緩んでこなそうな感触(2Nmくらい?)のところまで締め込み、良しとしました。ガスケットとシリンダーヘッドカバーとの接合部には、液状ガスケットを合わせて使用したので、がうまくふさいでくれていることを祈ります。