Dahon Route(2019):リアホイールベアリングのグリスアップ

走行中の異音でBB、ホイールベアリングをメンテナンスすることにしました。

まずはリアホイールから。取り外しは、15㎜のボルトをメガネレンチで左右とりはずし、Vブレーキのひっかけを取れば簡単に外せます。折り畳み自転車なのでクイックリリースになっていませんが簡単です。ただ、工具箱に15㎜のメガネレンチが入っていない場合が多いかもしれません。私もストレートやコンビネーション、角度付などいくつかのメガネレンチセットを持っていますがどれにも15㎜が含まれていません。自転車用ではないと、14㎜の次は17㎜なんですよね。

自転車では13㎜、15㎜をなぜか多く使うのでこれを機に自転車用のメガネレンチセットをそろえるのはいいかもしれません。モンキースパナで行けなくもないですが、調整が面倒なのと回すスペースがない場合を考えると持っていて損はないでしょう。

次にロックナットをハブコーンレンチを使用して緩めると簡単にシャフトと左側のベアリングが取り外せます。

右側にはカセットスプロケットがあるので、スプロケットを取らないとベアリングが取れません。工具箱にあるロードバイク用のフリーホイールツールは合わなかったので今回TL-FW30を購入しました。

取り外しはTL-FW30を嵌めて24㎜のメガネレンチまたはモンキーで回すだけです。

左側のハブが錆も交じって状態が悪いように見えます。

古いグリスを洗浄してみました。ハブ側に錆が発生しています。ベアリングも錆びているハブとの摩擦で表面のメッキが落ちてしまっているようです。本来ならベアリングは交換した方が良さそうです。

ハブ側は、耐水ペーパーの800番→1200番→1500番と磨いて、最後はピカールで仕上げてみました。まだ若干腐食が残りますがそこまでこだわっても仕方がないと諦めます。ここまで磨くのも結構大変で、指先が痛くなりました。

あとは、グリスを塗ってベアリグのボールを並べてもとに戻します。

組付け時にナットとワッシャーの位置が分からなくなってしまいました。正しくは、外側から15㎜ナット、フレームワッシャーの順番です。ワッシャーは車体外側には使いません。

Dahon Route(2019):ペダル交換

久しぶりに自転車をいじったら、やはり車のように重作業ではないのですべて一人で行えることが楽しくなってきました。そこで、以前から回りが気になっていたペダルも変えました。

これで2つ目です。純正装着のペダルは折りたためてよかったのですが、1年もするとグリス切れからか音がするようになり交換。AliExpressで安い折りたためるペダルを見つけて交換しましたが、こちらもベアリングが重くペダリングの時の足裏に違和感が。

やはり国産、ということでMKSのペダルにすることに。以前パナレーサーのクロモリバイクに付けていた脱着が簡単にできるEzyが良かったのですが、アルミのものは1万近くして予算オーバー。メルカリでたまたま目に入ったツーリングライトというものにしました。メルカリにて送料込み3100円。

最近のペダルは取りけがヘックスレンチでできるようになっていますが、ペダルはやはりペダルレンチがあると断然楽ですね。ホーザンのものを30年近く愛用しています。

Dahon Route(2019):カートリッジ式BBへ交換

引っ越して駐輪場に屋根が無くなり、ここ最近の雨の多い天候が影響してか、あちこちから異音がするようになってしまいました。購入してからまったくBBやホイールハブのグリス交換をしていなかったので分解して状態を見てみることにします。

必要な工具

  • マイナスドライバー
  • 14㎜ソケットレンチ
  • クランク脱着工具TL-FC10
  • モンキースパナ
  • BB脱着工具TL-UN74
  • ロックリング取り外し工具(HCW-5 ウォーターポンププライヤーでも代用可)
  • 右ワン36㎜外しの工具:ヘッドスパナ HCW-15あたり
  • 他、グリス、ウエス、パーツクリーナーなど

BB分解

まずは、BBとクランクを固定しているボルトにかぶせてあるキャップを取り外します。これはマイナスドライバーを隙間に差し込んでこじればとれます。

キャップを取り外すと、クランクを固定しているボルトが見えます。これは14㎜の普通のボルトなのでラチェットレンチで外しました。

クランクを抜くには専用工具が必要です。シマノであればTL-FC10 コッタレスクランク専用工具を使用します。これは、スポーツ自転車として初めに購入したスペシャライズドのMTBをメンテナンスするときに購入したものです。もう25年も前ですが問題なく使えました。

次は左側のBBを固定しているロックリングを取り外します。3か所の凹みがあるリングで、恐らく専用工具があるものと思いますが(HCW-5パークツールのロックリング回しがありました)、ウォーターポンププライヤーで外してしまいました。左側は正ネジです。

ウォーターポンププライヤーで左側ロックリングを外します

ロックリングが取れると左ワンが取り外せますが、こちらは工具は使わず手で回ります。回し始めは若干きついので、マイナスドライバーなどで回せばその後は手で回りました。

次は右側。こちらは36㎜のスパナが必要でした。写真のスパナは自転車専用工具で、ずいぶん前にフレームから自転車を組もうと思ったときに一式そろえたときに購入したもの。存在すら忘れていましたが、工具箱をごそごそ探すと底から出てきました。この右側ワンは鬼締めされているということが多いようですが、私の場合はすんなり外れました。

右ワンと取り外すと、カップアンドコーン式のBBが取り出せます。グリス切れが起きているわけでも無く、洗浄してグリスアップすれば十分使えるレベルに見えました。

ただ、定期メンテが必要で、決して回りも悪そうなのでカートリッジ式へ交換することにしました。

BBを取り外したフレーム。ネジ山は問題ないようです。

カートリッジ式BB購入

shimano(シマノ) ボトムブラケット BB-UN55 BBセット 68-113mmが適合するという情報がありましたので、標準BBの計測もせずに検索しました。すると、現在はBB-UN300 68-113に置き換わっているようです。

こちらをAmazonで購入し取り付けます。

取り付け

購入したBBと標準BBを比べてみます。見た目とくに問題なく装着できそうです。

まずは右側のネジを取り付けてみます。取り付けにはこれまた専用工具が必要です。シマノであればTL-UN74です。これも25年前のものです・・。

ねじ込み時にはサイズが大きいので斜めにならないよう慎重さが必要です。最悪フレーム側のネジが死んでしまうので。グリスを塗ってからねじ込みましょう。

続いて、BBを装着し、左側を取り付けます。こちらは写真で青くなっている部分、恐らく緩み防止の塗料だと思いますが、この部分で若干固くなりますがモンキーで締めこんでいきました。TL-UN74の締め込みは30㎜(31㎜かも)以上ひらくモンキーが必要なようです。

交換したカートリッジ式のBBです。

回りも断然スムースです!

ダホンルート(Dahon route)2019のVブレーキガイドパイプ(通称バナナ)を交換

2019年9月に購入したDahon route、近所の買い物、Anyca貸し出し時に車載して受け渡し、返却と乗らない日はないくらいに活躍してくれています。折り畳みも1日1回くらいやっている計算になるかもしれません。

折りたたんだ場合、E83 LCI X3ではリアシートを倒さずに搭載可能です。CX-8では、3列目を両側倒すのが無難ですが、簡単に倒すことができるので車載に面倒がないのが気に入っていました。車載で横にして搭載していたことが悪かったのか、Vブレーキガイドパイプが何かの拍子に折れてしまいました。

フロントのVブレーキガイドがご覧の通りぽっきりと折れました
折り畳み時に変な力がかかったから、どこかにぶつけたか

これではフロントブレーキが掛けられませんので、Vブレーキガイドを交換します。

Amazonで探してみると、こんな自在に曲がるものを発見。

通販だと大きさや曲がり具合がわからないのでどうしようかと悩んでいたのですが、このフレキシブルタイプではほぼどんなサイズにも合うようなので、その心配がいりません。

そして、値段も驚きの安さです。

交換後のVブレーキガイド。曲がりを気にしなくてよいのが素敵です。

交換したところ、全く違和感なくフィットします。初めからフレキシブルタイプが装着されていてもいいのでは?と思いました。

2つ入っているので、リアが折れても交換できますね。あ、買ったことを忘れて、折れたらまた買ってしまいそう。折れる前に変えたほうがいいかも。

DAHON Routeを4か月間乗ってみた感想

DAHON Routeを購入して4か月ほど経過しました。簡単に良いと感じた点と悪いと感じた点をまとめてみたいと思います。

良い点

はじめは面倒だと思っていた折り畳みも、何回もやっていると慣れたもので特に苦ではなくなりました。

グリップシフトの7速変速機もそれなりに変速してくれて、ギヤ数も買い物をメインとした街乗り+10㎞圏内のちょっとした遠出程度なら不満を感じません。

ハンドルの上げ下げができるので、サドルを上げて、ハンドルを下げるとそれなりに前傾姿勢が取れ、ちょっと遠出の時は便利です。逆に、買い物してバックパックに荷物満載のようなときにはハンドルを上げてママチャリライクに乗ることも可能です。

悪い点

ハンドルとサドルである程度のポジション調整はできるものの、もう少しトップチューブ長があったらと思うのが正直なところです。

ブレーキ時の振動はどうにもなりません。過去に所有していたDAHON Smooth Houndでも同様の振動が出たのでDAHONを所有するのであれば我慢するしかない、もしくは高精度なホイールに交換するしかないのでしょう。片手運転の時など結構怖いのでどうにかしたいのですが、今のところ特に対処の予定はありません。

パーツの仕上げ具合が所有欲を満足させてくれるほどのものではありません。一番貧弱だなと感じるのはブレーキレバーです。タッチもぐにゃりと剛性感が無い事もさることながら、見た目がどうにもカッコ悪く気になります。

総評

購入の目的であった、E83 X3のリアシートを倒さなくても搭載できるという点は満たしています。折りたためるミニベロは、折り畳めることが最大の特徴なので、多くを望むのは酷ですね。と理解はしつつも、全体的な精度や仕上げがいまいちなのが気になります。同じ価格帯でクロスバイクだとGIANT R3が買えます。以前R3も所有していましたが、折り畳みを除くとR3の自転車としての性能の高さは今考えると相当にコストパフォーマンスの高いものであったといえます。50kmくらいのツーリングは軽くこなせますし、耐久性にも申し分ありませんでした。ミニベロとクロスバイクを比較するのはおかしいような気もしますが、そんなことを思った次第です。

DAHON Route(2019)

ビックカメラの通販で購入です。ペダルやサドル、ホイール等は組んでいない状態で届くものと思っていましたが、配送やさんがマンションの廊下を自転車を押しながら届けられました。ビニールを剥がせばすぐに乗れる状態です。ビックカメラのサイトを見てみると、確かに整備済みでお届けとなっています。

完成状態で配送されたDAHON Route

手間が省けて便利だなと思っておりましたが、試乗も兼ねて近所を一回りしたところ、ギアチェンジがうまくいきません。ま、こういうこともあるかとシフトワイヤーのアジャスターで調整を図ります。しかし、何度やってもうまくシフトしてくれません。こんなもんなの?と思いしばらくだましだまし乗ることに。

何の気なしに、ペダルをこぐ方向とは逆に回してみたところ、チェーンが外れました・・・。やはり何かおかしい。

後日、サドルの前方が上向きにガクッと曲がってしまいます。

サドル取り付けボルトの締め付けが不十分で、サドルの角度が変わってしまいました。

あら、やはり組付けが全体的におかしいな、とよく見てみると、なんとディレーラーの取り付けボルトの締め込みが甘く、フレームとディレーラーハンガーがワッシャー1枚分くらいギャップがあります。

赤丸のボルトの締め付けが不十分で、ディレーラーがぐらついていました。

変速不調の原因はこれだったようで、ボルトを締め付け、アジャスターで調整したところ、今までの不調はウソのようにバシッと決まるようになりました。ただ、グリップシフトなので変速時の感触は好みではありませんがその辺りは我慢です。

ブレーキの握りの遊びが左右で非対称

他にも、プロショップではまず無いような、ブレーキの遊びが左右で違ったり、空気圧も甘かったりで、通販の「整備済み」は信用してはいけないということを学んだのでした。

シフトが決まると自転車の印象も3倍くらい良くなり、乗って楽しいミニベロに大変身でした。

HANDING OVERの対応

ヤフオクにHANDING OVERから出品されていたDahon Vitesse P18を落札。数度、距離にして50㎞ほど走行したところでフロントタイヤがパンクした。チューブを取り外してみると20インチ451用のチューブがねじれて挿入されており、ねじれた部分が避けて穴が開いていた。

その日はY’sにて406チューブを購入し、交換して帰宅。

腹が立ったため、メールでHANDING OVERへクレームを入れた。返信が来て、406チューブを送付するとのこと。451チューブが使われていたことについては、全オーナーが使用していたらしいとの回答で、納品にあたってはチューブまでは確認していない様子。

後日、新品のチューブが2本送られてきた。

避けたチューブと406チューブ×2

中古を整備済みとして出品している以上、確認されているべきだとは思ったが、対応には満足。

ブレーキ時の振動(Dahon)

DAHONホイール

今週は2度ほどDAHON Smooth Houndで通勤してみた。ハンドルをブルホーンへ交換しているだけだが、このDAHONはとても良く走る。残念なのはホイールの精度が低いらしく、ブレーキをかけると振動が出てとてもぎくしゃくしてしまうこと。

ネットで調べるとDAHONではよくある症状の様子。ブレーキ面へ平滑化するような方もいるようですが、素人でもうまくできるものなのでしょうか?

Dahon Vitesse P18

Vitesse P18

 

新しいバイクが仲間入りです。
Dahon Vitesse P18 2011モデルです。Vitesseはフランス語で、”ビテス”と読んで、英語で言うスピードという意味らしいです。

ヤフオクで、なんとなく入札したら、落札しちゃいました。ストア出品であったため、消費税(5%)がかかり、62,475円でした。タイヤをみるとそれなりに走っていそうです。でも、保管は室内だったのでしょう、さびや色あせはありません。ちゃんと折りたためる自転車はこれが初。試しに折りたたんでみると、なかなか考えられていて、これは使えるなという感じです。

折りたたみ時
折りたたみ時

以前は、フレームが横に折れることに剛性に対する不信感があったのですが、フォールディング・バイクはそんなにガンガン走るものではないので気にすることは無い、という割り切りができました。折りたたんだ時のコンパクトさは、その不安に対してもかなりなメリットがありますね。

特にパーツをいじる予定はありません。きれいに純正の状態で乗ってい行きたいと思います。

Kansi 9TwentyとDahon Mu P9

Wiggleで売られているKansiというミニベロのフォールディングバイクが気になります。
Dahon Muのようなフレーム(というか、似すぎている・・・)ですが、英国製のようです。
9twentyという外装9速モデルが£749で、Wiggleだと最近の円安で定価11万円、自分の場合は15%引きで9万3千円くらいになっています。Dahon Mu P9が定価で9万円、Dahonはどこのお店も右へ習えで1割引きになるので8万円ちょっとで購入できることを考えると、やや高いですがデザイン的に惹かれます。どこか日本のお店でインポートされるところはないでしょうかね。