ARCAN 3.0t STEEL/ALUMINUM HYBRID JACK(アルカン ハイブリッドジャッキ)を試す

4輪をジャッキアップしたくて、ちゃんとしたジャッキを購入しました。鉄製のものは重量が40kg以上あるらしく、これではマンション住まいで駐車場との間で持ち運びするのは相当に覚悟が必要。

アルミ製は耐久性が心配でしたが、評判のよさそうなアルコンの3.0tジャッキをコストコで購入しました。2年くらいコストコ会員を更新していなかったので、これを機にコストコに加入し、コストコカードまで作ってしまいました。コストコにもポイントが導入されているとは、日本人は本当にポイントが好きなんだなと。

9月末に購入したものの、なかなか作業を行うための腰があがらず、やっと本日作業実施。その作業は、回転方向を間違えて装着したタイヤの装着位置を修正するというもの。テンパータイヤを使えば、パンタグラフジャッキでもできますが、せっかく購入したのでフロアジャッキでやってみます。

このナンカンNS-20というタイヤの回転方向を示す表記、小さくて見逃していました。スタッドレスタイヤから履き替えた3月からこのまま使用していた模様。走行約1万㎞、気づきませんでした・・・。

作業前に、基本的な動作を確認。リリーフバルブがどこにあるかわからなかったのですが、ハンドルの片側が□になっており、これをソケットの要領で本体側に装着すると、リリーフバルブの開け閉めも兼ねられるのでした。説明書見てもリリーフバルブについて書いていなかったような気がするんですよね。ちょっと戸惑いました。

箱から取り出した状態では、針金でハンドル挿入部が立ち上がらないように抑えられています。
試運転。操作間、動作ともに問題なさそう。
リリーフバルブはハンドルと一体になっていて、受け側に凸部、ハンドル側に凹部があります。

さて、早速ジャッキアップしています。ジャッキアップポイントは事前に調べて、リアはデフにあるサブフレームとのここ。ここにジャッキを当ててハンドルを動かすと、良い感じにジャッキアップ完了。高さも十分です。

E83 X3なら軽々と持ち上がります。ハンドル挿入が逆でした・・・。

ウマを置き、リリーフバルブを開けてジャッキを下げようと思ったところで、あら、ハンドルを逆につけていることを認識。ハンドルまかれているゴムがハンドル動作時に手が痛くなるのを防ぐためのものと思っていました。でも、この方向だと、リリーフバルブを開け閉めするときは、わざわざハンドル位置を交換しなくてはなりません。

ジャッキアップさせたままハンドルを抜いてしまうと、ご覧の通りハンドル受け部が上を向いて、もう二度とハンドルを挿入できなくなってしまいます。

ハンドルを抜いて、逆につけようと思ったら、あららららーーーーーーっ!ハンドルを挿入する部分がビンビンに晴天を向いてしまいました!これ、戻すのは車体を別のところでジャッキアップして上げないと無理では?ひょっとして詰んだか、と思いました。

結局、車載のパンタグラフジャッキでフロントを上げて、何とか事なきを得て、ジャッキを上げたまま取り出すことができたのでありました。

車載パンタグラフジャッキでフロントを持ち上げます。
右前を持ち上げて、右後ろのウマを高く上げ、今度は左前を持ち上げるとジャッキを抜くことができました。よかったよかった。

これと同じこと、やったことある人それなりにいると思うんだよな。ハンドルが逆でも挿入できてしまう作りが問題!

BMW E83 X3 E-BOX fan(2F71)?

OBD2診断機で、半年ほど前から「2F71 Electronics-box fan, activation」なるエラーが出るようになった。

先日のヘッドカバーガスケット不良でのオイル漏れなんかと関係あるのかと思いとりあえず様子見をしていたが、ガスケットを交換しても解消しない。

調べてみると、ECUを冷却するためにファンがついていて、それが不良の場合があるらしい。

これから夏場を迎えるに当たり、熱対策は不安なので取り外して動作確認してみることにした。

ファン電源のコネクタはエンジンルーム内にあるヒューズボックスで接続されているので、ECUなんかと一体になっているヒューズボックスを外す。


カバーを外したところ


ヒューズボックスを取るとECUが顔を出す。


ECUが引っかかっているフックを外し、ハーネスをかき分けると室内へ延びている2極のコネクタが見える。返しをつまんで外す。


ファン側のコードが接続されているコネクタをボックスから取り外す必要があるのだが、この構造が分からずに手が傷だらけになった。バルクヘッド側にある小さなぽっちを横にずらすと返しが外れるようになっている。

次に助手席側からファンを取り外す。
グローブボックスを取り外し、足元上にある化粧パネルを取り外すと奥にファンが見える。


左ハンドルでは無いと思われるヒューズ類が収まっており、簡単に取り外せない。

ヒューズ類をできる限り邪魔にならない場所にずらし、ハーネスを下に押し下げ、フロアマットをめくって結構力ずくでファンを取り外した。


ファンは白いプラスティックのカバーで3本のネジで止まっている


取り外したファン。

ファン単体で、配線を延長してバッテリーへ直結してみる。あら、元気よく静かに回るではないか。。

ファン自体の不良ではなさそう。”activation”なので、ファンをコントロールしている側の問題か?それとも故障センサーの誤検知?

走行していて不具合が無いので、しばらく様子見としよう。

新品のファンは2.5万くらいするようなので、先走って買わなくて良かったわ。

PowerTap Proの電池交換

2012年に購入したPowerTap Pro。MAVIC OpenPROと合わせて手組してメインで使用していた。恐らく走行距離は3000km位。今年の冬くらいから、たまにパワーが取れなくなり、先日の長距離ライドで完全に電池切れとなったようで、全くパワーが表示されなくなってしまった。
やっと、PowerTap購入時に一緒に購入していた電池交換専用工具の出番である。
PowerTap Pro
専用工具を使えば簡単に電池を取り出せる。
PowerTap Pro

電池はSR44という規格のもの。ホームセンター等で購入すると600円ほどする。Amazonで10個で600円、送料無料というのを発見し購入した。

この商品、パッケージはSR44なのだが、ボタン電池の刻印はSR44W。まさか時計などの小電力用なのでは?と思ったらが、どうやらSR44とSR44Wは同一の性能の互換商品らしい。
電池を交換し、Garmin500で見るとちゃんとパワーが表示された。

Panaracer TOURER Plus前後ローテーション

Panaracer TOURER Plusの前後ローテーションを行った。御覧の通り、後輪は少し中央部分がすれて平らになってきた。

前輪こちら、前輪

IMG_20140824_150637こちら、後輪

いつから履いているのか忘れてしまったのだ恐らく1年くらいで、5,000kmくらいか。このTOURER Plus、かなり気に入っている。一度もパンクないし、幅を28cにしていることもあってか、乗り心地がよい。食いつきも良いようで安心感。今度もこれにしたいな。

GIANT Advanced3ケーブル交換/Jagwire Racer Brake and Gear RED

購入して2年半ほどしたこともあり、イメージを変えて見ようと思いケーブルとバーテープを交換した。

■使用した工具

  • ケーブルカッター
  • 鉄やすり
  • 掃除機
  • 木綿糸
  • 千枚通し
    切断したアウターケーブルの断面の穴を広げる用
  • グリス
  • パーツクリーナー
  • アーレンキー

何で掃除機が必要になったかという事は前回の記事を参照のこと。

■部品
Jagwire Racer Brake and Gear RED/シフト、ブレーキケーブルのアウターとのセット品
Wiggleで3,042円

■交換
このJagwireの変わったところ。
ブレーキのアウターケーブルが、らせん状に巻かれたものではなく、シフトのアウターに用いられるものと同様に芯に沿ってワイヤーが束ねられている。曲りが悪いからなのか、ブレーキレバーから数十センチはらせん状と組み合わされている。

アウターががとても固い印象。リアブレーキのキャリパーとフレームのつなぎが固くて、キャリパーが曲がったままになってしまう。

ワイヤーはテフロン加工なのか、表面が黒い。若干通常のワイヤーよりも細い印象。フロントシフトケーブルをアウターに通す過程で、ワイヤーの先が裂けてしまい、ダメにしてしまった。ただやり方が下手だったのか、ほつれ安かったのかは不明。

CIMG2768

アウターキャップやフレームと干渉しないようにするブッシュが含まれていたりとセット内容はいいのだが、上の様なこともあり、次回選択するかは値段次第か。

フレーム内蔵ケーブルの交換

2012年1月購入したGIANT TCR Advanced3。特に動作に問題があったわけではないですが、イメージチェンジのためケーブル類とバーテープを変えてみようと思いました。

初のフレーム内蔵ケーブル交換。購入時にY’sで聞いた限りでは、フレーム内にケーブルのガイドが入っているから交換は簡単とのことでしたが、実際にケーブルを抜いてみると、ガイドは途中までしかなく、フレーム内を通すには役立ちません。

さて困った。1時間くらい、ダメもとで適当に突っついていましたが全く通る感じがありません。そんな時はGoogle先生。やはり同じように困った人のためにちゃんと情報を公開している人がいます。

その方法とは、細い糸を穴へ通し、出口の穴から掃除機で吸って糸を通すというもの。

掃除機を使って糸を通せばあとは楽勝

御覧の通り、一発で通りました。この糸を頼りにケーブルを通し、無事に交換完了。ケーブル交換して早めに赤城ヒルクライムへ行こうとたくらんでいたのですが、思いのほか時間を取られたので、高崎まで輪行。久々の輪行、いやー、電車は楽だわ。

HAMMER RACEメンテその4

シマノバイカーズ前、最後のメンテナンス。ホイールハブをグリスアップした。

以前購入していた薄口のモンキースパナを使ってハブを分解。フロントはばらすとこんな感じ。中にベアリングが見える。ちなみに、このハブは2000年くらいのXT。

フロントハブ

部品はベアリングに加え、シールやナット。どれもそれほど汚れていない。カップアンドコーンの典型的な形なのかな。

ハブの部品

リアハブ

リアハブはフリーがあるので構造がちょっと複雑になる。フリーをとりはずのに、10mmというあまり普段使用しないアーレンキーを使用する。薄口のスパナがセットで必要となったため、いらないスパナをグラインダーで削って薄くして使用した。

ベアリングを灯油で洗い、パーツクリーナで脱脂し、デュラグリスをタップり塗って、ナットでベアリングの当たり調整をして完了。と、いかにも知っている風に書くが、どれも試行錯誤でした^^;

フリー側はナットやスペーサーが多くあるので、組み付け順を忘れないようにカメラで撮影しておくことをお勧めします。分からなくなったので、手持ちの他のフリーをばらしました。。。

小物部品をなくさないように
小物部品をなくさないように

 

HAMMER RACEメンテその3

2000年に購入して以来、初のケーブル交換。ブレーキ、シフトともインナー、アウターとも交換します。色付きにして、イメージを変えようと思ったけど、ブルーのフレームだと赤、黄色などは何となく似合わなそう。悩んだ挙句、普通の黒になりました。キャップやゴムブッシュなどの小物をそろえるのも面倒だし、気づけば割高だったなんてことになりそうだったので、すべてセットのLifeLine Essential Brake and Gear Cable Setというのにしました。Wiggleで1500円ちょっと。大変なコストパフォーマンスです。

LifeLine Gear

 

LifeLine Gear

ワイヤーはシマノとカンパニョーロどちらにも対応するように、両端にそれぞれの太鼓が付いてます。アウターの両端に使用するキャップ、ワイヤーとフレームの干渉を防ぐゴムブッシュ付。

LifeLine Break

LifeLine Breake

こちらはブレーキケーブルセット。ワイヤーはMTBとロード用の太鼓が両端についていて、どちらにも使えるようになっている。アウターケーブルのキャップのちゃんとついている。

交換は、交換する前のアウターのケーブル長さを図っておくと便利。あとは、すべてケーブルを取ってしまうとどこを通すかわからなくなってしまうことも。写真を撮っておくことをおすすめします。

シフトのアウターは、両端処理は比較的簡単。鉄やすりで軽く当たれば平らに。問題はブレーキのアウターケーブル。ニッパーは当然専用のものを使うのだけど、らせん状になっているので、やすりがけをしてもうまく平らにならないく、かなり削る必要がありました。

ニッパーが悪かったのかなぁ。シマノのニッパーのほうがいいのかも。アウターケーブル

先端のキャップを圧着することも出来るようだし。

ESCAPE R3タイヤ交換

Panaracer paselaがトレッドはまだあるのに、サイドウォールが傷んで終わってしまったようなのでタイヤ交換。
ESCAPE R3はチョイ乗りメインなので特にこだわらず、リカンベントを落札したときにおまけで付けてくれて余っていたSCHWALBE MARATHONというものに前後はき替え。
SCHWALBE MARATHON

 

後輪はPanaracer TOURER Plusを履いていたがチョイ乗りにはもったいないので前後輪ともSCHWALBEへ履き換えてTOURERは通勤のBH用にとっておこうと思います。このTOURERは1年ちょっと履いていると思いますが、まだまだしっかりしています。

TOURER Plus
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Hammer Raceメンテ

BBは問題なさそうなので、BB以外をすべてばらしてみた。

Hammer Raceフレーム

フロントフォームはばらした経験がなかったが、コラムを上から軽くハンマーでたたくとすっぽり抜けた。

すでにフレームのステッカーははがし済み
すでにフレームのステッカーははがし済み

パーツはかなり汚れいていたので、転がっていた4Lの焼酎ペットボトルを加工して、しばらく灯油につけてジャブジャブしてみた。

灯油につけてパーツを洗浄
灯油につけてパーツを洗浄

灯油だけでは奥まで汚れが落ちないのと、油分のようなものが残るので、パーツクリーナーを勢いよく吹いて汚れを吹き飛ばして仕上げ。

洗浄後
洗浄後

凝り始めるときりがないので、適度に妥協。

Hammer Raceフレーム洗浄後

ヘッドベアリングはベアリングの交換はしていないけど、グリスを入れ替えたらかなり動きが良くなった。うん、いい感じだ。