DBA-453042:車検取得:7年目

7年目の車検

平成28年(2016年)登録なので7年目の車検です。今回もユーザー車検で平塚の陸運局へ持ち込んで取得します。

ライト回り、ウォッシャー液、ホイールナット、下回りのオイル漏れなど簡単な確認だけして臨みました。ちょっと前にエンジンオイルとエレメント、サーペンタインベルトの交換はしています。今回が今までのユーザー車検で一番準備していないかもしれません。

さて、平塚の陸運局は2番レーンが工事中とのことでとても混んでいます。2日前の予約では午後の4ラウンドしか開いていませんでした。

14:15からの受付後に即レーンへ並びます。15時20分くらいから検査開始だったので1時間ほど並んだことになります。検査はライトが下向き、上向きと「×」。ライトのレベライザーが2になっていたので0でもう一度ということでまた下向き、上向きとやって、片側のライトを計4回(実際は2度目で×となるので8回!)やりましたがダメで再検査となりました。

近くのテスター屋さんで光軸だけ調整してもらうことに。料金は一般は3,300円とやや高めですがその場で即調整してくれるのですから助かります。結局交換していたLEDバルブではだめとのことで、念のため持参していた購入当初付いていたハロゲンバルブへ交換して調整OKとなりました。

再審査のためにレーンに並んだのが15時50分くらい。再審査でライトだけ行って終わったのが16時30分くらい。車検証とステッカーはすぐにもらえ、陸運局を出たのが16時35分くらいでした。検査は16時までですが、再審査でレーンに並んでいれば時間を過ぎても見てもらえるようです。

この日予定していた子供のスイミングへの送迎に間に合わず・・。

料金

自賠責保険24か月分
重量税       24,600円
検査費用       2,200円
テスター費用     3,300円

手順

今は3台持ちなので、2年に3回は陸運局へ行くことになりますが、毎回戸惑うので平塚の場合の審査の手順を備忘録とて記録します。

  1. D棟で自賠責加入
  2. D棟3番窓口で検査用紙ほかユーザー車検に必要な書類をもらう(無料)
  3. D棟4番窓口で重量税、検査費用の印紙を購入。その場で書類に貼る
  4. C棟見本を見ながら継続検査申請書、自動車検査票、自動車重量税納付書へえんぴとボールペンで記入
  5. C棟1番窓口で受け付け
  6. 受付後にレーンへ並ぶ(ユーザー車検は一番手前の4番レーンがお奨め)
  7. 合格したら書類をC棟3番(?)窓口へ提出し、車検証とステッカーの交付を受ける

平塚の場合、コースの見学は自由に行えます。初めてでなくても時間があれば一度見学すると安心できますね。ちなみに平塚の場合、スピードメーター検査はパッシングではなくスイッチです。また、排ガス検査の時は所定の位置に立たないと検査が開始されない様でした。スタッフの方はとても親切でしたねー、お勧めです。

DBA-453042:サーペンタインベルト交換:45000㎞くらい

2023年5月に、1年くらい前に買い置きしていたサーペンタインベルト(通称ファンベルト)を交換しました。

ベルトは1年以上前にAliexpressで購入していました。汎用的なベルトで、型番は7PK1377ですが、国内のネット通販では嫌いなパルカでしか見つからなかったんですよね。トゥインゴとも共通なのでそれなりな需要があるとは思うのですけど。

交換は簡単でした。ジャッキアップして、運転席側後輪を外し、ベルトを覆っているカバーを取り外します。テンショナーにあるボルトにソケットレンチをかけてベルトを緩め、外します。取り付けはその反対。特にベアリングからの異音もガタもなさそうでしたので、テンショナーの交換はしませんでした。

ちょっと気を付けた方が良い点は、テンショナーを緩める最、それなりなトルクが必要なので長めのハンドルのラチェットレンチまたはメガネレンチが必要です。ソケットは何番だか忘れてしまいました。。この作業の写真もスマホとともにデータ消失です。残念。

DBA-453042:エンジンオイルとエレメント交換:45000㎞くらい

スマホで写真も撮ったのですが、スマホを壊してしまいバックアップの取っていなかったのであえなく消失しました。この投稿も2023年6月ですが、作業は5月にやったように思います。このところ仕事が変わったのと、Amazonセラーをやっていてなかなか手が回りません。。

購入後2年、購入直後にオートバックスでエレメントを含むエンジンオイル交換をしましたが、自分では初めての挑戦です。前回エレメント交換しようとしたところエレメントが間違っていたため、オイル交換だけして終えています

用意するのは、これくらい

  • エンジンオイル
  • エンジンオイルエレメント
  • 廃油受け
  • ドレインプラグのガスケット
  • エレメントのレンチ(KTC B76)
  • ドレインプラグを回す8㎜の四角いソケット

エンジンオイルは使いかけの残りがあったのでそれを入れることにします。モノタロウの5w-30と10w-30です。エレメントは買い置きしておいたマンフィルターのW79、ガスケットはスバル車用がフィットします。この辺りは前回の作業で経験しているので特に新たに購入するものはありませんでした。

オイルの残りは合計で3.2Lほどしかなく、オイルゲージで測ると若干Lレベルの下に油面があります。しばらくは大丈夫だろうとそのまま乗り、今度のモノタロウ全品15%オフの時にオイルを買って継ぎ足そうと思います。

DBA-453042:エンジンコントロールユニットのソフトウェアに関する対策(C0118)

メルセデス・ベンツ日本から郵便が届きました。封筒には「対策作業のご案内」と記載があります。

中を確認すると「エンジンコントロールユニットのソフトウェアに関する対策」とありました。E83 X3の時は一度リコールが届いたことを思い出します。輸入車ディーラなんてこんなことが無いと出入りすることが無いのでちょっと楽しみでもあります。

オンラインで入庫予約ができるようになっていたので、最寄りの小田原の店舗に予約を入れました。

入庫当日、時間通りに訪れると、さっと中から対応の方が出てきました。駐車する場所を案内されとても良い感じ。小一時間で終わるとのことでショールームで待ちます。飲みものを制服を着てばっちりメイク、髪を整えた女性が運んでくれました。一緒に自動車関連の雑誌も持ってきてくださるなど、なかなかなおもてなし感です。こちらは対策作業(リコールではない?)なのでお金にならない客なんですけど。

待っている間、展示してあるCクラスセダンを見たり、となりのテーブルで商談しているファミリーの会話を聞いたりして楽しませていただきました。ファミリーで商談に来ているので受注は固い感じでした。

他、お得意様と思われる高齢の方が車検で入庫した後は「ご自宅まで送ります」という会話が聞こえてきたり、やはりメルセデスベンツを新車で乗り継ぐような人は、車の良さだけではなくディーラのサービスも含めて満足しているのだろうなと思ったのでした。。それに比べマツダディーラーは。。比べちゃいけませんけど。

対策作業が終わり、工場長と思しき方から終了を告げられます。特に作業内容についての説明はなかったので、どのような対策だったのかを聞いてみますと、「走行していて気付くような内容の作業ではなく、定期的なソフトウエアの更新のようなものです」と告げられます。今一つ納得はしなかったのですが、何かしらの環境対策なのかもしれません。もしかしたら変速のギクシャク感が改善されるのでは?との希望は残念ながらかないませんでした。

対策作業でも洗車してくれて満足してディーラーを出るのでした。

DBA-453042:リアワイパー交換

この車、ワイパーをOnにしているとリバースに入れるとリアワイパーが動くんです。便利なんですけど、リアのワイパーブレードがビビりまくるため、リバースに入れた瞬間に「ビリビリビリーッ!」とかなりな音がして、後ろに座っている子供をいつもびっくりさせていました。機能的にはリアワイパーは無くても苦にならないので交換しなくても良かったのですが、後退のたびに子供たちを驚かせるのもかわいそうなので交換することにしました。

適合はBOSCH H230 3397004560しかないようでした。もしくはディーラーで交換となるのでしょう。

取り外しは工具なしでいたって簡単。ワイパーアームを起こして、ブレードを回転させて引っ張るだけです。返しがあるので少し引っかかる感じですが、そこは少しの度胸を見せてパキッと外します。
左が装着していたもの、右が交換した新品。恐らく新車装着時から6年無交換だったんじゃないかと思います。

装着完了。ビビリ音も無くなってくれました。

DBA-453042スマートフォーフォー 錆止め塗装

この車、前ナンバーは金沢ナンバーでした。スタッドレスタイヤ、ホイールセットも搭載されていたので積雪地帯で使われていたようです。それもあってから、下回り、フロントのフード(エンジン後なのでただのフード?)内などがところどころ錆びています。恐らく、融雪剤の影響なのではないかと思います。

ねじの頭やワイパーモーターのブラケット周りが錆びています

錆止め塗装(錆転換塗料)

錆転換塗料を試してみることにします。使用したのはモノタロウの錆転換塗料。一緒に刷毛も購入したのですが、細いほうの刷毛がどこか行方不明になってしまい、34mmの刷毛で塗りました。はみ出しまくり(笑)。

ストラット上部のネジも塗りたかったのですが、刷毛が太すぎて断念。
リアサスペンションのド・ディオンのアームにぽっかり空いた穴の周りが錆びており、そこも塗装です。蓋してくれたらいいのにな。

DBA-453042スマートフォーフォー プラグ交換

先日、こんなコメントいただきました

私は NGK プレミアムRXプラグ に交換したら

 ・ATがスムーズに

 ・アイドリング時の振動が少なく

なりました。

プラグなら3本で6千円くらいなものだろうと早速調べてみます。3気筒はお財布にやさしい。

まず、NA(ノンターボ)エンジンの標準プラグを調べます。

プラグの適合

海外のSmartを扱っているevilutionによると、次のようになっています。

Spark Plug Numbers
Smart Part Numbers:
Non turbo – A 281 159 01 00
Turbo – A 281 59 00 03

Aftermarket Numbers:
Non turbo – Champion REA8MX
Non turbo – Champion OE130/T10
Non turbo – Denso XE20HRU9
Non turbo – NGK LZKAR7B

Turbo – Champion OE261 (Iridium)
Turbo – Champion REA10WYPB (Iridium)
Turbo – NGK ILKAR7J7G (91121)
Turbo – DACIA: 224019133R
Turbo – RENAULT: 224019133R

A 2811590100で検索すると、海外サイトでChampion REA8MXが多く出てきますので恐らく純正装着はこちらの部品なのでしょう。Championのサイトで確認するとベーシックな製品のようですね。距離は2.5マイル(40,233.6km)目安で交換。電極はDouble Copper Spark Plugというcopper(銅)を用いたもののようです。距離的にはドンピシャのタイミングでした(笑)。

プレミアムRXにも色々ありますが、標準品NGK LZKAR7Bに該当するプレミアムRXがありません。サイズが同じプレミアムRXだと、M12×1.25、長さ26.5㎜で熱価で3種類ありました。

熱価8:LKAR8ARX-PS、熱価7:LKAR7ARX-11P、熱価6:LKAR6ARX-11P

ちょっと調べた限りではLZKAR7Bの熱価が不明でしたが、品番からして熱価7のような気がします。すると、近いのはLKAR7ARX-11Pとなりそうです。ちなみにLZKAR7Bは電極にニッケル合金を用いて、NGKによる推奨交換時期はなんと2万kmでした!今時、2万㎞でプラグ変える人いないだろうし、整備出して2万㎞で交換が必要といわれたら、車が故障しているんじゃないかと疑うのは私だけでしょうか。

プレミアムRXは電極に白金と新素材ルテニウムを配合しているのが特徴のようで、一般プラグに比べるとずいぶんなグレードアップ、一種のチューニング効果が期待できそうです。

一応、デンソーでも調べました。デンソーで標準プラグに該当するのはXE20HRU9。デンソーのサイトでこの型番を調べても出てきません。国外向けだからでしょうか。Championの型番であるREA8MXでデンソーのサイトで調べると互換品はIRIDIUM TOUGH PLUSのVCH20と出ました。スペック表もありました。火花位置やギャップの長さが純正の値と異なりますが、この辺りはプラグが変わると変わるものなのかもしれません。

https://www.denso.com/cgi-bin/plug/cross_ref/list.cgi?m=7&p=0

NGK LKAR7ARX-11PかデンソーVCH20か

Amazonではこの時点でLKAR7ARX-11Pが1本1,536円、VCH20が1,400円です。

値段はデンソーがわずかに安いというレベル。ただ、VCH20はスマート、トゥインゴに装着しているという人のブログが見当たりませんでした。だれもやっていない方が面白そうなので、VCH20に決定(笑)。

工具

使う工具は、8㎜と14㎜のソケットレンチです。14㎜はプラグの取り外しに使用するので、プラグの頭が収まる深さが必要です。加えて、かなりヘッドカバーから奥にあるので、15㎝くらいのエクステンションバーが必要でした。

今回、新たに調達した頭を振ることができるラチェットレンチのハンドルがなかなか使いやすく、お勧めです。

プラグ確認

車体に装着されているプラグを取り外して確認してみることにします。

取り外しはいたって簡単です。リアハッチを開け、カーペットをはがし、6本のネジで止まっているフロアの蓋を取り、イグニッションコイルを止めている8㎜のボルトを外し、コネクタを抜いてイグニッションコイルを取り外します。この時、イグニッションコイルを取り外すのに邪魔になるブローバイの配管の抜きます。整備性を考えてか、黄色い部分を押して引くと簡単に引き抜くことができました。
後は14mmのディープソケットまたはプラグレンチで外すだけ。かなり深い位置にあるのでエクステンションバーと外したプラグを取り出すためのマグネットが必要です。

スパークプラグのプラグの取り外し
イグニッションコイルを使って、プラグのプラグホールからの取り出し、取り付け時のねじ込みを行いました。

今回はディープソケットを使用して取り外したのですが、取り出すのはイグニッションコイルをグニューとはめて引っ張りました。我ながら良いアイデア。

プラグは予想通りChampion REA8MXでした。

摩耗からするとまだまだ使えそうな感じです。

プラグだけを見ると交換はまだ不要のようです。焼け方はこんがりきつね色、変なカーボンなんかも付着しておらずきれいな状態でした。さて、プラグを変えるだけでAT変速ショックやアイドリング時振動がどれだけ変わるものか興味深いところ。

VCH20へ交換

VCH20の購入はYahoo!ショッピング。3本セットで送料無料がありました。

デンソーIRIDIUM TOUGH VCH20
取り外したプラグとVCH20。電極が細いですね。サイズは見えた目違いがなさそうです。

その効果は?

3本とも交換して、エンジンルームの蓋を取り外したままエンジンをかけてみます。

ん!?・・・・何にも変わらない。とりあえずアイドリング時には振動や音に何の変化も感じられませんでした。

走行してみます。

んー、、、、気持ち発進時のスムースさは増したかもしれません(笑)。

と、交換直後の簡単な試乗ではほとんど変化が感じられなかったのですが、しばらく乗ってから、「あ、良いかも」と思えるようになりました。

相変わらずアイドリング時の振動は3気筒っぽさ全開にブルブルしますが、少しだけましになったようです。ノーマルプラグ時は、時々ナビがブルブル震えてしまって音が出るときがありましたが交換後はそのようなブルブルは発生していません。

発進時のATのギクシャク感も、発進時の慎重なアクセルワークが身についてしまっているので感じにくかったですが、軽減されているようです。

一番感じられたのは、アイドリングストップが働くときです。エンジンが止まるときも以前はストン、と止まるのではなく何回かクランクが回りながら止まる感じでした(表現難しく・・)。これが、止まるときにすぐにエンジンが停止し変な振動も出なくなりました。

値段は思ったよりも安く、PayPayポイントの還元を含めると3本で3,000円ちょっとで、ノーマルプラグが交換時期だったことを考えると交換して良かったように思います。

DBA-453042スマートフォーフォー サイズ測定

軽自動車との比較

軽自動車のサイズは規格で定められています。どの軽自動車も全高を除いてこの規格フルに作られていると思ってよいでしょう。その軽自動車と比較したサイズです。

車名全長全幅全高ホイールベース
軽自動車3,400mm以下1,480mm以下2,000mm以下2,520mm(N-ONE)
スマート フォーフォー3,550mm 1,665mm1,545mm2,495mm
なんとN-ONEの方がホイールベースが長いとは!

全長で15cm、全幅で18.5cmスマートフォーフォーが大きいです。普段軽自動車に乗ることがないので、何とも言えないのですが、車室内の広さは軽自動車と大差ないのではないかと思います。大人4人が何とか乗れるサイズです。と思ってホイールベースを見てみると納得。軽自動車と大差ない、というか軽自動車の方が長い(笑)。

軽自動車はスマートフォーフォーよりも18.5㎝も幅が狭いですが、これはボディーの造形やドアと着座位置との余裕に使われているんじゃないかと思います。軽自動車の側面はほぼ平面なのに対し、スマート フォーフォーは起伏があり表情があります。軽自動車はドア収納なんかも工夫してスペースを稼いでいるのかもしれません。しかし、ドア厚とかドアとの距離まで切り詰めているとなると側面衝突で怖いですね。

全長15㎝分の軽自動車との違いは、ラゲッジとバンパーやらリアハッチの構造などに振られているんじゃないかと思います。前席位置から全面までの位置はむしろスマートフォーフォーの方が軽自動車よりも短いのではとの印象です(実際に測ったわけではないので確実ではないですが・・)。

ラゲッジルーム

スマートフォーフォーのラゲッジルームサイズを測定しました。

エンジンがあるので、床は高めのラゲッジルーム。トノカバーがついていましたが、積載性を考慮して普段は外しています。

高さ64㎝、横幅99㎝、奥行59㎝です。リアシートを倒すと、、測っていませんでした。

同じようなデザインで軽自動車のN-ONEでは高さ88㎝、横幅88㎝、奥行52㎝なので、やはり高さ方向が短いです。これはリアエンジンの宿命だと思います。

後席シート後からゲートまでは59㎝
ラゲッジの一番広い場所は横幅99㎝でした
高さはラゲッジ床面からルーフライニング下までだと64㎝でした。

妻のコンパクトカーで悩んだ記録

奥さんが乗るコンパクトカーを購入した際に考えたポイントを備忘録として残してみます。

条件

うちの奥さんから提示された条件は、

  • フィットヤリスは大きすぎて無理
  • 軽自動車はつぶれちゃうからいやだ
  • 内外装ともにかわいくないと乗る気にならない

です。

サイズ

サイズで重要なのは横幅だそうです。フィットの横幅は5ナンバーサイズの1695mm(クロスターは1725㎜)、ヤリスもしかりで日本のコンパクトカーも5ナンバーギリギリのサイズになっています。いつからこんなに幅広になったのか。。

サイズ的に小さくないと運転できないというニーズは、普通なら軽自動車になるのだと思います。軽自動車なら選択肢は豊富です。ただ、安全面が心配だそうです。確かに、サイズ的に小さいので衝突時には単純に比較したら普通車に勝てるわけがありません。そこは納得。でも、昔に比べればエアバッグやABS、衝突回避ブレーキといった安全装備も充実していますし、衝突安全についてもボディー構造が進化しているのではないかと想像します。普段使いで買い物、送迎くらいならスピードも出ませんし致命的な欠点にはならないと思うのですけど。説明してもうちの奥さんはダメでした(そもそも「軽自動車」というカテゴリーに良くない先入観があるのかもしれません)。

衝突安全性能

気になったので、自動車事故対策機構(NASVA)で行っている自動車安全性能アセスメント(JNCAP)を見てみました。

車種区分を軽自動車で検索すると21件ヒットします。衝突安全性能でいうと4つ星の車は当たり前、N-BOXやデイズ/デイズ ハイウェイスタは5つ星です。車種区分乗用車で検索すると5つ星が当たり前なので、やはり軽自動車は乗用車と比較すると衝突安全は劣るという印象。ただ、軽自動車でも車種によっては乗用車と同等レベルを確保しているものもある、乗用車でも4つ星があることなどを考えると、神経質にならなければ必須条件としなくても良いのではないかとも思えます。

デザイン

デザインの良しあしは客観的な評価ができないので何とも言えません。軽自動車には派手なボディーカラーが用意されていたり、内装も遊び心があるものが多いように思いますが軽自動車を選択肢から外すと確かに、日本車で、デザインで女性を乗る気にさせるコンパクトカーは少ないのかもしれません。

スズキラパンのボディーカラー。街中で色々な色を見かけるとと思ったら、ツートンも含め中間色だらけ。定番色の白はありますが黒はないんですね
N-BOXの内装。そこまで凝った作りにはなっていない?
パッソの色は×だそうです。確かに、なんか安っぽいかなぁ。
発売はもう15年も前ですが、まったく古さを感じさせないキュートなデザイン。これを見るとパッソがダメなのが分かる気がします。3ドアですけど。

奥さん的に、デザインだけならBMW MINIとかフィアット500なんだそうです。ただ、BMW MINI(5ドア)はサイズ的に×、フィアット500は3ドアなので×です。さて、ほかにどんな車があるのでしょうか。

横幅が1700㎜よりも少し狭いコンパクトカー(軽自動車除く)

先にあげた3つの条件、1700㎜よりも幅が狭い、軽自動車除く、おしゃれな内外装に加え、4ドアでATという条件も加わりました。自分だったらエンジン性能とか、燃費性能とか走行性能など〇〇性能とつくものが真っ先に条件に上がるのに、そういったものが全くないのが男性と女性の違いなのか、改めて相容れないものがあると実感します。

セカンドカーで費用はそれなりに抑えたいし、やっぱり運転できない、1台でいいやとなることもなくはないため予算は100万円としてみます。なので、中古で、5年落ち前後となるでしょうか。

条件も出たので該当する車種を上げてみます。

パッソダイハツ ブーン

トゥインゴ

スマート フォーフォー

ジムニー シエラ

クロスビー

ソリオ

up!

パンダ

MINIクラブマン(初代)

こんなところでしょうか。他、マーチミラージュもありますがただの安い車にしか見えないので却下。日本車はスズキ以外はブーン/パッソだけとなりました。まだあるかもしれませんが検討したのは上の9車種。

パッソ(ブーン)

中古車を見行きましたが、内装のあまりの質素さに全くそそられなかったようであえなく却下です。

トゥインゴ

デザイン的にはかなり気に入ったようです。私としてもリアエンジンで面白そうですし、とても小回りが利くそうなのでいいかなと思います。自分で買うならMTですが、ここはATの選択となりそうです。

色はライトブルーがいいそうな(女性の選択で色はかなりな重要なポイントのようです)

スマート フォーフォー

トゥインゴと基本プラットフォームに同じものを使用しているので小回りとかリアエンジンといった点は面白そう。デザイン的にはトゥインゴに軍配だそうです。

基本ツートンカラーとなるのが嫌でなければ、こちらはエンジンNAとATの組み合わせがあり中古車としても安いです。

ジムニー シエラ

価格的に予算オーバーなのですが、スズキディーラーへ行った際に実車を見てみました。車内は軽自動車とサイズが一緒なので、リアシートを倒さないと買い物にも困るくらいの荷室でやはりだめそうです。衝突安全の懸念もありますし。価格が落ちないという点では、もし乗らなくなった時のことを考えるとリスクは低いのですが断念です。

クロスビー

スズキディーラーへ実車を見に行きました。フロントウィンドウの上下幅が狭いとかで視界が今一つと妻の印象。カタログをもらったのですが、今まで気にしていなかったひょっとしてMINIのパクリ?と強く思うようになり私の中で消えました。

どう見てもMINIを意識しすぎです・・・

パッケージは良いと思うので、変なツートンとかラインとかはやめればよいのになぁ。

ソリオ

検討対象の中で唯一のスライドドアです。スズキディーラーで実車も見ましたが、さすがミニバンの形をしていると車内は広いです。実用性を考えればソリオで決定。実際売れているようで2021年度の販売台数だとランキング18位でした。ただ奥さん的にはよくわかりませんが、あまり興味を示さずスルー。

私が車を選ぼうとすると強くスライドドアを進めてくるのですが不思議です。

up!

VWの一番小さい車です。「サイズ的にはこんなのあるよ」と伝えましたが完全にスルーでした。後から私が次の車はパサートヴァリアントがいいかなぁといったときに、「VWの車はオジサンデザインで嫌だ」と言っていたので、up!もデザイン的にダメだったのでしょう。

値段的にはVWの中古車はめちゃくちゃ買い得感ありで、私的にはいいかなぁと思っていたのですけど。中古車が安いということは人気がないことの裏返しということでしょうか。

パンダ

イタリア車でオーナーはいかにも車好きという感じがする車かと。街中で見かけるとよく女性の方も運転しているのでデザイン的にはありなのかと思いきや、こちらもデザインでダメでした。何なのでしょうね、直観で何かを感じるのでしょうか。

MINIクラブマン

変わり種としてMINIクラブマン。初代は運転席側に小さな後席ドアがついていて、観音開きで使えます。

オシャレさにかけては文句なしだと思ったのですが、それほど興味は示さず。ドアは4枚無いと使いずらいということで却下でした。。

トゥインゴ vs スマートフォーフォー

さて、車はトゥインゴかスマートフォーフォーとなりました。

トゥインゴなら900㏄+ターボでエンジンパワーは上、デザイン的(色?)にもこちらが好みなようです。装備的にはどちらも変わりなようにも見えますが、スマートフォーフォーにはシートヒーターがついていたりコーナーソナーがあったり装備が充実しているようにも見えます。

輸入車に多いのですが、トゥインゴ、スマートともグレードや特別仕様車が多くいまいちどのグレードには何がついているのかが把握できませんでした。恐らく、こんな理解なんだろうと思います。

トゥインゴ

大きく、ゼンとインテンスに分かれます

ゼンとインテンスの大きな違いは、インテンスには900㏄+ターボエンジン、ゼンはMTは1000㏄のNA、6ATだと900㏄+ターボエンジン。キャンバストップが欲しい場合はインテンス。ゼンはエアコンがマニュアル、インテンスはオート。外観上はゼンは鉄ホイール+ホイールカバー、インテンスはアルミホイール。

アルミホイールは欲しいのでインテンスが候補です。
キャンバストップには惹かれますが、新車で+10万円、中古でもそれくらいの価格差があります。車内が狭いのでキャンバストップを開けると解放感があるようにも思えますが、閉めているときは室内高が無くなりかえって狭く感じるような気がしますし、古くなってくるとキャンバストップは故障や雨漏れが気になる、ロードスターで幌を切り裂かれて車上荒らしにあった経験から不要と判断しました。

2015年発売時のインテンスの価格は189万円でした。購入検討した2021年6月ではインテンスのキャンバストップなしだと中古では走行距離5万㎞前後で、100万円からといった感じです。色はブルー系と白が多く、トゥインゴならブルー系が狙いなのでそれなりな数流通している様子でした。。

スマート フォーフォー

グレードはパッション ツイナミックとプライム ツイナミック、ターボツイナミックに分かれます。

ターボはエンジンが900㏄+ターボにエンジンとなるだけでプライムと同じ装備だと思います。パッション、プライム両者の違いは、革シートかファブリックシートかとパノラミックルーフ、いわゆるサンルーフがあるかないかのようです。パッションには「ベーシックパッケージ」というものが用意されていて、選択するとリアのパークトロニック(障害物センサー)、プライバシーガラス、前席シートヒーターが着く様子。もともと革シートは夏暑くて冬に寒い印象があるので、ファブリックの方が好みだったこともありパッション+ベーシックパッケージが候補となりました。

ベーシックパッケージのプライバシーガラス。リアドアとリアハッチのガラスがプライバシーガラスになります。結構濃いので機能的には必要な人にはいいですが、明るい車内が好きな人には向かないかもしれません。特に後席に子供を乗せるような場合は、ただでさえガラスがフラップ式で下りないので無くてもいいかもしれません。
前席シートのシートヒーター。エンジンが後というのが関係あるのか、始動後水温が上がるのが遅く、同時にヒーターが効き始めるのも遅いです。チョイノリだと間違いなく暖房が効き始める前についてしまいます。なので、装備的には良い装備です。
障害物センサー。後ろだけです。これだけコンパクトなのでいらないだろう?と思いきや、音で障害物を知らせてくれるのは気が抜けて後退時にぶつけてしまうようなことが無くなります。性能は問題ないレベルでした。

新車の値段は、ターボが追加された2016年6月ではターボが256万円、プライム234万円、パッション213万円となっていました。トゥインゴのインテンスはターボと同じエンジンでありながら189万円であったことを考えると装備の違いはあるにせよ値段の差が67万円(256-189)です。ターボはトゥインゴのGT(2016年当時224万円)に該当するグレードなのでしょうか。全体的にトゥインゴよりも強気の値付けであるような印象ですね。

中古の価格を見てみましょう。購入検討した2021年6月では、走行距離5万キロ前後だとプライム80万~、パッション70万~という感じでした。トゥインゴと比べると新車価格は高いのに、中古ではスマートフォーフォーが断然安いという結果に。値段に負けて、デザイン的にはトゥインゴだったもののターゲットはスマートフォーフォーのパッションツイナミックとなりました。

購入

こちらにも書かせていただいている通り、スマートフォーフォーのパッションツイナミック+ベーシックパッケージ、赤黒ツートンをカーオークション.jpにて購入しました。

1年後のインプレッション

ATのギクシャクにはいまだになれませんが、最小回転半径4.1mという軽自動車にも勝る小回りっぷりは圧倒的に便利です。チョイノリ、買い物に全く心理的抵抗が働かずストレスなく乗り出せます。他は、このAT、上り坂で止まった際にアイドリングストップが働くと後ろに下がってしまうんですよね。坂の多い地方に引っ越したこともあり、これは結構怖い思いをさせられます。

デザインはトゥインゴの方がやはり好みだそうですが、スマートも悪くないそうです。愛称スマ子ちゃんとしてかわいがられています。

いずれも妻の感想です。

1年してさらにトゥインゴとスマートの中古車相場には開きが大きくなり、トゥインゴは横ばいなのに対しスマートはかなりお得に購入できます。いかがでしょう?堅実そうな日本車ではなく、遊び心が感じられる輸入車、ありだと思うんですけどねー。

こんなお奨め記事(気づいてみれば現行スマート フォーフォーの中古車が軽の新車よりも安くなっている件)もありました。

DBA-453042スマートフォーフォー スチーム消臭剤を試す:40,100km

この車、中古で購入時からなのですが車内の臭いが消えません。タバコ臭ではないと思うのですが、カビ臭いというか生臭いというか、不快なにおいです。

フロアマットやシートを洗ったり、ドア、ダッシュパネル、天井などを拭き掃除した入り、ファブリーズなどスプレー式の消臭剤もふんだんに使用しましたがダメでした。

そこで、スチーム式の消臭剤を試すことに。製品はレビューなどを参考に、安定化二酸化塩素を使用した香りでごまかさない除菌・消臭を売りにするDr. DEOのD217にしました。

使い方はいたって簡単。

  • エンジンを始動
  • エアコン温度を一番低い温度に設定
  • Autoではなくマニュアルで風量最大
  • 内気循環
  • 吹き出しは上向き(VENT)

このまま5分間ほどエアコンをつけっぱなしにします。エアコンの中まで消臭するためにエアコンを入れるのはわかるのですが、なぜ5分待つ必要があるのかはよくわかりませんが、使用方法の記載に従ってみます。

その後、エンジンをかけエアコンンをつけたままでDr. DEOを開封し、ボタンを押し下げて消臭開始。電源を入れるわけでも、着火するわけでもないですが内部で何かの薬品が混ざって化学反応が始まるのだと思います。ボタンを押し下げたのち、Dr. DEOを助手席足元、中央に置いて窓を閉め切った状態で車外へ出て10分ほど待ちます。

助手席から見てみると、煙が出ているのが分かりました。内気循環のため、一般的に運転席と助手席足元の間にあるエアコンの吸入口から煙は空気と一緒に吸い込まれ、吹き出し口から出て車内全体を回るのだと思います。

10分経過したら、Dr. DEOを車外へ取り出し(Dr. DEOは化学反応ためか少し熱くなっています。)、そのままエアコンをつけたまま窓を全開にして3分ほど換気します。せっかくエアコン内部まで回った消臭剤を捨ててしまうようでもったいないと思うのは私だけでしょうか?

体に良くない成分(=安定化二酸化塩素)なので、そのままにせずに換気して外に逃がすということなのでしょう。ま、そのままにしておいてもエアコンを外気循環にして窓を開けて少し走れば換気は十分だと思います。若干、塩素独特の青臭い感じが残っていましたが、それほど気になるものではありません。

そして翌日、ドアを開けて車内に乗り込むと、明らかに臭いが弱くなっています。今までに試した様々な消臭方法よりも効果はてきめんでした。ただ、完全になくなったかというと、少し臭いが残っているというのが正直なところ。新車ではないのでこの辺りはしょうがないと諦めます。定期的に使用すれば気になることが無くなるんじゃないかと思います。

ほかにもスチーム式の消臭剤があるので、今度は別製品を試して比較するのも良いかも。

使用後2週間

完全に効果は消えました・・・。乗り込むときに以前と同様、不快な臭いが立ち込めています。この臭いのもとはどこなんでしょうか?ひょっとすると、リアエンジンでエンジンルームからオイルやグリス、ベルトなどの臭いが回ってきているような気もしてきました。新車から乗っているわけではないのでこの辺りは不明です。

元を断つ方法で異臭対策を行いたかったのですが、香りでごまかすしか方法はないのでしょうか。