ナイロビ移動

Kenya Airwaysでナイロビ、キスム往復が大変安くなるキャンペーンを行っている。
通常片道5,000kshから6,000kshかかるが、今回往復で78.34USドルだった。片道に換算すると約3,000円ちょっと。日本に例えると、東京~名古屋くらいの距離なので相当安いと思う。往復の費用の内訳を見ると実は乗車料はたった2,900シリングで、残り約3,000シリングちょっとがが税金ということになっている。50%以上が税金ということにも驚くが、乗車料は往復たった2,900シリングということにも驚く。こんなに安く飛行機を飛ばせるものなのだろうか。ちなみに、行きは土曜の早朝ということもあってか乗車率は50%未満。帰りはほぼ満席だった。

キスムからナイロビへ飛ぶとき楽しみなのが、右側の席からは天気が良いとキリマンジャロが見えること(写真ではわかりずらい。ごめんなさい)。

バスで行くと約7時間。飛行機だと飛んでいる時間は35分。自宅からナイロビタウンまでだと、バスだと7時間半、飛行機では3時間弱。移動時間もさることながら、バスやマタツで移動する場合の、あの命を削って移動しているような感覚が最近特にこわいのでなるべく車には乗りたくない。こちらの交通マナーは大変悪く、事故も大変多い。極力飛行機を使いたいが、ボランティアの場合、JICAの規定では飛行機は全額費用負担が出ないところが残念。

モリンガ教へ

先週行われたKisumu Children’s Festivalの販売コーナーで、大阪商人の口車に乗せられて購入したモリンガの苗。今日、庭にこっそりと植えてみました。
モリンガは今ケニアの隊員の一部で大きなブームとなっている、驚異的な栄養を持つ植物の事。葉っぱから花から種まで色々と活用でき、ある隊員は病院の食事に混ぜるなどして栄養失調対策にしています。
成長がとても早いらしいので、ちゃんと育てばこちらにいる間に少しは食卓に並べることができるかも。興味を持たれた方、”モリンガ”でググるととてもたくさん情報が出てきます。種がほしい方、ケニアから送りまーす(良いのかな?)。

帰宅ラッシュ

少し前になりますが、トップページのタイトル画像を変更してみました。これは、午後18時くらいの帰宅ラッシュ時の自宅門前の様子です。門は坂を下ったところにありますが、帰宅時はその坂をこの写真のように自転車タクシー(ボダボダ)に乗った人々が下ってきます。(2018/8/13 当時のブログの記事です。画像がどれだかわからなくなってしまいました。。)

ケニアが発展するには

日本には現在に至る一貫した発展への過程がある。その過程では世界に誇る芸術も生んだし、優れた建築物も生んだ。

ケニアは途上国であるが、首都ナイロビには高層ビルが立ち並ぶ。地方へ行っても車は普通に走っているし、都市部には電気、水道があるのは不思議ではない。しかし、現在へ発展した過程は果たしてあるのか。突然外国から技術を持ってきて、ビルを建て、道路を造り、車が走り始めたに違いない。

過程がない。独自に生みだし、世界でも競えるような芸術も文化も。だから、いつまでたっても独自にものを生みだすということができない。だらかいくら援助しても発展しない。

などと腹痛で寝られないので思ったことを文にしてみた。きっと、歴史にについても、文化についても相当に理解が不十分なのだろうけどそんなことを思う今日この頃。

じゃ、どうすればよいのか。これだけ先進国との経済的格差が生まれた後では今から独自文化を作り上げろなんて無理だよな。
教育?
聞くところによると国としては教育熱心な割に教員の質は恐ろしく低いらしい。教員の給料を民間優良企業と同レベルかそれ以上にして、優秀な人材を集める。援助は保健分野など止められないものを除いてすべて教育関連へ回す。
だってですよ、MSオフィスの操作など、10回言っても覚えてくれないようなお偉いさんのおじさん、おばさんたちに何したって駄目ですって。
是非教育の中では、道徳とか、技術工作とか、美術とかをふんだんに盛り込んでもらいたいものです。

F1開幕

2週間遅れでF1オーストラリアGPを観た。日本の被災者を応援するように、各ドライバーのヘルメットや車体に日本の国旗、「がんばれ日本」の文字が。うれしい。

日本メーカはトヨタも、ホンダもいなくなってしまったが、久しぶりにNECのロゴがザウバーの車体にあったのが印象的だった。去年のカムイの活躍を見れば日本の会社がスポンサーについて当然。他にもレッドブルのエンジンがインフィニティーとなったとのことで車体とドライバースーツにインフィニティーマークが見られた。

レースの方はタイヤがピレリになったり、DRSが導入されたりで勢力図が変わるのかと思ったが今年もレッドブル、マクラーレン、フェラーリの3強は変わらないようだ。去年は逆転でワールドチャンピオンだったが、今年は大差をつけてのベッテルの2連覇な予感。

こちらケニアでもF1はスポーツニュースの時間に少しだけ流れるのだが、知名度はあまり高くない様子。生活とあまりにもかけ離れているものな。

自転車購入

 

大家さんのご厚意でお金をいただいたので、新しい自転車を買いました。最初に買った自転車には変速機がついていましたが、いくら調整してもまともに動くような代物でなかったので今度は変速機なしのシングルスピード。チェーンカバー、泥除け、荷台付きというかなり実用的なもの。残念なのはシートポストが短くて、適正位置までサドルを上げられないこと。買う時に確認すればよかったと後悔。

毎度のごとくスーパーで購入する自転車は全く整備というか、ネジの締め付けすら行われていないので調整と増し締めをして試走してみると、思いのほか車体が軽く中々快調。サドルがあげられないのは本当に残念。

クランクアームの締め付けの14mmナットが工具なしで締められなかったので、後で工具を揃えることにしたいと思います。ちなみに、自分で整備しなくても街中にはたくさんの自転車整備屋さんがあるので、そこに行っても整備してくれます。ただわたしは物好きなだけです。ちなみに整備屋さんだと、パンク修理が10シリング(10円!)だったりします。

自転車はタスキーズにて約5,000シリングにて購入。

停電長期化の様相

昨日の朝から職場が停電で、月末だったこともありもしかしてまた未払い?と不安であったのだが、その不安が的中するように今日も停電。丸々2日間停電することはさすがにケニアでも都市部ではありえない。8階のNational AID Control Counsilのオフィスは確かもう2週間くらい電気が無いと聞いた。職場にスタッフもほとんど出勤していないので、長期化が決定的な感じ。確か前回は1か月半くらいだったか。その前は1か月。

そんなケニアで重宝しているこのパソコン、Vaio TT92DS。1年半ほど経過しているがまだバッテリー駆動で軽く4時間は動かすことができる。我ながら良い選択だったかも。

さて、配線周りでもきれいにするかな。

自転車代金を支払われる

10日ほど前に突然家の前から消えた自転車。家の面倒見係であるケア・テーカーさんへ伝え、警備員に聞いてみると言われていた。1週間ほどしてからケア・テーカーさんが家へ訪ねてきて自転車を買った時の値段を教えてほしいとのこと。どうも、大家さんが自転車代金を保証してくれるとのことらしい。半信半疑で伝えたら、その後すぐに電話があり、実際に2日ほど前に大家さん直々にお金を届けてくれた。「すまなかったね。7千渡しておくけど足りなかったら言ってね」と。

今住んでいるフラットは自転車が消えた時期と重なるように、今まで金網だった塀をブロック塀に置き換える工事を先週末から行っている。大家さん曰く、「まずは裏側の壁を作り変えて、そのあと正面も防犯のためになんとかする。小さなお金だ」とのこと。ケニア人は将来のことよりも目先の損得がすべてな人たちがほとんどのように感じていた。しかし、このように「損して得をえる」的な考えの人もいるんだなと。そして、そういう人はお金を儲けているんじゃないかと。そのくらいのセンスと少しの資本さえあれば、ケニアで商売を成功させるのは案外簡単なんじゃないかと思う今日この頃。

ただ家賃をぼられているからだけじゃないか?と思うのは止めることにしよう。

突然の机とパソコン

月曜から水曜まではJICAプロジェクトのお手伝いでシアヤに行っていて、木曜が今週の職場への初出勤。そうしたら、突然オフィスに机が入っていて模様替えされていました。4人で使える、ちゃんとパーティションで区切られた中々今風な机です。なのに残念なのは雨にでもさらされたのか、合板が一部浮き上がっています。そして、組み立てがいい加減でいくつもネジがはめられていないため、グラグラ動きます。誰が組み立てたんだろうなぁ、ほんとに。何もしないで置いて行ってくれればもっとうまく組み立てるのに。

そして、机と同時にデスクトップパソコンも来たみたいです。こちらも新品ですが雨ざらしにされたのか、段ボールはこんな具合にぼろぼろです。これは、各県の保健事務所へ配布されるものの様子。さっそくBorabuの方々が取りに来ていました。

パソコンが来るのくらい知らせてくれてもいいのに、と少し悲しくなった一日でしたね。

焼きそば

非常食としてはかなり備蓄してあるインスタントラーメン。普段は食べないのだが、他の隊員から進められてインスタントラーメンのような焼きそば風のものを買ってみた。これ、中々おいしいです。インスタントラーメンだとスープが単調でダメなんだけど、この焼きそば風なものはスパイス、オニオンが付いていて味もなかなか。ちょっと野菜を一緒に炒めれば十分おいしいです。

値段は忘れてしまったのだ、きっと40シリングくらいだったと思う。

スパーでは普通に売られているこういったインスタントラーメンも、きっとほとんどのケニア人にしてみたら高級食に違いない。道路端で売られているトウモロコシは5シリングからありますから・・・。