トゥク・トゥクで街を走っていると、初代S30フェアレディーZを発見。思わず降りてから写真を撮りに歩いて行ってしまった。エンブレムには260Zと書かれていたのでL26型エンジンを搭載したものかな。S130はあるが、流石にS30には乗った事が無い。こういう機会があると思うと車好きにとっては街を散策するのが楽しくなる。
パーツはあるのだろうか?
ナイロビ方面から同期のボランティアが来たため、グリーンガーデンレストランで食事をした。ここ、味はばらつきがあるがまずますおいしい。ただ、毎回行ってとても残念に思うのはそのサービス。
オーダーが遅い、出てくるのも遅い、頼んだものがちゃんと出てこない、出すのは遅いのに食べている途中の皿をいつも下げたがる、ウェイトレス/ウェイターの愛想が無い、最後には会計も間違えている。
いつも食べに行くとそういう嫌な思いをするのだが、ここのレストラン、いつもそれなりに人が入っている。メイン料理の値段は、チップスやマッシュドポテトといった主食が付いて500円から600円。飲み物を1品頼んで大体750円/人位。地元料理の店に比べれば高いが、内容からすると悪くない。ただ、もう少しサービスがどうにかなれば。
食べている途中の皿を下げたがるのはこの店特有のものではなくて、ホテルでもそういうことをされた経験が何度もある。これはケニア共通のサービスなんでしょうか?
国際協力レポーターという制度で、日本から20名ほどの民間の方がキスム周辺のODAの現場を視察しにくるようだ。自分の活動場へは来ないが、2晩の会食に参加する予定。
現場としては、JICAプロジェクトが入っているシアヤやキスム・ウエストの県病院。ODAで建てられたソンドゥ・ミリウ水力発電所などを視察するとの事。そして、協力隊員の家に泊まる方々もいらっしゃるそうな。
この国際協力レポーターという制度は平成20年度まで外務省がODA民間モニターとして行っていたが、現在は名前を変えJICAが行っている様子。ODAのような事業には監視の仕組みが必要なのはわかるのだが、民間から募集しているとはいうものの自己監査なのでは?と思ってしまった。
その辺、会食時に話を聞いてみたいと思う。
しかし、なんでコストのかかっている方々の家でなく、協力隊員の家なんだろうな。
朝職場へ行くと、入り口で荷物の積み下ろしをしている通行人のことを考えずに車を止め作業しているのはいつものことなのだが、その積み下ろしをしている荷物が気になった。どうやらネットワークラックである様子。オフィスがあるフロアはちゃんとネットワーク配線がされ、壁に設けられたポートからネットワークラックまでUTPで繋がっている。
州機能をこのビルへ集中させる準備がゆっくりとではあるが進んでいる様子。
エレベーターの工事は今年初めから行っているようだがまだ終わらない。そして、水も出る気配はないがゆっくりと、ゆっくりと物事は進んでいるようである。
しかし、去年の憲法改正で、州機能はカウンティ―というもっと小な単位に分割されるんじゃなかったんだっけ?
先日(2011年7月21日)、平成23年、青年海外協力隊春募集の1次選考結果が発表(PDF)された。ちょうど2年前半、この数字だけの合格発表を見てうれしさ半分、本当に行くのか?という決断が付かない気持ちだったことを思い出した。
全体の募集、選考で見てみると、震災の影響で22年度春に比べて応募数は約1割減(971→857)、応募者は3割超減(2046→1351)、合格率だけ若干上がって69%。
村落開発普及員、青少年活動など、職種によっては相変わらずの2倍前後の高い倍率となっている。今回じっくり数字を見て驚いたのは、村落、青少年については2次選考についても倍率が2倍前後あること。
日本で積み立てられる手当が減額されたこともあって、もっと減っていると思ったのだがやはりお金ではない何かに引かれてみんな応募するのだろう。ちなみに私の職種のコンピュータ技術は募集30のところ、応募が26。合格24名となっています。定員割れです。PCインストラクターは募集25、応募28、合格20名。技術が必要だと言われるけど、実際そんなに高いものは必要ないので、村落や青少年で考えている人、PCインストラクターが一番協力隊への近道かもしれません。
そうなると目的を見失い手段にとらわれてしまう気もしますけど。
外務省が青年海外協力隊について政策ペーパーをまとめたとの事なので見てみた。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/seinen.html#seisaku_p
確かに良く調査されていて、隊員が活動している中で感じる問題点も指摘されている。結果としては、改善を図りながら今後も継続して行いくという事らしい。こういった事業は必要だと思うので、有識者の意見を取り入れてぜひ良い方向に改善していってもらいたい。
一番共感したのは、7ページのこの部分。
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「(重点地域・重点国)―「選択と集中」と中進国化が進む国への対応」
~省略~
途上国が,資金さえあれば雇用できる技術者が国内にいるにもかかわらず,無償ボランティアの提案であるが故に我が国からの役務提供を受けるという問題がある。
海外ボランティア事業が途上国への新たな経験や技能の伝達を伴わない単純な労働代替とならないよう,中進国化が進む国に対しては,今後派遣する海外ボランティアを基礎技術保持者からより高度の技術保持者に移行させるなど,個別具体的な状況に応じて適切な策を講じていく。
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その通り。携帯電話が広く普及して、3GやWiMAXで簡単にインターネットに接続でき、街にはパソコン屋が普通にあるようなところなので資金さえあれば技術者なんていくらでもいる。
ただ、問題の解決は高度技術保持者への移行ではなくて、ボランティアと受け入れ先のマッチングだと思う。今でもいくらでも高度技術保持者のボランティアはいるが、その方々が力を発揮できるところに赴任しているかとなると少ないように思う。そこが問題。
後は仕分けの報告で上げられていた、「調整員」についても政策を聞いてみたい。
事業仕分け第3弾の結果はこちら。合わせて読むと面白い。
http://www.cao.go.jp/sasshin/shiwake3/details/2010-11-17.html#A-20
週末、1年ぶりにエルドレットへ行ってみた。前回行ったときは、「キスムよりもちょっと大きいなぁ」と感じたが、今回は完全にキスム負けた感じ。新しくできたTuskeysのショッピングモールZION MALLにはデリが充実していて、惣菜が量り売りされている。これ、ナイロビ級と見た。また、ケニアのおしゃれなカフェの1つ、ドーマンズ系のカフェができているではないか。キスムにあったおしゃれなカフェはずいぶん前に店を閉めている。街中には気軽に入れそうなそれなりのレストランがいくつもあり、中には24時間営業のものもあるらしい。キスムタウンで落ち着いて食事というとグリーン・ガーデン・レストランか中華のオリエンタル・レストラン、インド料理のHaandiしかない。
他にも、肉屋の作りを見ても、キスムは掘立小屋のような作りだが、エルドレットはちゃんとした店構えをしたものがたくさんある。
キスムでもいくつかショッピングモールが計画されているが、一向に出来上がる気配はない。おそらく後半年の任期中には無理だろう。
過去にはキスムはケニア第3の都市だったようだが、今では、ナイロビ、モンバサ、ナクル、エルドレットに次いで5番目くらいに感じる。何でなのかなー、と少しだけ考えてみた。ケニア人に言わせると、きっと政治と絡めて理由づけするのだろうがその辺は良くわからないので、浅い考察に違いないけど。
・2000m超の高地でとても過ごしやすい
・マラリヤの危険が無い
・良く雨が降るということなので、多分水が豊富
本当のところはなんでなんでしょう?何か、大きな資本が注がれている気がしないでもないんだけど。