休暇後

気づけば約1ヶ月ぶりの投稿。

というのも、この1ヶ月、モンバサ、マサイマラ、ナイロビでの打ち合わせを挟んでタンザニアへ2週間と長期休暇をとり旅行しておりました。

休暇後で活動に対するやるきに満ちて任地へ帰宅した、と言いたいところですが休息で得た活力はどうも活動の方へは向いてくれそうにありません。原因は自分の無力さが改めて分かったからかもしれません。

とは言っても後悔はしたくありません。無力であれば無力なりに出来る事を見つけてみましょうか。

タンザニア8日目

キルワからバスでダルエスサラームへ戻る。バスは朝6時の出発という事だったが、ちょっと遅れて出発。到着はお昼過ぎ。行きのダラダラクラスの中型バスに比べて、帰りは大型バスの中間あたりのシートに座ったので許容できる範囲で揺れは収まる。

予約しておいたSafari Innへチェックイン。

チェックイン時に、何回も「ザンジバルへ行くフェリーは取ったか?」と聞かれ辟易。

タンザニア14日目

チャブダ・ホテルからパール・ゲストハウスという庶民的なホテルへ移動。歩き方に「日本人が多い」と書いてあることがさらに日本人を呼び寄せるのか、となりから日本語が聞こえてくる。安い(といっても10ドルなのでそんなに安くない)ので期待していなかったが、部屋が汚い、ベッドも、マットレスもとりあえずありますレベル。これならもう少し出してKaribu Innにすることをお勧めする。

この日は特にすることもなく、ストーンタウンをぶらぶらして終わり。暑さからか体がだるかったので夕方からは部屋にこもる。

タンザニア15日目

最後のタンザニア、ザンジバルの日。明日は飛行機を乗り継いでキスムへ帰るだけ。歩き方を見ていて気になった、Mangapwaniというところにある洞窟へ行ってみることにする。ダラダラに乗って約40分程。そこから歩いて15分程。歩き方に乗っている情報とは若干違うので注意が必要。

で、洞窟についたはいいけど、日本の洞窟のように整備され、電灯などあるはずもないことについてから気づき、入り口周辺を見ただけで帰ることにした。良く考えると、強力なライトなどあっても、決して奥まで入らない方が身のため。ちょっと後悔したのは、海岸近くだったので海を見てくれば良かったかもしれない。お昼でおなかが空いたので帰ることにした。

帰って、ストーンタウンのレストランでピラウを食べる。この食事がザンジバルでは一番だったかも。

夜は最後の晩餐よろしく、リビングストーンというレストランでちょっと豪華に食事をしていたら、娼婦っぽい人に声をかけられる。はい、ザンジバルにもいるんですね。

タンザニア13日目

ストーンタウンでは高級な部類に入るチャブダホテルへ移動。日本でこのクラスへ泊ることはまずないが、こちらでは少しお金を出せば相当に良いホテルへ泊まることができる。お湯やトイレの水回りがきれいなのが心地よい。日本だと普通のことだが・・・。

この日はザンジバルの市場を巡る。魚市場もあるが、衛生的に見てしまうと魚が食べられなくなるかも。他、肉、野菜などが豊富。そして、ザンジバルは別名スパイス・アイランドというらしくスパイスがたくさん売られている。お見上げ用にといくつかスパイスを購入。場合により、スパイスはケニアの税関で申告を求められるそうなのでご注意を。

タンザニア12日目

パジェからシャトル(ホテルを回ってくれる乗り合いタクシー)でザンジバルへ戻る。予約なしだったが、Karibu Innへチェックイン。ケニアもそうだが、タンザニアでもチェックインはお昼ころに出来ることが多い。これ、すごく便利。

午後はストーンタウンを散策。夜はフォロダニ広場の屋台でBBQをいただく。お酒が恋しくなったので、夜Barへ。イスラムの街だが旅行者が行くようなホテル、レストランではお酒が飲める。

タンザニア11日目

自転車をレンタルしてJambianiへサイクリング。自転車がどうしようもなくボロく、サイクリング自体は楽しめなかったが、Jambianiでおっしゃれなカフェを見つけランチ。

午後は戻って引き潮の海岸を行けるところまで沖に向かって歩いてみる。おそらく1㎞は歩いたと思う。それでもまだ水は腰下しかない。相当な遠浅の様子。海にはウニが無数にいるので(食べられないという噂)、歩く場合はスニーカーか、かかと付きのサンダルが必須。

タンザニア10日目

ザンジバルから島の東側にあるビーチ・リゾート地パジェへ移動。移動はダラダラのつもりだったが、ホテルの従業員に激しく止められたためタクシーを利用することに。ホテルのレセプションで頼んで、「10分で来るから」と待っていると、その頼んだホテルの従業員がなぜか車に乗り込みドライバーに早変わり。副業に余念がないらしい。料金は40,000tsh(2千円)だったので、かなり良心的。

宿は日本人の方がされているというパラダイス・ビーチ。残念ながらオーナーさんは不在との事。しかし、おいしいみそ汁が夕飯に出てきてかなり満足。

ザンジバルの夜

タンザニアのザンジバル、フォロダニ広場で毎晩行われているBBQの屋台。

海産物が豊富で、数種類の魚、貝、タコ、イカ、エビ、ロブスター等が食べられる。価格はものによるが1本1,000タンザニアシリング、日本円で約50円程。いくつか試したが、どれも塩味が強く量を食べると飽きてきた。

他にもお好み焼きのような焼物、サトウキビジュース等が売られている。アフリカの内陸部に住んでいると海産物はなかなか手に入らない。沿岸部がうらやましくなった。

ティンガ・ティンガ村

行ってきました、ティンガ・ティンガ村。

旅行前、ドミで隊員と話していて知りました、ティンガ・ティンガ。その隊員がマリンディで買ってきたというものを見せてもらったから素敵だったので、ダルへ行ったときにはお土産に買おうと決めてました。

ザンジバルへ向かうフェリーに乗る前に買い物を済ませるべく朝一番でダラダラでティンガ・ティンガ村へ。ダラダラを降りると直ぐに絵を売っているお店が軒を連ねて居る通りを発見。その一番奥に位置するのがティンガ・ティンガを描く画家が作った組合(?)兼、工房兼ギャラリーとなっています。

はい、沢山ありすぎてとても選びきれません。救いは朝一でお客さんが私しか居なかったにも関わらず、押し売りは適度に押さえてくれた事。感覚で4枚選んで買い物終了。本当に沢山あるので、ある程度どんなものが欲しいかを考えてこないと本当に決められません。値段はほとんどサイズによる様子。価格が張ってある絵もありますが交渉可能なようです。4枚の内訳は、80,000tsh, 60,000tsh, 40,000tsh, 60,000tsh。

ザンジバルでも沢山のティンガ・ティンガが売られていましたが、何となくこの工房で売られているものの方が安心できる。しかし、良い絵は見飽きないのでしょうが、このティンガ・ティンガ、見ていると飽きてくるのは気のせいかな。