個人間カーシェア比較(Anycaとか、dカーシェアとか、GO2GOとか、)その1

Anycaサービス開始から4年。いまだ一般に認知が広がったとは言い型個人間カーシェアですが、たまにニュースで取り上げられたり、カーシェアというキーワードで日経に取り上げられたり、一定の地位は確立されたのかもしれません。ただ、事業としてはどこも赤字であることが想像できます。人が5人くらいフルでかかわって、プラットフォーム利用料10%と保険手数料で黒字化しようとすると最低2億円くらい売り上げ無いとだめでしょう(感覚ですが・・・)。となると逆算的に、取引料金でいうと20億円です。シェア1日5,000円とすると、40万件/年、1日あたり約1100件ですね。

少し古いですが、2018年Anycaがレポートを出しています。累計のシェア日数なので、年間はわかりませんが、シェア日数累計は8万日だそうです。全然足りていませんよね。単月黒字になるのも遠い感じがします・・・。

1日1000件くらいになれば、貸し手も利用率が上げられて、もしかしたらサイドビジネスとして成り立つかもしれませんが、今のようにコスト割れギリギリの1日3480円にしても貸し出しは主に週末で、月に10日を超える日はほとんどない私の実績を見ると当分それは夢物語でしょう。

さて、本題は、利用者は増えていないのにやたらとサービスだけ増えているそのサービスの比較をしてみたいと思います。

どんなサービスがあるか

Anycaが老舗のように言われることもありますが、その昔からいくつかサービスを開始しているところがあります。一つは、CaFoRe(カフォレ)です。ここを通じて、私も何回か貸したことがありますが、不安だらけです!サポートの電話番号は無し、メールしても返信なし、貸した車が起こした事故等の修理はなんと貸し手という潔さ。運営会社も何度か変わっているようで、不審さ100倍です。

他、グリーンポッドなるサービスもありました。ここはリニューアルを目指し、しばらくサイトを閉じていましたが再開することなく終了した模様。売り上げをお金ではなくポイントとして何かに変えられるような形態をとっておりました。使ったことはありません。

他、Anyca、dカーシェア、GO2GOなど大手が運営する個人間カーシェアがあります。ridenowという取引手数料がかからないサービスも最近出ました。ここはシェアのりを前進に持ちます。大手3社、他2社というところです。

特色

全てのサービスに貸し手として車を登録しています。借りたことがあるのはAnycaだけ。表に出ているシステムや料金のほかに、使っていてどのような特色があるかを独断と偏見でまとめてみます。

CaFoRe(カフォレ)

今から個人間カーシェアで車を貸そう、借りようという人は検討対象から外しても良いサービスです。貸した料金が振り込まれなかったことは無いですが、サポートの電話がありません。メールをしても返事がありません。運営会社は名前だけで実態が無く、サイトだけゾンビのように動いているだけに感じます。

唯一言えるメリットは、借り手として、長期で借りる場合は料金が安い事です。それは保険を1か月単位でかけるためで、車両保険は貸し手負担となり借り手の負担は少ないです。ただ、貸し出し条件によっては個別に貸し手負担により修理(私もそうしています)としている場合があるので、修理となった際はとても高額となるかもしれません。

いまだメールだけでやり取りするという化石のようなサービスなので近寄らない方が良いでしょう。

たまに使うと、加入した保険の解約を忘れ、数か月分無駄にしてしまったことが・・・。ホントに注意が必要です。

GO2GO

中古車買い取りガリバーで有名な株式会社イドム(IDOM)が運営しているカーシェアです。2019年4月から始めるとしてながら結局開始したのは2019年9月。すぐに車を登録しましたが、1月以上経って問い合わせはゼロです。登録されている車を見ると買取店ガリバーで登録している車が相当あるようです。

もともと中古車買い取り販売なので、相乗効果を狙ったのかもしれませんが、貸すことを主のサービスとしてやるなら、なぜ通常の「わ」ナンバーで行うレンタカーにしなかったんでしょうかね。

この会社はフリマをやったり、定額でのリース(?)NODRELをやったりフットワークは軽いようですが、企画倒れに終わっていることが多いような印象です。とりあえず話題のサービスを出してみるというところはとても共感できるのですが、サービスの建付けというかちゃんと考えているのか疑問です。ここは手数料を20%とるんですよね。後発で手数料高かったら太刀打ちできないと思うんですけど。

Anyca

恐らく最大手です。DeNAから分社化されて0円マイカー(「わ」ナンバーですけど)などの新サービスを出すなど活発です。

私の場合、貸し出し全体の95%がAnycaで、残りがdカーシェアという感じです。

貸し手の方は入れ替わりが激しいような印象です。やはり嫌な思いだったり、面倒になったりしてやめてしまうのだと思います。

サポートに何度か問い合わせることがありましたが、なかなか頼れる感じで好印象でした。

アプリの作りもDeNAだからなのか良い感じです。

一つリクエストがあるのは、もっと貸し手側が儲かる仕掛けをしてくださいという事。方法としては、車を4000円で貸しているのに、保険料が2000円っていうのは無しですよ。一律車両保険300万円とするのではなく、100万以下のメニューや、免責0円とするようなメニューも設けるべきです。

dカーシェア

ご存知ドコモがやっている個人間カーシェアです。借り手が勝手に借りた車を売却したというニュースがあり、本人認証を厳格にするといった手が取られたようです。

貸していて、Anycaに比べて不安的な要素は特にないですが、絶対的に足りていないのはアプリの作りとサービスのメニューです。

複数台登録すると、どの車に対しての問い合わせなのかわからないのは致命的。予約が一覧で出ないのも複数の予約が入ると混乱します。

Anycaにある今だけアピールや、クーポン、車の一時公開停止なども出来ません。やはりこのサービスのメインはオリックスやカレコなんでしょうね。

ridenow

アプリの見た目はイケているサービスのにおいがします。が、いまだ問い合わせゼロ。評価できません。

登録されている車の数も少なそうですし、手数料0円といっても借りる人がいないと収入もゼロなので意味がりません。

ところどころにトヨタモビリティサービス株式会社との記載が見られます。リンク先に記載のある実証実験なのでしょうか?今後の動きに期待です。

まとめ

大手はこれから車の使われ方がシェアへシフトしていくことを考えて、先行投資的意味合いでサービスを開始しているのだと思います。法律的にグレーの分野へDeNAやドコモといった大手が踏み入れるのはそれなりな決断が必要だと想像しますからね。

ただ、日本というお国柄、車を「愛車」と呼んだりするように、とても車を大事にする文化があり、貸し手も借りてもなかなか広がらないという現状があるように思います。

現在の仕組みからすると貸し手側に比較的リスクがあるサービスですが、借り手の市場(貸出料金が安すぎる!じゃないと誰も借りてくれない・・・:独り言)となっているあたりもしばらくはメルカリのフリマのような爆発的な広がりは難しいんじゃないかと想像するのでした。

CX-8のレーンキープ・アシスト・システム(LAS)&車線逸脱警報システム(LDWS)について

普段気にせずに乗っていると、たまにステアリングのアシストが入るときがある。がしかし、車線をトレースしてくれるような感覚ではなく、車線を逸脱しそうになった時に、アシストしてくれるような感じ。それが毎回必ずではなく、たまに、なので、どのような制御なのか改めて確認してみた。

マツダのウェブサイトによると「レーンキープ・アシスト・システム(LAS)」、「車線逸脱警報システム(LDWS)」とう名称でステアリングにアシストが入る安全機能があるようで、CX-8のプロアクティブにはどちらも装着されている。

LASには2つ機能がり、どちらかを選択することのようだ。「逸脱回避支援(遅い)」、または、車線の中央やカーブに沿って走るようアシストする「ライントレース(早い)」の機能を選ぶことができるとある。

LDWSは作動するとステアリングが振動したり、ビープ音が出るとのことでたまに感じるステアリングをアシストされるのとは関係が無さそう。

普段感じる動作は、恐らくLASで、 「逸脱回避支援(遅い)」 が働いているためだろう。毎回必ず効いてほしいところだが、動作条件を満たさないときがあるのはしょうがないか。しかし、効いた時も動作が穏やかすぎて正直安全だと感じたことは稀で、あれ、何か効いたかな?という程度。味付けといえばそれまでなのだけど、これってついている意味あるの?という感じがしないでもない。機能で 「ライントレース(早い)」 を選んでみて違いを確認したいと思う。

CX-8のオンライン取り扱い説明書( https://www2.mazda.co.jp/carlife/owner/manual/cx-8/kg/ekse/contents/07010201.html )からのキャプチャ

マツダコネクトの設定について確認をしてみた。おおむね予想通り。設定を「ハンドル操作のアシストを行うタイミング」を「早い」へ、「アシスト感度」を「標準」もしくは「強い」へ変更してみることにしよう。

「「dカーシェア」で無断売却トラブル 外国車3台が大阪市で被害に 捜査で全て発見、現在はオーナーに返還済み」だそうです

「dカーシェア」で無断売却トラブル 外国車3台が大阪市で被害に 捜査で全て発見、現在はオーナーに返還済み」だそうです。

Yahoo!コメントでは、リスクを考えないで貸す方がおかしい、愛車を貸して小金を稼ごうなんてセコイなど、貸し手側に問題があるというコメントが多いですね。それはそうなんですけど、無断売却したほうが悪いですよね、当然。行き過ぎた自己責任論はいかがなものかと。

対面で借りなければいけない個人間カーシェアで借りた車を売却するなど、足が付きやすい方法で行うのはプロではない気がします。そもそも売却するのも書類を偽造したり大変でしょうし。

何が言いたいかというと、皆さんが思うほどは個人間カーシェアはリスク高くないですよ、ということ。とはいえ、自分でも保険上限300万円をこえる車を貸そうとは思いませんけどね。

今回ニュースで思った事は、売却ではなくコンテナに詰めて海外にもっていかれたら戻ってこないだろうなということ。盗み手としては、他に簡単に盗める車があるのであえて対面で顔を晒してという方法はとらないと思いますが、狙われたら面倒なことになるのは間違いなさそう。

3DA-KG2P CX-8のオートロック解除ボタン

最近ふと思ったのですが、CX-8にはロックしている全ドアを一度にロック解除できる専用のボタンが無いのです。もちろん、運転席のドアロックレバーをロック解除にすれば全ドアのロックも解除できるのですが、とても扱いずらい場所にあるので、例えば駅まで送った人を下すシーンなどで、オートロックで施錠された助手席のドアのロックを解除しようとすると、やりずらいのです。

保有しているE83 BMW X3では、センターのハザードスイッチのそばにドアロック解除のボタンがあります。ノアZRR80Gではドアのパワーウィンドウスイッチのあたりにあるので、どちらも利便性を考え使いやすい場所に配置しています。

ZRR80Gノアのロックドア解除ボタン。

では、なぜCX-8ではその便利なドアロック解除ボタンが無いのでしょう。理由は安全性からです。CX-8では、パーキングに入れれば解除するようにデフォルトでは設定されています。パーキングにレバーをセレクトしていないのに、ドアを開けるのはよく考えると危険です。そんな考えから(きっと)パーキングに入れると自動的に解除となっているのでしょう。

マツダコネクトの画面で設定可能ですが、ロック解除はセレクトレバーか、電源ポジションしかないので、使い勝手からセレクトレバーでの解除となるのでしょう。慣れと、理由がわかれば別に不便を感じることもないのでした。

ZRR80Gノアを手放すことにしました

CX-8購入後もCX-8の積載性、乳幼児を乗せた場合の利便性等が不明であった為、保険的意味でしばらく保有していたZRR80Gノアを手放すことにしました。

維持費くらいはAnycaでの貸し出しで補填することができるのですが、いかんせん貸し出し・返却の手間がかかりもう無理って感じです。

都心部に近くもっと貸し出し地が良ければいいのでしょうけど、最寄り駅のみの受け渡しだけにしているとほとんど反応が無いので、半径8㎞まではフリーデリバリーとしています。洗車や車内清掃、荷物を降ろしたりしていると貸し出しだけで1時間はかかってしまいます。引き取りも1時間で1回の貸し出しで2時間。結構な負担です。1台ならやっていけそうなのですが、2台あるので折角の週末なのに全くやりたいことができずにストレスが溜まるという本末転倒な感じになっています。

処分方法は過去の経験からヤフオクを予定しています。恐らく100万を越えるので多少の不安はありますが、買取よりも恐らく10万は良い値が付くものと期待しています。

見栄えをよくするために、ずっとやりたかったけど時間が取れずにできなかったガラスコーティングをやりました。今回は細目と鏡面仕上げ用、2種類のコンパウンドを使用で仕上がりは以前行った2台(X3CX-8)よりもうまくいきました。駐車場をお借りしましたドン・キホーテさんありがとう。

ドン・キホーテさん駐車場の屋上で、ポリッシャーとコーティング剤塗布をやらせていただきました。感謝です。

さ、良い値で売れればいいんですけど。

ridenowにGO2GO、個人間カーシェア界隈が賑やか

2019年4月からサービス開始とアナウンスしていたGO2GOが9月にやっとサービス開始となりました。加えて、「シェアのり」はridenowと名前を変えて再出発です。シェアのりにも2台登録していましたが、2017年4月から2年半で1度も利用がありませんでした。確か、2017年の年末にリクエストがありましたが、他で貸し出しの予定であった為キャンセルしただけでしたね。今度はアプリ化して、利用料も無料とまだまだやる気です。アプリのデザインはしっかりしているので、どこからか資金を調達したのでしょうか?

どちらのサービスへも車両の登録を行い、1週間ほどになりますが、今のところ大変穏やかです。というか、1件も問い合わせありません。dカーシェアも同じですけどね。サービス内容も機能も知名度も相当先を行くAnycaに一矢報いることはできるんでしょうか。

個人的には、ridenowに頑張ってもらいたいです。最近、Anycaの人気ランキングを見ていると、料金をとても安く見せて実は距離による従量制っていう料金を独自に設けているユーザーが結構いるんですよね。昔はAnycaのルールから逸脱するような記載は削除されたり添削されたりしたのですが、最近は黙認みたいで嫌なんです。距離による従量制、支払いも現金手渡しって、どうみてもおかしいと思うんですけど。

アイドリングストップでどれくらい燃料が節約できているか

みなさんに嫌われているらしいアイドリングストップ。メーカーも嫌われているのは承知の上で付けているのでしょうからそれなりな理由があるはずです。それは当然実際に燃料の節約ができるからでしょう。

では、アイドリングストップを効かせるとどの程度燃料の節約が行えるのか試してみました。

試した条件

この車は個人間カーシェアで貸し出すことが多いので、結構距離を走ります。使い方は日帰り、もしくは1泊で高速道路を使った小旅行というのが一般的。通勤や買い物といった短距離走行はしていません。 他、試した条件は次の通りです。貸し出し中の状態もこの通りだと信じます。

  • 車は2015年式のトヨタノア(ZRR80G)、2.0Lのガソリン車、走行距離約7.5万キロでバッテリー交換は新車時からしていません。
  • 常にアイドリングストップをオンで走行
  • エアコンは基本常にオートでオン。リアエアコンは搭乗者がいればオン、いなければオフ(のはず)
  • 節約できた燃料は車載コンピュータの表示を信じる

測定

■2019年8月31日(オドメータ 74,815km)

記録開始。車載表示をリセットし、「節約燃料」をゼロにします。

■2019年9月1日 116km走行(オドメータ 74,931km)

アイドリングストップ時間 34分
節約燃料 0.402L

■2019年9月8日 346km走行(オドメータ75,161km)

アイドリングストップ時間 1時間26分
節約燃料 0.999L

■2019年9月16日 779㎞走行(オドメータ75,594km)

アイドリングストップ時間 1時間44分
節約燃料 1.212L

■2019年9月29日 953㎞走行(オドメータ75,768km)

アイドリングストップ時間 2時間31分
節約燃料 1.754L

■2019年10月10日 1,467㎞走行(オドメータ76,282km)

アイドリングストップ時間 3時間16分
節約燃料 2.272L

結果

1,467㎞の走行で2.272リットル(アイドリングストップ時間 3時間16分)のガソリンが節約できました。夏場でエアコンが常にオンとなっている状態なので、春や秋だともっと多くのガソリンが節約できるものと思います。また、街乗りが増えることでも節約分が増えることが予想されます。

一応損得勘定をしてみる

1km走行あたり、どの程度節約できるというと。

2.272L/1,467km=0.0015487L/km

10万km走行したとして、どれほどのガソリンが節約できるのでしょうか。

0.001547L/km×100,000km=157L

157Lほどになりました。1L、140円だとすると21,980円でした。アイドリングストップ付き車が無しに比べてどれくらい高いのでしょうか?アルファードではオプション扱いで、価格は52,000円でした。とすると、20万km走ればオプション価格の何とか元が取れる、かも、という程度なんですね。あらら。。

バッテリーの交換頻度が増え、システムが複雑になることによる故障率が上がることも考えられるため、経済的な計算だけでは無い方が特となりそう。

じゃ、なんでメーカーは付けるのでしょう?

ガソリン節約コスト以上にコストをかけてでも燃費を向上させないといけないためでしょう。燃費規制で、ある一定以上の燃費が達成できないと罰金が課されるようですからね。

私は燃費の良い車、静かな車にお金を払う方です。アイドリングストップでエンジンが止まると環境負荷を減らせている、CO2を節約できていることで、気分が良くなります。

CX-8で走行中のナビ操作とTV視聴を有効にしてみる(1)

はじめに、走行中のナビ操作やTV視聴を有効にするには、マツダコネクト(通称マツコネ)の設定を変更することで特に追加でキャンセラー等の機器を接続することなく可能とのことです。ただ、設定変更といってもユーザーには変更させないように作られている為、変更は少々面倒な様子。

ここに、実際にCX-8(2019年モデル)、マツコネバージョン70.00.110JP Mで試した記録を記載します。結果は成功で、走行中のナビ操作、TV操作が可能となりました。

2020年11月4日追記
私が購入した2019年モデル以降、マツコネバージョンはv70.00.335、v70.00.351があるようです。335、351ではここに記載の方法では設定変更は行えないようです。

参考サイト

Mazda AIO tweaks

Mazda All In One tweaks、通称AIOを配布しているサイト。マツダコネクトの設定を変更してUSBスティックからAIOに含まれるアプリケーションインストールを行い、マツダコネクトへ機能追加が行えます。バージョン59までと、それ以降で大きく手順が異なります。バージョン59以降の手順はこちらのページです(私のCX-8もバージョン70の為ややこしい方です)。

私のCX-8のマツダコネクトバージョンは70.00.110の為、USBスティックからの読み込みを有効化するには、マツダコネクトのコンソールへシリアルケーブルを接続する必要があります。マツダコネクタ背面のコネクタと、USBシリアル変換アダプタを挿したPC側を物理的に接続し、PC上でTeraTermやPuttyといったターミナルソフトソフトを使って設定を書き換えれば良い様子。

黒いストアブ改め魂赤CX-3のページ

実際にやっている方も結構いる様子。検索キーワードは「マツコネ シリアル」です!「シリアル」が重要です。

必要なもの

必要なものは大きく分けて次の3つのようです。

  • USBシリアル変換アダプタ
  • マツダコネクト本体(CMU)のコネクタの空へ接続する接続ピン
  • CMUとPCを接続するケーブル

それぞれYahoo!ショッピングやAmazonで手に入ります。シリアル変換アダプタはCP2102という通信モジュールを使用しているもので、コマンドを実行していることが分かるLED付のものが良いようです。ほかにFT232RLという通信モジュールを使用しているものもありますが、この通信モジュールは偽物が出回っており、使用できないものがあるようです。

接続ピンはF060-TSというもの、ケーブルは作業上、60㎝くらいあるものが良いとのことです。後は、もしかしたら戻らないかもしれない作業を行うちょっとした勇気でしょうか。

必要なものをそろえてチャレンジしてみます!

次へ:CX-8で走行中のナビ操作とTV視聴を有効にしてみる(2)

CX-8で気になるところ(ウインカーレバーの端の仕上げ)

運転中、何気なしにウインカーレバーを触っていることがありませんか?その時に、レバーの仕上げに成型したときの段差があってとても気になっています。

ウインカーレバー端にあるバリというか段差が、運転をしていてとても気になるのです。

削ってみる

とても気になるので、2000番の耐水ペーパーで削ってみました。

ダイソーで購入した耐水ペーパーセットに入っていた一番目の細かい2000番を使用しました。もう少し荒くても問題なさそうです。

よく見るとワイパーレバーも同じような状態なのでこちらも削ります。

結果

段差がなくなり、触っても良い感触です。マツダがプレミアムブランドを目指すのであれば、機能ではないこの辺の作り込みが足りていないんじゃ無いか、と思い、ZRR80ノアとE83 X3を確認してみたところ、ZRR80Gは綺麗にスベスベしています。X3は思いっきり段差がありました。あら、なんでCX-8は運転していて気になるのでしょうか?

CX-8で気になるところ(ハンドルにあるスイッチの感触)

マツダに限らず、最近の車はACCやオーディオに関する操作スイッチをハンドル周辺に持ってきています。それはそれで腕を動かさずに操作できるので大変便利なのですが、CX-8についているこれらのボタンの操作感が今一つなんですよね。

外側のスイッチはSET+/RES/SET-の3つのポジションがあります。RESが一番使うのに、操作感が今一つ。

ACC関連で車速をセットするSET+/SET-のボタンは上下に加え、直前の設定状態を設定するRESとして中央を押す操作もあるのですが、ボタンがグラグラして操作感があいまいです。

好みの問題といわれればそれまでですが、もう少しカチッとした操作感を伴ったボタンへ変更してくれればと思いながら運転しています。頻繁に使用するボタンなので、毎回感じることを思うと車に対する評価がどうしても下がる方向に行ってしまいます。どうか次期型では改善してくださいね。