はじめに、走行中のナビ操作やTV視聴を有効にするには、マツダコネクト(通称マツコネ)の設定を変更することで特に追加でキャンセラー等の機器を接続することなく可能とのことです。ただ、設定変更といってもユーザーには変更させないように作られている為、変更は少々面倒な様子。
ここに、実際にCX-8(2019年モデル)、マツコネバージョン70.00.110JP Mで試した記録を記載します。結果は成功で、走行中のナビ操作、TV操作が可能となりました。
2020年11月4日追記 私が購入した2019年モデル以降、マツコネバージョンはv70.00.335、v70.00.351があるようです。335、351ではここに記載の方法では設定変更は行えないようです。
参考サイト
Mazda AIO tweaks
Mazda All In One tweaks、通称AIOを配布しているサイト。マツダコネクトの設定を変更してUSBスティックからAIOに含まれるアプリケーションインストールを行い、マツダコネクトへ機能追加が行えます。バージョン59までと、それ以降で大きく手順が異なります。バージョン59以降の手順はこちらのページです(私のCX-8もバージョン70の為ややこしい方です)。
私のCX-8のマツダコネクトバージョンは70.00.110の為、USBスティックからの読み込みを有効化するには、マツダコネクトのコンソールへシリアルケーブルを接続する必要があります。マツダコネクタ背面のコネクタと、USBシリアル変換アダプタを挿したPC側を物理的に接続し、PC上でTeraTermやPuttyといったターミナルソフトソフトを使って設定を書き換えれば良い様子。
黒いストアブ改め魂赤CX-3のページ
実際にやっている方も結構いる様子。検索キーワードは「マツコネ シリアル」です!「シリアル」が重要です。
必要なもの
必要なものは大きく分けて次の3つのようです。
- USBシリアル変換アダプタ
- マツダコネクト本体(CMU)のコネクタの空へ接続する接続ピン
- CMUとPCを接続するケーブル
それぞれYahoo!ショッピングやAmazonで手に入ります。シリアル変換アダプタはCP2102という通信モジュールを使用しているもので、コマンドを実行していることが分かるLED付のものが良いようです。ほかにFT232RLという通信モジュールを使用しているものもありますが、この通信モジュールは偽物が出回っており、使用できないものがあるようです。
接続ピンはF060-TSというもの、ケーブルは作業上、60㎝くらいあるものが良いとのことです。後は、もしかしたら戻らないかもしれない作業を行うちょっとした勇気でしょうか。
必要なものをそろえてチャレンジしてみます!
「CX-8で走行中のナビ操作とTV視聴を有効にしてみる(1)」への1件のフィードバック