ISO27001の認証取得・維持について(管理策って本当に必要なものだけ採用ってありなの?)

情報セキュリティに関係する仕事をしている人であれば、誰でも一度は聞いたことがあるでしょう、ISMS(Information Security Management System)、規格でいうとISO27001です。

この規格の認証取得、維持にコンサルではなく実務で事務局として携わっていると、これって本当にセキュリティに役立つの?という場面に多く出くわします。

その大きな2つは、「ラベル付け」と「情報資産台帳」です。どちらもISO27001に記載はありませんが、ISO27002に管理策としてまとめられており、どちらも採用している組織がほとんどなのではないかと想像します(A.8.1.1 資産目録、A.8.2.2 情報のラベル付け)。

別にラベル付けしても普段の業務で取り扱いを変えるわけでもなく、台帳を作っても業務を行う中で参照するわけでもなく、認証の為に作っているけど全く使わないものだったりします。

私としては、この2つが特別セキュリティ的に重要だとは思わないのです。この2つが行われていなかったことが原因で発生したインシデントも無いのが現状です。

このA.8.1.1とA.8.2.2を不採用として認証を取るってありなんでしょうか?

採用しない合理的な理由があり、採用しなくてもISMSが回っていればいいのか。というのが今の悩み。

CX-8で走行中のナビ操作とTV視聴を有効にしてみる(5)~ナビ操作、TV解除コード流し込み~

事前準備(MZD-AIOインストール用USBメモリ作成)

autorunを解除するのに使用したUSBメモリを利用する場合は、念のためすべてのファイルを削除した方が良いでしょう。

  1. USBメモリをノートPCに挿入します。
  2. ダウンロードしたMZD-AIO-TI_Setup_2.8.4.exeを実行します。
  3. 画面左側のTouchscreen While Movingをチェックします(これが走行中でもナビの操作を有効にするチェックです)
  4. 画面右に現れるDVDs While Drivingをチェックします (DVDを走行中に視聴できるようにするチェックです。以降に記載しますが、DVD解除コードと合わせてTV解除コードを追記します。)
  1. 画面上のStart Compilationをクリックし、Startします。
  1. コンパイル後に、データを挿入したUSBメモリに書き込みます。これでDVD視聴が可能となるデータは完了です。TV解除を行うには、作成されたデータに1行データを追記します。

USBメモリ上のtweaks.shをテキストエディタで開きます。私はサクラエディタを使用しました。

  1. 「INSTALL REMOVE TOUCHSCREEN RESTRICTION」の文字列を検索します。データ作成時に入れるチェックの個所で異なると思いますが、この手順でデータ作成した場合は恐らく870行目です。ここにタッチスクリーンの制限解除に関する項目が記載されています。

892行目にある以下のDVD解除コード行の下に、TVを解除するコードを1行追加します。

dbus-send --address=unix:path=/tmp/dbus_hmi_socket /com/jci/testdiag com.jci.testdiag.DVD_SpeedRestriction_Enable boolean:false

追加する行

dbus-send --address=unix:path=/tmp/dbus_service_socket --type=method_call --dest=com.jci.vbs.diag /com/jci/vbs/diag com.jci.vbs.diag.Routine_Request byte:15 uint16:65535 

保存して準備は終了。

  1. 車のメインスイッチをブレーキペダルを踏まずに1度押し、ACC(アクセサリー電源オン)の状態にします。
  2. USBメモリを車体のUSBポートに接続します。なぜか、車体前方のポートにつなげないと反応しませんでした。
2ポートあるUSBポートの前側です

しばらくするとMZD-AIO-TIの画面が立ち上がりますので、画面に沿って終了させ、USBメモリを抜いて一度再起動すると完了です。

キターッ!この画面が出れば成功ですね

ナビについては、走行中にも50音で目的地設定が行えると思います。

TVは、パーキングブレーキを解除しても見えていれば成功!

検討を祈ります。

参考にしたサイト

参考にさせていただいたサイトです。皆様ありがとうございました。

Mazda AIO Tweaks Serial Connection
解除ツールを配布しているサイト。今後も開発が進んで、マツコネのバージョンに追随してくれることを祈ります。

黒いストアブ改め魂赤CX-3のページ
CX-3ですが、シリアル接続について詳しく解説されています。

さこだのページ
車はアテンザですが、同じバージョン70.00.110でTV解除コードについて記載されています。

ゆるなりCX-8
同じCX-8、同じバージョン70.00.110でMZD-AIO-TIを導入されています。

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CX-8で走行中のナビ操作とTV視聴を有効にしてみる(4)~マツコネCMU取り外しとシリアル接続、そしてautorun解除~

事前準備①(autorun解除用のUSBメモリ作成)

これは特に迷わないと思います。

  1. MZD-AIO-TIのダウンロード。カスタムアプリなどが含まれている為か、178MBと結構大きいです。私はMZD-AIO-TI v2.8.4でした。Windowsを使用しています。
  2. FAT32でフォーマットしたUSBメモリをノートPCに挿す
  3. ダウンロードしたMZD-AIO-TI_Setup_2.8.4.exeを実行します。
  4. 右上のAutorun & Recoveryをチェック
Autorun & Recoveryをチェックします
  1. 画面上「Autorun」をクリック
「Autorun」をクリックします。
  1. 「Install ID7_Recovery Scripts Pack」にチェック(デフォルトでチェック済)し「OK」をクリック
Install ID7_Recovery Scripts Packにチェックし、OKをクリックします。他の機能は試していないので、何が起きるかわかりません。
  1. ノートPCに挿入したUSBメモリがリストに出てきますので、USBメモリを選択してコピーを行います。
  2. コピーが完了したら、USBメモリの中を確認し、もし「XX」という名前のフォルダが無ければ、「XX」フォルダを作成し、USBメモリにあるフォルダとファイルをすべて「XX」へ移動させます。これはMZD-AIO-TIのサイトに記載のない内容なのですが、この後のCMUへの転送がうまく、コピーコマンドを確認したところ、「XX」フォルダにファイルはある前提のものになっていました。バージョンによって違うものとなるかもしれませんので要注意です。

マツコネCMU取り外し

USBメモリの作成が終わったところで、マツコネCMUの取り外しです。こちらも特に悩まずに行えました。

まずはダッシュパネル下部を取り外します。助手席側にレバーを使用して取り外しました。
助手席側から運転席側に向かい取り外し、メインスイッチのコネクタを抜いてパネルを取り外します。

コネクタへ配線

マツコネCMUを取り外し、車体側からいくつか出ているコネクタから、このコネクタに2本配線を増やします。

事前に、用意した配線とコネクタメス端子を圧着接続しておきます。配線の長さは1mもあれば十分です。

購入したメス端子を圧着ペンチで接続します。

コネクタメス端子はそのままでは挿入できないので、コネクタ端子の抜け防止の部品を精密ドライバーを使用して浮かせます。

コネクタの穴にコネクタメス端子を挿入(向きがありますが、あった方向にしか挿入できません)します。RX、TXの2本挿入した後、浮かせておいた抜け防止の部品を指で戻します。これで端子が抜けることはありません。

RX、TX端子へ配線したコネクタ。コネクタの上、灰色がRX、下、赤がTXです。

アースの配線もCMU本体としておきましょう。適当なねじを緩め、被覆を向いた配線と共締めしました。

シリアル接続するための配線ができましたので、コネクタを挿入し、CMU本体を車体に戻します。この時、メーターのフードの部品とCMUの右側にある位置決めのピン(棒)と干渉するので、メーターフード左側を手前に引き、ずらしておく必要があります。これ、どこがぶつかっているかわからず、結構悩みました。。

メーターフード左側を手前に引っ張り、少し浮かせる必要があります。

取付ネジはautorun解除が成功するまで締めなくても良いでしょう。

メインスイッチをACCにする必要があるので、ダッシュの下段パネルだけは元の位置に仮止めし、メインスイッチとコネクタを接続しておき必要があります。

ノートPCのシリアルコンソールで確認

USBシリアル変換アダプタをノートPCに接続し、車体から延ばしたRX、TX、アース(GND)の配線を接続します。

購入したUSBシリアル変換アダプタ。ケーブル付属、LED付で選びました

ノートPCにインストールしたTera Termを起動します。USBシリアル変換アダプタが挿入されていると、シリアルが選択できると思います。

何も接続していないと、上のようにグレーアウトしていますが、アダプタを挿入して起動すると選択可能となると思います。

シリアルを選択すると、文字化けした文字がコンソールに表示されると思います。これが表示されない場合は配線が間違っているものと思います。

Tera Termの設定で、シリアルポートの速度を115200とします。

設定からシリアルポートを選択
スピードを115200へ変更

変更すると、画面にテキストが流れてきます。止めることはできないので、画面から文字を読み取ることはできません。これからコマンドを実行するわけですが、結果を確認するために、ログの取得を有効にしておくことをお勧めします([ファイル]-[ログ]です)。これでトラブルシューティングも行うことができます。

Tera Termコンソールに文字が流れてきます

ここで、一度CMUを再起動します。車体の「NAVI」ボタンと、音量摘みを同時に押して(ミュート動作)10秒待ちます。すると、CMUが再起動します。

再起動後、1分程待ち、ログインができる状態となることを待ちます。

MZD-AIO-TIではサイトから文字列をコピーして貼り付けるように手順が書かれています。なぜか貼り付けではログインがうまく行えなかったので、手打ちをしました。ユーザー名:user、パスワード:jciです。

MZD-AIO-TIに記載がある通り、autorunを解除できた後は、ユーザー名:cmu、パスワード:jciとなります。

https://mazdatweaks.com/serial/

ログインが行えたかは画面に文字列が流れている為わかりませんが、エンターキーを何度か押して、プロンプト「#」が帰ってくればログインできているものと思います。エンターキーを押しても、「login:」という文字が見えるようだとログインできていません。取得したログを確認するなり、コピー&ペーストを試すなりログインできるようにしてください。

Tera Termでのペーストは、メニューから行った方が良いでしょう。[編集]メニューから[貼り付け<CR>]です。<CR>はエンターキーです。

車体のUSBポートに「事前準備①(autorun解除用のUSBメモリ作成)」で作成したUSBメモリを挿入します。2ポートありますが、どちらでも良いようです。

次に、USBメモリ内のファイルをCMUへコピーします。コマンドは次の通りです。こちらもコピー&ペースト推奨です。

cp -r /mnt/sd*/XX/* /mnt/data_persist/dev/bin/; chmod +x /mnt/data_persist/dev/bin/autorun; /mnt/data_persist/dev/bin/autorun

上のコマンドのcpから;までがコピーなのですが、コピー元が「/mnt/sd*/XX/*」となっています。linuxを使う方ならご存知かとは思いますが、これは挿入したUSBメモリのデバイス名とコピーするファイルへのパスなわけですが、XXというフォルダが指定されています。

「事前準備①(autorun解除用のUSBメモリ作成)」に記載した、USBメモリへファイルを書き込む際、XXフォルダが無ければ作成したファイルを移動としたのは、このコマンドの為です。コマンドをUSBメモリへ保存したファイルへのパスに合わせるか、USBメモリへの保存状態をコマンドに合わせる必要があります。因みに、アスタリスクで示している文字列は、ログファイルで確認したところ、/mnt/sdb1/でした。なので、もしUSBメモリへXXフォルダが無い場合は、次のコマンドで成功すると思います。

cp -r /mnt/sdb1/* /mnt/data_persist/dev/bin/; chmod +x /mnt/data_persist/dev/bin/autorun; /mnt/data_persist/dev/bin/autorun

参考までに上のコマンドは、セミコロンで区切られた3つのコマンドで、次のことを実行しています。

  1. USBメモリからCMUへファイルをコピー
  2. コピーしたファイルに実行権限を付与
  3. 実行権限を与えたautorunを実行(恐らくこのautorunに制限を解除するスクリプトが記載されているものと思います。)

うまくいったと思ったら、確認コマンドを実行します。

ls -l /mnt/data_persist/dev/bin

目視で確認するのは厳しいので、ログファイルでちゃんとUSBメモリにあったファイルがリストとして表示されることを確認しましょう。

これで、autorunの解除は終了です。さて、うまくいきましたか?

私は、XXフォルダの件で一晩考えさせられましたのでした。さて、次はお待ちかねのUSBからTV解除コードの流し込みです。

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CX-8で走行中のナビ操作とTV視聴を有効にしてみる(3)~モノの用意~

全体の作業をイメージ出来たところで、まずはこれが無いと始まりません。物品の用意です。

必要なもの

アマゾンで購入すればほぼ翌日には手元に。便利すぎですね。。

USB/シリアル変換アダプタ

CP2102もしくは、FT232RLというチップが乗ったもが一般的なようです。CP2102の安いモノは模造品があるらしいということで、私はFT232RLチップのものにしました。LEDもあると信号が間違いない事が分かるので便利です。私が購入した商品には、短いですが信号取り出し用のケーブルが付属していました。

これを購入する前に、安さ命で中国から発送されるCP2102品を購入したのですが、3週間しても届かず、キャンセル&返金を受けた後に届きました。使えるか試しておりません。。

接続ケーブル

私の場合、部屋に転がっているケーブルを流用しましたが、信号取り出し用のケーブルで、簡単に接続や延長が行えるジャンパー線を使うと良いと思います。

コネクタピン

CMUを取り外し、RX、TX信号取り出し用にコネクタに接続するメス端子です。060型TSシリーズで問題ありませんでした。予備も含め10個買いましたので、チャレンジする方お分けします(笑)

配線工具

車載電装機器の取り付けを行う方ならお持ちかと思いますが、端子接続工具、ニッパーなどが必要です。

マツコネCMU取り外し工具他

内装を剥がすので、内装はがしツールと、マツコネが10㎜のボルトとプラスねじで固定されているので、プラス(+)ドライバーが必要です。また、コネクタにある抜け防止の部品を動かすのにマイナス(-)の精密ドライバーが必要です。

工具ではないですが、内装のパネルを傷つけないように養生テープも無いといけませんね。

ターミナルソフト

これはノートPCにインストールして利用するソフトウェアです。日本ではTera Termが良いでしょう。因みに、これのほかにPuTTYなどがあり、どれもフリーです。

ノートPC

Windows、Macどちらでも大丈夫です。車内で使用するので、小型でバッテリー持ちが良いものが良いと思います。私の場合LenovoのYOGAです。セール中に安く購入しました。小型で軽量、持ち運びに便利です。ちょっと衝撃に弱そうな感じ(実際に購入して1年前に液晶のタッチスクリーンが使えなくなりました)ですが、バッテリーの持ちを考えると外での作業にはうってつけの機器ではないでしょうか。

USBメモリ

これも容量は2GBもあれば十分なので、何でも大丈夫です。最近はType-Cの形状のものもありますが、車体側はType-Aなので、ごく一般的なもので良いでしょう。Type-Cコネクタが広まり、メモリもマイクロSDで統一している私のような方は、マイクロSDカードが使えて、Type-AもType-Cも持っているものもあります。

Mazda AIO Tweaks

これも忘れずにダウンロードしておきましょう。

テキストエディタ

他、テキストエディタもあったほうが良いですね。私の場合はサクラエディタです。

これらをそろえていざ挑戦です。

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ZRR80Gノアの売却その(4)~買い取り専門店

売却する場合の数字をまとめてみます。

ヤフオクでの落札価格 112万
ユーカーパックでの最高入札価格 86.81万
オークション相場から見る買取想像価格 117万
グーネット買取の買取相場  122.6~134.9万
中古車販売価格からの買取想像価格 110万

車を高く売りたいと思ったときに、恐らく一番多くの人がするであろう、買取専門店にまだ聞いていませんでした。上の数字を持って、買取専門店と商談に臨みます。

ビッグモーター新横浜店

一つ目は、 ビッグモーター。自分にとってはラジオCMをよく流しており、店舗も持っていることから何となく期待できそうな会社です。最近店舗も見かけるようになりました。ちょうど港北方面へ行く用事ができたので、帰りに寄ってみました。

予約なしでの飛び込みです。直ぐに営業さんが店から出てきて出迎えてくれます。しかし、第一印象は私の好きではないタイプかな、と思ったのでした。なんというのでしょう、初対面なのにあまりにも気安い感じで話されるのは好きではないのです。

査定はその場ですぐに行ってもらうことができ、金額も決まったようでした。様でしたというのは、この担当者、頑なに査定額を伝えないのです。

こちらは希望額120万円、希望を下回るようなら売却しないと条件を伝えているのに、「とても無理です」とか、「後ろに修復歴があったから相場とは異なる価格となる」とか、定性的な事を繰り返すばかり。いったい何度同じことを聞かされるのかと思い、こちらもイライラしてきてしまい、「もう帰ります」となりました。。。

結局明確な査定額は最後まで伝えられることは無く、こちらが提示した115万円で買い取ってもらえるなら契約しますとした条件に対し、「無理です」との回答のみでした。いったい何なのでしょうね。金額がわからないと商談も出来ません、ひたすら安い値段で買い取ろうとするその営業姿勢に憤慨した次第でした。

ただ、一つ分かったことは、この店でもリアのアンダーパネルの凹みを修復歴として査定したことです。ユーカーパックと同じ見解とみてよさそうです。しかし、この営業担当は信用に値しないような発言ばかりだったので、まだ自分のなかでは信じられないのでした。

修復歴の判断基準

社団法人日本自動車査定協会が示す修復歴判断基準はこの通りです。

リアのフロアについて、修復歴としないもを次のようにしています。

① リヤエンドパネル又はリヤフェンダー等の
  交換時に生じた損傷があるもの
② 軽微な凹み、破れ又はその修理跡がある
  もの
③ スペアタイヤ等格納部の突き上げによる
  凹み、軽微な破れ又はその修理跡がある
  もの

http://www.k-staff.net/docs/hyouka/hyuka/syufuku.htm

ノアの場合、②または③に該当する傷だと思うのですけどね。。修復歴なのでしょうか?

川崎中部カーステーション株式会社

気を取り直してもう一軒買取屋さんへ行ってみました。川崎中部カーステーション株式会社というところで、グーの買取で相場価格を調べたことらメールを貰い、こちらからアポイントを取りお店へ訪問して査定してもらいました。

こちらはビッグモーターとは全く異なる営業スタイルで、出来るだけ希望額に近い価格で購入してあげようという雰囲気が伝わってきます。希望額はビッグモーターで無理と言われた115万から1万下げ114万、ヤフオクの価格よりも2万円高い価格としました。

一声110万で、じゃ真ん中を取って112万では?ときいたところ、111万までが限界です、とのことでヤフオクへ再出品する手間を考えると妥当な価格かなと納得し、即決しました。

新車で諸費用込み279万円で購入し、7.6万㎞走行、軽度な修復歴ありの車は111万円での売却となりました。4年で値落ちが168万円、比率でいうと残価は、約40%でした。3年で残価60%なんていう車もあるようですから、売却価格から見たらあまり良いクルマ選びではなかったのかもしれません。この辺りはAnycaでの貸し出し料金なんかも含めて機会があれば振り返りたいと思います。

売却の事をもっと考えて購入するのであれば、ノアではなくてヴォクシー、色は白か黒、両側電動スライドドア以外は特に上乗せ要因とはならない、という事を売却で色々と調べている過程で見聞きしたことを記しておきます。そうしたら115万くらいになったのかもしれません。

修復歴について、やはりこのお店でもこの傷、凹みは修復歴となるとのことでしたが、店頭で販売するのでこの額で買い取りできますとのことでした。トヨタのミニバンはみんなトランクフロアが低く、ぶつけて凹みがある車が多いとの有益な情報ももらいました。あえて修復歴車から症状の軽いものを選ぶという中古車探しもアリかなと思いました。

ノアはどんな車だったか?

ちょうど4年間所有したことになります。荷物も積めて、燃費もよく、スライドドアで乳幼児がいる家庭にはとても使い勝手がよく、ノントラブルという高い信頼性。トヨタのミニバンが人気な理由が身に染みて思ったのでした。CX-8は荷物乗らないからなぁ・・・。ハンドリングとか、静粛性とか、高級感とかデザインとか考えないのであればミニバンになるわけです。

ZRR80Gノアの売却その(3)~ユーカ―パック~

訪問査定を終え、売り切り価格も査定後の電話のやり取りで決まりました。これが10月30日(木)の昼下がり。電話で、最短で明日7:00からオークションへ出品できますけどどうしますか、と聞かれ、ユーカーパックでの売却はほぼ無いと感じていたので、金曜朝からの出品をお願いしました。

そして、オークションは当日の19時に終了、結果は以下の通りです。

遠く及ばない868,100円が最高入札額でした

868,100円が最高落札額でした。開始価格はとっても安く40万円、ユーカーパックによる総合評価は「3」となっていました。売り手側からのぞける情報はこれくらいです。修復の有無とか、修復の度合いがどの程度掲載されいるのか興味あったのですが、その点は売り手にはわからないようです。

ユーザーが直接オークションに出品出来て、入札するのは業者なのであればもう少し高くなっても良いと思うのですけど、どうしてこんなに安いのでしょうか。

考えられる理由は2つで、1つはユーカーパックへ業者が支払う落札時の手数料が高い、または、ユーカーパックの査定が厳しすぎて一般的な相場よりも下がってしまう。そんな気がします。

CX-8 2019年の年次改良

2019年10月23日、CX-8が商品改良「マツダ、CX-8 を一部改良 電動サンルーフなど利便性・快適性を向上」されました。

電動サンルーフ

天井を含めて内装色が黒に統一されているので、車内がとても暗いんですよね。サンルーフがあると、灯り取りに良いなと。値段次第な部分はありますが、買うなら付けると思います。

ラゲッジスペースが拡大

恐らく、ラゲッジルームの床下部分が拡大したのだと思います。この床下スペースは、キャンプ用品など荷物を満載にするときにはかなり重要で、汚れものや潰れると困るものなどを収納するときに役立ちます。このスペースなのですが、BOSEを選択すると容量が半減してしまうことから、私の場合BOSEはあきらめました。

パンク修理のポンプがこの収納スペースの奥にあります。ポンプを取り出したところ、収納の内張の先には結構なスペースが残されていました。恐らくこのあたりをうまく使って拡大したのでしょう。

3列目はほぼ荷室として使用している人にとっては3列目のUSBポートはあまり関係ありません。2列目のカップホルダーは出来なかったようですね。結構要望あると思うのですけど。

まとめ

エンジンには変化なし、マツコネも画面拡大、精度向上なし、と、現ユーザーからするとホットしたのですが、購入検討ユーザーからすると残念なところですかね。

個人間カーシェア比較(Anycaとか、dカーシェアとか、GO2GOとか、)その2

保険の比較

保険の比較

サービス名車両保険免責金額保険料引き受け先
Anyca300万円10万円1800円(ドライバー追加の場合は2700円)東京海上日動
dカーシェア(マイカーシェア)
アプリからしか確認できず。ここに重要事項説明書を置いておきます。
300万円プレミアムの場合10万円
スタンダードの場合15万円
プレミアム1,800円
スタンダード1,500円
ドライバー追加の場合は、プレミアムで+900円、スタンダードで750円。
東京海上日動
GO2GO300万円15万円1,440円(ドライバー追加の場合は+1,440円)あいおいニッセイ同和損害保険
ridenow300万円15万円確認できず あいおいニッセイ同和損害保険
CaFoRe30万円調べていない調べていない調べていない

個人間カーシェア比較(Anycaとか、dカーシェアとか、GO2GOとか、)その1

Anycaサービス開始から4年。いまだ一般に認知が広がったとは言い型個人間カーシェアですが、たまにニュースで取り上げられたり、カーシェアというキーワードで日経に取り上げられたり、一定の地位は確立されたのかもしれません。ただ、事業としてはどこも赤字であることが想像できます。人が5人くらいフルでかかわって、プラットフォーム利用料10%と保険手数料で黒字化しようとすると最低2億円くらい売り上げ無いとだめでしょう(感覚ですが・・・)。となると逆算的に、取引料金でいうと20億円です。シェア1日5,000円とすると、40万件/年、1日あたり約1100件ですね。

少し古いですが、2018年Anycaがレポートを出しています。累計のシェア日数なので、年間はわかりませんが、シェア日数累計は8万日だそうです。全然足りていませんよね。単月黒字になるのも遠い感じがします・・・。

1日1000件くらいになれば、貸し手も利用率が上げられて、もしかしたらサイドビジネスとして成り立つかもしれませんが、今のようにコスト割れギリギリの1日3480円にしても貸し出しは主に週末で、月に10日を超える日はほとんどない私の実績を見ると当分それは夢物語でしょう。

さて、本題は、利用者は増えていないのにやたらとサービスだけ増えているそのサービスの比較をしてみたいと思います。

どんなサービスがあるか

Anycaが老舗のように言われることもありますが、その昔からいくつかサービスを開始しているところがあります。一つは、CaFoRe(カフォレ)です。ここを通じて、私も何回か貸したことがありますが、不安だらけです!サポートの電話番号は無し、メールしても返信なし、貸した車が起こした事故等の修理はなんと貸し手という潔さ。運営会社も何度か変わっているようで、不審さ100倍です。

他、グリーンポッドなるサービスもありました。ここはリニューアルを目指し、しばらくサイトを閉じていましたが再開することなく終了した模様。売り上げをお金ではなくポイントとして何かに変えられるような形態をとっておりました。使ったことはありません。

他、Anyca、dカーシェア、GO2GOなど大手が運営する個人間カーシェアがあります。ridenowという取引手数料がかからないサービスも最近出ました。ここはシェアのりを前進に持ちます。大手3社、他2社というところです。

特色

全てのサービスに貸し手として車を登録しています。借りたことがあるのはAnycaだけ。表に出ているシステムや料金のほかに、使っていてどのような特色があるかを独断と偏見でまとめてみます。

CaFoRe(カフォレ)

今から個人間カーシェアで車を貸そう、借りようという人は検討対象から外しても良いサービスです。貸した料金が振り込まれなかったことは無いですが、サポートの電話がありません。メールをしても返事がありません。運営会社は名前だけで実態が無く、サイトだけゾンビのように動いているだけに感じます。

唯一言えるメリットは、借り手として、長期で借りる場合は料金が安い事です。それは保険を1か月単位でかけるためで、車両保険は貸し手負担となり借り手の負担は少ないです。ただ、貸し出し条件によっては個別に貸し手負担により修理(私もそうしています)としている場合があるので、修理となった際はとても高額となるかもしれません。

いまだメールだけでやり取りするという化石のようなサービスなので近寄らない方が良いでしょう。

たまに使うと、加入した保険の解約を忘れ、数か月分無駄にしてしまったことが・・・。ホントに注意が必要です。

GO2GO

中古車買い取りガリバーで有名な株式会社イドム(IDOM)が運営しているカーシェアです。2019年4月から始めるとしてながら結局開始したのは2019年9月。すぐに車を登録しましたが、1月以上経って問い合わせはゼロです。登録されている車を見ると買取店ガリバーで登録している車が相当あるようです。

もともと中古車買い取り販売なので、相乗効果を狙ったのかもしれませんが、貸すことを主のサービスとしてやるなら、なぜ通常の「わ」ナンバーで行うレンタカーにしなかったんでしょうかね。

この会社はフリマをやったり、定額でのリース(?)NODRELをやったりフットワークは軽いようですが、企画倒れに終わっていることが多いような印象です。とりあえず話題のサービスを出してみるというところはとても共感できるのですが、サービスの建付けというかちゃんと考えているのか疑問です。ここは手数料を20%とるんですよね。後発で手数料高かったら太刀打ちできないと思うんですけど。

Anyca

恐らく最大手です。DeNAから分社化されて0円マイカー(「わ」ナンバーですけど)などの新サービスを出すなど活発です。

私の場合、貸し出し全体の95%がAnycaで、残りがdカーシェアという感じです。

貸し手の方は入れ替わりが激しいような印象です。やはり嫌な思いだったり、面倒になったりしてやめてしまうのだと思います。

サポートに何度か問い合わせることがありましたが、なかなか頼れる感じで好印象でした。

アプリの作りもDeNAだからなのか良い感じです。

一つリクエストがあるのは、もっと貸し手側が儲かる仕掛けをしてくださいという事。方法としては、車を4000円で貸しているのに、保険料が2000円っていうのは無しですよ。一律車両保険300万円とするのではなく、100万以下のメニューや、免責0円とするようなメニューも設けるべきです。

dカーシェア

ご存知ドコモがやっている個人間カーシェアです。借り手が勝手に借りた車を売却したというニュースがあり、本人認証を厳格にするといった手が取られたようです。

貸していて、Anycaに比べて不安的な要素は特にないですが、絶対的に足りていないのはアプリの作りとサービスのメニューです。

複数台登録すると、どの車に対しての問い合わせなのかわからないのは致命的。予約が一覧で出ないのも複数の予約が入ると混乱します。

Anycaにある今だけアピールや、クーポン、車の一時公開停止なども出来ません。やはりこのサービスのメインはオリックスやカレコなんでしょうね。

ridenow

アプリの見た目はイケているサービスのにおいがします。が、いまだ問い合わせゼロ。評価できません。

登録されている車の数も少なそうですし、手数料0円といっても借りる人がいないと収入もゼロなので意味がりません。

ところどころにトヨタモビリティサービス株式会社との記載が見られます。リンク先に記載のある実証実験なのでしょうか?今後の動きに期待です。

まとめ

大手はこれから車の使われ方がシェアへシフトしていくことを考えて、先行投資的意味合いでサービスを開始しているのだと思います。法律的にグレーの分野へDeNAやドコモといった大手が踏み入れるのはそれなりな決断が必要だと想像しますからね。

ただ、日本というお国柄、車を「愛車」と呼んだりするように、とても車を大事にする文化があり、貸し手も借りてもなかなか広がらないという現状があるように思います。

現在の仕組みからすると貸し手側に比較的リスクがあるサービスですが、借り手の市場(貸出料金が安すぎる!じゃないと誰も借りてくれない・・・:独り言)となっているあたりもしばらくはメルカリのフリマのような爆発的な広がりは難しいんじゃないかと想像するのでした。

CX-8のレーンキープ・アシスト・システム(LAS)&車線逸脱警報システム(LDWS)について

普段気にせずに乗っていると、たまにステアリングのアシストが入るときがある。がしかし、車線をトレースしてくれるような感覚ではなく、車線を逸脱しそうになった時に、アシストしてくれるような感じ。それが毎回必ずではなく、たまに、なので、どのような制御なのか改めて確認してみた。

マツダのウェブサイトによると「レーンキープ・アシスト・システム(LAS)」、「車線逸脱警報システム(LDWS)」とう名称でステアリングにアシストが入る安全機能があるようで、CX-8のプロアクティブにはどちらも装着されている。

LASには2つ機能がり、どちらかを選択することのようだ。「逸脱回避支援(遅い)」、または、車線の中央やカーブに沿って走るようアシストする「ライントレース(早い)」の機能を選ぶことができるとある。

LDWSは作動するとステアリングが振動したり、ビープ音が出るとのことでたまに感じるステアリングをアシストされるのとは関係が無さそう。

普段感じる動作は、恐らくLASで、 「逸脱回避支援(遅い)」 が働いているためだろう。毎回必ず効いてほしいところだが、動作条件を満たさないときがあるのはしょうがないか。しかし、効いた時も動作が穏やかすぎて正直安全だと感じたことは稀で、あれ、何か効いたかな?という程度。味付けといえばそれまでなのだけど、これってついている意味あるの?という感じがしないでもない。機能で 「ライントレース(早い)」 を選んでみて違いを確認したいと思う。

CX-8のオンライン取り扱い説明書( https://www2.mazda.co.jp/carlife/owner/manual/cx-8/kg/ekse/contents/07010201.html )からのキャプチャ

マツダコネクトの設定について確認をしてみた。おおむね予想通り。設定を「ハンドル操作のアシストを行うタイミング」を「早い」へ、「アシスト感度」を「標準」もしくは「強い」へ変更してみることにしよう。