BMW E83 LCI X3キセノンヘッドライトバルブ交換:140,100km

Anyca貸し出し中にバルブ切れ

先日Anycaで貸し出し中に、借り手の方から警告灯が点灯して、ヘッドライトを見てみたら運転席側が点いていませんでしたと連絡を受けました。

そのまま返却してもらい、確認すると確かに警告灯が点灯し、運転席側の外側(ロービーム)のライトが点きません。13年経過しバルブが寿命を迎えたのでしょう。

確認すると運転席側が切れています

バルブを探す

ネットで適合するバルブを探します。

キセノンヘッドライトバルブは、とても特殊なバルブで高いという感覚だったのですが、その安さに驚きました(安心しました)。高かったら中国からの購入(AliExpress)を考えていたのですが、国内で購入すれば翌日に手元に届くことになり一安心。

まずは、RealOEM.comで純正品の型番を調べます。型番は「63217217509」のようです。検索するとD1Sという口金形状で、色合いは4300kのようです。適合車種が多いので、汎用的なバルブのようで汎用品を購入しても適合は問題なさそうです。

いくつかありましたが、レビューが良くて2年保証というこちらの商品に。

バルブ交換

バルブの交換は、工具としてはクリップ外しツールのようなプラスチックのタブを起こせるものだけでできます。運転席側はウインドウウォッシャー液のタンクが邪魔なので10㎜ネジを外して移動させます。

エンジンフードを開け、ウインドウウォッシャー液タンクを移動させるとアクセスしやすい。タブを起こすとプラスチックのカバーが簡単に外せる。
使用したのはクリップ外し工具

後は、針金のクリップを左右ずらすとバルブが取り出せます。簡単です。

取り外したバルブ。中が茶色くなっている。焼き切れた?
取り外したバルブのラベルを見ると、PHILIPS XenStart Assembled in Germanyとなっている。純正品だと思うので、恐らく今まで交換はされていない様子。
運転席側だけ交換して色合いを確認。少し白色が弱い気もするがほぼ一緒。
バルブ2個入なので助手席側も変えてしまいます。エアクリーナーボックスを取り外さなくても作業できます。
取り外した純正のバルブを比較。助手席側(右側)は問題なさそう。
左右交換後です。色合いも純正と同じで4300kにして正解です。

またもやラジエター液漏れ・・・

エンジンフードを開けたついでに、最近エンジンルームからLLCの甘い香りがする気がして、液量を確認してみます。

赤いレベルゲージ上端がタンクの縁よりも下にありました。やはり漏れているようです。前回確認したのがいつだったか忘れてしまいましたが、少なくともラジエターアッパーホースを交換した2020年2月には感じなかったことなので、1万km走行で、約100ml補充といった感じです。即対処というレベルではないですが、経過観察が必要そうです。

水道水を補充して、規定レベルにしておきました。入れすぎると、エキスパンジョンタンクが割れる、と思っています。

キーボックスが開かなくなってしまい焦る

先日のAnyca貸し出しで、返却時間の時間が合わなかったためにコインパーキングへ無人での返却をお願いすることにしました。キーは、ダイヤル式のキーボックスへ入れ、ドアノブへ取り付けてもらうようにお願いしました。

使用したキーボックスは、スマートキーに対応した、電波が飛ばないようにアルミの袋付きのものです。

深夜のコインパーキングへ引き取りに向かい、キーを確認したところ、ちゃんとお願いした通りドアノブにかけてくれています。感謝です。そして、キーを取り出そうとダイヤルを合わせてつまみを開錠へ回したところ、空回りしている感覚が・・・。つまみに同調してキーボックスの中で回るはずの部分が中に入れたスマートキーに干渉して回ってくれていないようです。つまみ部分だけ空回り。あらら。。

深夜のコインパーキングでドアのあたりで怪しい作業を繰り返すのもリスク有と判断して一度帰宅してスペアキーをとり、スペアキーにて自宅へ車を移動させました。ドアノブにキーボックスをぶら下げたままです。

翌朝、さて、どうしたものかと取り合えず鉄ヤスリ、金ノコ、ペンチあたりをもって駐車場へ。初めはダイヤルを破壊して開けようと思いましたが、ダイヤルは手ごわそう。

当然金属部分は焼き入りのかたーい鉄だろうから、ヤスリとか金ノコは相手にならないだろうな、と思いましたがダメ元でヤスリで削ってみます。すると、グイグイ削れていきます。ものの5分で切断完了。切断出来て一安心だったのですが、随分やわな作りで不安になりました。

キーボックスも片側がプラスチックで随分やわな作りです。万力で固定して、扉部分にくぎ抜きをグイっと打ち込んで、てこの原理でこじ開けたら簡単に開きましたとさ。

鉄ヤスリで簡単に切断完了。
万力で挟み、簡単にこじ開けられました

サーフィンなんかでこの手のキーボックスはよく使われるようですが、安物ではなくそれなりな価格の作りのしっかりしたものを購入されることをお勧めします。

これ、作りがわかってしまうと、本当に5分もかからずに開けられます。そもそもU字部分を切断する必要するすらなく、車体へ傷がついても良いのなら、バールのようなものでこじ開けられたら一発です。

ZRR80Gノアの売却その(7)~中古車という闇2

昨年2019年11月に4年間乗ったZRR80ノアを売却しました。

売却には様々な方法を試し、結局買取店へ持ち込んで売却したわけですが、そこのお店では売却価格111万円(仕入れ)に対し、139万円の価格で販売していました。

この車を2020年7月に、カーセンサーで距離変わらずで販売されているのを発見したという投稿がこちら。車両本体価格は、1件目の買取店からさらに上がり159.8万円でした。

カーセンサーのお気に入りに登録していたところ、お気に入りから消えたので売れたのかなと思い調べてみると、まだありました(笑)。

年式、グレード、色、距離、傷、交換したエクスワイアのホイールと、私が所有していた車に間違いありません

車両本体価格は145.8万円。車検はなしとなっているので、抹消してあるものと思います。

車両品質評価情報としてのカーセンサー認定で、修復歴無となっています。買い上げの査定時に修復車となる理由としてあげられたスペアタイヤのフロアについては軽い突き上げあとなっていますね。まさに中古車業界の闇、買取時には難癖をつけて安く誘導し、販売時には何事もなかったように高くして売ると。

おそらく販売しているお店が少なくとも3件目になるので、最低2回はオークションへかけられているものと思います。不人気車をつかんでしまうって販売店としても大変なのだなぁと思いますが、145.8万円では売れないでしょうね。車検2年付でそれくらいじゃないと。

この車、2019年10月の売却検討時にはヤフオクに出品し、112万円で一度落札となったわけですが、ヤフオクでもたまにはそういう出物もあるのです。

元オーナーとして、誰かに乗ってほしいとは思いますが、高過ぎですねぇ。海外に持っていくにもコロナの影響で滞っているという話も聞きますし。とりあえず、カーセンサーでお気に入りに登録して見ました!

BMW E83 LCI X3オーディオ交換:139,000km

以前、チェックランプが消えなくなり、バッテリーを外したら、それ以降ライン入力に切り替わらなくなってしまったオーディオ。センターディスプレイも映らなくなり、本格的に死亡してしまった模様です。

困るのは、ライン入力に切り替えられないとBluetoothの接続が出来ないことと、ディスプレイが映らないことに関連してだと思いますが、メーター内の時計が表示されず”—-“となってしまったこと。燃費や平均速度への切り替えはできるのですが、燃費は気づいたら100km/L単位となっていました。km/Lへ変更が出来ません。

とはいえ、どこかのコンピュータユニットを交換してまで直す気はないので、メーター内の表示はあきらめ、オーディオのみ交換してBluetooth接続が行えるようにしました。

購入したもの

  • 1DINオーディオユニット

パイオニアMVH-7500SC

オーディオを変えるとなると、CDスロットを使用している今のスマホホルダーが使えなくなってしまうな、と考えながら1DINオーディオを探していると、スマホのホルダー付きがあるではありませんか。

必須条件としては、Bluetooth接続と、ワイドFMくらいだったので少し高かったですがこれにしてみました。これならナビを買わなくてもよかったかもしれない。。

  • 配線と化粧パネル、取付キット

配線は、BMW特有のものなのでしょうか、四角い大きなコネクタが使用されています。これをナビの配線に合わせる必要があります。一本一本ギボシで繋げても良いのですが、脱着に手間がかかりそうなので、車体側のコネクタから配線を取り出す変換コネクタを購入し、端子をギボシへ変更して使用しました。

ラジオアンテナの入力も形状が異なるので変換ケーブルを使用します。

純正のオーディオは化粧パネルと一体となっているため、交換するとパネルがなくなってしまいますのでパネルが必要です。

人柱が好きな私は、配線とパネルはAliExpressでの購入です(笑)

bp(ビーピー)というところから、こんな至れり尽くせりのキットも出ていますので、面倒かけたくない人はこれが一番確実で早いですね。高いですが・・・。

取り外し

取り外しは、まず中央エアコン吹き出し口を手前に引いて抜き取ります。クリップで止められているだけですが、ハザードスイッチとドアロックスイッチが接続されているのでコネクタを抜くのと、ベンチレーションの調整ワイヤーも接続されているので取り外します。この部品はいろいろと割れやすいので取り扱い注意です。今回の取り外しで4つあるうちの一番左側クリップ取り付け部が割れてしまいました。以前の取り外しで、ワイヤーを固定する部分も割れています。

エアコン吹き出し口をとることで見えるネジ2本を取り外します。これでシルバーのパネルが取り外せます。

オーディオ取り付け用のネジ2本が見えるので取り外します。

オーディオに取り付けられているコネクタとラジオアンテナ入力を抜き取ると、オーディオが取り外しできます。

取り付け

まずは配線です。

購入した変換ケーブルのオーディオ側コネクタ付近でケーブルを切断し、MVH-7500SC側ケーブルに取り付けられているギボシ端子と合うように、ギボシ端子を接続します。

左がMVH-7500SCに付属しているもの、右が購入した車体から出ているコネクタから配線が取り出せるもの
配線の色はどちらも同じで大変わかりやすいです
ISO形式のコネクタへ変換するケーブルなのですが、そのISO形式のコネクタ付近でバッサリ切断します。
ギボシ端子をつけて接続したところ。これなら簡単にオーディオの脱着が出来ます。
こちらはアンテナの変換ケーブル

次に、購入したパネルにMVH-7500SCを取り付けます。

これ、イメージです。パネルの取り付けが間違っていて、車体取り付けの時に気付きました。パネルとこのオーディオはかなりな隙間があるので、その隙間をプラスチックの板を利用して埋めて、両面テープで接着しています。
車体へ取り付けるとこんな感じです。これはまだ化粧パネルを取り付ける前です。オーディオの奥が重さで落ち込まないように、スポンジで高さを合わせました。マイクのケーブルはとても長いので小さくまとめてクッション材でまとめ、タイラップで固定です。
イルミネーションの色を他のイルミネーションと合うようにオレンジへ変更。とてもきれい!とは言えませんが、妥協範囲内でしょうか

これにて、Bluetooth接続が簡単に行え、場合によってはAndroid Autoと連携なんて言うこともできるので便利になりました。

スマホのホルダーも以前はCDスロットに取り付けるものを使用していたのでスマートになりました。

配線はあったのですが、予想通りハンドルのボリュームコントルールは使えなくなりました。

取り付けパネルは当初、左にオフセットしているものではなく、センターのものを購入してしまい無駄にすることに。オーディオが18,000円、配線が500円くらい、パネルが無駄にしてしまったものも合わせて4,000円くらいだったので、占めて23,000円ほどになりました。いったいこのX3にどこまでお金をかけるのでしょう?

BMW E83 LCI X3 天井内張(ルーフライニング)貼替 その(4)ルーフライング取り付け:136,000km

完成!

取り付けを完了しての自己採点は60点くらい。

新しい内張貼付けでシワや完全に張り付いていない箇所が発生するなどもう一度やりたい部分が結構あります。ただ、取り外しから取り付けまで、大体これくらいかかりました。

  • 取り外し:3時間
  • 古い内張剥がし:6時間
  • 新し内張貼付け:2時間
  • 取り付け:3時間

やりなすことはなさそうです。。

費用的には内張が9,000円、スプレーのりが3,000円、シリコンオフ、ブラシなどで1000円くらいなので、総額は13,000円ほどでした。

良かったのは、それなりにきれいになったことと、かねてからの懸念事項であったオーバーヘッドコンソールの割れをうまく隠せたところですかね。

ルーフライニングをリアゲートからやや斜めにして、しならせながら押し込みます。
ルーフに取り付けるライト、バイザー、アシストグリップなどの取り付け方法は割愛します。取り外しの逆なので、特に悩むところはないと思います。何気に大変だったのは、ウェザーストリップの取り付け。どのドアも長さが余ってしい、きつく取り付けて何とか押し込みました。
助手席側Aピラー部分。御覧のようにシワが残ってしまいました。
一通り取り付けを終えて、ルーフを確認すると、ラゲッジルームの上あたりのくぼんだか所が垂れてしまっています。この状態から押し付けたところ、今のところ張り付いています。スプレーのり塗布後、すでに24時間経過していますが修正が効いたみたいです。
最後に、取り外した部品を入れていた段ボールに、なぞの発泡スチロールが。これ、取付忘れでしょうか?全く心当たりなく・・

BMW E83 LCI X3 天井内張(ルーフライニング)貼替 その(3)古い内張剥がしと新しい内張貼付け:136,000km

古い内張をはがす

どの方も書いていますが、古いボロボロになった内張をきれいにはがすのがとても大変。私は、プラスチック製のブラシと、真鍮製のブラシ、仕上げにシリコンオフを塗布してふき取りという感じで行いました。延べ6時間くらいでしょうか。。。

古い内張を剥がします。まずは、生地部分をがばっと剥がします。
残ったスポンジ部分を地味にブラシでこすって取り除きます
プラスチックブラシで大体剥がした後、のりを含んだスポンジを真鍮製のブラシでこそぎ取りました。
仕上げにシリコンオフを吹いてふき取ったところです。外気34℃の中ヘロヘロ。

新しい内張を貼付け

作業を行った感想から、まず暑い時期にはやめたほうが良いです!貼付けは室内でエアコンを効かせてやろうと思ったのですが、スプレーのりを大量に使用するため、換気のために窓を開けなければなりません。結局、エアコン切っての作業となり汗だくです。

3Mスプレーのりには1分から30分ほどおいてから接着すると書いてあります。試しに、内張を小さく切って貼り付けてみました。時間が短すぎると、乾いていないため圧着時にのりがスポンジ部分に染み込み表面に浮いてきてしまいました。逆に長くとると接着力に問題が出そうです。

本番ではおおよそ20分ほどおいてから接着しています。ルーフに内張を載せてから、曲面に沿って延ばし、圧着などとやっているとすぐに時間がたってしまうので、接着までの時間はもう少し短めに取ったほうが良かったかもしれません。

一度貼り付けてしまうと、なかなか修正は難しそうです。追加で部分的にスプレーのりを吹いても乾燥させないと表面に染み出てきてしまいます。

この辺りは端切れで何度か試してみたほうが良いですね。

購入しておいた内張をルーフに合う長さ、大体2mちょっとにカットします。
スプレーのりを全面に万遍なく吹き付けます。スプレーのりは霧状ではなく、このように蜘蛛の巣のようにして出てきます。
次はルーフにも全面に吹き付けます。内張、ルーフともにスプレーのり111を1本弱使用です。もう少し厚めに吹き付けたほうが良かったかもしれません。

ルーフに接着されているケーブルの各コネクタは、スプレーのりが飛ばないようにテープでマスキングしました。

内張をルーフに乗せ、凹凸に合わせて延ばし、穴あけを行ったところ。Aピラー部分など曲面がきつい箇所はうまく延びていません。
オーバーヘッドコンソールの穴あけで失敗です。裏側へ折り返す分を少なく見積もりすぎました。カバーをしても少しだけ切れた部分が見えてしまいました。
内張の貼替に伴い、オーバーヘッドコンソールのカーバーが割れていたので、割れを隠すために内張を貼り付けます。アルミのテープで表面を平らにして、スプレーのりで内張を貼り付けました。

さて、次は車体に取り付けです。

BMW E83 LCI X3 天井内張(ルーフライニング)貼替 その(2)ルーフライニング取り外し:136,000km

ルーフライニング取り外し

取り外しについて、Youtubeやブログを頼りに下調べしました。基本的には、内装はがしやピッキングツールのようなものでカバーを取り外し、隠れているねじを回して取り外すという感じのようです。

取り外す必要のある部品は、ルーフにとりついられているバイザーやアシストグリップ、ライトと、A、B、Cピラーの内装、すべてのドアのウェザーストリップのようです。クリップ止めの部品がほとんどなので、コツさえつかんでしまえば問題なさそうです。

後席のルームライト。まずはスイッチ側にあるスリットを使用してカバーを開けます
スイッチ側の取り付け部分が長いので、反対側を引っ張ると取れました。接続されているケーブルはコネクタ部分を引けば抜けます。爪はありません。あとから分かったことですが、ルームランプ類は取らなくてもルーフは取り外せます。なんと、ケーブル全体がルーフに接着されていて、運転席ピラー部分で車体と大きなコネクタで取り付けられています。
ただ、ルーフを取り出すときにかなりストレスがかかりますので、事前にとっておいたほうがトラブルはないと思います。
フロントのルームランプは、車体後方にバネがあるので、後方を引き下げることで取り外すことが出来ました。
アシストグリップのカバーは、写真のあたりから小さいマイナスドライバー、もしくはピッキングツールを挿入すると簡単に取り外せます。中にT20トルクスが隠れています。
バイザーの固定フックです。車体後方にネジが有ります。ピッキングツールでカバーを起こします。
ねじと反対側は、ただのプラスチックの位置決めピンです。
バイザーの取り付け部分は、カバーをピッキングツールで取り外すと、3本のT20トルクスねじが見えます。
ネジをとるとバイザーは取り外せますが、コネクタが接続されているので抜きます。爪はあり
ません。
Aピラーカバーにある、AIRBAGの文字のあるカバーを取り外します。ピッキングツールで簡単に取り外せます。内側にあるT20トルクスを外し、Aピラーカーバーを上方に引き抜く感じで上げると取り外せます。T20トルクスねじを取り外す際、フロントガラスに干渉してうまく工具が入らないので、ユニバーサルジョインを使用しています。Aピラーカバーは車体側にあるクリップに、上から挿入されて固定されています。
Aピラー車体側にあるクリップです。無理に取り外そうとしたら割ってしまいました。取り外す必要はありません。
オーバーヘッドコンソールのカバーやバイザー類を取り外したルーフ
リアシートの座面を持ち上げて外します。
リアの上記ガーニッシュを取り外し(クリップのみ)、リアのウェザーストリップを取り外します。
リアステップガーニッシュはクリップ3か所での固定です。運転席側のガーニッシュとウェアザーストリップもリア同様に取り外します。
リアゲートのウェザーストリップも散り外します。取り外すと、ここだけゴムシーラーのようなものがつかわれた跡がありました。この車は左側面を板金しているのですが、その時に使用した後なのかもしれません。事故車かどうかの判断として、このようになっていたら要注意ということですね。また、一度取り外しているからなのか、リアゲートのウェザーストリップはとても緩かったです。
Bピラーの内装を取り外します。下側にピン2か所のみです
Bピラー下部のカバーは、上側のカバーへ挿入されています。上部のカバーは下で2つのリベット上のピンで止まっています。内装はがしツール等でピンを抜きます。
A、Bピラーのカバーが取れた状態
リアシートベルト部分のカバーを取り外します。クリップで固定されているだけで、持ち上げれば取り外せます。
Cピラーカバーを取り外します。AIRBAGの文字のあるカバーを取り外し、中にあるT20トルクスネジをとると取り外せます。
ラゲッジルームのトリムを取り外します。赤丸部分を押すと取り外すことができます。反対側も同様です。
Cピラー下の黒いプラスチックカバーはネジ2本で固定されています。取り外しの際は、ランプに触らないように!私、やけどしました。
ラゲッジルームのラインぷを素手で触れてしまい、中指をやけどしました。本当に痛かった。。。
翌日、こんな水膨れに!
ここまでとると、ルーフが落ちてきます。ルーフに配線したケーブルは、運転席側のAピラー裏で車体と接続されています。
コネクタは、爪を起こして白いレバーを上げることで取り外せます。
さて、これでルーフと車体を繋げているものをすべて取り外しできたので、リアゲートからルーフライニングを引き抜きます。若干しならせるようにすると抜くことが出来ました。

BMW E83 LCI X3 天井内張(ルーフライニング)貼替 その(1)準備:136,000km

運転席と助手席のちょうど頭の上あたりがだらりと垂れ下がってきました。

やはり夏場の暑さで、内張に使用しているスポンジがやられるのか、この夏に一気に垂れてきた印象です。

2020年6月24日の状態。まだ助手席頭上の一部が浮き上がってきている程度で、これくらいなら直さずに乗ろうと思っていたのですが。
2020年9月7日の状態。夏の暑さからなのか、助手席の垂に加え、運転席側も大きく垂れてきました。このままいくと中央まで拡大して、しまいには頭に接触するくらいになりそうなので交換を決断。ちなみに、ヘッドコンソールのプラスチックが割れている箇所も、今回購入する生地で覆ってしまおうと思います。

これは直さないと乗れなくなってしまうので直すことにします。はい、当然DIYです。

嬉しいことに、YoutubeやウェブにはDIYで天井内張を張替、公開している方が結構います。その車種構成でいうと、気のせいかBMW・MINIの比率がとても多いのです。私のX3も13年目でご多分に漏れずということのようです。

購入したもの

  • 天井内張(ルーフライニング)

各ショッピングサイトを探すも、普段使わない楽天でしか見つけることができませんでした。155㎝幅のものを3m購入です。

  • スプレーのり

3Mのもっとも強力そうで、高耐熱をうたうスプレーのり111を2本使用しました。3本あったほうが安心かもしれません。他のスプレーのり99などとの比較はわかりません。もう少し接着力が強いものと思いましたが、押さえつけて張り付いたと思うところが、曲がりのきついところで浮き上がってきている箇所がありました。
この111はコンタクト接着となり、接着するものの両方に塗布する必要があり、思いのほか多くの量を使用します。ケチらずに、大目に塗ったほうが接着力も強そうです。

  • シリコンオフ

古い内張をはがした後の処理としてシリコンオフを吹いてみました。「やらないよりはまし」というレベルかもしれません。約1本弱使用です。

後は工具として、ルーフに取り付けられているライトやバイザー、アシストグリップなどを取り外す際に、ピッキングツールや内装はがし、小さなマイナスドライバーなどがあると良いでしょう。


CX-8(2DA-KG2P)Anycaで貸したら車内が砂だらけで返ってきた:9,500km

Anyca貸し出しで久々に酷い汚れで帰ってきたので記録として残します。

用途は房総方面へBBQと聞いていましたが、おそらく浜辺だったのでしょう。御覧の通り、シートの上から床、ドアポケットの中まで砂だらけでした。幸い、汚れや泥を含んだものではなかったので、掃除機をかけたらそれなりにきれいにはなりました。

3列ともこの通り砂だらけ
掃除機で砂を吸うとこの通り。この4回分くらいの砂が吸えました。

この方、リピータだったのですが返却が30分近く遅れた上に、返却時には「車外が汚れたかも」と伝えられただけで、車内の砂については申告ナシ。夜間だったので気づかずに受け取り、翌朝みてみたらこの通りでした。

車内清掃費用を清掃したら払ってくれそうな雰囲気の人でしたが、自分で掃除してしまったので特に何も請求はせず、レビューには事実を記載して終了です。

夏場の貸し出しは、海へ行く方が多くこうなることがたまにあります。あとは、皆さん日焼け止めを塗るので、ドアトリムなどが日焼け止めクリームで白くなっていることです。ま、しょうがないです・・・。嫌なら止めるまで。洗車好きで、ドMにはたまりません!

E83 LCI X3白化した黒樹脂パーツ(未塗装樹脂パーツ)に復活剤を試してみる:137,480㎞

バンパーやタイヤハウスを縁取るように、最近のSUVは樹脂パーツが未塗装で使用されているケースが多いです。CX-30では、あえて未塗装部分を大きくとることでクーペスタイルを強調しているとか。

でもこの未塗装の黒樹脂パーツは時間がたつと白化してしまうのが一般的。X3もバンパーやタイヤハウス周りは気になりませんが、ドアミラーとサイドシル部分の白化が最近気になり始めました。

そこで、オートバックスへ行ったついでに購入したのがこちら。

ホルツの黒樹脂復活&コート

小さな瓶に入った復活&コート剤と塗布用のスポンジが2つ、拭き取りのウエスが1枚という構成です。何点か同じようは商品が並んでいましたが、正直どれも違いが判らなかったので、安くなく高くない商品を選んでみました。

早速塗ってみます。

この日は炎天下でおそらく外気は35℃くらい、塗布した表面は相当な熱さになっていたと思われますが特に問題なく塗ることができました。スポンジで塗った直後はかなり「黒い」です。

運転席側ドアミラーへ塗ってみます
スポンジで塗った後、時間をおかずにウエスでふき取り、むらなく伸ばしたところ

すごい黒いです!白化はほぼわからなくなったと言って過言ではないでしょう。

助手席側の塗布前
助手席側塗布後

白化した部品があると、車の年代を感じさせてしまいますが、黒いつやが復活するとある程度ごまかせる?さて、6か月以上保持をうたっていますが、どの程度持つのか楽しみです。