何となく、冷間始動時にエンジンが息つきをするような感じがあったのですが、今朝エンジンをかけ、動き出した瞬間エンジンランプが点灯してしまいました。あらら・・・。OBD2スキャナーで確認するとやはり「2A82 VANOS intake」です。新たなエラーでなくてよかったものの、エンジンランプが付いたまま走るのは不安ですし、Anycaでの貸し出しもできなくなってしまいます。
さて、どうしたものかと思いましたが、この車を購入した時、アイドリング時にエンジンが振動する症状を改善させたときの手法を一時的にとることにしました。
インテーク側でエラーが出ているので、エキゾースト側と入れ替えてみます。エキゾースト側でエラーが出ればVANOSソレノイドが悪いという切り分けもできますし、前回は入れ替えたら症状が消えてしまったので、そのまましばらく使用していました。
その後、サーペンタインベルト切れでエンジンが不調になった際、エキゾースト側VANOSソレノイドを新品へ交換して現在に至っています。ので、現在の状態は、インテーク側が車を購入した当初エキゾースト側についていたVANOSソレノイド、エキゾースト側が新品交換したVANOSソレノイドということになります。
今回インテーク側がエラーなので、古い方をエキゾースト側にしてみるという試みです。
交換自体は特に問題なく完了です。
交換後、20㎞程走行しましたが、OBD2スキャナーによるエラーは出ていません。発進時の息つきのような症状も今のところなし。しばらくこのまま乗ってみます。VANOSソレノイドは安くないですからね。。VANOSソレノイドは中国のコピー品を2度ほど挑戦してどちらもエンジンランプが点灯という粗悪品でしたので、純正品またはちゃんとしたOEM品を使用したいのです。
今回の作業から、最近購入した電動ドリル投入です。電動ドリルの先に、1/4角のビットが使用できるアダプターを装着してエアインテーク周りのカウルを取り外します。涙が出るくらい楽でした!感動的です。どうして早く電動工具化を進めなかったのかと後悔気味。
使用するソケットは、Amazonで購入した、トルクスが含まれる1/4ソケットセット。このソケットセットをE83の整備では一番多く使用していますね。ユニバーサルジョイントも含まれて、2,000円というお買い得さ。車に積んでいて後悔しないと思います。
2020/3/24追記
さて、問題の「2A82 VANOS intake」ですが、その後300㎞程走行するとまたもや出現しました。インテークとエキゾースト側のVANOSソレノイドを入れ替えてもインテーク側でエラー等いことは、VANOSソレノイドではない何か、ということなのでしょうか。当面ソレノイドを購入するのは見送りたいと思います。
症状はあるような無いような軽度に感じられますが、冷間始動時のエンジンが安定しない(普通安定しませんが、それ以上に安定しないという事)です。
ほかに考えられる原因としてはこれの7番目、「non-return valve 2 11367541692」のつまりとか、
エンジンオイルハウジングのキャップについているフィルターを固定するネットが落ちているという場合が有るようです。いずれも海外サイトe90post.comの情報。とりあえず、次回はこの2点を見てみたいと思います。この2点でだめだと、カムシャフトアジャスターユニット(11367583207)の可能性ありな感じ。専用工具が無いと交換できなそうだから、そうしたら廃車かなぁ・・・・。ま、症状は限定的だからごまかして乗るか。
2020/4/1追記
その後、エンジンオイルを交換し、400㎞程走行しましたがエラーは出ていません。エンジンオイル交換で解消したのかもしれません。症状としては、冷間始動時にエンジンが不安定になり、振動が出るものが継続していますが、それとVANOS intakeは関係ないようです。使用したエンジンオイルは、交換前がモノタロウのSN 5W-30、交換後がオートバックスのAVANTE SN 5W-30。モノタロウのエンジンオイルが悪いというわけではないと思うのですが・・・。
20204/9追記
non-return valveを取り外してみましたが、とてもきれいでした。ここが原因ではなさそうです。その後も、エラーをクリアしても数百キロ走行するとVANOS intakeのエラーが出ます。