リモートワークが常態化する中で、今までは暑さも寒さも我慢してきたものの、いい加減環境を見直したくなりエアコンを導入することにしました。
リモートワークに使用しているのは、自分のガラクタ(工具類、部品、自転車×2台、タンス・・・)などが散在する部屋なので、冷暖房は迷わずエアコン。じゃないととても場所が取れそうにありません。
エアコンは価格コムで調べて手ごろなものを即決。さて、取り付けはどうしようかと。リモートワークで通勤がなくなって時間的余裕が少し生まれたことで、最近何でも自分でやりたくなってしまうんです、エアコン取付も自分でやってみることにしました。
真空ポンプや配管を締めるためのスパナ型のトルクレンチなど新たに入手しなくてはならない工具類が結構あります。ヤフオクだと一式1000円くらいで貸し出している方が結構いますね。送料入れても4000円くらいです。普通なら当然こういうレンタルを利用するのでしょうが、なんとなく購入してしまいました。集めたがり屋さんです。
- 真空ポンプ TASCO TA150SW
真空ポンプなんて使ったことがないので、どれが良いかわかりません。安いのもありましたが、トラブルと嫌なので有名なものにしました。
- マニホールドキット
こちらもよくわかりませんが、結構高額です。モノタロウのPB商品に決めました。理由はたまたま15%オフの日だったから。
- ヘッド交換型トルクレンチ
配管に特化した専用のトルクレンチもあるようですが、ヘッド交換が交換できると便利かなと思いヘッド交換型に。購入時にお酒を飲みながら、既に持っているソケットを使用するトルクレンチでもクロウフットスパナというものを使うとスパナとしても使用できて、どちらにしようかと悩んでいました。購入したつもりはなかったのですが、モノタロウさんからの荷物にヘッド交換型トルクレンチが入っておりました・・・。酔っぱらってのネットショッピングはいいことありません。ヘッドはモノタロウPBにないので、Pro-Autoというところのスパナヘッドを使用しました。差し込み部が9×12㎜でモノタロウPBのヘッド交換型トルクレンチにピッタリ。手持ちのソケット使用トルクレンチとトルクを比較して問題なく使用できることを確認しました。
- 水平器
エアコンを壁に取り付ける際に、水平を見るための水平器です。取り付け後に思うところでは、水平器を使うほど水平に気を使わなくても、定規で天井からの距離を測るだけで良いかなと。
ざっと工具が4万円弱でした。
他に、部材として石膏ボードに取り付けるためのアンカーとか、配管、ドレンホース、VVFケーブル、室内用化粧モール、室外機用の足、ナイログ(青)などを購入。部材は7千円くらい。
取付業者さんだと安いところだと1万円ちょっとなので、ずいぶん割高です。酔狂ですね。。
取付を終了し、動作は問題ありませんでしたが、時間としては買い出しを除いて6時間くらいかかったかもしれません。配管もフレア処理された4mのものを使用したので室外機周に余ってしまいきれいじゃありません。逆にVVFケーブルも4mにしたらこちら、こちらは配管に比べて短くてこれもまたきれいじゃありません。エアコン本体側での取り付け位置が、配管とVVFケーブルで違うので、同じ長さにしてしまうとVVFケーブルが短くなってしまうんですね、左から配管を出す場合。
室内の化粧モールも曲がってしまったし。
配管だけでも部材が4千円はするので、これを1万円でとりつけるとは、工賃は6千円くらい。エアコン取付は随分割に合わない商売だなということがよくわかりました。電気工事士免許を学生時代に取ったので、脱サラでエアコン取付?なんてのも考えてみたのですが、止めておきます。