E83 LCI用にゴリラCN-G1200VD購入しちゃいました

AnycaでE83 LCIを借りていただいた方から、「ナビが今一つですね、それ以外は気に入りました」といわれる(ここまでダイレクトではないですが・・)がたまにあります。確かに今のナビ、ユピテルのMOGGY YPL522は検索やレスポンスは早いものの、目的地設定で目的地が登録されているのにルート検索ができなかったり、地図が2016年とやや古くなってきて問題が出るようになったのかもしれません。

2017年春にナビ取り付け後、ナビ機能は今一つと思いながら、スマホホルダーを付けてスマホの地図を使うことでごまかしたりしてきましたが、ここ最近E83 LCIはブレーキディスクを替え、エンジンもオイル漏れや振動が出ることもなく絶好調のため新しいナビが欲しくなりました。11年目で新しいナビをおごるなんて頭悪いでしょうか?

E83 LCIは純正のナビがありますが、これはオンボードコンピュータやオーディオの表示も兼ねているので、うかつに取り外すと面倒なことになりそうなので残すことにします。

すると、必然的にポータブルナビから選択することになり、地図更新ができるものと条件を付けると、ゴリラのCN-G1200VDしか選択肢はなくなります。

価格がねぇ、下がってきたとは言え4.5万円するんですよね。そのあたりがネックでしたが、悩んで取り付けが伸びると、車の商品性もどんどん低下していってしまうことから思い切って購入することとしました。

購入

購入はAmazonです。問屋系のショップで数百円安いところがありますが、返品が発生したときや決裁でクレジットカードが使えること、手軽さからAmazonさんにお世話になります。

取付思案中

購入しちゃってからなのですが、取付方法を思案中です。

付属のスタンドはダッシュボードに吸盤を張り付けるタイプですが、純正ナビの位置関係から使うことができません。

付属スタンドを加工するか、YPL522取付時に自作した取付ステーのねじ穴をうまく使える方法が無いかと思案中です。ゴリラのナビはバイクや自転車向けのアタッチメントが充実しているようで、この辺の部品を使うことでうまくいきそうだなと考えています。

エアコン府吹き出し口が7インチの重さに耐えられるかも若干心配ですが、後日取付レポートをお届けできると思います。

X3(E83 LCI)運転席シートベルトのバックルが入らない・・

先日Anycaで貸し出した方からこんな連絡がありました。運転席のシートベルトを締めようとしたところ、バックルが入らないとのことです。

初の症状であり、対処方法もわからないことから、安全運転でそのまま返却くださいとのことで車を受け取りました。

確かに、バックルが入っていきません。オートバックスで見てもらい「何かが引っかかっていては要らないのでは?」と言われたとのことで、潤滑スプレーを吹いてもらいましたが症状変わらずでの返却です。

シートベルト受けは、プリテンショナー装置と一体のようで、中古でも高額です。因みにeBayで出品されていました。

https://www.ebay.com/p/BMW-E53-E83-X3-X5s-Lower-Front-Right-Seat-Belt-Tensioner-Air-Bag-Buckle-7073380/6013378632

部品番号 7073380プリテンショナーシートベルトの受け部

通常使用での不具合なので、借り手の方へ請求するわけにもいかないですよね。部品交換となった場合はそれなりの費用。そして、この部品を交換するには、運転席を取り外さなければならない、エアバッグが付いているのでバッテリーを外したり色々と面倒です。しかも次週に貸し出し予定も入っているので、それまでに治らないとなると、キャンセルしてもらわないとなりません。

などなど妄想しながら翌日改めて症状を確認します。内部をライトで照らしてみると、ベルトリリースの赤い部分を押し下げると、中でわずかに動く部分がありました。これが邪魔になって、バックルが入っていかないようです。この部分を精密ドライバーで戻してやり、バックルを入れてみると、正常に戻りました。バックルを抜き差ししても今度は引っかかることはありません。何かしらゴミを噛んで戻らなくなってしまっていたようです。

修復後。赤い部分の下に隠れている部品が戻らなくなっており、バックルが入らなかった。

大事に至らず一安心。こんな事態が起った場合でも、トラブルを楽しめるくらいじゃないとAnycaでの貸し出しは続きません。借り手の方へも報告したところ、安心しましたとのご返信をいただきました。

是非またご利用くださーい。

BMW MINI用ODB2スキャナー C110+

E83 X3をセルフメンテナンスするにあたり、必須なのがODB2スキャナーです。ODB2コネクタに接続して車両の情報やエラー(Fault:フォルトという場合が多いようです)内容を表示、クリアできます。

今まで、VANOSソレノイドクランクシャフトシールイグニッションコイルの不良トランスファーモーターのギア不良等で正確にエラーを出力してくれています。

使用しているのはAmazonで購入したC110+というBMWとミニ専用のもの。専用品なので、汎用的なエラーコードをBMWの車種毎にわかりやすく表示してくれます(と理解しています)。このスキャナー、金額的にも6,000円ほどで、整備工場で1回診断してもらうよりも安いです(玉野自動車は1回8,000円でした)。使った感じ、正確にコードを読み取れますし、コードをクリアすることもできるので相当に重宝しています。というか、このスキャナーを使わないでメンテナンスは無理です!

リアルタイムに点火時期や燃料噴射などのデータを読み取ることもできるようですが、ハードウェアのスペックが足りていないのか反応が遅く表示できないケースがあるように見られます。なので、コードの読み取り用と割り切れば何の問題もありません。信号のレベルなどは表示されてもそれが正しいのかわかりませんからね。

パルカの対応(DIY取り付けは交換対象外です)

エキスパンションタンクが割れて交換したのはこちらの通り。

さて、一見完治したかに見えたLLC漏れですが、エキスパンションタンクとラジエターアッパーホースとの接続部からLLCが漏れていることが分かりました。

エキスパンションタンクもラジエターアッパーホースもパルカで購入し、その接続から明らかに漏れているのに、ここの保証条件は整備工場以外で取り付けたものはだめなんだそうです。

違うところから部品を買って、また交換するというのはまたお金も時間も手間もかかるしなぁと思っていました。エキスパンションタンクを取り外すとまたATFサーモスタットが割れても面倒。ってことで液状ガスケットで様子見としました。

漏れは300kmほど走って300㏄ほど補充という感じです。ひどくならなければ、このままごまかし続けるということも視野に入れようかと。

しかし、パルカさん、Yahoo!ショッピングでDIYだと保証効きませんなんて商売しないでくださいね。問い合わせた初めから、雰囲気としては、いかに相手の不備を見つけて保証対象としないかという感じです。パッケージがそろっていないとだめだとか、この写真じゃ液漏れが判断できないとか、取付時に確認しなかったのかとか、取り付けた時刻、補充した時刻まで聞いておいて、DIYは保証外と切り捨てられました。もーぜったにここでは買いません!!

X3 E83 LCI トランスファーモーターギヤ交換(105,431km)

ABS、4ⅹ4、エアバッグ、ブレーキ警告灯が一度に点灯点灯した件

で、US Amazonに発注していた部品が届いたので交換作業を実施しました。

1月13日に発注して、22日に届いたので通常配送でも9日間で届きました。AliExpressでも国際郵便をよく利用しましが、AliExpressはおおよそ2週間なので、数日早いようです。

部品

トランスファーモーターギア MTC 122053

このギアですが、AliExpressでも多く見つけることができます。USD10程の部品なので、US Amazonのほうがまだ品質が高そうだと思い、購入しました。

工具

  • 10㎜ソケット:遮熱版取り外し
  • 18㎜ソケット:トランスミッションマウントフレームからトランスミッションを取り外す
  • 13㎜ソケット:トランスミッションマウントフレームを車体から取り外す
  • 3/8角 E10ソケット:トランスファーモーター取り外し
  • 1/4角 E10ユニバーサルジョイント:トランスファーモーター取り外し
  • T25:トランスファーモーター分解用
  • スロープ(高さ16.5㎝あげられるもの。これくらい上げられないと無理そう):ジャッキ、ウマが無いので
  • 精密ドライバー(マイナス):トランスファーモーター分解用
  • バイス:モーターを固定してパネルの脱着
  • フックピック:ギア取り付けクリップ取り外し
  • グリス:ギアとモーター軸の潤滑
  • パンタグラフジャッキ:トランスミッション持ち上げ用。X3車載のものを使用。
トランスファーモーターの分解で使用した工具

脱着

出来ればフレームはそのままで作業ができればと思ったのですが、工具が入るスペースはほとんどないので無理そうでした。

車の下にもぐるので、車を持ち上げる必要があります。ジャッキ&ウマにしようか、スロープ式の台にしようか悩みましたが、値段と移動のしやすさ(タイヤ交換でジャッキ&ウマをマンションから運び出して使用するとは思えなかったので)からスロープにしました。

スロープは16.5㎝上げられるものを選んでいます。。

車をスロープに乗せ、さっそく下にもぐってみます。

16.5cmというとこんなに上がります。オイル交換も楽勝でできそうですが、オイル交換の場合、傾きが気になりそうです。

まずは遮熱版を取り付けている10㎜ボルト一本を取り外し、遮熱版をグニャッと曲げるとトランスファーモーターが見えます。

遮熱版を曲げ、2つのコネクタを抜いた状態

ここの交換を紹介している動画では、トランスミッションをマウントしているフレームを取り外しています。

パンタグラフジャッキをトランスミッションにかけて持ち上げ、フレームを取り外します。

X3に車載してあったパンタグラフジャッキでトランスミッションを持ち上げます。

フレームを取り外す場合、まずはブッシュと接続している18㎜のボルトを抜かないとうまく取れません。ブッシュに力がかからない位置にパンタグラフジャッキを調整し、18㎜ボルトを抜きます。高さを合わせないと、緩めるときに固いので気づくでしょう。私は持ち上げすぎのまま抜いてしまい、フレームからボルトが抜けた瞬間、バキンッとかなりな音がしてしまいました。

その後、13㎜のボルト4本を抜き、フレームを取ります。取り外せると思いきや、マフラーを取り付けているブラケットが邪魔でずらすことしかできませんでした。作業に問題なさそうなので、無理に取るのはやめました。

これで、トランスファーモーターを取り付けているトルクスボルトに工具が使えます。一般的な差し込み角3/8 9.5mmE10のソケットを使用し、下側2本のボルトは取れました。上側の2本は、ユニバーサルジョイントを使わないと工具がうまく入りません。特に、前部の1本は差し込み角1/4 9.5mmのE10とユニバーサルジョイントが一体になったソケットを使用しないとだめでした。

1/4ソケットのユニバーサルジョイントを使わないと工具が入らない
コーケン 2440T-E10 1/4″sq. トルクス ユニバーサル ソケット E10
これがあると他の作業でも便利です!

このソケットは、オイル漏れでオイルフィルターハウジングのガスケットを交換したときに購入したものです。BMWをいじるときには必須なのかもしれません。

#交換を終えてから思ったのは、トランスミッションをもう少し下げたら(おろしたら)楽に工具が入ったのかもしれません。

トランスファーモーターが取り外せました。

次はトランスファーモーターを分解です。モーターを取り、はめ込んでいるパネルをはがし、ギアを交換すれば完了です。

モーターを取り外すとブラシも見えます。ブラシはまだまだ使えそう。

トランスファーモーターのパネルは精密ドライバーの一番大きいマイナスドライバーを使用してはがしました。マイナスドライバーの先端もパネルも曲がってしまいました。パネルはプライヤーで曲げ戻せました。

ギアを止めているクリップはフックピック2本を使用して外しました。クリップが飛んでしまうので、くれぐれも無くさないように。

ギアの新旧比較 。右側が古いギヤ。この一部分だけ摩耗しています。

摩耗したギアとご対面です。

モーターでこのギヤをを返してトランスファーで駆動力の制御をしているのでしょうか。この状態だと4wd機能がうまく作動していないのは間違いなさそうです。

このギヤですが、モーター軸のねじ山とは一部分しか動作上、使用しないようです。ギヤ全体を使用するような設計であれば全体的に摩耗して、10万㎞でだめになるようなことは無いのではと思いました。ご覧の通り、取り外したギヤも角度をずらして取り付ければ使えそうな雰囲気です。

右が古いギヤ。他の部分のギヤは至って元気です。

戻すのは、分解、取り外した手順を逆に行えば特に悩むことはありませんでした。トランスファーモーターのパネルはめ込みは、1/4ソケットのエクステンションバーを使って打ち込むようにしてはめ込みます。

分解、再組立て後。ゆるーくカシメてあるだけです。

無事に警告灯は点灯しなくなりました。

もうしばらくは故障しないでくださいね。

この1年で、こんなに故障しています。

  • オイル漏れでエンジンカバーガスケット交換、オイルフィルターハウジングガスケット交換
  • エンジン補器ベルト破断で交換
  • エンジン補器ベルト破断で傷ついたクランクシャフトシール交換
  • エンジン不調でイグニッションコイル交換
  • ブレーキディスク交換
  • LLC漏れでエキスパンションタンク交換、ラジエターアッパーホース交換
  • 警告灯点灯でトランスファーモーターのギア交換です。

さて、いつまで乗るの?と自問することも多いのですが、エンジン、ATに致命的な問題が起きなければ、Anycaでコンスタントに利用が入ればもうしばらく保有の方向です。

結構手をかけたので、しばらくは落ち着いて乗れるといいのですけど。といった矢先、スロープに乗せらLLCがポタポタト・・・エキスパンションタンクとラジエターアッパーホースの接続から漏れが発生しています!

地面にシミが・・・
ラジエターアッパーホースとエキスパンションタンクの接続から漏れています。

最近得意な液状ガスケットで様子見しますか・・・。

X3 E83 LCI ABS、4ⅹ4、エアバッグ、ブレーキ警告灯が一度に点灯!

年末にAnycaにて貸し出した方から、途中ABSと4×4の警告灯が付いたと連絡をもらいました。ただ、この時は一度駐車後、エンジンを始動したら警告灯は消えたとのことだったので様子見としていました。車を受け取り後にODB2スキャナーでは「5F3A Transfer case: malfunction」が出ていました。

その後、自分で使用していても特に警告灯が付くことはなかったのですが、エキスパンションタンク修理後に同じくAnycaで貸し出した方から、ガソリンスタンドで給油後にエアバッグ警告灯が付いたと報告を受けました。エアバッグは10月にリコール対応で交換しましたが今まで警告灯が付くようなことは無かったので、輸入車でよく聞くシートベルト未装着と誤反応しているのでは?と思っていました。エアバッグとシートベルトの警告灯は絵が似ています。

そして、1月13日に自分で車を使用中、ピーッという警告音とともに、ABS、4ⅹ4警告灯がオレンジ色に点灯、エアバッグとブレーキ警告灯が赤色に点灯しました。

警告灯が満載の状態。さすがに運転が不安になります。

一度駐車後、警告灯は消えましたが、走り出すとまたもや点灯です。これはトラブルを抱えているに違いありません。年末に初めて警告灯が点灯してから約500㎞走行しています。

ODB2スキャナーで診断してみます。いつものDriverメニューではなく、ChassisメニューからDSC[ Dynamic Stability Controll ]を選択し、Read Trouble codeするとやはり 「5F3A Transfer case: malfunction」が出ています。このあたりの情報をもとにググってみます。どうやらX3ではよくあるというか、必ず起きるといわれているような故障のようです。

参考にしたサイト

https://axleaddict.com/auto-repair/BMW-Transfer-Case-Actuator-Problem-And-Fix

https://minkara.carview.co.jp/userid/348989/car/2176665/3801823/note.aspx

どうやら、社外品で部品が出ているようなので、部品だけ購入して直してみることにします。

パーツカタログを見ると、トランスファー ギヤ モーター リペアキット「27102413711 Repair kit servomotor」なるものが設定されていますが、高いのと、取り扱いが既に終了している模様です。

サーボモーターごと替えると、参考サイトでディーラーでの見積もりが載っていますが、新品では部品代だけで15万するみたいですね。そこまでかける気はありません。US Amazonで発注し、必要な工具類をそろえて到着待ちです。

E83 LCI X3エキスパンションタンクとアッパーホース、ATFクーラーサーモスタット交換(105,131km)

こちらに記載した通り、年末、都内を走行中にエキスパンションタンクが割れ、JAFのお世話になりました。エンジンはイグニッションコイルを交換し絶好調のため、少しだけ乗り続けるのをあきらめようかと思いましたが治すことにしました。もちろんDIYです。

このエキスパンションタンク、とてもよく割れるようです。ググるとE46やE90での事例が多く見つかります。よくリコールになってないなと思います。前触れなく割れ、割れると自走はほぼ不可能なので、リコールになってもおかしくないと思うのですがどうなのでしょう。私の場合、割れる1週間ほど前にLLCの量を確認し、少し減っていたのでキャップからあふれるほど給水していました。もしかしたら、給水した量がレベルを大きく上回って、空気の空間がなくなり圧が異常に高まったのかなぁなどとも思いましたが、これだけ割れていることを見るとやはり部品、もしくは冷却系の設計上の問題のような気がします。

事例が多いので、修理に関しては悩まずに進めることができました。噂通り、ATFクーラーサーモスタットも割れましたし、事例通りです。

取り外し

エアーインテーク、エアクリーナーボックス、ラジエターファンなどを取り外し、アッパーホースを抜こうとしたところ、この部分が割れました。。。

割れたラジエターアッパーホース

部品注文前に一度ばらしてみようと思ったのが正解でした。が、こんなところがバキッといくなんて、なんてプラスチックが弱いのでしょう。

ATFクーラーサーモスタットも割れました

そして、エキスパンションタンクを引き抜くと、ATFサーモスタットも例にもれず割れました。こんな形でお目見えです。エキスパンションタンクを取り外した後、タンク下部にある水位センサーを抜き取りました。

取り外した部品。バラバラ…。エキスパンションタンクはタンク下部にあるクリップでマウンティングプレートと固定されています。クリップが上からだと見えないのですよね。

部品

部品はYahoo!ショッピングで揃えました。

部品番号 17117573781 エキスパンションタンク 部品番号 17113438717 AT サーモスタット ATF冷却用

LLCはトヨタの赤を2Lほど追加。こちらはモノタロウのPBです。

部品番号 17123415433 ラジエターホース アッパー

工具

特に特殊な工具は必要ありません。大きめのマイナスとプラスドライバー、ホースの抜き差しでゴム手袋があった方がいいかもしれません。他、ATFクーラーサーモスタットの取り外しにラジオペンチを使用しました。

交換

左が割れたタンク。ステッカーを見ると13.05.08との文字が見えるので、もしかしたら13年に一度交換しているのかもしれません。
ラジエターアッパーホース比較。左が新品。アッパーホースは熱いクーラントが流れるので、熱による経年変化で膨れてしまっているのでしょう。
割れたATFクーラーサーモスタット

さて、部品の組付けです。アンダーパネルを外し、 ラジエター向かって右側の下部にあるドレインから LLCを抜きます。もう1Lちょっとしか残っていませんでした。

LLCを抜き、サーモスタットを挿入します。ポッチがある方を前方です。迷いましたが、取り外す前に写真撮っておいてよかったわ。

後は、ホースを繋げていくだけですが、抜く際に割れたのでかなり慎重に行いました。しかし、新品のホースは挿入が固いです。なるべく負担をかけないように少しずつ挿入しました。これが一番大変な作業でした。

このアッパーホースは品質がいまいちです。バリがあったり、エアブリーダープラグのネジ山の作りが悪かったりでした。割れないことを祈りましょう。

ホースを繋いだ後、LLCを注入です。抜いたLLCを戻し、濃縮LLCを2L、残り2L位を水道水で満たします。今回は注意深く、インジゲータ―のminとmaxの間で納めました。作業を終えるに従い、やっぱり入れ過ぎが割れた大きな原因のような気がしてきました。ラジエターキャップは元ついていたモノを流用します。

アンダーパネルを取り外したまま、エンジンを始動。LLCの漏れの無い事を確認します。漏れなく、作業完了です。

エキスパンションタンクが割れました

年末、都内走行中にエキスパンションタンクが割れ、クーラント漏れによりJAFのお世話になりました。

走行中クーラント不足の警告灯が点灯し、路肩に停車。エンジンフードを開けるとクーラントがだらだら漏れてました
JAFに来ていただきローダーで帰宅
ラジエター液警告灯が点灯です
エキスパンションタンクの亀裂

前触れは全くなく、コンビニで停車して発信する時に、ん!?クーラントのにおいがするな、と思ったのですがそのまま発進。1分ほどして警告灯が点灯です。即路肩に止め、エンジンフードを開けてみたところ、ATFクーラーのあたりに赤いクーラント(はい、トヨタ車用入れています)がだらだら漏れています。

処置をすることも頭に浮かばず、距離的に10㎞ちょいだったので迷わずに任意保険のロードサービス経由でJAFを呼んでいただきました。今考えてみると、トルクスを含む工具セットは積んでいたので、ダクトテープなどで応急処置をして水を継ぎ足しながら走行すれば帰宅できたかもしれません。JAFさん、今年2回もお世話になってしまいましたが本当に助かります。

たまたま国道15号から大井競馬場の方へ曲がったところで、車の通りも多くなく渋滞を引き押すことなく待つことができました。駅も近かったので同乗の妻、長女、長男はそのままモノレールで帰宅。険悪な空気ですよね、もちろん・・・。

年明けからスキー旅行へ行かれるという方に貸し出し予定でしたが、キャンセルいただきました。大変ご迷惑をおかけしてしまったものと思います。でも、貸し出し中でなくてほんと良かったです。

E83 LCI X3ブレーキディスク交換(105,020km)

フロントのブレーキディスクですが、手で触ると一番外側のパッドで削れていない部分の高さが結構あることに気づきました。

取り外した後のディスクにノギスを当ててみたところ。片面1mm弱減っていました。これ、中古車の程度を確認する時に、ディスクを触ってみて交換の必要がわかって良いかもしれません。

走行距離は10万kmを超えましたが、クランクシールを変えてエンジンも快調なのでブレーキディスクを変えてもうしばらく乗ることにします。

ブレーキディスク

欧州車はパッド2回につきディスク交換などと言われていますが、あながち嘘ではなくて、10万キロ走行のこの車のディスクはフロントが交換基準である23.4㎜となっていました。リアはまだ21.0㎜で基準値内でしたが、ブレーキディスクがとても安かったこともあり、前後セットで交換しました。

ディスクはATE(アーテ)。初めて聞く名前でしたが、ググるとそれなりに出てくるので、それなりに大きいOEMメーカーなのだと思われます。

このディスク、4輪で驚くほど安かったです!Amazonの1品限り限定の出品だったようです。購入後、すぐに値段が倍以上になりました。
部品番号はフロント34113400151、リア34213332217です。

少しばかし箱がやつれており、長期在庫品であったことを物がっていますが、モノはサビなどもなく完全な良品でした。

工具

必要な工具です。

今回使用した主要工具。16mmソケットは普通無いですよね。

ユーザーにはいじってほしくない場所なのでしょうか、BMWは変なサイズのボルトを使います。E83ではキャリパーの取り付けに16㎜ボルトが使われています。当然そんなサイズは持っていないので、購入しました。16㎜はプラグと同サイズなのでプラグレンチが使えそうですが、場所的に長いものはアームやショックアブソーバーに干渉するので個別にそろえたほうがいいでしょう。また、16㎜は差し込み角12.7㎜(1/2インチ)にするべきです。キャリパーは結構なトルクで止まっており、9.5mm角だと負けてしまうかもしれません。格安のソケットではなく、ある程度しっかりしたものの方が良いですね。工具は値段と品質はある程度比例するものです。

ラチェットハンドルもホイールハウスの中で使える最長なものを用意したほうがいいでしょう。右前輪のキャリパーがとても強く締め付けられており、緩めるときに背筋がつりました。

ブレーキパッドを止めているばねの取り外しで、大きめのマイナスドライバーがあると便利です。

  • 16㎜ソケット(ブレーキキャリパー取り外し)
  • 7㎜ヘキサゴンレンチ(ブレーキキャリパースライドピン取り外し)
  • 6㎜ヘキサゴンレンチ(ブレーキディスク位置合わせ用ボルト取り外し)
  • キャリパー戻し(自分はウォーターポンププライヤーで代用)
  • 差し込み角12.7mmラチェットハンドル
  • ハンマー
  • ブレーキパッドグリス

他、ホイールを取り外す必要があるので、17㎜のクロスレンチとジャッキ、ブレーキ周りの洗浄でブレーキクリーナー、ブレーキパッドに塗るブレーキグリス、面取り用のバイスと鉄ヤスリ、ディスクが取れない時に裏面から叩くためのハンマーといったところです。ジャッキアップは車載のパンタグラフ式でやりました。一応輪留め使いました。良い子はマネしないようにしてください。ちゃんとセンターでジャッキアップし、ウマに乗せましょう。amazonの広告載せていますが、私はモノタロウで買うことが多いですね。特にPB商品はお得です。

ブレーキディスクの脱着

これはYouTubeを見てくださいw。海外のものが詳しいです。キーワードは「E83 X3 break disk replacement」などです。

ポイントは、ブレーキパッドを固定しているバネの脱着くらいで、ボルトの締め付けトルクが強いため体力は必要ですが、技術的なハードルは高くありません。

フロントディスク新旧比較
6万kmで交換し、10.5万㎞時点、実質4.5万㎞走行したフロントブレーキパッド。まだまだ半分以上あります。貸出メインで、長距離ドライブが多いのでブレーキの負担は少ないのかもしれません。

ブレーキ周りをせっかく分解したので、パーツクリーナーで綺麗にしましょう。

このキャリパーを止めているボルト、右前輪だけものすごく硬かったです。延長パイプを使わないと無理かなぁと諦めかけた最後のトライで回りました。背中がつったw

試走

ディスクの塗装がはがれるまで、ブレーキを踏むとゴーっと嫌な音がします。20㎞程走行したら皮がむけ、いい感じのフィーリングになりました。

防錆塗装がハゲるまでフィーリングは良く無い

ベルトも替えた、プーリーもテンショナーも、LLCも、プラグもコイルも悪いところを替えたし、これで壊れることがない限り、当面消耗品の交換は発生しないはず。と、祈ろう!

【結論】E83 LCI X3玉野自動車にアイドリング不調で修理依頼した顛末(その3)

最初に結論

最初に結論を書くと、被告の同意を得て訴えは取り下げ、訴えは無かったものになりました。こちらの訴えは退けられ、被告の過失は一切認められなかったということになります。
当然ですが納得はいきません。しかし、少額訴訟を選んだのは自分ですので結果については受け入れるしかないですね。

裁判を通じて感じたことを備忘録として記すとともに、少額訴訟に興味を持った方に少しでも参考となるようにまとめておきたいと思います。

E83 LCI X3 玉野自動車にアイドリング不調で修理依頼した顛末(その1)

E83 LCI X3玉野自動車にアイドリング不調で修理依頼した顛末(その2)

審理

2018年12月25日、神奈川簡易裁判に14時20分ほどに着きました。少額訴訟は現場検証などないので、車を持っていく必要が無いことは知っていましたが、車だと落ち着くこともあり、訴訟の対象となっているX3で行きました。
2階へ上がり、階段を上った右手、申立人控室で待ちます。時間まで訴状、答弁書、準備書面などを読み返して過ごしました。この時点ではこの結果は予想もしませんでした。

開始5分ほど前になり、傍聴席から入室します。記名をして、書記の方に促されるまま原告席に座ります。被告側は代表者と承認となる工場長の2名で来ていました。各種サイトで紹介されているラウンドテーブルではなく、正面上段に裁判官、正面左手に書記、正面右に司法委員の方が座ります。いわゆるテレビで見る裁判シーンそのままです。被告と原告は証人席を隔てて向かい合う感じです。お互いに表情もよく読み取れる距離です。

定時に開始し、はじめは裁判官から少額訴訟の注意点が説明され、同意を求められました。

注意点は次の通りだったと思います。

  • 判決で負けても控訴できない
  • 原則1日で終わる(異議申し立てをすると延長することもある?と言われていたかもしれませんが定かではありません)
  • 通常裁判では、主張と証拠は分離して確認するが、少額訴訟では同時に取り扱い、裁判官が整理する。

これらが約7分ほどだったでしょうか。続いて裁判官が全体の流れの整理のため話始め、オイル漏れ点検についてどう思うかと質問されました。
私はオイル漏れの点検を依頼していないし、オイル漏れをしていること事態しらないので依頼する理由がないといった旨を簡潔に返答しました。
他、車を引き取ってから誰が治したのか、引き取りを決断したのはいつか、返金を要求したのはいつかなどの質問がされたと思います。
被告に対しては、オイル点検費用がいくらなのか、エンジン不調の修理をした場合はいくらだったのか、車引き渡しは誰が対応したのかなどの確認がされました。
こんなことが15:25くらいまで続きました。被告、原告とも発言は限られ、裁判官の意図から外れると声をかぶせられ発言を遮られます。被告、原告が直接主張を交わすことはないですし、裁判の場で事実関係がひもとかれ、真実を解明するわけではないようです。
その後、裁判長から全体の印象と、法律に照らし合わせてどのような解釈がされるのかという一種の見解が述べられました。内容は次のような感じであったと思います。

  • 修理依頼は途中で終了しており、請負契約の債務不履行とは言えない
  • 代金を支払った時点で契約は終了しており、返金するのは難しい

和解模索

その後、15:35くらいから司法委員による和解を提案(選択肢のない強制といっても間違いではないです)され、別室で被告、原告の順で個別面談を受けました。
司法委員からは、被告は一切賠償する気がないと伝えられました。裁判長からの話でも合った通り請求は難しいのではないかとのことでした。
司法委員は訴訟の内容を詳しく理解しているわけではなく、町内会長さんのような印象で、まさに和解(なかなおり)させるようなことをするのです。
何を望むかということを聞かれ、金額はどうでもいいから作業の不備を認め謝罪してほしいと伝えました。謝罪が無理なのであれば、金銭に変え賠償金ということで支払ってほしいとしました。金額は折半の意味で、5割と申し出ましたが、司法委員はとても無理だろうとのことで、3割要求としました。相互に誤認があるのにもかかわらず、被告に過失が一切ないというのはおかしいとも主張しました。
ただ、司法委員は内容を理解していないので適当なことを言ってきます。MAFセンサーについても修理へ預ける前に原告で交換していて症状が変わらないことも理解していませんでした。交換しても新品でも治らないことはあるだろうとか。点検は実際にしてしまって発生したものだから支払わなくてはならない、などです。

形式的だけだったのかもしれませんが、3割返金の和解案が司法委員から被告へ伝えれ増したが、被告は受け入れませんでした。
当然ですが、私も受け入れられません。平行線となったため、司法委員は裁判長へ報告しますとのことで調停は終了となりました。

その後、裁判官へも被告、原告の順で呼ばれ個別に面談をしました。
そこで裁判長から、オイル漏れ点検の依頼をしていないということではなく、被告からの途中経過でオイル漏れを指摘された時点で、オイル漏れ点検は依頼をしていないと伝えたか問われました。
依頼していないと伝えたのは、車の引き取りの時だと返答しました。それを受け、たとえ受け取り時に否定しても、点検費用は支払わなければならないのが法的な解釈ですと伝えられました。
私としては、オイル漏れの点検依頼にフォーカスが当たっているが、訴訟の主題ではなく、おまけのようなもので、訴えたいのは修理の依頼をして23日経過しても一切利益となる情報が得られていない、アイドリング不調への対応だと伝えたのですが、受け入れられませんでした。

裁判長から形式的に、被告への取り下げに対する同意確認がなされて調停終了です。

結末

その後、法廷に再度一同集まり、訴訟取り下げと同意について報告されて終わりました。
事務手続きとして残った切手の精算が書記官により行われました。この時大体16:50くらいだったので、結構な時間和解に向けて費やされました。

振り返り

訴訟取り下げという不本意な結果となり大変悔しいです。
振り返ってみると、このような事案は少額訴訟では無理があるのではと思いました。ポイントとしても大きく次の3点ですが、事実関係がつかみやすいからなのか、ほとんどがオイル漏れ点検についてしか取り扱われませんでした。

  • 3週間たっても原因もわからないアイドリング不調の修理に関する費用返金
  • 正常ではないとされたMAFセンサーが、実はアイドリング不調には関係がなかった為の部品の買取
  • 依頼していないオイル漏れ点検費用の返金

上のうち、1つに絞っていれば結果は違ってきていたのかもしれませんが後の祭りです。

少額訴訟は被告の過失や債務不履行が明らかな場合に限って使用したほうが良さそうです。双方に主張があり、証拠にも乏しいと資料の準備だけ大変で、全面的に訴えが認められることは無さそうです。というと、少額訴訟の例として挙げられているものに集約されるんですかね。給料支払え、とか、代金支払えとかね。

そして、教訓としてはこんなことでした。当たり前のことですね。

  • 簡単な依頼でも文書に残して確認すること
  • 依頼内容に疑念が出たら、その場で確認すること
  • 依頼し、実施された内容に満足しなければ、安易に代金を支払うのはやめること
  • 疑念を感じたら、無理をせずに取引をやめること

この日は日経平均が1000円以上も下落するし、訴えは取り下げるし、とんだクリスマスとなりました。

資料

訴訟に用いた資料を掲載しておきます。読み貸してみると、双方とも弁護士等ではなく本人のため資料が稚拙ですね。

原告による少額訴訟

訴状
甲一号証 (MAFセンサー購入の証跡)
甲二号証
甲三号証
甲四号証
甲五号証 ( 被告の商業登記簿謄本 )

被告が提出した資料

答弁書(画像) (テキスト
乙一号証
乙二号証(画像23)(テキスト
乙三号証(画像12)(テキスト
乙四号証(画像1
乙五号証(画像12
乙六号証(画像1)(テキスト

原告による答弁書への反論

準備書面
甲六号証( 次のサイトを英語、日本語で印刷したもの https://www.e90post.com/forums/showthread.php?p=22826738 )
甲七号証(
次のサイトを英語、日本語で印刷したもの https://www.bimmerfest.com/forums/archive/index.php/t-632144.html )
甲八号証(
次のサイトを英語、日本語で印刷したもの https://www.e90post.com/forums/showthread.php?t=1529566 )