お昼にUgali matumboを食べた。
こちらの牛肉はとても堅いのだが、マトゥンボは柔らかくてなかなかおいしかった。Matumbo ni nini?と聞いたとき、mutton(羊)の肉だと言われた気がするのだが、今日は牛の胃袋だと言われた。女性にはあまり受けがよくないらしい。
2月にウイルス駆除で預かったPCが、今度は起動しないとのことで連絡があった。症状を聞くと、どうもブートローダの問題ではなく、ハードウェアっぽい。ファンは回るけど、画面が真っ暗のままだそうだ。
Let’s noteが売っているところを見たことが無いので、恐らくケニアで直すのは無理。とりあえずデータ復旧だけでもということで預かることにした。これが朝の話。昼すぎにはなんとドライバーがナイロビからキスムまでPCを届けに来てくれた。どんだけ飛ばすんだ?
帰宅して見てみると、聞いた通り画面に全くなにも表示されない。BIOSにも入れない。ただファンがブーンと回るだけ。はい、修理は無理です。ひょっとしたらメモリかもしれないので、どこかで同タイプのメモリを見つけたら交換してみよう。
早速分解。ググってみると、CF-W7からはネジ5本でHDDが取り出せるとのこと。やってみると確かに簡単。HDDもネジでマウントされているわけではなく、緩衝材に巻かれているだけ。
日本から持ってきた2.5/3.5inc、SATA/PATA対応のディスク接続キット、裸族もどきでUSBストレージとして接続し、他のポータブルHDDにデータをコピー。
難しい作業ではないが、フォルダ、ファイル名が長いためや、ファイルシステムがFATのためエラーが出て数回やり直しが必要だった。
と、こういう日に限って、同僚もノートPCが起動しないと言ってきた。明日は暇をしなそうだ。
ちょこっとDr. okothと話す機会があった。先週すっぽかされた相手だ。
期待しているということを言われたのは間違いない。ネットワークを強化してくれというのが大まかな要請だったが、ウェブサイトを持ちたいとか、自分のドメインでメールを使いたいなんて言っていたな。確かに、みんな仕事ですらgmailやyahooメールを使っている。
ちなみに、こちらがケニア共和国のウェブサイト
「Ministries」から「MINISTRY OF PUBLIC HEALTH AND SANITATION」をクリックすると、なんとRed Hat Enterprise LinuxのTest Pageが出てくる。DNSとウェブサーバの用意だけしてコンテンツが無い状態なのか?「MINISTRY OF MEDICAL SERVICES」の方はちゃんとコンテンツが用意されているようだ。しかし、レイアウトが崩れてる。自信無くなってきたな。
手間をかけないとなるとやはりホスティング。しかし、電源コンセントやブラインドも買えないのにそんな予算とれるのか?OA機器はほとんど”USAID”というステッカーが貼ってある。USからの援助らしい。どれだけの予算があるのだろうか。
教師をしている隊員が、プリンタがほしいとのことで買い物に付き合った。
コピーもできたら嬉しいとのことで、スキャナ付きの複合機を探してみる。といっても、パソコン屋さんは数件しかないので選択も限られる。Ksh2~3万はするんじゃない?と言っていたのだけど、いざ聞いてみるとKsh6,500と言っている。あれ、聞き間違い?
いや、やはり6,500のようだ。日本円にすると8,000円弱。マジ、そんなに値下がりしたんだ。知らなかった。価格.comで見ても確かに1万円以下の品が結構ある。結局、3件ほど回って一番安い、HPのコピー、プリンタ、スキャナができる複合機をKsh6,000で購入。USBケーブルが200、カートリッジが1,500位だったかな。
プリンタは年賀状の印刷くらいしか使わないので、特に必要は感じない。事務所でもできるし。ただ、8,000円だったらあってもいいな。わざわざ遠くまでコピーや印刷をしに行かなくて済むということを考えると。
遅いので、ページが開く間に色々やってみたくなる。アドレスを調べたらプライベートだった。無制限ということで、繋げっぱにすればサーバ公開もできるのかななんて期待していたが無理なようだ。
遅いので何とも言えないが、今のところ使えないアプリは無さそう。BitTorrentも使えた
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PPP アダプタ Zain:
接続固有の DNS サフィックス . . . :
説明. . . . . . . . . . . . . . . : Zain
物理アドレス. . . . . . . . . . . :
DHCP 有効 . . . . . . . . . . . . : いいえ
自動構成有効. . . . . . . . . . . : はい
IPv4 アドレス . . . . . . . . . . : 172.20.53.245(優先)
サブネット マスク . . . . . . . . : 255.255.255.255
デフォルト ゲートウェイ . . . . . : 0.0.0.0
DNS サーバー. . . . . . . . . . . : 207.45.220.80
66.110.61.66
NetBIOS over TCP/IP . . . . . . . : 無効
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Kenyaには4つの携帯電話会社があるらしい。最大手と思われるSafaricomほか、Zain、Orange、Yu。
Safaricomのインターネット接続では無制限プランが無い。つい最近までKsh1,000で7日間無制限というプランがあったようだが、今週頭に受付を停止した模様。ZainとOrangeは無制限プラン用意されている。試しにZainがどんなもんだか使ってみることにした。
http://www.ke.zain.com/
モデム自体は日本で言うイーモバイルのようなUSB接続のもの。デバイスマネージャから、製品はHUAWEIのE1550というものらしい。Windows Vista 64bit日本語で問題なく認識し、接続ソフトのインストールも完了。接続ソフトはSafaricomと同じで色合いだけ異なる。サービスの申し込みもほとんど同じで、テレフォンカードのようなものでプリペイドのAir-Time(電話料金)を購入し、PIN番号でモデムへチャージする。
チャージしたAir-Timeに合わせて接続サービスプランを申し込む。プリペイドの無制限プランはKsh3,250/30日。ちなみに、モデム自体はKsh2,010。
で、肝心の速度なのだが、これがたまらなく遅い。土曜の夕暮れ時に試した時は平均して20kbpsくらい。アナログダイアルアップよりも遅いぞ・・・。
これだと、いくら無制限プランと言われても、30日間繋げっぱなしで1GBくらいしか行かないんじゃないか?
ちなみに、Safaricomはそれなりに快適な速度が出て、深夜だと1Mbpsを超えたというやつもいた。料金は1GBでKsh2,500。こっちの方が安かったりして。