Masai Mara Marathon

サファリで有名なMasai Maraで行われるマラソンへ参加してきました。
といっても、さすがに走るのは国立公園内の中ではなく、そのすぐわきの私有地です。野生動物がわんさかいたり、入園料がかかる関係なのだと思います。距離はハーフ、21㎞です。

これに向けて地味に2か月くらい60㎞/月位走ってきたので、完走はそれほど心配していません。そして現地に着くと、賞金レースだけあって本気モードのケニア人がわんさかいます。

普段周りにいるケニア人は明らかな肥満体ばかりなので、まるで野生動物のように鍛え抜かれ、体脂肪が間違いなく一けた台であると思われるアスリートがあるまると、その体の美しさに見とれてしまいます。

スタートは10時のところ、1時間ほど遅れて11時。1時間30分くらいまでは普段のジョギングの延長で楽に走れていました。しかし、最後の5㎞は足が止まりまっした。先にゴールが見えるのに、そこから左へ大きく迂回し、ゴールが遠ざかると気持ちがなえるのと同時に足も止まり5分ほど歩きます。気を取り直して再度足を動かしゴール。時間は2時間6分くらい。順位は男子で175位でした。多分男子全体で2/3位の位置だと思います。

参加したJICAボランティアは併催された5㎞と合わせて約20名程。良い思い出になりました。

残念だったのはどこまでもケニア的なその主催者たち。

スタートポイントまでは、主要道路から奥へ2時間以上入ったところなのですが、そこまで看板は一切ありません。車を借り上げて行ったのですが、そのドライバーさんは普段マサイマラのゲームドライブをしているのでマサイマラには精通しているのですが、道が分からず現場へ向かう関係者の車の後へ付いて現地へ。

現地へ付いてもスタートポイントとキャンプサイトが分かれていて、キャンプサイトから3㎞ほど離れたところにスタートポイントがありそこまでの看板もありません。キャンプサイトからスタートポイントまで車で移動したところ、ぬかるみにはまり車がスタック。実はちゃんと車が通れる道があったにもかかわらず、ぬかるみのある近道(?)を手で案内された結果です。

8時からと案内されていた、開催式もあったのか良くわかりません。
本当は11月4日くらいが申し込みの締め切りだったはずが、現地で受け付けもしていました。そして、料金支払いのレシートを見せなくともただゼッケンを渡され受付終了。お金を払わなくても参加できたのかもしれません。ま、現地まで来るのが相当に大変ですが。

そして事前には5㎞、21㎞とも同時スタートのはずが5㎞がはじめにスタート。遅れる事約1時間、11時に21㎞がスタート。みんな並んでいるのに、なかなかスタートの合図が切られません。

水は5㎞毎にあるとの話でしたが、先頭集団の分しかなく、中盤以降の走者はなかなか水にありつけず、水を求めて走っているという始末。

時間も制限時間が2時間半という案内が、実際には3時間を超えても終わることなく最後の走者を迎えます。これは逆に良かったです。

トイレも走り終わって帰ってきたらやっと設営されていました。

残念ながら、遠くにインパラ、トピ、シマウマ、キリン、ヌーが見えますが間近で見られるようなことはありませんでした。

最後に、私たちはバンを借り上げて現地入りしていましたが、その空きシートを狙い車に詰め寄るケニア人の厚かましさ。

と、最後までケニア的な感じでレースは終了。

スポンサーであるケニア・エアウェイズは、世界的な大会にするべくマサイマラ開催としているのでしょうが、この管理では逆に評判を落とすばかりかと思います。

帰宅して、体は全然元気だったのですが、炎天下に1日中外に居たのでものすごい日焼け。対策をしておくべきでした:-)

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