2011年式F25 X3 xDrive28i エンジンオイルエレメントハウジングガスケット交換:73,341㎞

購入時にエンジンバルブカバーのガスケットと、このエンジンオイルエレメントのハウジングガスケットからオイルが漏れていましたので交換します。E83でもやったことがありますので簡単かな、と思っていましたが結構構造が変わっているんですね。

購入したものと工具

  • ガスケット 部品番号:11428637820 11428637821
    大体この2点がセットで販売されています。安いところだと1000円くらいです。
  • E10トルクスにユニバーサルジョイントがついているこの工具(Ko-ken 2440T-E10)
  • ラジエターアッパーホース(17127646150)
    ラジエターファン取り外しに抜いたところ、Oリングが外れてしまったので交換することにしました。
    たまたまヤフオクでBMW純正品が出品されていたので純正品となりましたが、Amazon、AliExpressで中国製のコピー品が多く扱われています。経験的にホース類はコピー品でも大丈夫な印象です。

手順

このエンジンオイルハウジングの脱着だけならラジエターファンやサーペンタインベルトの取り外しは不要だと思いますが、ベルトにオイルがかかるのが嫌なのとバルブカバーのガスケットやエアクリーナーエレメントの交換するのでエアクリーナーボックス、ラジエターファン、サーペンタインベルトも取り外すことにしました。

E83と同じ作業を想定してはじめましたが、ラジエターファンの取り外しはかなり面倒です。E83ではすっぽり上に引き上げられましたが、ラジエターホースが干渉したり、ファンのハウジングに取り付けられているATFのラジエターなどを取り外さないといけませんでした。

エンジンオイルハウジング自体は2つに分かれています。それぞれE10のトルクス3本で固定されています。エレメント裏側のボルトはKo-ken 2440T-E10で無いと取り外せないと思います。

まずは、前から見える部分を取り外します。この部分はエンジンオイルとLLCの流路があるのですがオイルを水冷しているのでしょうか?
次にオイルエレメントを取り付けている部分を取り外します。センサーのカプラーも抜いておきましょう。ご覧の通り、エンジンオイルとLLCがかなり漏れます。そして、ラジエターの流路にオイルが入ったり、その逆の混入が発生するので本当はエンジンオイル、LLCともに抜いてから作業した方が良い気がします。今回、結局どちらも交換したので初めから抜いたら良かったと後悔。
取り外してパーツクリーナーできれいにしました。ガスケットの溝にスラッジがたまっているので漬け置きのパーツクリーナーや灯油なんかで洗うと良いかもしれません。

ラジエターのアッパーホースを抜いたらOリングが抜けてしまいホース自体を交換することになりました。10年を迎えるくらいの車はプラスティックやゴム部品を取り外すともとに戻らずに交換となる場合があることに改めて注意しないとな、という感じです。

抜けてしまったアッパーホースのOリングとそれを支えている(?)リング。Oリングはかなり伸びていて、アッパーホースの径よりもかなり大きくなっていました。
締め付けて終了。ねじの受け側がアルミで、E10という細いボルトなので締めすぎに注意です。E83では中古で購入時、すでにネジが舐めた状態でした。

「2011年式F25 X3 xDrive28i エンジンオイルエレメントハウジングガスケット交換:73,341㎞」への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください