BMW E83 LCI X3 天井内張(ルーフライニング)貼替 その(2)ルーフライニング取り外し:136,000km ルーフライニング取り外し 取り外しについて、Youtubeやブログを頼りに下調べしました。基本的には、内装はがしやピッキングツールのようなものでカバーを取り外し、隠れているねじを回して取り外すという感じのようです。 取り外す必要のある部品は、ルーフにとりついられているバイザーやアシストグリップ、ライトと、A、B、Cピラーの内装、すべてのドアのウェザーストリップのようです。クリップ止めの部品がほとんどなので、コツさえつかんでしまえば問題なさそうです。 後席のルームライト。まずはスイッチ側にあるスリットを使用してカバーを開けます スイッチ側の取り付け部分が長いので、反対側を引っ張ると取れました。接続されているケーブルはコネクタ部分を引けば抜けます。爪はありません。あとから分かったことですが、ルームランプ類は取らなくてもルーフは取り外せます。なんと、ケーブル全体がルーフに接着されていて、運転席ピラー部分で車体と大きなコネクタで取り付けられています。ただ、ルーフを取り出すときにかなりストレスがかかりますので、事前にとっておいたほうがトラブルはないと思います。 フロントのルームランプは、車体後方にバネがあるので、後方を引き下げることで取り外すことが出来ました。 アシストグリップのカバーは、写真のあたりから小さいマイナスドライバー、もしくはピッキングツールを挿入すると簡単に取り外せます。中にT20トルクスが隠れています。 バイザーの固定フックです。車体後方にネジが有ります。ピッキングツールでカバーを起こします。 ねじと反対側は、ただのプラスチックの位置決めピンです。 バイザーの取り付け部分は、カバーをピッキングツールで取り外すと、3本のT20トルクスねじが見えます。 ネジをとるとバイザーは取り外せますが、コネクタが接続されているので抜きます。爪はありません。 Aピラーカバーにある、AIRBAGの文字のあるカバーを取り外します。ピッキングツールで簡単に取り外せます。内側にあるT20トルクスを外し、Aピラーカーバーを上方に引き抜く感じで上げると取り外せます。T20トルクスねじを取り外す際、フロントガラスに干渉してうまく工具が入らないので、ユニバーサルジョインを使用しています。Aピラーカバーは車体側にあるクリップに、上から挿入されて固定されています。 Aピラー車体側にあるクリップです。無理に取り外そうとしたら割ってしまいました。取り外す必要はありません。 オーバーヘッドコンソールのカバーやバイザー類を取り外したルーフ リアシートの座面を持ち上げて外します。 リアの上記ガーニッシュを取り外し(クリップのみ)、リアのウェザーストリップを取り外します。 リアステップガーニッシュはクリップ3か所での固定です。運転席側のガーニッシュとウェアザーストリップもリア同様に取り外します。 リアゲートのウェザーストリップも散り外します。取り外すと、ここだけゴムシーラーのようなものがつかわれた跡がありました。この車は左側面を板金しているのですが、その時に使用した後なのかもしれません。事故車かどうかの判断として、このようになっていたら要注意ということですね。また、一度取り外しているからなのか、リアゲートのウェザーストリップはとても緩かったです。 Bピラーの内装を取り外します。下側にピン2か所のみです Bピラー下部のカバーは、上側のカバーへ挿入されています。上部のカバーは下で2つのリベット上のピンで止まっています。内装はがしツール等でピンを抜きます。 A、Bピラーのカバーが取れた状態 リアシートベルト部分のカバーを取り外します。クリップで固定されているだけで、持ち上げれば取り外せます。 Cピラーカバーを取り外します。AIRBAGの文字のあるカバーを取り外し、中にあるT20トルクスネジをとると取り外せます。 ラゲッジルームのトリムを取り外します。赤丸部分を押すと取り外すことができます。反対側も同様です。 Cピラー下の黒いプラスチックカバーはネジ2本で固定されています。取り外しの際は、ランプに触らないように!私、やけどしました。 ラゲッジルームのラインぷを素手で触れてしまい、中指をやけどしました。本当に痛かった。。。 翌日、こんな水膨れに! ここまでとると、ルーフが落ちてきます。ルーフに配線したケーブルは、運転席側のAピラー裏で車体と接続されています。 コネクタは、爪を起こして白いレバーを上げることで取り外せます。 さて、これでルーフと車体を繋げているものをすべて取り外しできたので、リアゲートからルーフライニングを引き抜きます。若干しならせるようにすると抜くことが出来ました。