E83 X3をセルフメンテナンスするにあたり、必須なのがODB2スキャナーです。ODB2コネクタに接続して車両の情報やエラー(Fault:フォルトという場合が多いようです)内容を表示、クリアできます。
今まで、VANOSソレノイドやクランクシャフトシール、イグニッションコイルの不良、トランスファーモーターのギア不良等で正確にエラーを出力してくれています。
使用しているのはAmazonで購入したC110+というBMWとミニ専用のもの。専用品なので、汎用的なエラーコードをBMWの車種毎にわかりやすく表示してくれます(と理解しています)。このスキャナー、金額的にも6,000円ほどで、整備工場で1回診断してもらうよりも安いです(玉野自動車は1回8,000円でした)。使った感じ、正確にコードを読み取れますし、コードをクリアすることもできるので相当に重宝しています。というか、このスキャナーを使わないでメンテナンスは無理です!
リアルタイムに点火時期や燃料噴射などのデータを読み取ることもできるようですが、ハードウェアのスペックが足りていないのか反応が遅く表示できないケースがあるように見られます。なので、コードの読み取り用と割り切れば何の問題もありません。信号のレベルなどは表示されてもそれが正しいのかわかりませんからね。