オートバックスやイエローハットでオイル交換をすると、半年後にオイル交換時期のお知らせはがきが届きます。
ご丁寧に、車体に次回交換時期の日付と走行距離を記載したステッカーを貼ったりしてくれたりもします。
大体、交換日は半年後で、距離は5,000kmあたりになっています。
でもね、マニュアルやメーカーは、ガソリンエンジンの交換時期は15,000kmと言っているんですよ。
毎日エンジン全開、峠を何個も越えて出勤など、シビアコンディションなら別なんでしょうが、普通に乗っている分には15,000kmで問題ないとメーカーが言っているわけで、それ以上頻繁に交換する意味は無いと考えています。メーカーは性能や信頼性にどれだけの時間とお金を費やしているかを想像すれば信頼して良いのではないでしょうか。
オートバックスやイエローハットといったカー用品店が過剰な交換を進めるのは、言葉悪く言えば、車に疎い人を相手にした詐欺でしかないと私は思いますが、営利を目的とした企業が行うのは正当性があると言えるのかもしれません。ちょっと考えたり調べれば、ユーザー側で十分判断が付きますからね。それに、新品に比べたら汚いものを交換しているのだから何かしらのメリットもあるのかもしれません。ただ、費用対効果、交換にかかる費用が得られるメリットを満たしていないだけの話です。
しかし、メーカー資本の入ったディーラーで5,000km毎の交換を勧めるのって、なんだか腹立たしいですね。
メーカーは環境性能を上げる為にも交換サイクルを伸ばしているのに、ユーザーをだまして売上上げるなんてね。
ちなみに、BMW X3(E83)は25,000kmとなっています。指定オイルに限るっていうのがポイントなんだと思っています。