E83 LCI X3 VANOSソレノイドバルブ、チェーンテンショナー交換:148,000km

依然として解決しない、2A82 VANOS Intakeです。VANOSソレノイドバルブの交換と、バルブタイミングチェーンテンショナーの交換を行ってみました。

VANOSソレノイドバルブ購入(せこいから1本だけ)

然一番初めに疑ったVANOSソレノイドバルブですが、Intake側とExhaustを入れ替えてもエラーが継続したためVANOSソレノイドバルブには問題がないと判断していました。

しかし、現状のVANOSソレノイドバルブはというと、1つはおそらく新車からついているもの、もう一つはアイドリング時にエンジンが息つくような症状が出たために交換したもの(OEM品)です。OEM品へ交換して4万㎞近く立つこともあり、もしかしたらIntake、Exhaustどちらもバルブがおかしく、入れ替えてもエラーが出るのではないか、と思ってきました。

なので、VANOSソレノイドバルブ1本を新品で購入し、症状を見ることにしました。

購入はセントピアです。以前のVANOSソレノイドバルブもセントピアで完全に動作したので信頼感があります。

さて、結果はというとIntake側に購入したVANOSソレノイドバルブを装着したもののやはり同じ2A82 VANOS Intakeエラーです。

タイミングチェーンテンショナー交換

海外サイトを調べた感じだと2A82エラーの原因として挙げられるのは、次のようです。

  • オイルエレメントの蓋にあるバスケット上の部分が脱落してしまうこと
  • VANOSソレノイドバルブの不良
  • チェックバルブ(non-return valve?)のつまり
  • VANOS調整ユニットの不良(カムシャフトスプロケットに当たる部品)
  • タイミングチェーンテンショナー、チェーンガイドの不良

オイルエレメントの蓋はバスケット部分があることを確認、VANOSソレノイドバルブは交換したが変わらず、チェックバルブはきれいな状態、となると簡単なののはタイミグチェーンテンショナーです。

購入

AliExpressにてコピー品を購入し交換しました。ただのスプリングが内蔵された大きなボルト、なのでコピー品でも大丈夫なのではと。値段はAmazonでも3000円くらいであったので高いものではないのですが、半額で手に入るとなると2週間待つという結論でした。

部品番号:11317584723

https://ja.aliexpress.com/item/1005001620941851.html?spm=a2g0s.9042311.0.0.35904c4dIP0sCv

工具

チェーンテンショナーは27㎜のボルトとなっています。始めソケットで回せるかと思いソケットを購入しましたが、ちょうどエアコンのパイプが邪魔をしていてうまく入りません。

エアコン配管とフレームが邪魔になり、ソケットレンチが入りません。せっかく27㎜ソケットを購入したのですが残念。

結局オフセットされている27㎜/30㎜のメガネレンチを購入しました。

レンチを嵌めるのに、ウインドウウォッシャータンクを取り外す必要がありましたが、あとはエアコンのパイプを少し押す必要がありましたが、問題なく取り外し、装着できました。

ウインドウウォッシャータンクを取らないとメガネがかけられませんでした。

結果

さて、結果ですが、50㎞程走行するとまたもやエンジンチェックランプ点灯です。さて、もうあきらめようかしら。

3DA-KG2P(CX-8)夏タイヤへ履き替え:24,300㎞

土曜日の午前中、妻のあからさまな不機嫌な表情を背に、例年よりも少し遅れてしまったスタッドレスタイヤから夏タイヤへ交換を行いました。

スマホを自宅に忘れて作業したため写真なしです。

約半年間保存したタイヤですが、空気圧はほとんど変化することなく2.5kg/cm2でした。スタッドレスタイヤへした際に、TPMSは移植していなかったのですが夏タイヤではまた使ってみます。もう少し小さく目立たなくなるといいんですが・・。表示部はハンドルコラムへ貼り付けていましたが、見えないのと邪魔なので、どうせ見えないならとグローブボックス内へ移動してしまいました。

タイヤは溝もあり、ひび割れもまだまだ使えそう。スタッドレスタイヤは今シーズンが最後だったかもしれません。

E83 LCI X3ブローバイヒーターのOリングからの吸い込みでアイドル不調:145,830km

ブローバイヒーターを交換した際に、Oリングが正しくはめられておらず、千切れていました(そうとしか思えません・・)。

一目でOリングがはみ出しているのがわかります
ヒーターを取り外すとOリングはちぎれていました

インテークマニホールドはDISAバルブを交換で1度やっていることなので、抵抗なく着手しましたがなかなかに大変です。特にジャンクションボックスの取り外しとブローバイホースの切り離しにはてこずりました。

インテークマニホールドを取り外した状態

結果からすると、ここからエアを吸い込み、エンジン始動時の振動とギクシャクした走行になっていたようです。

ブローバイヒーターは2年ほど前にリコールでBMWディーラーへ入庫して交換した部品なんですけどね。

ホームセンター(Olympic)へ行くと、運よくぴったし合うOリングを発見しました。

内径が約25㎜だったのでぴったりです

Oリング交換は特に難しい作業ではありません。

交換後、取り外した逆に組付けて完成(インテークマニホールドは取り外し以上に組付けに時間かかりました。配線、配管は事前に写真を撮っておきましょう!)。

作業後、エンジン始動。無事にエンジン始動時の振動は消えた、と言いたかったのですが、少しはましになった程度でやはり冷間時、エンジン始動直後に振動が気になります・・・。やはり原因はVANOS Intakeのエラーが原因か・・・。しかし、BMWディーラー・・・不信感しかない。

E83 LCI X3エンジンオイル交換(購入後7回目):145,820km

前回は130,578km走行時に行ったので、15,242km走行したことになります。メーターに組み込まれているInspectionの距離は後10,050㎞と表示されていたので、初期値25,000kmから14,950km減ったことになります。実走行とこのInspectionの距離表示は完全には一致していないのですね。何かで、エンジンオイルの状態をセンサーで読み取りInspectionは表示していると読んだことがありますが本当なのでしょうか。

さて、今回も株主優待券利用でオートバックスさんへ依頼しました。オイルは前回同様AQ AVANTE 5W-30の4L缶2つ利用です。前回利用して特に悪く感じなかったので今回も同じ銘柄を使用しました。

が、後になって気づいたのは、伝票の表示が2缶で「AQ AVANTE SP 5W-30 4L」と「AQ AVANTE SN 5W30 ストラーダ 4L」と異なっていました。あれ、同じところから取ったつもりだったのですがどういうことなのでしょう?

AVANTE SPとSNと異なる表示

受付で特に言われなかったので気にしなくて良いレベルなのかもしれませんが、気になります。

1時間弱でオイル交換は終了。オイルは6.5L使用とのことで残りは持ち帰りです。因みに、前回はこの残りを1万km走行くらいで使い切りました。オイル消費量1万km/1.5Lくらい。ずっとこんな感じなのでもう変に悩むのは止めます!

翌日、Inspectionのリセットを自分で行い交換完了です。

交換費用

AQ AVANTE SN 5W30 4L 単価2858円 数量2
ボッシュオイルフィルター OF-BMW-12 単価1648円 数量1
交換工賃 オイル会員のため0円
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合計 7,364円

オイル代に相当な利益が乗っているのだと思いますが、自分でやろうと思うと廃油処理が大変なので良しとしましょう。

Inspectionのリセット方法

  • メーター内、左側のボタンを押しながらキーを1段回す(いわゆるACCポジション)
  • デジタル表示がrESEtとなったら一度左ボタンを離します
rESEtはRESETのことだとわかるのですが、51Aはなんのことなのでしょう?
  • 再度左ボタンを長押しし、Endと表示が変わり、25000㎞ INSPECTIONとなればリセット完了
初期値は25000㎞

docomo「マイカーシェア」サービスの提供を終了<2021年3月5日>

https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2021/03/05_01.html

タイトルの通り、docomoが個人間カーシェアのサービスを終了するようです。

私はオーナーとしてシェアした回数が多い方なんじゃないかと思います。大体20回くらい?

それでもAnycaに比べると1/20くらいになります。Anycaも儲かっているようには見えないので、拡大の目がないものは早めに終了ということなのかもしれません。

ちなみに、ガリバー(IDOM)のGO2GOはたったの1回、ridenowは0回です。

3DA-KG2P(CX-8)12か月点検のために入庫:19,516㎞

半年点検(登録後1年半)を20年8月に9,743㎞で行ったので、約5か月で1万㎞走行したことになります。このコロナ禍でそんなに色々出かけるわけもなくそのほとんどがAnyca貸し出し。冬場に入りスタッドレスタイヤ+4WDという需要がとてもおおいのか順調に経費削減できています。感謝感謝。

今回の点検ではエンジンオイル、エレメント交換以外は部品交換などは発生せずに終了です。帰宅時に、妙にモニターが明るい事に気付きます。ヘッドライトが点いているのに夜間モードになっていません。

なぜ?マツコネの設定は、昼夜モードの切り替えは自動、モニターの明るさも標準です。ググると、メーターのディーマーが最も明るくなっているとモニター照度が自動とならず昼モードになるとのこと。

電子取扱説明書によると「電源ポジションがONで車幅灯が点灯しているときにパネルライトは減光されます。ただし、昼間にライトを点けたときなど、ライトセンサーが車両の周辺が明るいと感知した場合、パネルライトは減光されません。」らしい。

メーターについているダイヤルを少し左へ回すと直りました。ディーラーさん、点検でいじったら元に戻しておいてくださいね!

E83 LCI X3冷間時のエンジン始動でエンジンがギクシャク:144,000kmくらい

冬場になり、エンジン始動時にエンジンがかなり振動する症状が出ています。そのまま暖機が終わらないうちにゆっくりと走り出すと、アクセル操作に対するエンジンの反応が悪く、アクセルを踏んでも加速しない、踏みすぎると一気に加速という状態になります。

OBD2スキャナで確認すると、29E1 Mixture Control 2が出ています。経験からすると吸気系のどこからかエアを吸っているのではないかと想定されます。

29E1 Mixture control 2が出ています。2A82、2F71はもうずっと前からなので今回の現象とは関係ないと想定

自作のエア吸い込み確認ツールで確認です!

用意するものはこちら。

  • 蚊取り線香
  • 電動空気入れ(シガーソケットから12Vで使用できるものがベスト)
  • ビニール袋
  • テープ

エアクリーナーボックスに蚊取り線香を置き、ビニール袋を適当なサイズに切って電動空気入れとつなげます。そして電動空気入れのスイッチをOnにして、吸気口から空気を圧送します。エンジンは始動しません。

しばらくすると、インテークマニホールドの下から煙が出てきました。あらら、やはりどこかに隙間ができていているようです。

原因は判明したので、時間を見て分解してみたいと思います。

3DA-KG2P(CX-8)スタッドレスタイヤへ履き替え:16,171㎞

日中の時間が取れず、早朝でのスタッドレスタイヤ履き替えとなりました。別にスキーに行くなどというわけではないのですが、Anycaで借りていただいたユーザー様が草津方面へ行くとのことでスタッドレスタイヤのリクエストがあったためです。

今回はタイヤ履き替えでもアルカン3.0ジャッキを持ち出してみました。センターのジャッキアップではなく、四隅のポイントを利用してのジャッキアップです。やはり、車載パンタグラフジャッキに比べ、ジャッキアップは圧倒的に楽です。ただジャッキの重さがねぇ。

このスタッドレスタイヤは中古で2年前に購入したもので、2014年製。今年で6年目なので今年で終了かもしれません。

最後はトルクレンチで120Nmで締めて完了です。

ジャッキも重たいし、タイヤも重たいし、朝からいい運動でした。

3DA-KG2P CX-8:FALCON軽油用凍結防止剤投入

軽油は凍ります。Anyca貸し出しを行うこともあり、転ばぬ先の杖として凍結防止剤を投入しました。日帰りだったらそこまで燃料系が冷えて凍結することもないと思うのですが、2泊3日のスキー旅行なんかだと寒波によっては凍結することもあり得るかなとの推測です。

500ml入りで500Lに使えるとのことなので、満タンの際に50~70ml入れればいい感じでしょうか(CX-8 XD 4WDの燃料タンクは74L)。

軽油用凍結防止剤

灯油を入れれば凍らないそうですが、保証のことを考えると踏み切れず。寒冷地に行った際に寒冷地用の3号軽油を入れるのが常套手段でしょうが、早朝だとスタンド開いていなかったり、最近スタンドの数が減ったので探すのに苦労したり、首都圏に比べると高かったりと、悩むのなら事前に入れてしまえと。冬場はこれをサブトランクに忍ばせておくと安心できそうです。

計量はキッチンにある計量カップで測った水を入れ、50mlと100mlのところにマジックで線を引いたペットボトル。

3DA-KG2P CX-8:TPMS(Tire Pressure Monitoring System)装着

前回空気圧を測定したら、2.5kgf/cm2と思いのほか低い空気圧であり空気圧に対する不安からTPMSを装着してみました。ただどんなものか使ってみたかったのもありますけどね。

購入はAliExpressです。EMSだったので通常2週間くらいかかることが多いですが、1週間ほどで届きました。

モニター部分に太陽電池を搭載して配線いらずとなっている製品もありましたが、あまり目立つところに設置したくなかったのと、太陽電池は今一つ信頼性に欠けるような気がして、通常通り12V電源を必要とするものにしました。

自動車メーカーごとに製品が分かれていて、オプション用のスイッチを塞いでいる隠しパネルと入れ替えで装着できるようになっているようです。

ただ、このCX-8はリアの電動ゲートのせいで、空きスイッチがありません。

なので、装着はどこかハンドルのコラム周りにでもつけようと考えました。

配線です。配線は助手席足元のヒューズボックスから取り出します。

後日談ですが、この場所はバッテリー電源でした。エンジン切ってもエア圧が表示されっぱなしです。11番15Aヒューズを交換して取り出すのがよさそうでした。

この商品は、電源コードが接続されたヒューズが同梱されており、電源を取るのはとても簡単でした。ヒューズも低背でぴったし。ただ15Aはいらないんじゃないかと思いますけどね。

センターコンソールわきの化粧パネルはクリップ止めなので、引っ張れば取り外せます。足元左は、1か所ねじ止めされていました。

運転席側まで配線を伸ばし、センターコンソールを外してハンドルコラム左側まで取り回しました。アースもいい場所にボルトがあります。

もともとアース用のボルトに共締め
ハンドルコラム左下に本体を取り付けです(本当は一番最後にやったので、すでにエア圧を取得しています)
助手席から見るとこんな感じ。ちょっと目立ちますね。これはゆくゆく対策したいと思います。

ホイールへのセンサーの取り付けです。まずはバルブからプラスティックのふたを取り外します。

製品付属のナットをねじ込みます。

センサーはこのような形です。取り付けると、バルブの虫を押し下げ、空気圧を測定できるようです。

センサーとナットを締めこみ、固定します。

取り付けるとこんな感じです。。。。少し大きいなぁ。

取り付けはいたって簡単。1時間もあれば十分でしょうか。一番初めにモニターにエア圧を表示するまでに少し時間がかかりましたが、一度拾ってしまえばあとはほぼ正確な数値を表示していました。

温度も読み取れるので、走行中にどれくらいエア圧が上がるのか、温度が上がるのかをリアルタイムで見ることができます。なかなか便利なアイテムです。

ただ、センサーが大きいのでバルブの内側に内蔵されるタイプだとデザイン的にはきれいですね。それだと電池交換はタイヤを交換した場合にしか行えないのが難点な気がしますが。。

しばらくは楽しめそうなアイテムでした。

2021年5月20日追記

電源が常時電源となっており、ヒューズボックスからの取り出しを変更しました。

14番は電源が無いようでした(上の写真)。結局右列上から3番目の15Aヒューズを交換してACC電源を取り出しました。

取説によると、3番はR.OUTLET3となっていてこれは常時電源(バッテリー)のようです。ネットの情報から14番R.OUTLET2がACC電源とのことでしたが、接続しても電源が無いようでした。結局、11番R.OUTLET1の15Aヒューズを交換してACC電源を取り出しました。これで駐車時にはTPMSがオフとなり、バッテリー上りの心配なしです。

合わせて、表示部分もハンドルコラムでは見えない&邪魔なので、どうせ見えないのであればと思いグローブボックスへ移動させました。これなら見た目はスッキリ、見たいときはグローブボックスを開けば運転しながら確認もOKで、収まりよいですね。