バルブカバーガスケット交換で、ついでにプラグを見てみると思いのほか煤けていて、電極の先が細っているように見えます。
E83で一時期交換して使用していたプラグが余っていたのでそちらに交換してみます。
交換したプラグはボッシュのFR7NPP332です。
バルブカバーガスケット交換で、ついでにプラグを見てみると思いのほか煤けていて、電極の先が細っているように見えます。
E83で一時期交換して使用していたプラグが余っていたのでそちらに交換してみます。
交換したプラグはボッシュのFR7NPP332です。
カーオクション.jpでは車両、書類が届いてから2週間以内の所有者変更が必要です。今回、4月11日が2週間の期限、しかし車庫証明は出すのが遅れてしまいおりるのが4月12日。
購入した車は一時抹消済なので2週間以内に名義を変えなくても、特に問題が出ることはないような気がしますが(法律上2週間?)所有者だけ変更する事にしました。
手続きは簡単で、陸運局の支局へ出向き、売り手からもらう譲渡証、車検証(正確には、登録識別情報等通知書)と自分で用意する住民票だけでできました。特に手数料もかかりません。そして、発行された車検証は上部の所有者の記載はそのままで、下部の備考欄のような個所に所有者として名前と住所が記載されていました。
わざわざ陸運支局まで出向き所有者変更だけではもったいなので、自賠責保険も支局内にある窓口で加入してきました。
帰りに、役場によって仮ナンバーを借ります。これには自賠責保険が必要です。申請用紙には車検の場合は1~2日が目安となっていましたが、12日から14日の3日間で申請。特に理由を聞かれることなく借りられました。
平塚にある、湘南ナンバーの管轄である関東運輸局神奈川運輸支局 湘南自動車検査登録事務所へ出向きます。途中、オイルが足りませんなんていう警告が出て焦りましたがただ、オイル交換時の給油量が足りないだけだったようで、1L足して検査に臨みます。
コースは4番。受付時に特に指定されなかったのですが、どこに並べばよいか確認したら、慣れていないなら4番に並んでといわれます。あまり窓口の方の対応は良くありません。。ま、人によりますけど。
初めてスピードメーターのテストでNGとなりました。この車の場合、4WD(トラクションコントロール?)の特性でゆっくりと速度を上げないと正確に測定できないようです。2回NGだったのですが、その時は相当に速度を上げないとメーター読みで40㎞とならず、検査員が少々怒っている感じ。。ゆっくり加速してくださいと言われ(ゆっくりやっていたのですけど。。)、あ、トラクションコントロールをOFFにすればいいのかなともい、トラクションコントロールOFFかつアクセルをとてもゆっくり踏み込み加速したところOKでした。
他、まったく気づきませんでしたが運転席、助手席ガラスにフィルムが貼ってあるとのことで透過率の測定を0番コースで検査後に実施。これがちょうど10:15~10:30の休憩時間にかかり待たされることに。透過率も問題なく、検査合格。
その後、車検証の発行→自動車税納付→ナンバー取得→ナンバー取り付けと封印と11時ころに終了。急いで帰路につき、途中役場で仮ナンバーを返却して帰宅。何とか午前中に終わらせることができました。
検査費用は前は2000円くらいだった気がしますが値上がりしたのでしょうか。と思って、スマートのナンバーを取った時の記録を見てみると、内訳としては検査費用1600円、登録費用が1100円となっていました。今回は中古新規なので登録費用が掛かりますが継続検査だけなら検査費用だけなのかな。差額500円は検査費用の値上がりなのかもしれません。
今回自動車税が含まれていますが、除くと約6万円でした。
印鑑証明取得(コンビニ):300円
車庫証明取得:2,600円
自賠責保険(25か月):20,610円
仮ナンバー借用手数料:750円
重量税:32,800円
検査費用:3,200円
自動車税(11か月分):45,700円
ナンバー費用:1,450円
合計 107,410円
この車はカーオークション.jpを利用して中古車オークションで購入したわけですが、出品票にもオイル漏れの記載がありました。N52エンジンはE83 LCIで散々オイル漏れ修理を行ったので、一通り経験していることから躊躇なく購入しました。
現車を見ると、まさにE83 LCIで発生した症状と全く同じ個所からオイルが漏れています。
この2つ。2つ目のヘッドカバーガスケットはオイルが漏れると、エンジンが排気側に傾いて搭載されている関係で、集合管あたりのマフラーに漏れたオイルが滴り白煙を上げます。ヘッドカバーガスケットはE83 LCIで交換用にストックしていた(笑)ものがそのまま使えるようです。
エキセントリックシャフトガスケット部分は、前回交換しても漏れ始めたので多少漏れるのは諦めて交換しないことにしました。
エアコンのエアフィルター周りと、ラジエター、エキスパンションタンクの作りがE83LCIから変わっているようなので、そのあたりに注意しながらヘッドカバーガスケットの交換を行いました。
一般的なソケットレンチなどに加え、無いと駄目な工具です。
エンジン上部の化粧カバー、イグニッションコイル、イグニッションコイル周りの配線を取り外します。この辺りまでは見えるものを一つ一つ取り外していくだけな感じです。注意点は、センサー類のコネクタを抜く際に、無理に引っ張らず必ずツメを押して引き抜くこと。といっても初めて抜くコネクタはどこを押したらよいかわからないですが、コネクタをよく見て慎重に作業しないと、割れてしまったりコードが切れてしまったりで痛い目にあいそうです。
次に、インジェクターのコネクタを外します。写真は撮り忘れました。
ポイントはインジェクターへのコネクタを止めているピンを外すことかもしれません。ピックツールで取り外しました。慣れれば簡単なのですが、慣れたころに終了。そして、1つ落下させて紛失です・・・。6番シリンダーでした。作業性が悪いので注意しながら行っていたのですがやってしまいました。
これまた写真がありませんが、エンジン奥のバルクヘッド側にブリーザーホースがつながっていて、これを抜くのにもコツが必要です。コネクタ部分の凸凹になっている部分を両側から押して引き抜きます。と言葉では簡単ですが、凸凹の片側はバルブヘッドカバーとの隙間が無くて手が入りません。E83 LCIではエアコンフィルターのボックスを取り外すことで手が入りましたがF25はダメでした。
極短のマイナスドライバーを右手に持ち、ヘッドカバーとブリーザーホースコネクタの間に入れて凸凹の片方を押しながら、もう片方を左手で押して、スライドさせると抜けました。エンジンルームに乗って作業か、右前輪側から作業かですが、右前輪側からの方がやりやすかったです。
バルブヘッドカバー外周を止めているE10のボルトを外します。O2センサ上あたりの2本だけヘッドカバーから抜けるので注意です。
プラグホールに刺さっているスリーブが邪魔で、取り外し時にはかなりエキゾースト側に傾けて抜く感じでした。
古いガスケットは割れてはいませんでしたがかなり固くなっています。バルブホールのスリーブは再利用します。
今回、ヘッドカバーとガスケットの間に液状ガスケットを使用しました。本来やらなくて良いことだと思いますが、E83 LCIで経験した色々な「漏れ」から、塗れるところは塗っておくようになりました。
バルブトロニックモーターのガスケットも、エンジン側とガスケット、ガスケットとバルブトロニックモーター側の両側に塗っています。
ヘッドカバーをエンジンに戻し、各部を締め付け、コネクタを戻して終了。液状ガスケットが乾くまで2日ほどエンジン始動はお預けです。
ヘッドカバーを止めている外周のボルトは9Nmでの締め付けっぽいですが、感覚で締めました。トルクレンチ持っているんですけどね。ゴムのガスケットは締め付けていくと、ゴムがつぶれた状態でいきなり締め付けが固くなるので感覚で十分かと。
ブリーザーホースを戻すときにセンサー類の配線の位置関係に注意しましょう。ブリーザーホースを通すところを間違えてしまい、刺した後もう一度抜く羽目になりました。
エンジンオイルがヘッドカバーやエンジンオイルエレメントハウジングから漏れていますが、エンジンオイル量が不足しているわけではありませんでした。交換して日がたっていないのか、前オーナーは継ぎ足し継ぎ足し乗っていたのかどちらでしょう。
抜いたエンジンオイルはかなりギトギトです。
オイルリセットの表示は3000㎞の超過となっていました。3万㎞近く交換していなかったのかもしれません。といっても、BMW指定のロングライフエンジンオイルを使用すれば、BMWしていでは1年または3万㎞くらいだった気がするのでそれほどメンテナンス状態が悪かったわけでもない気がしますが、抜いたオイルはちょっとそのまま乗ろうとは思えないような汚れ具合でした。
エンジンオイル:モノタロウブランド10W-30 SN規格 4L 2本
エンジンオイルエレメント:ボッシュOF-BMW-12
86㎜ 16角オイルフィルターレンチ
ドレンボルト用17mmソケット(確か)
下抜きでエンジンオイルを抜きます。
エンジンオイル量はフィルター交換時は6.5Lのようです。この時点では5.5Lと勘違いしていて、交換直後のオイルレベルチェックでは適量と出たのですが、10㎞ほど乗ったところで1L補充せよと警告が出ました。エンジンオイル量はE83 25siと同じ、交換直後だとメーター内にあるオイルレベルチェックは正確な量が測定できない感じも同じですね。
オイル交換の通知をリセットします。これはE83とほぼ同じ。
エンジンオイルエレメントのキャップに取り付ける大きな黒のOリング取り付けが間違っていて、エンジンを始動すると、キュキュキュッと変な音(恐らく、Oリングの隙間からオイルが漏れる音)がしてしばらくするとオイルが漏れてきました。。。
せっかくオイル漏れをきれいにしたエンジンルームがまた元の状態に(涙)
Oリング位置は一番上まで上げてはいけません!
エンジンオイル漏れをまずは直さなければならないのですが、まとまった時間が取れないため簡単に交換できるエアコンフィルター交換から交換です。
フィルターはモノタロウ、楽天、Yahoo!ショッピングなどで手に入るようですが、少しだけ安いのでAliExpressで注文となりました。
まずは、エンジンフードを開け、助手席側のフロントガラス下にあるこのメッシュになっている蓋を取り外します。その際、ウェザーストリップを取り外します。このウェザーストリップはのっかっているだけなので簡単に取れます。
メッシュ状の蓋を取った後、エアコンフィルターのボックスが見えるので、ここの蓋も取り外します。
エアコンフィルターを取り外します。上下2段になっていて、それぞれは紙のテープでつながっています。取り外し時にテープは切ってしまいました。フィルター自体も曲げないと取り外せなかったのでこんな風にヨレヨレになってしまいました。
新しいフィルターをセットして完了。ポンッと置けば終了というほど簡単ではなく、2つのフィルターがテープで接続されており、テープを切らずに設置するには頭を使いそうです。頭も時間もなかったので、テープを切断して取り付けしています。テープは空気の流入方向があり、フィルターの向きを間違えないようにするためのもので、特に機能的には問題ないと判断しました。フィルター側面に空気の流入方向が書かれていました。このフィルターのボックス上下から吸い込み、2枚のフィルターの間から車内へ吸入しているようです。
蓋を戻して完了。このフィルターのボックスの蓋もスペースがなく、ワイパーを隠しているプラスチックパーツをずらさないと脱着ができませんでした。E83よりもフィルターとしてはうまく機能しそうな構造ですが、脱着は面倒ですね。
オイルエレメントのハウジングガスケットを交換する際に、垂れたオイルが付着するのが嫌だったので、サーペンタインベルトを取り外すことにしました。
しかし、手持ちの差し込み角12.7㎜(1/2)のT60だとハンドルと合わせたときに微妙に短くテンショナーを縮められません。手持ちのエクステンションバーは75㎜で、これをつけると今度はラジエターと干渉して使えません。そこで、ラジエターファンを取り外すことにしました。これが結構面倒です。
すでにエアクリーナーボックスを取り外した状態です。
ラジエターファンを固定しているネジが2か所あり、それを取り外します(画像ありません。。)
助手席側にあるATFクーラー(多分)をずらします。結構力がいりました。
そしてラジエターファンを引き上げます。
ここでポイントとして、助手席側にある大きなツメを押し下げる必要があります。ラジエターファンのハウジングをよく見ると構造が分かると思います。
購入時にエンジンバルブカバーのガスケットと、このエンジンオイルエレメントのハウジングガスケットからオイルが漏れていましたので交換します。E83でもやったことがありますので簡単かな、と思っていましたが結構構造が変わっているんですね。
このエンジンオイルハウジングの脱着だけならラジエターファンやサーペンタインベルトの取り外しは不要だと思いますが、ベルトにオイルがかかるのが嫌なのとバルブカバーのガスケットやエアクリーナーエレメントの交換するのでエアクリーナーボックス、ラジエターファン、サーペンタインベルトも取り外すことにしました。
E83と同じ作業を想定してはじめましたが、ラジエターファンの取り外しはかなり面倒です。E83ではすっぽり上に引き上げられましたが、ラジエターホースが干渉したり、ファンのハウジングに取り付けられているATFのラジエターなどを取り外さないといけませんでした。
エンジンオイルハウジング自体は2つに分かれています。それぞれE10のトルクス3本で固定されています。エレメント裏側のボルトはKo-ken 2440T-E10で無いと取り外せないと思います。
ラジエターのアッパーホースを抜いたらOリングが抜けてしまいホース自体を交換することになりました。10年を迎えるくらいの車はプラスティックやゴム部品を取り外すともとに戻らずに交換となる場合があることに改めて注意しないとな、という感じです。
スマートに続き、カーオークション.jpにて購入し、本日ゼロさんにて納車となりました。
出品票では確認していましたが、オイル漏れが結構ひどいので直さないと車検取れなそうです。
まず、ナンバー取得に向けてやることをまとめてみます。
DTCメニューにてCDB004、CDB104、CDA604というエラーが3つ出ていました。
この車、車検を取ろうとしたけどオイル漏れの修理にお金がかかるので手放したのかもしれません。
BMWを乗る方は、タイヤ交換でランフラットを選ぶんでしょうか?フロントのランフラットからして、タイヤ交換をディーラーで行っていたのかもしれません。
カーオークション.jpで実際にかかった費用を記しておきます。
車両落札価格 874,500円
会場落札料 16,500円
リサイクル預託金 23,770円
落札代行手数料 43,780円
陸送費 29,040
合計 987,590円
これに、ナンバーを取るための整備と税金、保険を入れると15万円くらいが想定されるので113万円乗り出し(タイヤを変えない場合)となりそうです。ちょっと予算オーバーでしたね、100万位内で考えていたので。
出品票では交換歴となっていた助手席側のドアパネル交換ですが少し色があっていませんが気になるレベルではなく一安心。
ついに、E83 LCI X3を手放すことにしました。
購入は平成29年3月4日(2017年)、60,048㎞だったので、かれこれ5年間も付き合ったことになります。当初はAnycaでの貸し出しが面白くなって、それなりに費用はかかるにしても2台もてれば楽しそうと始めた2台所有。気付けば3台所有になっていたりと随分と私の生活に大きな影響を与えることになった出来事です。それが原因で夫婦喧嘩となることもしばしば。でも随分楽しませてくれました。
JAFのお世話になること2回(エキスパンションタックの割れとベルト切れ)、危うく走行不能となること1回(ベルト切れ)や納車時から悩まされたVANOSのトラブル。修理会社と訴訟を経験したりもしましたし、NB8ロードスター以来10年以上離れていた車いじりを再開させるきっかけに。結局最後もVANOSのトラブルによると思われるエンジンの振動が手放す決意をさせました。
ATFの交換を自分でやるなんて考えたことも無かったですが、その効果を体感できたり、またその作業が原因でATF漏れが起きたりDIYの難しさを教えられました。
天井の内張も2度も貼ったり。。
約16万㎞走行、最後は日本廃車センターへ引き取られて(買い取ってくれるとは思っておらず、うれしい誤算です)いきました。
車両本体価格(買取) 100,000円
重量税還付相当額 21,760円
自賠責保険返戻相当額 9,600円
合計 131,360円
結局、駐車場代を除けば購入価格、メンテナンス費用、税金・保険とほぼ同じ貸出料金を得られた計算です。決して儲かりません、それは間違いないです。ディーラー整備に出していたらトントンにするのも不可能であることが分かります。