2018年5月乗用車ブランド通称別名順位

Table Plugin

デントリペア初体験

またAnycaでぶつかって帰ってきたのです。車の返却時には分からなかったのですが、翌朝確認するとボンネットに2か所へこみが!

塗装は元気そうなので、借り手の方の了解を得て、デントリペアで治すことにしました。

全く分からない、というレベルで治りました。素晴らしい!デントリペア屋さんになろうかと思ったりして。日本ではなかなかデントリペアはやらないですね。塗装なしだら、耐久性も心配ないし、色が合わない心配もないのに。

ちなみに、治していただいたのは、こちらのボディリペアヨコハマです。カードが使えると書いてありますが、いま現金のみなんです、って言われました。数万になるのにそれはないよねと。

ちなみに、今回の修理代金は45,360円でした。時間は約2時間。買い物している間に出来上がるなんて素敵です。
自分でやろうって気のある方は、Amazonを探索すると色々見つかりますね。レビュー的に微妙な商品が多いようですが・・・

エニカで一番得する人は?

エニカで車を貸出しはや2年半。それなりに貸し出しを重ね、金額だけで言えば大きな利用料を得ることができました。
さて、では実際どれくらいの利益となるのか考えてみました。

■走行距離から考える

私の場合、1日の上限を300kmとしており、貸し出すとみなさん250km/日位は走られます。

料金は、ノアが週末5480円にしています。貸し出し時にエニカに手数料10%が引かれるので、貸し出した場合に手に入る利用料は4,932円です。貸出し側が受け取れる契約料100円がありますがここでは無視します。

車の寿命から、どれほど利益となるか考えてみます。
車の寿命はざくっと10万kmにしてみました。中古車が10万kmを超えるとガクッと価格が落ちるためです。

ノアは10万kmすべて貸し出して走行した場合は、10万km/250km×4932円=1,972,800円
(貸し出し日数400日)

車は300万で購入しているので、10万キロで寿命となり、売却した場合0円だとすると完全な赤字で、慈善事業になってしまいます。

■3年間の利用料

今のペースは貸し出しで年間2万キロほどです。3年で6万キロ、利用料は次の通りです。

6万km/250km×4,932円=1,183,680円

■3年間の経費

車には購入の他、維持費として自動車税、重量税、自賠責保険が最低限かかります。
他にタイヤやエンジンオイルのメンテナンス。受渡時の洗車。整備をディーラー等へ出しているのであれば整備費用。。。ざくっと年間15万円くらいでしょうか(車の任意保険や輸入車で整備費用が高いと大きく異なると思いますが)。
それに駐車場費用が重くのしかかります。。都心部では3万/はざらですからね。3年維持すると36か月×3万=108万円。
経費概算が3年で15万×3年+108万=153万円。

利用料から経費を引けば利益ですよね。

118万-153万=-35万です。

はい、計算するまでもありませんでした。
利益を出すのは到底無理ですね。これは、車を買って貸し出したら商売になるかといわれた場合、無理ですという事です。
大手レンタカーは2Lクラスのミニバンを2万円くらいで貸していますからね。それくらいの値段で貸さないとダメなのは当然と言えば当然です。

確定申告をしても税金を納める必要な無いのでその点は安心!

■ではメリットは?

車を貸すことで車両代や維持費を考慮しても純粋な利益が出るというのは幻想というのが分かりました(少し夢見たのですが。。)。
では、貸し出すことでどれくらい車を所有するのが楽になるのでしょうか。

車は走らなくても年式が落ちるだけで値段が下がっていきます。3年落ちで走行100kmの車は、6万kmの車よりも高いですが、新車の値段からは相当に下がります。標準的な走行距離の車から、走行距離がどのように買い取り価格に影響するかを考えてみます。

こちらのサイトが参考になりました。
https://kuru-satei.com/kuruma_satei/mileage.html

標準的な走行距離よりも少ない場合、同じ距離標準よりも多く走る車よりも買取が高いという事です。
貸し出すと楽になるという雲行きが怪しくなってきました。

走行3万、267.7万円を標準とすると、
2万キロ少ない1万キロ走行車は309.1万円(プラス41.4万円)
2万キロ多い3万キロ走行車は248.4万円(マイナス19.3万円)

ということは、3年でせいぜい1万キロしか走らない人が、貸し出しをして走行距離が3万キロとなると、査定落ちが41.4万円です。
ヴェルファイアでは、2万キロ分を貸し出した場合、利用料として41.4万円を上回る分が利益となるようです。

上のデータはヴェルファイアなので、ノアにはそのまま当てはまりませんが、傾向をつかむむことは出来ると思います。
私の場合、貸し出すと3年6万キロ、貸し出さなければ2万キロとして見てみます。
ヴェルファイアの価格を新車時の価格379.5万円に対する割合としてみると、2万kmは71%、6万kmは62%となります。
ノアの新車を270万とした場合、2万km走行車は買い取り価格190万円、6万km走行車は167万円です。

4万キロ分貸し出しによる走行なので、4万km/250km*4,932=793,920円。
買い取りの差分は190-167=23万円。

793,920-230,000=563,920円が貸し出すことによる儲けです。

この場合、加えて考慮しなければいけないのは、貸し出し時の洗車や受渡です。。
自分の場合、1回の貸し出しに伴う車の用意と受渡で2時間ほどかかっていると思われます。

ノアでは6万キロ、240日貸出す場合、平均1回の貸し出しで2日間利用だとすると120回貸し出す必要があります。時間にすると240時間です。

563,920円/240時間=2,350円

まあまあの時給ですね。

結論からすると、

  • 貸し出すことで、貸し出しの労力を差し引いてもある程度のメリット有
  • 距離による値下がりは要注意
  • 貸し出しによる傷、事故、受け渡しの面倒などが気にならない人はやるのもありでしょう。ただ、時給とすると年収450万ほどなので、やる場合は一つの目安に。

で、私のシミュレーションでは、3年での経費を合わせた収支はこんな感じになるのかな

$貸した場合

・費用
車両価格 270万
重量税、自賠責、登録諸費用 30万
自動車税、自動車保険 15万円×3年=45万
駐車場 3万×3年=108万

・収入
買い取り価格 167万
利用料 793,920円

差引 2,066,080円(3年間)

$貸し出さない場合

上記の収入がなくなる

買い取り価格 190万円
利用料 0円

差引 2,630,000円(3年間)

■まとめ

まとめての感想は、車を持つって本当にお金がかかります。エニカは車を所有したい人にとってはいい仕組みですね。
でも一番利益を上げているのは保険会社のような気がしてます。エニカは10%しか手数料を取らないで、上のケースでも131,520円しか売り上げは上がりません。保険会社は240日×1,800円で432,000円も売り上がります。買い取り査定落ち分を考えたら、貸し手と同じくらいの売り上げじゃないですか。しかも免責10万円ですから、実際補償金が支払われるケースは稀でしょうね。人身事故を起こすと一気に吹き飛ぶんでしょうけどね。ま、それが保険ってものなんでしょうか。

エニカで200回以上貸し出したオーナー経験から見た全損リスク

個人間カーシェアで圧倒的な認知を誇るAnyca(エニカ)。私もオーナーとして2台の車を登録しています。オーナーとしても、借り手としても注意しておきたい保険についてどのようになっているか見てみました。

Anycaの保険

Anycaの保険は大きく次のようになっています。

さて、みなさんどう感じますか?

Anycaでのトラブル

AnycaにはポルシェメルセデスAMGBMW Mシリーズなど300万円をゆうに超える車が多く登録されています。
こんな車が1日1万(仮)で借りられたら借り手には大きなメリットですよね。
ただ、これらの車を借りて、全損となった場合、再調達に必要な 300万円以上 (免責10万円)は自己負担となります。さて、借り手の方はこれだけ負担できるのでしょうか?

私はそんな高額な車を貸し出しておりませんが、借り手の方には学生から社会人になって日の浅い人などとてもそんな資金をもっていないような方々がたくさんいます。
全損時にはトラブルとなる事が容易に想像できます。

実際にこんなことも起きているようですし。

「SUBARU WRX STI 2015」のオーナーの方が個人間カーシェア「Anyca」で利用者に全損・廃車にされた件について。

2020/8/3追記
先日Anycaに登録しているとある車を見ると、そこにはこんな感じの記載がありました。
「個人で満額の車両保険をかけているので、300万円を超えた分は個人の保険が適用可能です。使用の際は次年度保険料金が上がる分のご負担をお願いします。」と。
私の場合は、車両保険は入らない派なのでこういうことは出来ません。しかし、全年齢、家族限定などもなしで300万以上(この方は700万としていましたが・・・)で車両保険にはいるって、いったいいくらするのでしょうか?
ま、そういう方もまれにいるので、心配な方は借りるときに任意保険の加入状況を問い合わせるのもアリかもしれません。私にもし問い合わせが来たら、その場でお断りしますけどね。

Anycaでのトラブル(私の場合)

私の場合は、返却後に気づいた凹みの修理を先方に連絡したら、法律事務所から書類が届くこともありました。

因みに、私は過去に200→300回ほど貸し出して、保険を適用して修理等を行ったことはありません。貸し出し中に何もなかったかというとそういうことではなく、損傷箇所の修理に10万円を超えるものが無かったということです。修理は数知れず・・・。タイヤ裂傷、フロントウィンドウ割れ、板金、バンパー交換、、、、。車の紹介で、フロントウィンドウの修理が保険適用外と記載されている方をたまに見ますが、フロントウィンドウであっても走行中のものであれば保険適用されます。

最近の車はフロントウィンドウにアンテナやセンサーなどが取り付けられていることが多く、交換する場合は10万超えるでしょうね。保険が適用されないとこれももめごとになりそうなことの一つです。返却時にフロントウィンドウの割れまで確認することは相当に難しいですから。返却時に申告してもらえないと・・・・後でウインドウの飛び石傷に気付くわけです。

停車中にスライドドアを開け、ブロックに擦った(ノア)

停車中にスライドドアを開け、ブロックに擦ってしまったとのことです。部位によっては塗装する範囲が増え、こんな傷でも修理に10万以上かかることもあります。

バンパーに凹み(ノア)

返却時に申告が無かったバンパーの凹みです。結局、修理代を全額は支払っていただけず、一部のみの支払いで示談。交換して半年もたっていない傷の無いバンパーだったので、丸損です。

タイヤがバースト(E83 X3)

タイヤバースト
高速道路でタイヤがバーストしたとのことでした。ここまで裂ける前に、パンクの予兆は何かしら有ったと思うのですが(パンクセンサー付いているし)・・。タイヤが古いこともあり、費用はいただきませんでした。

引っ越しで使用し荷室に傷(ノア)

引っ越しで使うといわれていたので、嫌な予感はしたのですが、案の定内装がご覧の通り。返却時の申告は無し、返却時は夜間であり当然気づけませんでした。

ドアに凹み(E83 X3)

右側後席のドアに凹みです。返却後、自分で運転席に乗り込むときに気づきました。即連絡して、修理について了解を貰い、全額負担にて修理完了。しかし、塗装すると同じ色は出ませんよね。強い日が当たると、明らかに色合いが違います。

ボンネットに凹み(ノア)

返却時にわからなかったボンネットの凹みです。80系のノアはボンネットがとても薄く、凹みやすいです。想像ですが、給油口を開けようとして、誤ってボンネットを開け、それを閉じようとして手で強く押してしまったのではないかと。

こんなリスクがありますが、Anycaのような個人間カーシェアサービスが、車の維持費を軽減してくれることは間違いありません。じゃなきゃ、私、車2台も持てませんから。みなさん、その辺のリスクを考えてオーナーの方ま、借り手の方も利用しましょう。

じゃ、どんな車がいいの?

Anycaで貸し出しはせいぜい200万くらいまでの車で、細かな傷は気にしないといったスタンスで無いと後々大きく後悔することがあるのではないでしょうか。

やはり国産よりも輸入車が人気がありますので、10年落ちくらいの輸入車、たとえばBMW 3シリーズツーリング、MINI、アウディA5辺りがいいのではないかと思います。個人的にです。自分が気に入って、かつそれなりに借り手が付きそうな車、

貸し手は、1万円のために貸し出す準備に加え、走行距離が延びることや、タイヤの消耗、車自体の価値を低下、さらに事故や傷、訴訟リスクまで負う事になるんです。貸し出し当初、とてもお値打ち料金を設定していつの間にか見なくなってしまう車を多く見ます。きっとこのような方々は見合わないと感じて貸し出しをやめてしまうんでしょうね。

それでも車が好きだ!いろいろ乗りたいけど経費は削減したいって人じゃなきゃやってられませんから。

E83 LCI X3エンジンオイル交換(購入後3回目):93,053km

イエローハットでオイル交換です。以前はオイル交換を自分で行っていましたが、ちゃんと回収すれば再生できるオイルを捨ててしまうのがもったいなく、お店でやるようにしています。モノタロウなどの安いオイルを使えば、お店でやるよりも安くて早いのですが、環境を思うと捨てるのが忍びなく。

オイルはイエローハットの量り売り部分合成油5w-30、オイルエレメントを含めての交換です。工賃はポイントカードがあるために無料だったような気がします。

エレメント 1,543円
オイル6.2L 6,386円
——————————–
合計 7,929円

過去のオイル交換では、ジェームスでは部分合成油Mobil Super 5w-40。工賃合わせて7,808円(6.4Lでしたが、ジェームスはエンジン排気量2,001㏄以上は一律料金)、オートバックスでは、部分合成油5w-30のカストロール・マグナテック6L、工賃は1080円でオイル会員になることでかからないとして、8,310円でした。

流石どこも他社を見て値段設定しているんですね。特別に高い安いはありませんでした。

カー用品店恒例の「おすすめ」は今回はなく、オイルエレメント周りにオイル漏れの跡があることと、タイヤのサイドウォールに裂けがあることを教えてくれました。タイヤは、このオイル交換の後に交換をしに行く予定でしたので、どちらもお礼を言って交換等はお断り。

エレメント周りのオイルは、後で分かりましたが、オイルフィルターハウジングのガスケットからのオイル漏れでした。ハウジングを固定している3本のボルトのうち1本が初めからネジがなめ気味で挿入されており、十分なトルクがかけられていなかったようです。

BMW E83 X3 E-BOX fan(2F71)?

OBD2診断機で、半年ほど前から「2F71 Electronics-box fan, activation」なるエラーが出るようになった。

先日のヘッドカバーガスケット不良でのオイル漏れなんかと関係あるのかと思いとりあえず様子見をしていたが、ガスケットを交換しても解消しない。

調べてみると、ECUを冷却するためにファンがついていて、それが不良の場合があるらしい。

これから夏場を迎えるに当たり、熱対策は不安なので取り外して動作確認してみることにした。

ファン電源のコネクタはエンジンルーム内にあるヒューズボックスで接続されているので、ECUなんかと一体になっているヒューズボックスを外す。


カバーを外したところ


ヒューズボックスを取るとECUが顔を出す。


ECUが引っかかっているフックを外し、ハーネスをかき分けると室内へ延びている2極のコネクタが見える。返しをつまんで外す。


ファン側のコードが接続されているコネクタをボックスから取り外す必要があるのだが、この構造が分からずに手が傷だらけになった。バルクヘッド側にある小さなぽっちを横にずらすと返しが外れるようになっている。

次に助手席側からファンを取り外す。
グローブボックスを取り外し、足元上にある化粧パネルを取り外すと奥にファンが見える。


左ハンドルでは無いと思われるヒューズ類が収まっており、簡単に取り外せない。

ヒューズ類をできる限り邪魔にならない場所にずらし、ハーネスを下に押し下げ、フロアマットをめくって結構力ずくでファンを取り外した。


ファンは白いプラスティックのカバーで3本のネジで止まっている


取り外したファン。

ファン単体で、配線を延長してバッテリーへ直結してみる。あら、元気よく静かに回るではないか。。

ファン自体の不良ではなさそう。”activation”なので、ファンをコントロールしている側の問題か?それとも故障センサーの誤検知?

走行していて不具合が無いので、しばらく様子見としよう。

新品のファンは2.5万くらいするようなので、先走って買わなくて良かったわ。

BMW E83 X3プラグホールへのオイル溜まりにてシリンダーヘッドカバーガスケット交換(約92,300㎞)

特に運転していて違和感を感じたわけではないのですが、500㎞も走るとオイルレベルが1つ減るほどエンジンオイルの消費が激しいので、OBD2コードリーダーで診断したところ、2AAC、29D1、29D0、29DCC等のコードが出力されていました。2F71は別の問題だと思いますが、ミスファイヤが発生しているのは間違いなさそうです。

C110+で2AAC、29D1、29D0、29DCC等のエラーコードを確認

プラグかなと思い、プラグを取って見てみると2から5番のプラグホールにエンジンオイルが溜まっていました。エンジンオイルの消費が激しい理由はこれだったのでしょう。
プラグホールにエンジンオイルが溜まる場合、ヘッドカバーのプラグホール部分のガスケット(シール)の不良が原因のようです(右バンクプラグホールのオイル漏れ修理②)。プラグホールにエンジンオイルが溜り、漏電してミスファイヤが起きていたと想像しました。
ヘッドカバーのガスケットなら、エンジンタイミング関係ないし、自分でできるかなと思い調べてみることにします。
N型エンジンのヘッドカバーからのオイル漏れはよくある修理っぽく、Youtubeを見るとガスケット交換の詳しい動画が出てきます。次の動画はE90なのでどんぴしゃではないですが、N52エンジンなのでほぼ同じでしょう。

英語ですけど作業動画なので大変分かりやすいです

部品

交換に際して準備したものです。

シリンダーヘッドカバーガスケットセット

部品番号 11127582245
3,860円

Valvetronic Camshaft Adjusting Unitシール

部品番号 11127552280
2,300円

Eccentric Shaft Sensor Gasket

11127559699
1,030円

購入はセントピアというネットで部品を販売している会社です。別途送料が600円かかります。エキセントリックシャフトのガスケットはセントピアノウェブに情報がなかったのですが、問い合わせると取り扱いありとのことでまとめて発注しました。ここは在庫をちゃんと持っているようで翌日発送で、すぐに届きました。車両適合の問い合わせに対しても大変早く答えが返ってくるし、なかなか好印象です。

ウェブの情報では、プラグホールのスリーブも交換している場合が多いようですが、別にスリーブはオイル漏れとは関係ないようなので交換は見送りました。ちなみに、部品番号11127575422で、セントピアで取り扱いがあり 680円/個とのことでした。

こんな風に、3点がセットになったものがお買い得かもしれません。ただ、これ、中国製のコピー品だと思われます。

届くまでに時間がかかってもいいという事なら、AliExpressで格安のOEM品(リバースエンジニアリング品?)を購入して試してみるのも良いかもしれません。今回は時間が無かったので国内で購入です。

AliExpressでガスケットの部品番号で検索したら、20USDほどでした。ま、国内での価格は倍ですが、許せる範囲かと

後日ですが、AliExpressを探索していたら、この3つの部品がセットになった魅力的な商品を発見!32USDってやはり半額ですね!次やるこちはこれにしよう(そんなに乗る予定無いけど…)。
—後日更新(2019.9.17) Amazonでも3点セットの格安品が出品されています。AliExpressと同等品だと思いますんのでこちらの方が返品を考えるといいかもしれません。

工具

  • E8、E10のトルクスソケット
    「整備工具のストレート」で、ヘクサロビュラディープソケットセット 7ピース 差込角3/8″(9.5mm)を買いました。VVTモータの取り外しで、E8はかなり狭い場所で使用する必要があるみたいです。差込角6.35㎜であれば回るかもしれないですが、ディープソケットの方が間違いないかなと思って購入です。結果、角度がギリギリだったけど回せました。ユニバーサルジョイントは必須です。
    –後日更新(2019.9.17)そういった意味でも1/4″ E8でユニバーサルジョイントが一体になったこの工具は買っておいた方がいいですね。
  • 内装外し(スクレーバー)
    Youtube動画のような専用工具もあるようですが、1回限りで買ってられないので、内装外しを使ってシリンダーヘッドカバを外しました。

  • トルクス(T30?)がないと周辺パーツを取り外せないので必須です。タワーバーがなじみのない13㎜のボルトで止まっています。薄めのスパナじゃないと入らない回せません。
エンジン全景
バルクヘッドにあるエアフィルターの取り付け部分。T型トルクスで取り付けてあります。

バルブカバーにたどり着くまで、様々な周辺パーツを取り外します。

エンジン奥にある、ブローバイホース(?)を取り付けているクリップの取り外しは要注意です。構造的には手でつまんで引き抜くのですが、なかなか抜けず、ホースを割ってしまいました。プラスティックは硬くて脆くなっているので要注意です。ダクトテープとパイプ補修用のパテで補修してOKとしました。

割れてしまったホース。交換するほどのものではなさそうなので、耐熱のテープで巻いて補修。
プラグ回り。今のダイレクトイグニッションのエンジンはプラグコードがこんな細い電線なのね。昔はぶっといほど偉いみたいに言われていたが。


カバーの取り外しは、こんな感じでプラスティックのスクレーバーを差し込んで。プラグホールから漏れたオイルに埋もれて見えなかったボルトを外しておらず、なかなか外れずにてこずった。
取り外したカバー。ゴム製のガスケットなのだが、バリバリでプラスティックのようになっていた。これじゃ漏れるわけね。
インジェクターが取り付けてある部分。クリップでパチンという感じなんだけど、このクリップを2つもエンジンルームに落として見つからなくなってしまった。問題なさそうだけど、要注意。

 VVTモータのガスケット
VVTモータ
カバーを外したシリンダーヘッド内部。9万キロ走行にしてはどうなんでしょう?すごくきれいというわけではなさそうですが、ヘドロのようなものもないので、それなりなんでしょうか。
カムスプロケット側からの写真です。決してきれいではないですね。6万キロで入手し、3万キロ走行。オイル交換は6.1万、7.7万キロで実施してます。そろそろ3回目をやろうとしているタイミング。
ヘッドカバー内側にスラッジのようなものがへばりついている。時間があれば、パーツクリーナー等できれいにしたいところ。

今回使用したトルクスのソケット。ディープタイプを選んで正解でした。上の商品はヤフーショッピングで購入です。

ヘッドカバーの取り外しさえできてしまえば、あとはガスケットを交換して、取り外した逆の手順で取り付けるだけです。

繰り返しますが、インジェクターを取り付ける際のクリップの取り扱いは十分注意してください。エンジンルームに落下させるとおそらく救出は無理です。

そして、年式が古くなるとプラスチック部品が怖いくらいに脆くなっています。特にブローバイのホースは割れるのが当然といった感じでした。このあたりの部品を交換前提で作業前にあらかじめ用意しておくのが良いとおもいます。そして、BMWのエンジン回りをいじるのであれば、トルクスソケットは必須です。T型、E型それぞれ3/8差し込み角、1/4差し込み角で揃えておくのが良いでしょう。

後日談として、
VVTモーターのガスケット部からオイル漏れを起こした模様です。取り付けはタッピングスクリューなのでトルクはかけられませんが、ゆるすぎると漏れを起こすようですね。また、カバー取り外し時にカバー自体を変形させたためか、エキセントリックセンサーのガスケット周辺に亀裂が入ってしまった模様です。このあたりからもオイルが漏れてきます。

ZRR80Gオイル交換(45,040km)

前回から約1.5万kmでの交換。交換サイクルはトヨタ推奨通りとしています。AE86やNBロードスターでサーキットを走っていた時は3千㎞で交換していた時期もありますが、普通に走るだけなので何のこだわりもありません。

今回はオートバックスで株主優待のポイントを使って交換です。銘柄もこだわらずオートバックスの量り売りオイルにしました。

MR-2000CC AQエコ SN 0w20 3,886円
エレメント 862円
工賃 会員で無料
ポイント -3,087円
合計 1,661円

交換の時にわざわざ店内放送で呼ばれ、「汚れているのでフラッシングがおすすめです」と言われましたとさ。まだそういう商売しているのね。ここ最近では久しぶりに言われたわ。

次回は6万㎞ですか。その時まで持っているのかな?

Anycaで経験したトラブル

Anyca他の個人間カーシェアを2年ほど経験し、体験したトラブルをご紹介。

1.借り手が駐車禁止で捕まる
問題なく返却され、特に何も問題なかったとのことでしたが、貸し出し終了からしばらくして警察から駐車禁止の連絡が来ま
した。
メッセージで借り手に連絡を取ったところ、警察へ出頭する予定だが、○日までに出頭すれば持ち主へ通知が行かないと聞い
ていたので、特に伝えなかったとの事。
信用ならないので、弁明書を提出しました。その後督促は無いので、ちゃんと出頭してくれたのでしょう。

2.ドアがべっこり
右側後席のドアがべっこり凹んでいました。返却時に特に問題なかったとのことで車を受け取り、別れた直後に凹みに気付き
、電話連絡。現場に戻ってもらい、当方で修理し、修理代を請求するという事で落ち着きました。請求したら即振り込んでく
れました。
気付かなかったとの事だけど、どう見ても気付かないわけない凹みなんですけど。。ちなみに、借り手はウズベキスタンの方でした。ちゃんと払ってくれるか心配でしたが、杞憂におわりました。

3.車に凹み、傷
バンパー下をこすっていたり、バンパーをぶつけてよく見るとネジの取り付け部が破損していたり曲がっていた、ちょっとし
た凹みが増えていたり。この辺は日常茶飯事です。その場で気付くことは稀で、後から伝えても「心当たりなし」ってことで
直してもらえることはありませんでした。泣き寝入りです。。ぶつけて気付かないって、絶対ないと思うんだけどな。。

4.左側面に擦り傷
さすがに気付くっていうくらいの擦り傷ができていました。返却時に気付き、伝えると、心当たりはなかったが修理について
は承諾してもらえる。
ただ、板金するほどでもないかなーという傷で、逆に板金すると色合いの変化が気になるので板金はせず、タッチアップと磨
きである程度ごまかしました。
借り手の方には修理代という事でいくらかの賠償金をもらって決着。理解ある方で良かったですが、労力はかかります。

5.車内が砂だらけ
夏に海水浴へ行かれたとのことで、ダッシュボードの中まで砂だらけでした。。。
相当頭に来ましたが、特に清掃料金はいただかずに、気分悪く車を受け取り悪評価で終了としました。借り手の方はベトナムの方でした。。

6.車が泥だらけ
車の汚れには相当に耐性ができましたね。ちょっとやそっと汚れているくらいじゃ、最近は動じません。それくらいみなさん
汚してくれるという事です。雪道走った場合は特にね。でも、それを逆手に、みんな嫌がるだろうスキー、スノボ歓迎ってこ
とでアピールしてます。汚す方は国籍問いません。たまーに「クリーニング費用払います」と言ってくれる方がいますね。うれしい限りです。

7.待ち合わせに遅れる
自分が遅れたことは一度もありません。借り手の方が遅れる確率は5割くらいですかね(笑)。
送れる方はなんとなく雰囲気でわかります。特に返却時に時間が読めないこともあり遅れる方が多いです。自宅へ来てもらう
っていう手もあるのですが、なんとなく自宅で待つのもそわそわするので、駅前待ち合わせが多いです。

8.ETCカード忘れ
いつも聞くようにしているのですが、過去に3度置き忘れがありました。
他にも小物の忘れ物が多いですね。ETCカードは送付しますが、小物類は問い合わせが無い限り、しばらく保管したのちに処
分してしまおうと考えています。

9.ものが無くなる
忘れ物ではなく、あるべきものが無いケースです。lightningケーブルが無くなったことがあります。
盗難防止用ホイールロックナットのソケットが無くなったのですが、これは原因不明です。

逆に、あるようで今までにないのは、峠を攻め込んだようなタイヤやブレーキの減り。スポーツカーの場合は注意かもしれま
せんが、私の場合はファミリーカー&SUVなので事なきを得ているのかもしれません。タイヤダメにされた痛いわね。

こういうトラブルをある意味楽しめるようでないと、個人間カーシェアはやめたほうが良いですよ。
貸し出す車も市場価値100万円くらいまでのものにしておいた方が良いです。走行距離が伸びて、気付けば売り上げよりも過
走行による評価減の方が大きいなんてことになるかもしれません。
返却後のレビューは、明るいところで十分車の状態を確認したのちにしましょう。Anycaでは、後からレビューの変更できな
いという仕様なので、記入後に車両の状態が、と思っても後の祭りです。

Anycaとdマイカーシェアアプリ比較

2017年12月7日から始まったdマイカーシェアで、2月に初めて貸し出しを行いました。Anycaとdマイカーシェアをアプリで比較したいと思います。

基本的な機能として、メッセージ、予約とその承諾/拒否、利用者のレビュー、車の機能登録やアピールなどはAnyca、dマイカーシェアでほぼ同等です。
しかし、アプリとしてもサービスとしてもAnycaの方が数段作りこまれている気がします。
Anycaにあって、dマイカーシェアに無い機能であった方が良いと思うものは次の通りです。

  • ガソリン後清算機能
  • 登録写真の順番入れ替え
  • 車の写真のナンバー自動マスク処理
  • 2日目からの料金割引

こんなところでしょうか。ナンバーのマスク処理は想像ですが、dマイカーシェアは人力でやっているような感じです。
他、dマイカーシェアでは、チャットのタイムラインに予約詳細のリンクが現れます。たまに貸し出す程度なら問題なさそうですが、いくつも予定が重なってくると一覧でAnycaのように一覧で見られた方が便利そうです。

dマイカーシェアで決定的に困るのは、データ量が多いのか自分の回線では起動にとても時間がかかることですね。Anycaも重
いですが、それ以上です。

dマイカーシェアはdカーシェアの機能の一部という位置づけなのか、力の入れようが感じられないです。改善されるのでしょうか?