OBD2診断機で、半年ほど前から「2F71 Electronics-box fan, activation」なるエラーが出るようになった。
先日のヘッドカバーガスケット不良でのオイル漏れなんかと関係あるのかと思いとりあえず様子見をしていたが、ガスケットを交換しても解消しない。
調べてみると、ECUを冷却するためにファンがついていて、それが不良の場合があるらしい。
これから夏場を迎えるに当たり、熱対策は不安なので取り外して動作確認してみることにした。
ファン電源のコネクタはエンジンルーム内にあるヒューズボックスで接続されているので、ECUなんかと一体になっているヒューズボックスを外す。
カバーを外したところ
ヒューズボックスを取るとECUが顔を出す。
ECUが引っかかっているフックを外し、ハーネスをかき分けると室内へ延びている2極のコネクタが見える。返しをつまんで外す。
ファン側のコードが接続されているコネクタをボックスから取り外す必要があるのだが、この構造が分からずに手が傷だらけになった。バルクヘッド側にある小さなぽっちを横にずらすと返しが外れるようになっている。
次に助手席側からファンを取り外す。
グローブボックスを取り外し、足元上にある化粧パネルを取り外すと奥にファンが見える。
左ハンドルでは無いと思われるヒューズ類が収まっており、簡単に取り外せない。
ヒューズ類をできる限り邪魔にならない場所にずらし、ハーネスを下に押し下げ、フロアマットをめくって結構力ずくでファンを取り外した。
ファンは白いプラスティックのカバーで3本のネジで止まっている
取り外したファン。
ファン単体で、配線を延長してバッテリーへ直結してみる。あら、元気よく静かに回るではないか。。
ファン自体の不良ではなさそう。”activation”なので、ファンをコントロールしている側の問題か?それとも故障センサーの誤検知?
走行していて不具合が無いので、しばらく様子見としよう。
新品のファンは2.5万くらいするようなので、先走って買わなくて良かったわ。