ARGWINGSを歩いていて、Web Hostingの看板が目に留まる。
こちらではウェブサイトを使っての広告は、どう見てもはやっていないように思う。どんな人が借りるのだろう。
ウェブサイトを見てみると、ホスティングというよりもISPがメインの様子。
ISPの広告は大変よく見るのだが、肝心のパソコンが売られているのはあまり見ない。まだデスクトップが売られているのを見たことが無いかもしれない。郵便事情を考えると通販で買っているようにも思えないが、みんなどこで買っているの?
ARGWINGSを歩いていて、Web Hostingの看板が目に留まる。
こちらではウェブサイトを使っての広告は、どう見てもはやっていないように思う。どんな人が借りるのだろう。
ウェブサイトを見てみると、ホスティングというよりもISPがメインの様子。
ISPの広告は大変よく見るのだが、肝心のパソコンが売られているのはあまり見ない。まだデスクトップが売られているのを見たことが無いかもしれない。郵便事情を考えると通販で買っているようにも思えないが、みんなどこで買っているの?
今は語学の研修施設に宿泊している。ここには、Africa OnlineというISPを通じてインターネットへ接続している。無線LANがあるので結構便利なのだが、なぜか全く開けないページががある。他のページは問題なく開けるので、帯域の問題ではない。大手サイトなので、サイトが落ちているということも考えにくい。
興味本位でtraceしてみた。
<em>C:\Users\kenji>tracert </em><a href=”http://www.orange.co.ke/”><em>www.orange.co.ke</em></a>
<a href=”http://www.orange.co.ke/”><em>www.orange.co.ke</em></a><em> [212.49.85.171] へのルートをトレースしています
経由するホップ数は最大 30 です:</em>
<em> 1 6 ms 4 ms 3 ms 192.168.0.1
2 * 74 ms 49 ms ge-02-pdsn.nbo.infinet.co.ke [41.207.64.254]
3 142 ms 59 ms 68 ms ge-01-br.nbo.infinet.co.ke [41.207.64.253]
4 218 ms 239 ms 79 ms fe-11-p1.nbo.infinet.co.ke [172.16.0.9]
5 51 ms 157 ms * ge-01-ipe1.nbo.infinet.co.ke [172.16.0.18]
6 86 ms 145 ms 53 ms fe-0.0451-kixp.nbo.infinet.co.ke [172.16.0.50]
7 48 ms 74 ms 48 ms 198.32.143.79
8 64 ms 84 ms 64 ms 10.10.0.8
9 190 ms 108 ms 197 ms 192.168.100.1
10 64 ms 51 ms 49 ms 192.168.10.1
11 * * * 要求がタイムアウトしました。
12 * * * 要求がタイムアウトしました。
13 * * * 要求がタイムアウトしました。
14 * * * 要求がタイムアウトしました。
15 * * * 要求がタイムアウトしました。
16 * * * 要求がタイムアウトしました。
17 * * ^C</em>
あら?おかしくないかプライベートアドレスを経由している。ルーティングの誤り?インターネットの世界ではプライベートアドレスは即破棄されるというのが俺の理解なのだが。
ちなみにこのトレース先のサイトは携帯電話大手のOrange。
このブログサイトまでのトレースは以下の通り。
<em>C:\Users\kenji>tracert kobayashi.geisha-girl.net</em>
<em>kobayashi.geisha-girl.net [203.138.63.34] へのルートをトレースしています
経由するホップ数は最大 30 です:</em>
<em> 1 3 ms 3 ms 3 ms 192.168.0.1
2 276 ms 338 ms 439 ms ge-02-pdsn.nbo.infinet.co.ke [41.207.64.254]
3 539 ms 364 ms 233 ms ge-01-br.nbo.infinet.co.ke [41.207.64.253]
4 390 ms 461 ms 388 ms fe-10-p2.nbo.infinet.co.ke [172.16.0.34]
5 265 ms 96 ms 59 ms ge-00-p1.nbo.infinet.co.ke [172.16.0.26]
6 102 ms 148 ms 93 ms 41.212.36.29.wananchi.com [41.212.36.29]
7 389 ms 435 ms 585 ms G1-0-0-25.cr01.ke-nbi.wananchi.com [41.212.1.133
]
8 425 ms 214 ms 225 ms G0-1-2501.edge2.ke-nbi.wananchi.com [41.212.1.49
]
9 228 ms 235 ms 564 ms if-3-3-1.core4.LDN-London.as6453.net [195.219.19
5.213]
10 327 ms 278 ms 302 ms Vlan1707.icore1.LDN-London.as6453.net [195.219.8
3.45]
11 446 ms 636 ms 506 ms Vlan519.icore1.LDN-London.as6453.net [195.219.83
.22]
12 746 ms 753 ms 639 ms ae-2.r23.londen03.uk.bb.gin.ntt.net [129.250.4.1
33]
13 412 ms 609 ms 442 ms as-4.r20.osakjp01.jp.bb.gin.ntt.net [129.250.5.3
5]
14 466 ms 383 ms 540 ms ae-4.r20.tokyjp01.jp.bb.gin.ntt.net [129.250.4.2
09]
15 455 ms 492 ms 590 ms po-1.a15.tokyjp01.jp.ra.gin.ntt.net [203.105.72.
154]
16 737 ms 579 ms 488 ms 203.105.72.162
17 733 ms 590 ms 645 ms xg3-1-notemachi-core11.sphere.ad.jp [202.239.114
.126]
18 603 ms 613 ms 484 ms g2-2-kcd-arena-gw1.sphere.ad.jp [202.239.113.82]</em>
<em> 19 501 ms 499 ms 488 ms g0-11-kcd-suite-gw3.sphere.ad.jp [203.138.72.114
]
20 494 ms 514 ms 544 ms 210.150.238.2
21 * * * 要求がタイムアウトしました。</em>
こちらも同様に172.16.という怪しいIPを経由しているがちゃんと届いている。
英国からNTTの回線に入っているのかな。
遅延は大きいが、このブログ管理画面のアクセスはとても良好。さすがNTT。
ウイルスに感染したらしいとのことでレッツノートCF-W7が持ち込まれた。最近CF-Wxが多いな。
USBメモリの中にautorunというファイルが出来ていて、いくら削除してもまた出来てしまうということらしい。恐らく本体が感染していて、ウイルス対策ソフト(カスペルスキー)が対処出来ていないということらしい。
確かにautorunを削除してもすぐにまたファイルが出来てしまう。ちなみに、autorun.infをメモ帳で開けてみると、こんな文字列が読み取れた。
shell\open\\\command=PRIDJI///preslaba.exe
USBメモリの中に、PRIDJIというフォルダが存在しているので、その中のpreslaba.exeというプログラムを実行することになっているらしい。ただ、メモリを挿した時にカスペルスキーさんがこの実行ファイルを削除するらしくファイル自体は見当たらなかった。
ファイル名などから検索してみるとどうやらこのウイルスらしい。
http://www.mcafee.com/japan/security/virR2009.asp?v=W32/Rimecud
手動での削除方法が案内されているが、カスペルスキーで完全スキャンをかけたら検出してくれて、駆除も行ってくれた。
レジストリをいじり、ゴミ箱の中などにファイルを隠しているらしい。
後は念のためUSBメモリをフォーマットして、もう一度完全スキャンをして終了。と思いきや、完全スキャンが10時間以上かけても半分終わらず、途中で返却。
感染した時はカスペルスキーが対応していなかったのかな。
プラウザに保存されているパスワードを盗んで、特定のサイトに送信したりするらしい。パスワードを変えた方がいいのかな。
赴任に備えてインターネット接続を確保するために、SafaricomのモデムをKsh2,000で購入した。ちょっと前までKsh3,999で売られているのを見たのでちょっと得した気分。
サービスプランはすべてプリペイド式のデータ従量制となっている。今のところメインは語学学校の接続があり、ほとんど使う機会はないので、Ksh1,000で300MBのプランにしてみた。
設定はいたって簡単。USBで接続し、モデム内に保存されている接続プログラムをインストール。
あとはプリペイドカードを購入して、そのPIN番号を入力してチャージするだけ。初回のKsh1,000はモデムを購入したSafaricomディーラーで一緒に購入し、その場で店員さんにチャージをしてもらった。
さっそく試しに使用してみた。
接続は問題なく行えたが、速度は体感的に128kbpsくらいか。HSDPAで、3Gエリアなら理論値は3Mくらい出るはずなので、ずいぶん遅い。
他のキャリア、Orange、Zainは同じようなサービスでデータ無制限のプランがあるようだ。モデムが思いのほか安いので、すべてそろえて比較してみようかな。
使っているPCはVAIOのドコモWWAN内蔵モデルなので、ひょっとしたらちょっとした設定でSafaricomのSIMを挿せばそのまま使えるかも。
4日目は帰るだけ。
朝8時のEasy Coachで帰路に着く。乗客は1/3くらい。
後から自動車隊員に聞いた話だが、このバス、エンジンが前にあったらしい。普通バスはRR。もともとバスとして作られたものではなく、トラックを架装しているのではないかとのこと。内装がボロボロだったのはそのためか。
ナイロビまで行きと同じく7時間以上かかる。次回は飛行機ほぼ決定か。
ナイロビに着いてからが最悪だった。
客待ちをしているタクシーに乗った。最初はKsh400と言っていたが、乗るときにはKsh500になった。まあいいかと思っていたが、道中雨が降ってくると、「帰りが渋滞するからKsh600にしろ」と言い出す。いつも渋滞しているのにな。
運に集中してくれればいいものを、やたらと突っかかったような質問をしてくる。日産の車は最悪だとか、嘘をつくやつは許せないとか(聞き間違いかもしれないが)。
運転も荒い。クラクションを鳴らしていないと気が済まないらしい。車もボロボロのサニー(B12。80年代後半?)。トランクに入れた荷物が取りだす時には水浸しになっている。
行き先もわかっていると言いながらわかっていない。最悪。
ただ普通に送ってくれれば、チップをあげたかったが、頭にきたのでKsh500でサヨウナラ。
今日も丸一日フリー。
まだ家が決まっていないので買い物もできない。
大変ありがたいことに、専門家の方が家探しをした時に見た物件を紹介してもらった。とても広いがちょっと高い。Ksh35,000~40,000だとか。その脇に小屋があり、そこはどうか?と勧められるがそこはお手伝いさんが使うような家(サーバント・クォーター)なので、やめておいた。
後2週間後に赴任だが、それまでに決まるとは到底思えない。赴任したらまずは家探しからか。
JICAから支給される生活費はCBAという銀行に振り込まれる。なんと素敵なことに、この銀行の支店はナイロビとモンバサにしか無い。US$で振り込まれて、それをKshに変えなくてはならないなど面倒が多いので、レートが悪くなければクレジットカードのキャッシングで生活しようと思う。キスムにもPesa-Pointがあったので、レートを知るためにとりあえずキャッシングをしてみた。VISA、Masterはもちろんのこと、JCBまで使えると書いてあったな。
来たのはいいけど、事前に主要スタッフがみんなナイロビに出張中と聞いていたので、ちょっと遅れて職場に行ってみようと思う。
前日に10時くらいに行きますと、現地で活動されているJICA専門家の方に連絡しておいた。そう、ナイロビでどっぷり日本語の甘い生活をして、ここ任地キスムでもなんと日本語が使えるという甘えっぷり。しょうがないんだ、みんな居ないのに、任地訪問の日程を変更させてくれないし、ナイロビに来るって言うのにナイロビで会わせてもくれないんだもの。
専門家の方にオフィスのスタッフを紹介してもらって軽く自己紹介。一つ驚いたことに、キスムはルオ族の街で、ルオ語、もしくは英語だと聞いていたが、スワヒリ語も普通に話されている。なんでも、英語とスワヒリ語は公用語だから普通に話せるんだとか。恐るべし、ケニア人。日本も英語を公用語にしたらみんな話せるようになるのか。いや、カナダではフランス語も公用語だったが、西では誰も話してなかったもんな。そんなことは無いはずだ。
この日は、午前中軽く挨拶をすませ、お昼は専門家の方々と中華へ。すみません、おごっていただきました。もうごちそうになる年齢ではないのですが・・・。午後はちょっと街をぶらつくためにオフィスを後にする。どこもかしこも露店が出ていて色々と売っている。恐らく赴任後に電化製品をそろえるであろうNakumattのMega Cityという大きい方にも行ってみた。トゥクトゥクという3輪タクシーで。この3輪タクシー、恐らくエンジンはバイクと同じ125cc位のものだと思うが、直線で車を抜きにかかる。もうやめてくれ・・・。
ぶらぶらまわってなんとなく街の雰囲気を掴んだ。
夜は専門家のお宅に御呼ばれしてまたもやごちそういただきました。本当にありがとうございます。
キスムはLake Victoriaというアフリカ最大(?)の湖に面しています。きれいな湖畔・・・を想像していたのですが、ホテルから見える湖畔はこんな感じに水草に覆われていて湖面が見えません。湖畔にも塀が邪魔で行けませんでした。残念。
赴任地であるキスムへ任地訪問に行く。
朝7:30のバスに乗るべく、6:30にホテルをチェックアウトし、シティーのEasy Coachバスステーションへ行った。ちょっと遅れでバスは発車。途中、ナクル、ケリチョーで簡単な休憩をし、予定よりも1時間ほど遅れて15時過にキスムへ到着。
キスムへ入る手前が渋滞していたのだが、その渋滞を大型バスは逆走して少しでも前へ割り込もうとする。片側1車線なので当然対向車が来る。さてどうするか。そんな時はさらに右へ進路を変え、路肩を爆走。
そんな暴走運転にさすがに地元の乗客もしびれを切らしたらしく、「Unakwenda Wapi!(どこ走ってんだ、コラァ)」と怒鳴り始めた。
素直に渋滞に並んでいる方が早いんだけどな。
Let’s note CF-W5。
電源コードを足に引っ掛け、PCを落下させたら起動しなくなってしまったとのこと。
電源を入れると、
「Windowsエラー回復処理
Windowsを開始できませんでした。最新のハードウェアまたはソフトウエアの変更が原因の可能性があります。
Windowsファイルが壊れているか、正しく構成されていない場合、スタートアップ修復は問題の診断と修復に役立ちます。スタートアップ中に電源中断が起こった場合は、通常起動を選択してください。」
とのメッセージが出て、
「スタートアップ修復の起動(推奨)」
を選択すると、修復できずに再起動してしまう。
「Windowsを通常起動する」
を選択すると、起動画面の途中でブルースクリーン。
何かおかしい。HDDか、何か他のハードウェアトラブルか。
起動しないので、まずはデータの救出を試みる。
USBメモリにSystemRescueCdを入れて、USBから起動する事にする。
1.SystemRescueCdをUSBから起動
起動USBメモリの作り方は詳しくこちらのページに書かれている。その通りにやったら問題なく起動した。
http://www.sysresccd.org/Main_Page
2.Windowsのパーティションをマウント
D2Dリカバリが搭載されているのか、Windowsは/dev/sda2だった。
ntfs-3g /dev/sda2 /mnt/windows
3.データ退避用のUSBポータブルディスクをマウント
USB接続のポータブルHDDを使いデータを退避させることにする。
デバイス名の確認
cat /proc/bus/usb/devices
cat /proc/scsi/scsi
dmesg
ポータブルHDDのマウント
mkdir /mnt/usb
mount -t vfat /dev/sdc1 /mnt/usb
4.データのコピー
とりあえず、ユーザホーム(/Users/hoge)を丸ごとコピーする。
cp -r /mnt/windows/Users/hoge /mnt/usb/
が、「failed Invalid argument」となって、ファイルのコピーに失敗する。また、ファイル名に日本語を使用しているのだが、ことごとく文字化け。
rsyncも試したが駄目。日本語を通すために、sambaでファイル共有をして、他のPCからコピーすることにした。
/etc/samba/smb.confの[public]の書き換えと、useradd、smbpasswd -aでユーザを作成し、
/etc/init.d/samba start
で開始。
当然eth0にはIPを降る。
他のPCからファイルは見えたが、やはりファイルが壊れているのかコピー中にエラーとなる。一括でコピー出来ないので、1ファイルずつコピーした。とりあえずDocumentsの中のデータは一部ファイルを除いて救出出来た。
持ち主にはとりあえずこれでしのいでもらうことに。
profileなど、他にもデータがありそうだったが、ファイル単位のコピーではらちが明かないと思い、ddでパーティションをイメージ化してみようと思う。HDDが怪しかったので、dd_rescueを使用。
5.dd_rescue
ファイルとしてイメージを保存したいので、保存先をマウント
mkdir /mnt/usb
mount -t vfat /dev/sdc1 /mnt/hdd
dd_rescue /dev/sda2 /mnt/hdd/sda2.img -l rescue-img2.log
途中でエラーが出まくり、速度がとても遅くなる。が、約6時間ほどかけて4GBほどバックアップ完了。この辺りから画面に「faile too large」となってしまう。ポータブルディスクがFAT32でフォーマットしてあるため、4GB以上のファイルが作れないらしい。Windows端末でNTFSへ変換して再挑戦。
ntfs-3g /dev/sdc1 /mnt/hdd
dd_rescue /dev/sda2 /mnt/hdd/sda2-2.img -l rescue-img2-2.log
ディスクが大きく損傷しているのか、4GBを超えたあたりからバックアップがとても遅くなる。土曜日の朝から初めて、日曜の夜まで連続で動かしたが、5.2GBであきらめる。
Ctrl+Cで強制終了した。
一応どこまでバックアップがとれたか確認してみる。
mkdir /mnt/sda2
mount -o loop -t ntfs /mnt/hdd/sda2-2.img /mnt/sda2
ls -l /mnt/sda2
ファイル構造は大体取得できている様子。ポータブルディスクにファイルとしてコピーしてみる。
ntfs-3g /dev/sdc2 /mnt/hdd2
cp -r /mnt/sda2 /mnt/hdd2/
ファイルとしては壊れたままなのか、エラーが出まくる。
ポータブルディスクを正常なWindowsマシンへ接続して確認するも、ファイルはほとんどバックアップ出来ていない。
ここであきらめた。
PCを返し、必要なデータがあれば、また抜き出す旨を告げる。
自分のPCで起きたら怖いな。しかし、なかなか時間をとってバックアップするというのは難しい・・・。