職場の停電が先々週の水曜日からなので、13日目になろうとしています。理由は電気料金未払いの様子。会計係が横領していたとかいないとか。一応ここ、州のヘッドクォーターズなんだけど。
職場では、仕事をする人は電気を求めてラップトップ片手に電気のある事務所へ移動。仕事をしない人は1日3回は同じ新聞を読み、プライベートの仕事を済ませ、午後適当に帰っていきます。
前回は2週間で回復したので、今回も明日あたりに回復してくれることを祈ります。
こちらに居ると、ワークショップ(Workshop)という言葉をよく耳にする。日本で働いているときはほとんど聞いたことが無かった。これは、日本で言う所の研修が一番近い。たとえば、あるシステムを導入するために、その使い方を説明したり、コンピュータを利用しての業務の効率化を指導するため、数日間使って研修を実施するのである。
ケニアでよくあるパターンとしては、2日、もしくは3日間の日程で、金曜日が最終日に充てられることが多い。会場はホテルの会議室を借りて行われ、参加者は30名から多いときでは100名ほどになる。参加者は地方からも来るため、当然宿泊付きとなる。
ワークショップの内容はさておき、ワークショップの期間は午前、午後、夕方の3回のティータイムと昼食に休憩が入る。ご丁寧に、ノートとボールペンも付いていたりする(こちらの人はボールペンは借りるものという意識がある様子)。
プリンタのトナーを交換する予算が無いようなオフィスなので、当然そんなワークショップを企画する財力は無い。ワークショップには必ずJICAをはじめとする援助団体のスポンサーが付く。
そんなワークショップなのであるが、どうしても納得できない点が1点。日当(アローワンス:Allowance)を相当な額受け取るのである。
日本であれば、会社主催の研修であれば交通費と宿泊費、そして日当が出るだろう。外部組織主催であれば、かなりの額の参加費を支払う必要がある。実質的にはスポンサー≒援助団体が主催するのでお金を支払って参加するパターンに当てはまるように思うが、手当てとしては日本で言う会社主催の扱いとなる。
日当はピンきりのようだが、3000[シリング/日](日本円で3300円ほど)は出る様子。3日出ると、それだけで10,000円近い手当てをもらうことになる。そんなワークショップが、たとえば保健行政の建て直し、改善に多くの援助団体が入っているここキスムでは毎週のように行われている。職員の給料を5万シリングとすると、それと同じ位の額を手当てとして受け取ることになる。当然、仕事の半分がそんなワークショップへの参加だと、普段の仕事が回るわけも無い(こちらの人が残業をしているのを見たことが無い)。
効果が見えればそれでもやる意味が感じられるが、その効果を体感したことはほとんど無い。みんな、きれいさっぱりワークショップが終わると忘れてくれるようだ。
一同に集めてワークショップを開くのではなく、各事務所を開催側が回わり、もっとコンパクトに行ったほうが効果があるのになぁ、と思う今日この頃。当然参加者に日当は無し。そもそも、お金をあげないと参加してくれない研修なんて、要らないよね?
ちなみに、協力隊員が公用で移動や宿泊をする場合、ケニアでは700シリング/日の日当が出る。
昨日はシアヤ県病院へ行き、医療施設の地図作りのお手伝いをしてきました。県下に約80の施設があり、それを地図上に記していきます。はじめは、こんな地図意味あるの?と思っていましたが、こちらの方々は地図を見る習慣はほとんど無い、というか、詳細な地図自体が無い状況で、今まで感覚に頼って「あの辺り」と言っていたのを、地図にするのは大事なことだと思いました。
方法は、GPS端末で各施設の座標を測定し、それをGPS端末(Garmin)付属のソフト、MapSource上に取り込み、名前や位地を確認して行きます。
しかし、対応をしてくれた情報管の方のやる気の無さというか、いい加減さにアフリカを感じました。途中携帯をいじってメールを送り始めたり、そこの施設のポイントは取っていないと開き直られたり、そこは俺は行っていないから分からない、などなど。
はたまた、全く関係の無いアンチウイルスを入れてくれ、携帯に保存してある写真をパソコンへ転送したい、メールをチェックしたいからモデムを貸してくれなんて事を言い始めたり。
仕事に対する誇りというか、真剣さがないんだよなー。
新隊員の歓迎会と両替、買い物その他でナイロビへ行ってきた。
3ヶ月に1度の生活費が早ければ振り込まれていると思ったが、これは間に合わず。USD口座に残っていたお金をケニアシリングに換えるにとどまった。
片道6時間のバスの旅は、慣れてくると別に眺めが美しいわけでも、途中おいしいものを食べられるわけでもなく、ある意味苦痛になってくる。なので、最近はもっぱらバスの中では本を読んでいることにしている。今回も往復で1冊半ほど読破。不思議なことに乗り心地が悪い割りに車酔いにならず、結構集中して読むことが出来る。ただ、帰りの残り2時間ほどはあたりが暗くなってきたこともあり、ひたすら痛いお尻との戦いだった。
今回の新隊員は合計8名。前回、前々回の20名以上に比べると寂しい感じ。また、内7名が男性ということも寂しさを募らせている原因かもしれない・・・。
新隊員の歓迎会と両替、買い物その他でナイロビへ行ってきた。
3ヶ月に1度の生活費が早ければ振り込まれていると思ったが、これは間に合わず。USD口座に残っていたお金をケニアシリングに換えるにとどまった。
片道6時間のバスの旅は、慣れてくると別に眺めが美しいわけでも、途中おいしいものを食べられるわけでもなく、ある意味苦痛になってくる。なので、最近はもっぱらバスの中では本を読んでいることにしている。今回も往復で1冊半ほど読破。不思議なことに乗り心地が悪い割りに車酔いにならず、結構集中して読むことが出来る。ただ、帰りの残り2時間ほどはあたりが暗くなってきたこともあり、ひたすら痛いお尻との戦いだった。
今回の新隊員は合計8名。前回、前々回の20名以上に比べると寂しい感じ。また、内7名が男性ということも寂しさを募らせている原因かもしれない・・・。
GmailからSMSが無料で送れるらしい。
試したところ、日本語は送れなかったがアルファベットは問題なく送信できた。50通までの制限があるらしい。
なんでこんなことするのかと、不思議に思ったがSMSを送られたほうはがそれに返信するときには課金されるので、利用を促すことにはなるのだろう。また、Gmailにアクセスするにはデータ通信をするわけで、それにもまたSafaricomを使うかもしれない。
ところで、最近SafricomがはじめたBAMBA Unlimitedですが、999シリングのコースを使っていても300MB以降制限されていないという事例が出ています。やはり回線を絞るシステムはまともに動いていない様子です。
水曜日の夕方から職場の停電が続いています。友達いわく、ビルへの送電線が外されているそうで、今回も料金未払いによる停電というか、送電停止のようです。こちらでは、料金を滞納すると、すぐに送電が止められます。止め方がまた、遠隔で停止するのではなく、送電線を外すというかなり力技な事をするのがなんともケニアです。中には、請求書が届いたときは既に期限が切れていて止められるなんてこともあるそうです。それもこれもすべて根底には「信頼関係が無い」ということがある気がします。
しかし、ここはニャンザ州の庁舎のような所で、ここの電気が止まるということは州の機能が止まることに近いのですがこちらの電力会社はそんなことはお構い無しのようです。
前回は確か2週間ほど止まりました。恐らく今回も同じくらいの期間、止まるのではないでしょうか。流石にコンピュータ関連の仕事で電気が無いとやることが見つけられません。