ヒルクライマー

近藤史恵のサクリファイス、エデン、そして川西蘭のセカンドウインドに引き続き、高千穂遥のヒルクライマーを完読。

こちらは前者のサクリファイスやセカンドウインドと違い、自転車レースにフォーカスというより上り坂を自転車で走ることに夢中になるという物語。自転車を知らなくても楽しめるのは前者と同じか。ただ、もう少し深みが欲しかった。

日本にいるときよりも日本語の本をたくさん読んでいるのは気のせいか。

バレンタイン

ケニアでもバレンタインの文化はあるようです。街を歩くと、赤い服に身を包んだ人が花を売っていました。日本は女性が男性にプレゼントする日だと言ったら、同僚に「ウソだろ」と全く信じてもらえません。こちらは男性が贈るらしい。おしゃれな人たちはホテルで食事なんかもするみたい。

日本からチョコレートが届いたり・・しないよな。

自転車もの

最近、日本の本を読むことが多い。

年明けに友達から「サクリファイス」、「銀輪の覇者」を借り、とくに「サクリファイス」はとても面白く続編の「エデン」どうしても読みたくなり、日本に一時帰国している方に持ってきてもらおうとAmazonで物色していると、Amazonにまんまとやられ同じ自転車ものの「セカンド・ウインド」1~3、「ヒルクライマー」も買ってしまい、重い所をキスムまで持ってきてもらった。既に「銀輪の覇者」、「エデン」、「セカンド・ウインド」1~3を完読。「銀輪の覇者」は自転車ものというと物足りなさがある。「セカンド・ウインド」は自転車好きにも納得できる感じだけど、少し話を広げすぎな感じ。「サクリファイス」、「エデン」は最高です。ほんとにこんな日本人にツールで活躍してもらいたい。

こちらでもたまにロードバイクに乗っている人を見かけるけど、道が悪いのとまともなショップを見たことが無いのとでとても乗る気になりませんけど。今から帰国してから何のロードバイクを買おうか悩む。

ヒヤシンス襲来

ここキスムの面しているビクトリア湖は入り江になっていることから、毎年この季節になるとこのように一面ヒヤシンスに覆われます。季節風でビクトリア湖に浮かんでいるヒヤシンスが入り江のキスムに押し寄せるのでしょう。昨年の今頃はちょうど任地訪問でした。キスムでビクトリア湖が見られると思っていたら、一面の水草でちょっとがっかりした記憶があります。

噂では、このヒヤシンスは外来種で、爆発的に増えて問題になっているそうです。ナイルパーチは外来種ですが今では漁師にとっては無くてはならない魚になっているのとは反対に、このヒヤシンスは何にも利用できないらしい。きれいな花でも咲けばと思いますが、花は見たことがありません。

ちなみに、この写真は州庁舎6階のオフィスから撮りました

ロンゴノット

ロンゴノットというナイバシャの国立公園にある山。

ナイバシャからマタツで80シリングでロンゴノットという町まで行き、そこからゲートまで4km。ピキピキだと100シリング程度で行けるらしい。

レジデントであれば入園料は500シリング。

ゲートから外輪山まで1時間程度。それほど高低差はない。外輪山に来て、外輪を1周すると約2時間半。往復で5時間くらいかかる。

頂上は外輪山の途中にある。眺めが大変いい。外輪山のハイキングは思いのほかハードで、結構上り下りがあり、しかも足場が砂利だったり砂地だったりするので、それなりの靴を履いていったほうがいいかもしれない。

後は気が向けば更新するかも。

Hell’s Gate

ナイバシャにあるヘルズ・ゲートに行ってみた。
前日にロンゴノットに登って、2日で2つの国立公園を制覇しようというちょっと忙しいスケジュール。
ナイバシャの街を8時半くらいに出て、9時過ぎにヘルズ・ゲートへの入り口となる交差点で下車。60シリング。
下車したそばにある貸自転車屋さんで自転車を借りた。1日400シリングで荷物も預かってくれる。といってもベニヤととたんでできたホッタテ系の建物なので不安を思ったら預けるのはやめたほうがいい、と思いつつノート入りのバックを預けてしまいました。大丈夫でしたけど。
そこからヘルズ・ゲートまでは2㎞位。ちょっと上っているのと、したが砂地なので結構しんどい。
以前に来た隊員はレジデント料金にならないかったとのことで、ゲートで引き返したらしい。今回もIDを提示したところ「契約期間が書かれていないからダメ」と言われる。昨日のロンゴノットでも言われ、右上に小さく書かれていることを確認していたので、ここ見て、といって無事にレジデントでの入場をゲット。
ゲートから、Georgeという渓谷をハイキングするポイントまで約8㎞。ここは若干下っている。両脇には切り立ったがけ。近くの草原にはイボイノシシ、キリン、バッファロー、インパラ(?)などを見ることができた。チャリンコサファリ、面白い。ナイバシャに居たら良い自転車を買っていたかも。
そして、渓谷へ付き、2時間コースのハイキングをガイドさん付で行くことにした。途中温泉がわき出ている場所があったり、アンジーがでた映画で使われた場所があったり、渓谷の壁を登ったり下りたりと色々なポイントがあって面白かった。
ロンゴノットにしろ、ヘルズ・ゲートにしろ、ナイバシャは良いところだな。
ただ、2日間、炎天下の中アウトドアで過ごしたことで、首回りをひどく日焼けした。帰りは自転車でレンタル屋、そこからマタツでナイバシャへ。ナイバシャで軽く食事し、マタツでナクル。ナクルからシャトルでキスムという結構タフなコース。帰ったのは9時過ぎでした。

・ナイバシャ→ロンゴノット マタツ60シリング

・自転車サイクル 400シリング

・レジデント入場料 500シリング

・自転車持ち込み料 100シリング

・ハイキングガイド(2時間) 1000シリング

・ガイドさんへのチップ 300シリング

・ロンゴノット→ナイバシャ マタツ60シリング

・ナイバシャ→ナクル マタツ200シリング(記憶が怪しい)

・ナクル→キスム シャトル500シリング(ちょっとぼられたっポイ。400シリングくらいかな、きっと)

借りたのはこんな感じの自転車。これが一番程度が悪かった。ヘッド周りがぐらぐら。変速も怪しい。

冷蔵庫を片付ける

金曜日にナイロビで中間報告会があるので、木曜日からナイロビへ上京する事になる。それを分かっておきながら、土曜日にたくさん野菜を買ってしまった。本当は週末に料理するつもりだったのに、とてもだるくて何もやる気にならなかったので買った野菜は今日まで冷蔵庫で眠っていた。金額からすると対した事は無いのだが、捨ててしまうのは忍びない。なにせ、トマト2kg、白菜丸ごと、ニラなんてものを買ってしまったのだから。

ニラと白菜は餃子用。会社からの帰りがけに肉屋により、豚ひき肉を購入。毎回買うときは0.5kg単位だったので、今回も0.5kgと言ってしまう。さて、帰宅して早速料理開始。残念な事にニラがかなり傷んでいる。痛んでいるところを地味に処理して使う事にする。白菜、しょうが、にんにくを刻んで思ったのは、肉が500gもあると、相当な量の餃子が出来るということ。何度もやっているのに毎回同じ事をやっている気がする。ちょっと肉を多めにして見る事にする。しかし、数が増えると皮を作るのも面倒。当然皮も手作りなので、一番手間がかかるのだ。80個ほど作って、具が1/5ほど余ったがもう作る気力が出なかったため、残りは冷凍に。

早速焼き餃子で食べました。うまい・・。

で、後はトマト2kgをソースにしてしまわないといけない。と思った矢先に停電です。暗闇の中の料理もなかなか楽しい。

日本からの差し入れが届く

この1年間、周りからのお見上げで日本食をもらうことはあっても、日本から送ったことはなかった。今回初めてVAIOの電源アダプターが壊れ、送ってもらうついでに日本食を送ってもらった。じゃがりこを発見し、封を開けたら止まらずに完食。やはり日本のお菓子はうまい。

この差し入れは定形外郵便で送ってもらって、内容物の申請もかなり正直に$108としていたのに関税はゼロ。段ボールの封も開けられておらず、中身を見られた様子もない。EMSで送ると必ず中を空けられ、高い場合には記載の金額の50%も関税を取られるという。受け取りをキスムで行ったからなのか、サインをしたら何も言われずに受け取ることができた。日本発送が1月11日で、受け取りが31日なのでちょうど20日間。EMSは2週間くらいで届くらしいので、時間は若干かかるが送料も安いし、関税もかからないとなるとかなり有効な送付手段かもしれない。

ただ、追跡ができないので重要なものはやはりEMSですね。

Google検索

先日、ちょっと遅めの新年会をキスムでプロジェクトを行っているJICAの方の家で行った。

お酒がすすみ、「もう1年たったんだね」などと話しながらブログの話に。ケニアに来ている日本人で、かなりの確率でブログをやっている。でも、更新がちゃんとされているのはあんまりない。そんな中で、マメではないけど、週1くらいでは更新しているこのサイトはグーグルで”キスム”で検索しても29位(昨日は30位だったので、一つ上がった)。

http://pagerank.bookstudio.com/ranking.php

キスムには日本人が10数名しか住んでいないのにこれはさみしい。残り1年の一つの目標は、”キスム”検索で3位以内に入ること、にしようかな。活動と関係ないけど・・・。

空き巣に注意

今のところ、小物がよくなくなることはあるが、大きな犯罪被害には幸い合っていない。しかし、年末年始の休暇を利用た旅行で家を空けていた隊員が4、5名空き巣の被害にあったという噂。90名ほどの隊員の4、5名だからものすごく高い。

ここキスムでも、最近タクシードライバー2名が襲撃されて射殺される事件があった。はい、うわさ通りケニアは危険な国です。後1年、無事に帰国したいものです。