出庫時刻 07:42
帰庫時刻 26:46
全走行距離 282km
乗車走行距離 133km
営業収入 70,640円(税抜き)
乗車回数 33回(内、Goアプリほか配車14回)
最終日となりました。1年と2か月という短い期間でしたが土地感がほぼないところで、タクシードライバーとして乗務できたことは自分でもそれなりに頑張ったなと思います。
車をぶつけたこと3回、うち1回は左側を大きくへこませる事故でした。幸いに乗車しているお客様へ負傷はありませんでした。
最も遠くへ行ったのは千葉市。他、TBSテレビなど都内が数回という感じ。
辞める理由は、マネジメントがアホだからと思い込んでいましたが、他にも根本的なところでオフィス勤務なら1日8時間、週5日勤務、祝日、年末年始などが休みなのに対して、一見、ひと月12日勤務でお得と思いきや、時間にすると1日16時間だとしても16時間×12日=192時間で月20日、8時間勤務と比べても30時間以上も時間が多いのに残業代もないといったところに起因するのかもしれません。長期休暇が無いと旅行にも行けませんし、友達ともなかなか予定が合いません。ま、そんなことは初めからわかっていたことなのですが。
個人タクシーが開業出来たらという思いもありましたが、ライドシェアがそのうち門徒を広く開放しそうですし、まだほかに働き口があるうちからタクシードライバーとなるのは得策ではないと考えました。ましてや、都内で11日勤務で700万くらい稼いでますというならまだしも、郊外都市で450万がやっとです、ではやる意義が感じられませんでした。
マネジメントのアホさにも改めて記しておくと、
- 入社時にまとめて教育はするが、フォローはほぼ無し。知らないことは同僚に聞くしかない。文書化されていないので、人によっていうことが違う。最悪。他、ローカルルールが多数で駅前、病院などに気兼ねなくつけることができない。
- 安全運航と言いながら、車には衝突回避ブレーキすらない
- 平塚駅北口に入って、意味不明に1周。
- ドライバーはただのお客さんを乗せてお金をもらう人としか考えられておらず、マネジメントとして売り上げの最大化、効率化にかかわることが無く業務が改善されていくことが無い。歩合なので、業務改善などに時間を取られたくないというのがドライバー側の本音ですが、それではいつまでも旧態依然からの改善は望まれない。
- 洗車がドライバーの仕事とされるのが嫌だ。
- LPGで給油タイミングにより営業に制約が生じる
- 燃費の悪いコンフォート(実燃費5~7㎞/lくらい)を使えるからと延々と使い続ける。ハイブリッド車へ切り替えれば数年で元が取れるはず。
- 無意味な給油時の燃費計算。交代勤務で給油間すべて1人のドライバーが載っているわけじゃないんですけど。
- 押印、手書きの文書、張り紙、掲示など効率化とは無縁の職場環境
- トイレから悪臭、隙間風が吹く建物、掃除されることの無いオフィス、壊れた機器がそのまま残置される、夏は暑く冬は寒いオフィス、まったく設備投資されない職場環境、洗車道具ですら自己負担。
- 車の中には古い配布物、過去に所属していた社員の個人所有の洗車道具などの残置物が長期間放置
- 求人内容と大きく異なる業務内容。求人で歌われていた空港送迎、子供の送迎は結局1度もなし
- 壊れた車が直らない。古すぎてまともに走らない車ばかり。
- 赴任しても挨拶すらしない所長、社長が変わっても周知なしな会社
- 名刺無し、ロッカー無し、デスク無し、メルアド無し
- 乗客が死亡する事故がグループで発生しても、シートベルト着用の声掛けをとしか対策が講じられていないリスクマネジメントの欠如
- 新入りの方が入って独り立ちするまで、ガイドライン、基準といったものが無い
- ドライバー間での情報共有はドライバーに任されている。会社としての売り上げを上げるための施策は無し
- キャンペーンなので4月、12月は13乗務やってくださいって、何のインセンティブも無し
もう限界でした。2種免許取得費用21万7800円、入社祝い金30万を返せといわれたので、ボーナスまで1月でしたが返金して退職します。少しでも参考になれば。。。
ちなみに、最終日の乗務は金曜ということもありほぼ休みなく乗せられることができました。遠くは東海大前、ほぼ平塚市内でしたが深夜は電車が終わってからも26時くらいまでは行列。休みなく走らせれば税抜き7万くらいになります。毎日こんな感じなら7万×12日×歩合46.5%×12か月+ボーナス2か月分で、550万くらいになるんですけどね。それくらいになればまだ続けるモチベーションが出たかもしれません。