2011年式F25 X3 xDrive28i ヘッドカバーガスケット交換:73,341㎞

この車はカーオークション.jpを利用して中古車オークションで購入したわけですが、出品票にもオイル漏れの記載がありました。N52エンジンはE83 LCIで散々オイル漏れ修理を行ったので、一通り経験していることから躊躇なく購入しました。

現車を見ると、まさにE83 LCIで発生した症状と全く同じ個所からオイルが漏れています。

  • エンジンオイルエレメントのハウジングガスケット
  • ヘッドカバーガスケット
  • エキセントリックシャフトセンサーガスケット

この2つ。2つ目のヘッドカバーガスケットはオイルが漏れると、エンジンが排気側に傾いて搭載されている関係で、集合管あたりのマフラーに漏れたオイルが滴り白煙を上げます。ヘッドカバーガスケットはE83 LCIで交換用にストックしていた(笑)ものがそのまま使えるようです。

エキセントリックシャフトガスケット部分は、前回交換しても漏れ始めたので多少漏れるのは諦めて交換しないことにしました。

エアコンのエアフィルター周りと、ラジエター、エキスパンションタンクの作りがE83LCIから変わっているようなので、そのあたりに注意しながらヘッドカバーガスケットの交換を行いました。

工具

一般的なソケットレンチなどに加え、無いと駄目な工具です。

  • 10mmディープソケット
    ヘッドカバーを停めているボルトで、アース線が配線されている関係で頭が飛び出ているボルトがあります。E83 LCIの場合は、エアコンフィルターのボックスが簡単に取り外せ、6番シリンダー付近へ上部からアクセスが容易にできたのですが、F25ではストラットタワーバーが無くなっていたり、エアコンフィルターのボックスは助手席側に移動していたりそれなりにエンジン奥へのアクセスは良いものの、上部からアクセスができなくなっており、E83 LCIの時に使用していた10㎜ソケットのドライバーは使えませんでした。
  • トルクスE8、E10
    ヘッドカバーの外周とバルブトロニックモーターを取り外すために必要です。E8は1/4(6.35㎜)差し込み角じゃないとバルブトロニックモーターを止めているボルトに入りません。

作業

見えるコネクタ類を抜いていく

エンジン上部の化粧カバー、イグニッションコイル、イグニッションコイル周りの配線を取り外します。この辺りまでは見えるものを一つ一つ取り外していくだけな感じです。注意点は、センサー類のコネクタを抜く際に、無理に引っ張らず必ずツメを押して引き抜くこと。といっても初めて抜くコネクタはどこを押したらよいかわからないですが、コネクタをよく見て慎重に作業しないと、割れてしまったりコードが切れてしまったりで痛い目にあいそうです。

バルブトロニックモーター取り外し

バルブトロニックモーターの取り外しは、4㎜ヘックスレンチでシャフト位置を調整して取り外します。

インジェクターコネクタ取り外し

次に、インジェクターのコネクタを外します。写真は撮り忘れました。

ポイントはインジェクターへのコネクタを止めているピンを外すことかもしれません。ピックツールで取り外しました。慣れれば簡単なのですが、慣れたころに終了。そして、1つ落下させて紛失です・・・。6番シリンダーでした。作業性が悪いので注意しながら行っていたのですがやってしまいました。

ヘッドカバーへのブリーザーホースを抜く

これまた写真がありませんが、エンジン奥のバルクヘッド側にブリーザーホースがつながっていて、これを抜くのにもコツが必要です。コネクタ部分の凸凹になっている部分を両側から押して引き抜きます。と言葉では簡単ですが、凸凹の片側はバルブヘッドカバーとの隙間が無くて手が入りません。E83 LCIではエアコンフィルターのボックスを取り外すことで手が入りましたがF25はダメでした。

極短のマイナスドライバーを右手に持ち、ヘッドカバーとブリーザーホースコネクタの間に入れて凸凹の片方を押しながら、もう片方を左手で押して、スライドさせると抜けました。エンジンルームに乗って作業か、右前輪側から作業かですが、右前輪側からの方がやりやすかったです。

バルブヘッドカバー取り外し

バルブヘッドカバー外周を止めているE10のボルトを外します。O2センサ上あたりの2本だけヘッドカバーから抜けるので注意です。

プラグホールに刺さっているスリーブが邪魔で、取り外し時にはかなりエキゾースト側に傾けて抜く感じでした。

8万㎞走行のヘッド内部。オイル管理はマメではなかったようで、ところどころ汚れています。
VANOS(?)関連のバネにスラッジがたまっています。

ヘッドカバーガスケット交換

古いガスケットは割れてはいませんでしたがかなり固くなっています。バルブホールのスリーブは再利用します。

今回、ヘッドカバーとガスケットの間に液状ガスケットを使用しました。本来やらなくて良いことだと思いますが、E83 LCIで経験した色々な「漏れ」から、塗れるところは塗っておくようになりました。

バルブトロニックモーターのガスケットも、エンジン側とガスケット、ガスケットとバルブトロニックモーター側の両側に塗っています。

各部締め付け

ヘッドカバーをエンジンに戻し、各部を締め付け、コネクタを戻して終了。液状ガスケットが乾くまで2日ほどエンジン始動はお預けです。

ヘッドカバーを止めている外周のボルトは9Nmでの締め付けっぽいですが、感覚で締めました。トルクレンチ持っているんですけどね。ゴムのガスケットは締め付けていくと、ゴムがつぶれた状態でいきなり締め付けが固くなるので感覚で十分かと。

ブリーザーホースを戻すときにセンサー類の配線の位置関係に注意しましょう。ブリーザーホースを通すところを間違えてしまい、刺した後もう一度抜く羽目になりました。

オイルエレメントハウジングのガスケット交換他作業も一緒にやったので、ラジエターファンなどついていません

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