BMW E83 LCI X3ブレーキフルード交換:142,115km

前回の車検時には特に手を付けなかったブレーキフルード、リザーブタンクを見ると結構濁っていたので交換しました。前回交換は3年前の前々回車検時、2017年だったかと思います。

この時は、ブリーダーバルブにホースを接続しただけで、ちまちま交換したのですが、エアが入ってしまいエア抜きに手間取ったので今回はワンウェイバルブが組み込まれたホースを購入しました。

デイトナのワンウェイバルブを組み込んだホース

初めに使用した感想ですが、このワンウェイバルブとても役立ちます。ブレーキフルードがこぼれることもなく、最小限のブレーキフルードで全交換が1人で簡単にできました。オススメですね。

工具は、ジャッキ、ウマ、十字レンチなどタイヤ脱着に必要な基本的な工具に加え、ブリーダープラグを回す9㎜メガネレンチ、リザーブタンクから古いブレーキフルードを吸い取るポンプ(注射器タイプでもスポイトでもなんでも大丈夫)。9㎜のメガネは他に見たことないのでBMWブリーダープラグ専用となっています!

この車のブリーダープラグですが、緩めた状態だとブリーダープラグのねじ部分からエアを吸ってしまいます。前回はこれがわからずに、永遠とエア抜きを行ったのですがワンウェイバルブが入ることでブリーダープラグに負圧がかからなくなり、エアを吸うこともなくなったようです。各キャリパー、20回ほどブレーキペダルを踏んで、特にエア抜きすることなく交換完了。イヤハヤ簡単簡単。

順番はブレーキシリンダーから遠い順から行うのが普通(左後輪)だと思いますが、右後輪タイヤをはじめに蓮してしまったので、ここからやりました。写真は交換後にホースを抜く前の状態。きれいなブレーキフルードが出てきています。エア吸い込みもなし。
抜き始めの少し濁った色のブレーキフルード
交換したブレーキフルード。こんな感じで濁っていました。

ブレーキフルードは700ccほどで交換完了。結構濁っていました。

ブレーキフルード交換作業とは関係ないのですが、右前タイヤを外したところ、アンダーカバーに結構なオイルが漏れておりました。またオイル漏れか・・・。そして、左前ブレーキパッドのセンサーが割れてぶらぶらになっていたので、AliExpressで発注しました。一つ作業をすると、芋づる式に悪い箇所が見えてくる。そろそろ限界を感じます。

交換結果

ブレーキフルードが汚れいているのを交換し、安心したところ思わぬ効果がありました。性能的には変わることは想定していませんでしたが、ずいぶんとブレーキのダイレクト感が増し、かっちりと効くようになりました。今まで随分とエアを含んでいたのかもしれません。よかったよかった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください