2011年式F25 X3 xDrive28i エンジンスタートボタン交換:73,341㎞

運転席ドアのインナーハンドルとこのエンジンスタートボタンの劣化が激しかったので交換することにします。

部品はAliExpressで注文。部品にトリモチのようなものが付属していたので、ボタン部分だけ引っ張り出せるのかと思いきや、パネルを取り出さないと駄目でした。

エアコン吹き出し口の下のあたりに指を入れて引き出すと外れました。
パネルの裏からトルクスねじ3本(4本だったかも)で止まっているスタートボタンを取り外します。ご覧の通りむごい状態です。
銀色のリングを取り外します。これは爪で止まっているだけです。ボタンの部分も爪で止まっているだけですが、爪を外すのが結構でした。力入れると割れてしまいそうです。
で、購入しておいた右の部品と交換しようと思ったのですが・・・形状が違いました。

スタートボタンには2種類あるようで、間違ったものを購入してしまったようです。交換するときは部品購入の前に取り外して形状を確かめてからにしましょう。右がこの車に適合するものです。どうやらアイドリングストップの有無で違うようです。メルカリで売れるかな?

その後・・・

後日(2022/5/24)アイドリングストップ無し車に使われているスタートボタンを購入し、取り付けようとしましたが、、

スタートボタンは左ハンドル車と部品が共通ではありませんでした(涙)。。装着自体はできますが、ボタントップのSTART STOP ENGINEの文字が横を向いてしまいました。それはそれでアリな気もしますが、人に貸したときに、?となりそうなので元の部品に戻しました。もう禿禿のボタンで良しとします。

2011年式F25 X3 xDrive28i 運転席ドアインナーハンドル交換:73,341㎞

内装で汚いのが、運転席ドアにある小物入れにもなっているインナーハンドルとエンジンのスタートボタンです。どちらもべたべたで、触ると気持ち悪いのと表面がボロボロになっています。これ、F25では定番の経年劣化のようで交換部品がたくさん売られていました。

それほど高くないので、交換することにします。

購入はAliExpress。左ハンドルと関係なく部品は共通のようです。

まずはドアのトリム取り外し、と思いきやドアハンドル部分の部品を取り外して上からすっぽりとかぶせるだけでした。

インナーハンドルのドア側のこの部分が引き上げると取れるようになっています。
そして、対策部品を上からかぶせるだけで完了です。工具もいりません。

このべたべた対策の部品は2種類あるようで、自分が購入したのはかぶせるだけのタイプ。参考にしたサイトはインナーハンドルごと交換するものだったので、勢い余ってドアトリムを外してしまうという・・・。右側がトリム取り外しいらないタイプです。左のはドリルでリベットをはがしたり相当に大変そう。。

ドアトリムを取らなければならないときは、このインナーハンドル奥にある2本のトルクスねじを取ります。
ドアロックの開錠レバーの近くにあるフタを内装はがしツールなどで取ります。前方にあるツメを外すと取ることができました。少し力が必要です。蓋に隠れていたトルクスねじ1本と取り外します。
あとは、ドア下側にあるトルクスねじ2本を取り外し、ドアのロック側(ヒンジと逆側)に内装はがしなどを滑り込ませ、クリップをバキバキッと取っていくと取り外せます。ハーネスのコネクタも慎重に外しましょう。これ、必要のない手順ですが備忘録として記します。

2011年式F25 X3 xDrive28i クーラント交換(エア抜きが賢すぎる):73,341㎞

クーラントは交換する予定はなかったのですが、ラジエターアッパーホースを交換し、かなりなクーラントが漏れてしまったのですべて抜いて新しいクーラントを入れることにしました。

BMW純正のクーラントはお高いので、トヨタ用の赤に。日本車のクーラントはかなり甘い匂いがきつくて嫌な反面、漏れていると臭いですぐにわかるという利点もあります。ただ、トヨタ用をBMWで使用して良いかは知りません。大丈夫でしょう、きっとただの不凍液に色や香りをつけているだけだと思ますので。

さて、この車、クーラントを抜くドレーンが見当たりません。調べてみると、どうもラジエーターのロワーホースを外してクーラントを抜くようです。なんと。。

そして、E83ではあったエア抜き用のブリーダープラグもありません。調べていると、なんと特別な操作をすると電動ポンプがエア抜きを自動で行ってくれるそうです!

手順は次の通りです。

  1. エキスパンションタンクのキャップを外し、クーラントを規定量注入します。
  2. エキスパンションタンクのキャップはもとに戻します。
  3. ブレーキを踏まずにエンジンボタンでスイッチOn(エンジンはかけない)。
  4. ライトをロービームで点灯します(自動でスイッチがOffにならないように)。
  5. ヒーター設定温度を最高(この車の場合は28℃でした)、風量を最も弱くしてエアコンを入れます。
  6. アクセルペダルを床まで10秒間踏みっぱなしにします。
  7. すると電動ポンプが動き出し、エア抜きが始まる。エア抜きの時間は約12分。エア抜きが終わると電動ポンプは勝手に止まります。
設定温度28℃、微風でエアコンを作動させています

開けちゃだめと書いてありましたが、エア抜き中にエキスパンションタンクのキャップを外したところ、エキスパンションタンクにつながったホースからクーラントがタンク側に流れていました。賢いですね。

エンジンを始動せずにライトとエアコン、電動ポンプを動かすのでバッテリーが弱っていないときに行うのが良さそうです。

PDFにはN55とN52Tとなっているので、x28i(6気筒モデル)とx35iのやり方のようです。多数派のx20dがどうかはわかりません(どなたか試した方が入れば教えてください)。