ZRR80Gノアの売却その(4)~買い取り専門店

売却する場合の数字をまとめてみます。

ヤフオクでの落札価格 112万
ユーカーパックでの最高入札価格 86.81万
オークション相場から見る買取想像価格 117万
グーネット買取の買取相場  122.6~134.9万
中古車販売価格からの買取想像価格 110万

車を高く売りたいと思ったときに、恐らく一番多くの人がするであろう、買取専門店にまだ聞いていませんでした。上の数字を持って、買取専門店と商談に臨みます。

ビッグモーター新横浜店

一つ目は、 ビッグモーター。自分にとってはラジオCMをよく流しており、店舗も持っていることから何となく期待できそうな会社です。最近店舗も見かけるようになりました。ちょうど港北方面へ行く用事ができたので、帰りに寄ってみました。

予約なしでの飛び込みです。直ぐに営業さんが店から出てきて出迎えてくれます。しかし、第一印象は私の好きではないタイプかな、と思ったのでした。なんというのでしょう、初対面なのにあまりにも気安い感じで話されるのは好きではないのです。

査定はその場ですぐに行ってもらうことができ、金額も決まったようでした。様でしたというのは、この担当者、頑なに査定額を伝えないのです。

こちらは希望額120万円、希望を下回るようなら売却しないと条件を伝えているのに、「とても無理です」とか、「後ろに修復歴があったから相場とは異なる価格となる」とか、定性的な事を繰り返すばかり。いったい何度同じことを聞かされるのかと思い、こちらもイライラしてきてしまい、「もう帰ります」となりました。。。

結局明確な査定額は最後まで伝えられることは無く、こちらが提示した115万円で買い取ってもらえるなら契約しますとした条件に対し、「無理です」との回答のみでした。いったい何なのでしょうね。金額がわからないと商談も出来ません、ひたすら安い値段で買い取ろうとするその営業姿勢に憤慨した次第でした。

ただ、一つ分かったことは、この店でもリアのアンダーパネルの凹みを修復歴として査定したことです。ユーカーパックと同じ見解とみてよさそうです。しかし、この営業担当は信用に値しないような発言ばかりだったので、まだ自分のなかでは信じられないのでした。

修復歴の判断基準

社団法人日本自動車査定協会が示す修復歴判断基準はこの通りです。

リアのフロアについて、修復歴としないもを次のようにしています。

① リヤエンドパネル又はリヤフェンダー等の
  交換時に生じた損傷があるもの
② 軽微な凹み、破れ又はその修理跡がある
  もの
③ スペアタイヤ等格納部の突き上げによる
  凹み、軽微な破れ又はその修理跡がある
  もの

http://www.k-staff.net/docs/hyouka/hyuka/syufuku.htm

ノアの場合、②または③に該当する傷だと思うのですけどね。。修復歴なのでしょうか?

川崎中部カーステーション株式会社

気を取り直してもう一軒買取屋さんへ行ってみました。川崎中部カーステーション株式会社というところで、グーの買取で相場価格を調べたことらメールを貰い、こちらからアポイントを取りお店へ訪問して査定してもらいました。

こちらはビッグモーターとは全く異なる営業スタイルで、出来るだけ希望額に近い価格で購入してあげようという雰囲気が伝わってきます。希望額はビッグモーターで無理と言われた115万から1万下げ114万、ヤフオクの価格よりも2万円高い価格としました。

一声110万で、じゃ真ん中を取って112万では?ときいたところ、111万までが限界です、とのことでヤフオクへ再出品する手間を考えると妥当な価格かなと納得し、即決しました。

新車で諸費用込み279万円で購入し、7.6万㎞走行、軽度な修復歴ありの車は111万円での売却となりました。4年で値落ちが168万円、比率でいうと残価は、約40%でした。3年で残価60%なんていう車もあるようですから、売却価格から見たらあまり良いクルマ選びではなかったのかもしれません。この辺りはAnycaでの貸し出し料金なんかも含めて機会があれば振り返りたいと思います。

売却の事をもっと考えて購入するのであれば、ノアではなくてヴォクシー、色は白か黒、両側電動スライドドア以外は特に上乗せ要因とはならない、という事を売却で色々と調べている過程で見聞きしたことを記しておきます。そうしたら115万くらいになったのかもしれません。

修復歴について、やはりこのお店でもこの傷、凹みは修復歴となるとのことでしたが、店頭で販売するのでこの額で買い取りできますとのことでした。トヨタのミニバンはみんなトランクフロアが低く、ぶつけて凹みがある車が多いとの有益な情報ももらいました。あえて修復歴車から症状の軽いものを選ぶという中古車探しもアリかなと思いました。

ノアはどんな車だったか?

ちょうど4年間所有したことになります。荷物も積めて、燃費もよく、スライドドアで乳幼児がいる家庭にはとても使い勝手がよく、ノントラブルという高い信頼性。トヨタのミニバンが人気な理由が身に染みて思ったのでした。CX-8は荷物乗らないからなぁ・・・。ハンドリングとか、静粛性とか、高級感とかデザインとか考えないのであればミニバンになるわけです。

ZRR80Gノアの売却その(3)~ユーカ―パック~

訪問査定を終え、売り切り価格も査定後の電話のやり取りで決まりました。これが10月30日(木)の昼下がり。電話で、最短で明日7:00からオークションへ出品できますけどどうしますか、と聞かれ、ユーカーパックでの売却はほぼ無いと感じていたので、金曜朝からの出品をお願いしました。

そして、オークションは当日の19時に終了、結果は以下の通りです。

遠く及ばない868,100円が最高入札額でした

868,100円が最高落札額でした。開始価格はとっても安く40万円、ユーカーパックによる総合評価は「3」となっていました。売り手側からのぞける情報はこれくらいです。修復の有無とか、修復の度合いがどの程度掲載されいるのか興味あったのですが、その点は売り手にはわからないようです。

ユーザーが直接オークションに出品出来て、入札するのは業者なのであればもう少し高くなっても良いと思うのですけど、どうしてこんなに安いのでしょうか。

考えられる理由は2つで、1つはユーカーパックへ業者が支払う落札時の手数料が高い、または、ユーカーパックの査定が厳しすぎて一般的な相場よりも下がってしまう。そんな気がします。

ZRR80Gノアの売却その(2)~ユーカ―パック~

自動車を高値で売却する場合のイロハ的なサイトで知ったユーカーパック

https://ucarpac.com/

仕組みは、売りたい人の車をユーカーパックが査定して、5000社ほどの業者が登録している自社のオークションへ出品するというものです。売りたい人は、そこで落札された金額を受け取ることになります。

ユーカーパックは業者から手数料を受け取っているのだと思います。なので、売り手には見かけ上手数料はありません。

早速オンラインで、仕込みを行いました。しばらくすると着電があり、査定の日程調整がありました。

さすが、このあたりの反応は早いです。

サイトに登録したのが月曜午前で、査定は木曜午前にしてもらいました。本当は、ガソリンスタンド(サービスステーション)に持ち込んでみてもらいたかったのですが、近くだと都筑区だといわれたので自宅マンションへ来てもらうことに。場所がないんだよなぁ。あまりマンションの周りで車をじろじろ見られているというのは後から何か言われそうで嫌だったんですけど。マンションは誰かしらから見られているというね。

査定はどんな感じ?

事前情報で、査定に時間がかかるのがデメリットとしてサイトがありましたが、そこまで長くはありませんでした。10時に待ち合わせで、すべて終了したのは11時半くらいだったでしょうか。写真を多くとるので時間がかかる様子です。査定に来た方は決して感じの悪い人ではなかったのですが、免許書から車検証、車の隅々まで写真に撮られるのはあまり良い気分はしませんね。

マンション前で外観を撮影
続いて、場所を移動して通行量の少ない路上で査定。

査定後にこんなやり取りがありました。「後ろの車体下擦っていますね、もしかしたら修復ありとなってしまうかもしれない」と。

ラゲッジの床下にあるサブトランクのフロアにあたる部分を車体底から見たもの。運転席側のシール材が擦れていて、わずかですが、フロアの凹みが見られます。

これで修復歴有って随分厳しいなと思いました。加えて、左前のジャッキアップポイントの曲がりも指摘されました。

ジャッキをかけるときに、少し引っかかるくらいの曲がりです。

これも修復歴の対象だそうな。で、さらに右リアフェンダーのタッチアップでペイントして、耐水ペーパーとコンパウンドで磨いた箇所を板金跡なのでは?といわれました。わずかに塗装面がぼこぼこしているくらいなんですけど。

何となくですが、修復歴有として価格を安くしたいんじゃないかと勘繰ってしまいまし。

査定が終わり、10分ほどで今度は別の本部と思しき所から着電です。早速出品と売り切り価格の調整です。この電話はあまり良い印象はなかったですね。

売り切り価格をいかに下げるか、といった雰囲気が満々です。私の15年式ノア2.0Gでは、70~100万円くらいが相場だろうとのことです。かなり安いなという印象ですが、ジャッキアップポイントの曲がりと、リアフェンダーのタッチアップした跡を「修復歴」ととらえたとのことでした。これって事故車扱いという事なのでしょうか。。。

修復歴無しでも100~115万円くらいとのことで、わたしの淡い期待を完全に裏切ってくれました。最低でも120万円と考えていたものですから。

この時点でユーカーパックでの販売はないなと諦めましたが、一度オークションへ出品しないといけないようで、売り切り価格を140万円としていただきました。この辺りは、あくまでも売り手の意見を尊重らしく、変な抵抗もありませんでしたね。売却に難色を示した風を装ったので、諦められていたのかもしれませんけど。

相場はどうなんだろう

ただ話を聞いていただけでは相手の言いなりなので、相場をまじめに調べてみました。今更ながらですが・・・。本来なら一番初めにやることです。

オークション価格

オークサポートの相場検索です。なかなかドンピシャの車がないですが、赤で囲んだ車が近そうです。

Gグレード、7.2万km、パール色で130万前後でした。

ただ、パール色、評価がすごくきれいとの事なので、車検残やタイヤ、装備など詳しく分かりませんがこれよりも下回ると考えた方が良さそう。

加えて、上のデータはオークションの相場なので、買取は1割ほど下がるとすると130万円だとしても、買取は117万円ほどに。うーん、厳しいですね。修復歴有にされてしまうと確かに100万が上限な気がしてきました。あながち電話で言っていたデータは間違っていないか。

グー ネット買取

グーのネット買取では、個人的な情報は郵便番号とメールアドレスだけで相場がその場で表示されます。

122.6~134.9万円とでました。

122.6~134.9万円とでました。これはオークション相場ではなく、買取相場なので、これくらいで売れますよということだとすると一番高く表示されました。真ん中を取っても126万円くらいですね。これくらい行けば御の字です。

中古車販売価格

しかし、中古車の販売価格で見てみると結構高いんですよね。一番安くて143.9万です。これから販売店の利益を15%だとすると、仕入れは122.3万。これがオークション価格になるので、買取はそこから1割減だとするとやはり110万くらいか。ひょっとして、ヤフオクの落札価格の方が高かったか?

まとめ

ヤフオクでの落札価格 112万
オークション相場から見る買取想像価格 117万
グーネット買取の買取相場  122.6~134.9万
中古車販売価格からの買取想像価格 110万

さて、ユーカーパックさんはどれくらい行くのでしょうかねぇ。

ZRR80Gノアの売却その(1)~ヤフオク~

過去に乗っていた、P10プリメーラ、NBロードスター、BKマツダスピードアクセラとヤフオクで売却し、結構いい値段で売れた経験があり、ZRR80Gノアもヤフオクに出品してみました。

中古車価格だと4年落ち、7万㎞前後の同グレード車が140~180万円くらいで販売されています。中古車で購入する場合、これに登録諸費用や補償、整備費などを加えてると+20万円くらいになるのが一般的です。

なので、個人間売買ならもしかして150万円くらい行くのでは?と考えてしまったわけです。たまたまちょっと前に同年式、同グレードの車が出品されており、若干走行距離は短いものの150万円で落札されていたのも期待を膨らませました。

さて、結果はというと、散々なものでした。。。

掃除機をかけ、内装のプラスチックを艶出し剤で磨き、車体には磨き+ガラスコーティング、4か月前にタイヤホイール交換などなど、手間暇かけてきれいにしたのですが、落札価格1,092,000円(落札数65)となりました。別途自動車税とリサイクル料を請求としていたので、25,570円がプラスされ、1,117,570円の受け取りとなりました。出品費用と落札手数料がこれから引かれます。

120万円はいくと見込んでおり、別に最低落札価格は設定しなくても大丈夫だろうと、未設定だったのです。ごめんなさい、オークション終了直後に削除しました。甘かったか。

ヤフオクとう特性上、4年落ちのような高年式車は向かないのですね。勉強になりました。

さて、オークション代行か、買取専門か、どこで売却しようか。

CX-8 2019年の年次改良

2019年10月23日、CX-8が商品改良「マツダ、CX-8 を一部改良 電動サンルーフなど利便性・快適性を向上」されました。

電動サンルーフ

天井を含めて内装色が黒に統一されているので、車内がとても暗いんですよね。サンルーフがあると、灯り取りに良いなと。値段次第な部分はありますが、買うなら付けると思います。

ラゲッジスペースが拡大

恐らく、ラゲッジルームの床下部分が拡大したのだと思います。この床下スペースは、キャンプ用品など荷物を満載にするときにはかなり重要で、汚れものや潰れると困るものなどを収納するときに役立ちます。このスペースなのですが、BOSEを選択すると容量が半減してしまうことから、私の場合BOSEはあきらめました。

パンク修理のポンプがこの収納スペースの奥にあります。ポンプを取り出したところ、収納の内張の先には結構なスペースが残されていました。恐らくこのあたりをうまく使って拡大したのでしょう。

3列目はほぼ荷室として使用している人にとっては3列目のUSBポートはあまり関係ありません。2列目のカップホルダーは出来なかったようですね。結構要望あると思うのですけど。

まとめ

エンジンには変化なし、マツコネも画面拡大、精度向上なし、と、現ユーザーからするとホットしたのですが、購入検討ユーザーからすると残念なところですかね。

個人間カーシェア比較(Anycaとか、dカーシェアとか、GO2GOとか、)その2

保険の比較

保険の比較

サービス名車両保険免責金額保険料引き受け先
Anyca300万円10万円1800円(ドライバー追加の場合は2700円)東京海上日動
dカーシェア(マイカーシェア)
アプリからしか確認できず。ここに重要事項説明書を置いておきます。
300万円プレミアムの場合10万円
スタンダードの場合15万円
プレミアム1,800円
スタンダード1,500円
ドライバー追加の場合は、プレミアムで+900円、スタンダードで750円。
東京海上日動
GO2GO300万円15万円1,440円(ドライバー追加の場合は+1,440円)あいおいニッセイ同和損害保険
ridenow300万円15万円確認できず あいおいニッセイ同和損害保険
CaFoRe30万円調べていない調べていない調べていない

個人間カーシェア比較(Anycaとか、dカーシェアとか、GO2GOとか、)その1

Anycaサービス開始から4年。いまだ一般に認知が広がったとは言い型個人間カーシェアですが、たまにニュースで取り上げられたり、カーシェアというキーワードで日経に取り上げられたり、一定の地位は確立されたのかもしれません。ただ、事業としてはどこも赤字であることが想像できます。人が5人くらいフルでかかわって、プラットフォーム利用料10%と保険手数料で黒字化しようとすると最低2億円くらい売り上げ無いとだめでしょう(感覚ですが・・・)。となると逆算的に、取引料金でいうと20億円です。シェア1日5,000円とすると、40万件/年、1日あたり約1100件ですね。

少し古いですが、2018年Anycaがレポートを出しています。累計のシェア日数なので、年間はわかりませんが、シェア日数累計は8万日だそうです。全然足りていませんよね。単月黒字になるのも遠い感じがします・・・。

1日1000件くらいになれば、貸し手も利用率が上げられて、もしかしたらサイドビジネスとして成り立つかもしれませんが、今のようにコスト割れギリギリの1日3480円にしても貸し出しは主に週末で、月に10日を超える日はほとんどない私の実績を見ると当分それは夢物語でしょう。

さて、本題は、利用者は増えていないのにやたらとサービスだけ増えているそのサービスの比較をしてみたいと思います。

どんなサービスがあるか

Anycaが老舗のように言われることもありますが、その昔からいくつかサービスを開始しているところがあります。一つは、CaFoRe(カフォレ)です。ここを通じて、私も何回か貸したことがありますが、不安だらけです!サポートの電話番号は無し、メールしても返信なし、貸した車が起こした事故等の修理はなんと貸し手という潔さ。運営会社も何度か変わっているようで、不審さ100倍です。

他、グリーンポッドなるサービスもありました。ここはリニューアルを目指し、しばらくサイトを閉じていましたが再開することなく終了した模様。売り上げをお金ではなくポイントとして何かに変えられるような形態をとっておりました。使ったことはありません。

他、Anyca、dカーシェア、GO2GOなど大手が運営する個人間カーシェアがあります。ridenowという取引手数料がかからないサービスも最近出ました。ここはシェアのりを前進に持ちます。大手3社、他2社というところです。

特色

全てのサービスに貸し手として車を登録しています。借りたことがあるのはAnycaだけ。表に出ているシステムや料金のほかに、使っていてどのような特色があるかを独断と偏見でまとめてみます。

CaFoRe(カフォレ)

今から個人間カーシェアで車を貸そう、借りようという人は検討対象から外しても良いサービスです。貸した料金が振り込まれなかったことは無いですが、サポートの電話がありません。メールをしても返事がありません。運営会社は名前だけで実態が無く、サイトだけゾンビのように動いているだけに感じます。

唯一言えるメリットは、借り手として、長期で借りる場合は料金が安い事です。それは保険を1か月単位でかけるためで、車両保険は貸し手負担となり借り手の負担は少ないです。ただ、貸し出し条件によっては個別に貸し手負担により修理(私もそうしています)としている場合があるので、修理となった際はとても高額となるかもしれません。

いまだメールだけでやり取りするという化石のようなサービスなので近寄らない方が良いでしょう。

たまに使うと、加入した保険の解約を忘れ、数か月分無駄にしてしまったことが・・・。ホントに注意が必要です。

GO2GO

中古車買い取りガリバーで有名な株式会社イドム(IDOM)が運営しているカーシェアです。2019年4月から始めるとしてながら結局開始したのは2019年9月。すぐに車を登録しましたが、1月以上経って問い合わせはゼロです。登録されている車を見ると買取店ガリバーで登録している車が相当あるようです。

もともと中古車買い取り販売なので、相乗効果を狙ったのかもしれませんが、貸すことを主のサービスとしてやるなら、なぜ通常の「わ」ナンバーで行うレンタカーにしなかったんでしょうかね。

この会社はフリマをやったり、定額でのリース(?)NODRELをやったりフットワークは軽いようですが、企画倒れに終わっていることが多いような印象です。とりあえず話題のサービスを出してみるというところはとても共感できるのですが、サービスの建付けというかちゃんと考えているのか疑問です。ここは手数料を20%とるんですよね。後発で手数料高かったら太刀打ちできないと思うんですけど。

Anyca

恐らく最大手です。DeNAから分社化されて0円マイカー(「わ」ナンバーですけど)などの新サービスを出すなど活発です。

私の場合、貸し出し全体の95%がAnycaで、残りがdカーシェアという感じです。

貸し手の方は入れ替わりが激しいような印象です。やはり嫌な思いだったり、面倒になったりしてやめてしまうのだと思います。

サポートに何度か問い合わせることがありましたが、なかなか頼れる感じで好印象でした。

アプリの作りもDeNAだからなのか良い感じです。

一つリクエストがあるのは、もっと貸し手側が儲かる仕掛けをしてくださいという事。方法としては、車を4000円で貸しているのに、保険料が2000円っていうのは無しですよ。一律車両保険300万円とするのではなく、100万以下のメニューや、免責0円とするようなメニューも設けるべきです。

dカーシェア

ご存知ドコモがやっている個人間カーシェアです。借り手が勝手に借りた車を売却したというニュースがあり、本人認証を厳格にするといった手が取られたようです。

貸していて、Anycaに比べて不安的な要素は特にないですが、絶対的に足りていないのはアプリの作りとサービスのメニューです。

複数台登録すると、どの車に対しての問い合わせなのかわからないのは致命的。予約が一覧で出ないのも複数の予約が入ると混乱します。

Anycaにある今だけアピールや、クーポン、車の一時公開停止なども出来ません。やはりこのサービスのメインはオリックスやカレコなんでしょうね。

ridenow

アプリの見た目はイケているサービスのにおいがします。が、いまだ問い合わせゼロ。評価できません。

登録されている車の数も少なそうですし、手数料0円といっても借りる人がいないと収入もゼロなので意味がりません。

ところどころにトヨタモビリティサービス株式会社との記載が見られます。リンク先に記載のある実証実験なのでしょうか?今後の動きに期待です。

まとめ

大手はこれから車の使われ方がシェアへシフトしていくことを考えて、先行投資的意味合いでサービスを開始しているのだと思います。法律的にグレーの分野へDeNAやドコモといった大手が踏み入れるのはそれなりな決断が必要だと想像しますからね。

ただ、日本というお国柄、車を「愛車」と呼んだりするように、とても車を大事にする文化があり、貸し手も借りてもなかなか広がらないという現状があるように思います。

現在の仕組みからすると貸し手側に比較的リスクがあるサービスですが、借り手の市場(貸出料金が安すぎる!じゃないと誰も借りてくれない・・・:独り言)となっているあたりもしばらくはメルカリのフリマのような爆発的な広がりは難しいんじゃないかと想像するのでした。

CX-8のレーンキープ・アシスト・システム(LAS)&車線逸脱警報システム(LDWS)について

普段気にせずに乗っていると、たまにステアリングのアシストが入るときがある。がしかし、車線をトレースしてくれるような感覚ではなく、車線を逸脱しそうになった時に、アシストしてくれるような感じ。それが毎回必ずではなく、たまに、なので、どのような制御なのか改めて確認してみた。

マツダのウェブサイトによると「レーンキープ・アシスト・システム(LAS)」、「車線逸脱警報システム(LDWS)」とう名称でステアリングにアシストが入る安全機能があるようで、CX-8のプロアクティブにはどちらも装着されている。

LASには2つ機能がり、どちらかを選択することのようだ。「逸脱回避支援(遅い)」、または、車線の中央やカーブに沿って走るようアシストする「ライントレース(早い)」の機能を選ぶことができるとある。

LDWSは作動するとステアリングが振動したり、ビープ音が出るとのことでたまに感じるステアリングをアシストされるのとは関係が無さそう。

普段感じる動作は、恐らくLASで、 「逸脱回避支援(遅い)」 が働いているためだろう。毎回必ず効いてほしいところだが、動作条件を満たさないときがあるのはしょうがないか。しかし、効いた時も動作が穏やかすぎて正直安全だと感じたことは稀で、あれ、何か効いたかな?という程度。味付けといえばそれまでなのだけど、これってついている意味あるの?という感じがしないでもない。機能で 「ライントレース(早い)」 を選んでみて違いを確認したいと思う。

CX-8のオンライン取り扱い説明書( https://www2.mazda.co.jp/carlife/owner/manual/cx-8/kg/ekse/contents/07010201.html )からのキャプチャ

マツダコネクトの設定について確認をしてみた。おおむね予想通り。設定を「ハンドル操作のアシストを行うタイミング」を「早い」へ、「アシスト感度」を「標準」もしくは「強い」へ変更してみることにしよう。

「「dカーシェア」で無断売却トラブル 外国車3台が大阪市で被害に 捜査で全て発見、現在はオーナーに返還済み」だそうです

「dカーシェア」で無断売却トラブル 外国車3台が大阪市で被害に 捜査で全て発見、現在はオーナーに返還済み」だそうです。

Yahoo!コメントでは、リスクを考えないで貸す方がおかしい、愛車を貸して小金を稼ごうなんてセコイなど、貸し手側に問題があるというコメントが多いですね。それはそうなんですけど、無断売却したほうが悪いですよね、当然。行き過ぎた自己責任論はいかがなものかと。

対面で借りなければいけない個人間カーシェアで借りた車を売却するなど、足が付きやすい方法で行うのはプロではない気がします。そもそも売却するのも書類を偽造したり大変でしょうし。

何が言いたいかというと、皆さんが思うほどは個人間カーシェアはリスク高くないですよ、ということ。とはいえ、自分でも保険上限300万円をこえる車を貸そうとは思いませんけどね。

今回ニュースで思った事は、売却ではなくコンテナに詰めて海外にもっていかれたら戻ってこないだろうなということ。盗み手としては、他に簡単に盗める車があるのであえて対面で顔を晒してという方法はとらないと思いますが、狙われたら面倒なことになるのは間違いなさそう。

3DA-KG2P CX-8のオートロック解除ボタン

最近ふと思ったのですが、CX-8にはロックしている全ドアを一度にロック解除できる専用のボタンが無いのです。もちろん、運転席のドアロックレバーをロック解除にすれば全ドアのロックも解除できるのですが、とても扱いずらい場所にあるので、例えば駅まで送った人を下すシーンなどで、オートロックで施錠された助手席のドアのロックを解除しようとすると、やりずらいのです。

保有しているE83 BMW X3では、センターのハザードスイッチのそばにドアロック解除のボタンがあります。ノアZRR80Gではドアのパワーウィンドウスイッチのあたりにあるので、どちらも利便性を考え使いやすい場所に配置しています。

ZRR80Gノアのロックドア解除ボタン。

では、なぜCX-8ではその便利なドアロック解除ボタンが無いのでしょう。理由は安全性からです。CX-8では、パーキングに入れれば解除するようにデフォルトでは設定されています。パーキングにレバーをセレクトしていないのに、ドアを開けるのはよく考えると危険です。そんな考えから(きっと)パーキングに入れると自動的に解除となっているのでしょう。

マツダコネクトの画面で設定可能ですが、ロック解除はセレクトレバーか、電源ポジションしかないので、使い勝手からセレクトレバーでの解除となるのでしょう。慣れと、理由がわかれば別に不便を感じることもないのでした。