自転車は後ろブレーキで止まる?

ある日、会話の中で、自転車は止まるときに後輪ブレーキを使うんだよね?という話になった。いや、前ブレーキをしっかりかけないと止まれないよ、と答えたのだがどうも納得していない様子。後ろブレーキで止まると解説しているサイトを見て信じ込んでいる模様。

ページ下の方に、「止まる時は、後輪ブレーキで!」と書いてある。
ちゃんと文中では不足するときは前輪ブレーキも使用するとなっているのだが、上のように「止まる時は、後輪ブレーキで!」で終わってしまうとやや危険な気がする。
ま、そんなことを意識する人はちゃんと前ブレーキも使うだろうし、意識しない人はレバーのどっちが後ろでどっちが前だかも知らないだろうからいいのかな。

ちなみに、ブリヂストンサイクルとホンダでは以下の通り案内している。

ブレーキをかけるときは、必ず前後ブレーキを併用し、後ブレーキを先にかけてから前ブレーキをかけてください。
前ブレーキまたは後ろブレーキだけを強くかけると、前輪または後輪がロックして、操縦困難になったり、車体後部が持ち上がって転倒するおそれがあります。

ホンダはこんな感じ(あれ?ホンダは自転車作っていたか?)

自転車のブレーキをかける時には、左(後輪)ブレーキをやさしくかけ、スピードを落としてから右(前輪)ブレーキをかけて、止まりましょう。
片手ブレーキでは、両手ブレーキよりも停止までの距離が長くなり、危険を回避することができなくなることもあります。また、右ブレーキだけで停止すると、前方にバランスを崩し、転倒する危険性が高まります。常に両手でハンドルを握り、正しいブレーキ操作を心がけましょう。
また、運転前にはブレーキをかけて前後に動かないか点検をしっかりしておきましょう。

ママちゃりで前輪ブレーキで前転できるほどブレーキが利くものなど乗ったこと無いのだが、説明としては正しいかな。急な飛出しを避ける時など、止まれなければ意味が無いので、「止まるときは、前輪ブレーキで!」という説明が一般的になればいいのにと個人的には思うのだけどな。

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