走行中、突然パワステ、エアコンが効かなくなり、バッテリー警告灯が付きました。あー、ベルト切れたなと思い、とりあえず近くのヴィーナスフォート駐車場に駐車。この日は外せない要件があったため、車は止めたまま帰宅。ヴィーナスフォートは平日1,500円/日で、繰り返し適用なので、土曜日までに出せばそれほど料金がかからずに停められます。
翌日早朝、出勤前に車両の具合を見に現場へ。
エンジンフードを開けてみると、案の定、ベルトがまるでスルメイカのように裂けてぐちゃぐちゃになっていました。ラジエターファンにも絡みついて、ファンが回らなくなっていたようです。この車、N52エンジンはウォーターポンプは電動なようですが、バッテリーが持ったにしても、このまま走ってしまうと、ファンが回っていないことか、オーバーヒートになってしまったでしょう。
それに加えて気になったのは、オイルフィルターハウジングあたりからオイルが大量に漏れた形跡があることです。ここは先日オイル漏れのためにガスケットを交換したばかりで、交換からまだ2,000kmほどしか走行していません。オイルクーラーへ接続しているガスケット交換で、右上のボルトがなめ気味で、十分なトルクをかけられていなかったのが原因だと思われます。なんとなくなめてしまいそうで、中途半端なトルクで止めてしまいました。
オイルが漏れるとベルトにかかる部分なので、何らかの因果関係はあるのかもしれませんが今となっては不明です。10万2千キロなので、もし前オーナーからベルトを交換していないとなると切れてもおかしくない時期ではあります。オイルクーラーのガスケット交換時に確認した時は、特にたるみや損傷は発見できなかったんですが、切れてしまう時は急激に破断が進んでしまうのかもしれません。
この日は出勤しなければならないので車は駐車したまま帰宅。
深夜、現地に行きJAFを読んで積載にて運んでもらいました。JAFの方の手際の良さに感動です。
オルタネーター、パワステのベルト、プーリー、テンショナーの交換と、オイル漏れ対応として、改めてオイルフィルターハウジングのガスケットを交換したいと思います。
ベルト切れで、エンジンルーム内への損傷が無かったのが不幸中の幸いといったところでしょうか。
「bmw E83 LCI X3 ベルト切れでJAFのお世話になりました:102,000km」への1件のフィードバック