不慮の事故

カメルーンで協力隊員がバイクタクシーの事故により亡くなられたそうである。
海外で協力隊員が亡くなることは大きなニュースでは無いのか、ネットを検索しても隊員のブログしか見つからない。私は、たまたまケニアJICAオフィスとの話し合いの時にJICAスタッフより伝えられたので、ケニアの協力隊員が全員知っているわけではないと思う。

途上国での暮らしは、日本とは比べ物にならないほど危険なものである。特に移動に関しては、交通マナーの悪さはもとより、道路の舗装状況、街灯無の道路、車の整備状況や定員を守らない公共交通機関など上げるときりがない。

命を落とされた隊員のご冥福をお祈りするとともに、この事故を無駄にすることの無い様な、再発防止に向けた教育や指導を期待したいが、全くそのようなことが聞こえてこないのが残念なことである。
下手に公にすると、ただでさえ見直しが迫られている協力隊事業に、さらなる批判が寄せられるから?と勘ぐってしまうのは私だけだろうか。

参考までに、

ケニアでは協力隊員のバイクタクシーの利用は禁止されており、以前から活動上必要なので利用を許可してほしいとJICAへ要望していた。ケニアJICAオフィスでは協力隊員の活動を考慮して、条件付きで利用を許可できるよう検討を行っている。

カメルーンでは条件付きで利用可とのこと。

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