ツールドフランスの中継で、プロレーサーは出力を元にトレーニングをしているっていうのを聞いて、自分も出力計を装着したくなった。色々と調べてみると、クランクで測定するものとハブで測定するものがあるらしい。クランクで測定するものはプロ用で価格もかなり高額。比べ、ハブで測定するものは軽量にこだわると値段は上がるがエントリー向けもある。しかし、ホイールセットで売られているものは高額なので、前から興味があったこともあり、自分でホイールを組んでみることにした。
この際工具もそろえてしまおうと思いネットで色々とお買いもの。
・本 ロードバイクの科学 Amazon 1,470円
・振れ取台 ミノウラFT-1 アクティブサイクル 8,965円
・スポークテンションメーター パークツール ナチュラム 8,700円
・スポーク DTチャンピオン 1.8×289mmストレート 18本、1.8mm×291mmストレート 18本 40円(単価) ※2本ずつ予備
・リム MAVIC Open PRO Y’s ROAD御徒町 7,875円 通販はどこも在庫なし
・CycleOps Powertap Pro Hub 32 Spoke – Black Shimano Freehub Wiggle 60,244円
・Velox Rim Tape Wiggle 238円
合計 88,932円
後からまとめると結構の買い物をしたらしい。
いざホイール組へ。
至って普通の32本、6本組。まずはフリー側から組む。上記の工具を揃え、本を読めば別段難しいことはない。
次に反対側のスポークも組む。ニップルをはめる際、テンションが素直に出るようグリスを塗ってみた。
そして、振れ取台へ。このミノウラの振れ取台、他の製品を使ったことは無いが、正直言って使い勝手の良いものではない。安いので、素人がためしにホイールを組んでみるときに使用するものと割り切った方がいいと思った。とくにハブのセンターだしのツールの使い勝手が悪い。
まずは縦ふれ、次に横ふれを取り、センターだしをする。この時、テンションを上げすぎないようにするのがポイントのような気がする。本には、指で回る範囲で調整と書いてあるが、それでは調整できなかったため、レンチを使い軽く回る範囲で調整。これで振れが取れたら、あとはニップルを均等に締めこんで行って、テンションを思った範囲に持っていけばできあがり。今回は本を参考に、フリー側を100㎏f、反対側を70㎏f程を目安に締めこんだ。
で、これがカセットを付けて、タイヤをはめた状態。
ここまでの感想。
素人でもちゃんと調べて、工具を揃えればホイール組は十分可能。
で、試走しました。
普段はWH-7900-C24-TLのチューブレスを使っています。重さは・・・体感できませんでした。
サイクルメータはGarminのEdge500。Powerを表示するようにセットすると簡単に表示できます。初期設定でPowerセンサを無効にしている場合は有効にする必要がありましたけど。
まだまだ分かりませんが、
・表示はとても敏感に反応するので、何秒かの平均値にしておいた方が良いかも
・ラチェットの音がとても大きい
でした。
FTPを測定して普段のトレーニングに使うととても楽しそう。ただ、これに9万近くというのはちょっと酔狂が過ぎたかも!