dカーシェアのアプリが全く改善されない

昨年末からサービスを開始した個人間カーシェア、dカーシェアですが、リリース後まったくアプリが改善されません。Anycaに比べたら問い合わせは1/10以下なのですが、やはりとても使いにくいアプリだとなおさら対応が面倒です。以前簡単に比較をしましたが、どのあたりが致命的か上げたいと思います。

  1. 複数台対応が不完全
    Anycaと同様、車は3台まで登録できるようですが、問い合わせが来た時のチャットで、いったいどの車に対する問い合わせなのかわかりません。都度、「複数台登録しているのですが、どの車をご希望ですか?」と聞かなければなりません。
  2. 後清算機能がない
    Anycaのガソリン代後清算のような機能がありません。これで困るのは、前もって貸出金額を確定しなければならないことです。距離300㎞までとしていますが、直接の金銭の受け渡しは禁止なので、距離が越えてしまった場合の清算ができません。
  3. 一時非公開機能がない
    修理や整備、長期の出張、旅行他ライフイベントなどで貸し出しが一時的にできなくなる場合があります。dカーシェアでは一時的に非公開とすることができないので、貸出可能スケジュールをひたすら”X”にしてゆくという作業をしなくてはなりません。

出したらアップデートが無い。これじゃ、ユーザーついてきませんよね。ただでさえAnycaの後追いなのですから、もう少しやる気見せてくださいな。

 

さて、次の車は何にしよう?

現在、80系のノア、Gグレード(ガソリン7人乗り)に乗っています。
2018年11月が車検で、車検は取るつもりなのですが、消費税が10%になる2019年10月前、そして次期型ノアが21年1月に出る(?)という噂なので、型遅れになる前に乗り換えたいと思っています。これ以上乗り続けると、タイヤやブレーキパッドなんかの交換が必要になりそうで維持費も高くなりそう。
幸いにして、2015年式のノアGグレードは中古車販売価格が210万円くらいなので、少々走行距離が多いですが180万の下取りは期待できそうです。購入時に275万プラス後付ナビ約10万だったので、3年で100万弱の値落ちはまずまず良い方だと思います。

条件

我が家の車における条件は次の通りです。

  • 乳幼児を含む子供2人が楽に乗れる(妻曰くスライドドア)
  • 5、もしくは3ナンバー(商用車はダメ)
  • 今度こそアダプティブ・クルーズ・コントロール付(出来れば全車速)
  • 衝突被害軽減ブレーキ付(出来れば歩行者でも動作)
  • 下取りが良い事
  • 大人が乗れる3列シート
  • それなりに低燃費
  • キャンプ用具を積載して4名乗車が可能
  • できれば4WD
  • できればそれなりに良い燃費(1km10円で走れたらいい)
  • 駐車場を平置きにしたのでサイズ制限は無しだけど、駐車に困るような車はダメ
  • 価格は400万くらいまで

自分でも驚くくらい条件が多いですね。
他にも、Skyactiv-Xとか、ハイブリッドとか、マニュアルとか、コンバーチブルとか興味があるものは限りなのですがなかなかそうは言っていられません。

普通に考えれば、セレナかステップワゴンなんでしょうけど、セレナ(日産)は元従業員という事で却下。ステップワゴンは、どうしてもホンダのデザインが好きになれずに却下です。

いいなぁーと思っているトヨタハイラックスは乗用車登録が出来ないのでダメ。これはAnycaでの副収入を考えているからです。加えて、Anycaでは3列シートや4WDでかなりな差別化になることを経験的に知っているのでこれも出来れば外したくない。
後の候補は、CX-8、アルファード、JEEPラングラー(新型)、シャラン、プラド、Vクラスなどです。

CX-8


本命。気になるのは積載です。ミニバンに慣れてしまった今となっては、荷室の床が高くて、高さ方向の余裕が無さそう。決めた際にはキャンプ用具の見直しは必須です。また、スライドドアじゃない事に妻が首を縦に振ってくれることを祈るしかありません。

Table Plugin

アルファード

アルファードはあのいかつい顔で妻からダメだしです。ACC、衝突安全ともに機能的には完璧なので、私もあのデザインは好きになれませんが一般的には好きな人が多いようなので妥協範囲かな思っていましたが消えました。

Table Plugin

JEEPラングラー

新型で2Lターボがあり、税制面で維持が楽、そして燃費も向上していそう。デザインはキープコンセプトなので、人気車となり下取りも期待できそうです。
ポイントは一般道での乗り心地がどれほどまでよくなっているかですが、パネルを取ればコンバーチブルになるという作りが変わっていないので劇的な進歩は無いでしょう。その点で妻に却下となりそうです。

Table Plugin

シャラン

実は2017年3月、一度決めたんです。
たまたま見つけた中古車で、オープン記念とかでハイラインのデモカーが300万だったのです。しかし、お店が関西で、「サービスでも入庫して頂ける方に限らせてもらいました」とのことで購入なりませんでした。営業の方いわく、相当な申し込みがあったらしく、断ることが大変だったとか。
シャランは新車が高く、寝落ちが激しいようなので、狙いは中古です。3年落ちで300万くらいからあります。一通り条件を高いレベルで満たしてはいるんですけど、デザイン的に魅力が今一つ。そして発表が2010年とモデル自体がかなり古いのが気になります。

Table Plugin

プラド

狙いのディーゼルはアイドリングストップがついていないのと、3列シートは3列目に大人が乗るのは厳しいのが問題です。
下取りはものすごく期待できます。

Table Plugin

Vクラス

スライドドアの窓が開かないのと、壊れた時の修理がものすごく高くつきそう。

カングー

妻からの条件である、両側スライドドアを満たすのと、6MTがあること、そしてリセールは実はとても良いらしいということでがぜん注目しています。
マイナス点は、発表年が2007年とすでに10年経過していることと衝突回避ブレーキやACCが無いこと。

Table Plugin

anyca貸し出しで新たな傷が増えました

前、後ろどちらともからぶつかっているルーフアンテナ
見事に擦って塗装が剥げている

全高が高いこともあり、ルーフはたまにしか洗車しないのですが、本日ルーフを洗っていたら新たな傷を発見。

前進してこすった傷と、後退時にぶつけた傷です。後退時のが結構ダメージ大きくて、ルーフアンテナ前部の取り付け部分のルーフが凹んで、水が溜まるようになってしまっています。

当然、借り手からの申告は無く、いつついたものか不明です。直したらいくら掛かるんでしょう?ルーフだから直せないかも?

あなたはこれでもanycaで車を貸しますか?

エスティマ貸して人気があった人の記事

個人間カーシェアAnycaで、すこし前まで人気ランキングの常連で低価格でエスティマを貸し出していた人の記事(個人投稿?)がありました。

「俺はこれだけ稼いだぜ!」という感じの記事でもないし、個人間カーシェアの裏ワザのような秘策が公開されているわけでもなく、何が言いたいかよくわからんですが、明確なのはこれだけ貸しまくっても儲からないという事ですね。時給にしたら奴隷レベルでしょう。

結論に書かれている「ここに見えてこない利益を得ることができた」というのと、エスティマの貸し出しを止めた理由が気になります。要は、メンテしきれなくなってやめたという事なんでしょうか。こちらの方、古いカイエンも貸し出されていますが、そちらの収支も気になるところです。

最近思うのは、古い車を格安で手に入れて貸すよりも、新車で人気の車を貸して売りぬいた方が、メンテナンスコストがかからず結果的に利益が残りそうだと思うのですけどね。ノア、ヴォクシーなんて、高年式であれば10万キロ走っていても100万くらいで売られていますからね。

250万で購入して、10万キロで200万円くらい売り上げて、100万で売れば50万残ります。ま、駐車場代という大きな壁があるのと、純利益は大したことないというのは変わらないですが、駐車場代には私なりに秘策があったりするのです。

Anyca貸出での損傷を治したら修理代の支払いを拒否された(3)

7月5日に電話し、期日を12日に切ったところ、7月9日に代理人から連絡が入った。

本人から、ボンネットの修理代全額を支払い示談としたいとの意向を受けたとのこと。
簡単に折れるなら初めから支払ってくれよな、ほんとに。

そのあと、メールで合意書の文面確認を行い、無事に7月24日に口座へ入金がありました。これにて本件終了となりました。

しかし、この弁護士さん、簡単な同意書の作成にも3日かかったり、重要な金額が誤っていたりとトホホな対応でした。

そもそも、弁護士としての資質というか、社会的責任からして、初めからこんな案件の代理人となるのはいかがなものなのでしょうか。お友達だったから無料でやってあげたのでしょうか。
ろくに調査をせずに通知書を一方的に送り付け、こちらから連絡しても回答が遅れ、最終的にはほぼこちらの主張通りに和解。依頼人にとっては、代理人への依頼料と修理代のダブルパンチです。かわいそうですね。

Anyca貸出での損傷を治したら修理代の支払いを拒否された(1)

こちらで記載しているボンネットのへこみ修理。

車両返却時にはわかりませんでした。夜間、2,700km以上走行して外装が汚れた状態での確認だったのも一つの要因です。夜間の返却では十分な確認ができないので、必ず「明るいところで改めて確認させてもらい、問題があればご連絡します」と一言添え、貸し手の方にも了承をもらうようにしています。これ、いままで散々痛い目にあった防衛手段です。

翌朝、虫がつぶれたのを残すとシミになると嫌だったので、明るい場所での確認と合わせてフロントだけ軽く水洗いしたところ発見。その場で写真を撮り、アプリ内メッセージにて連絡しました。

既読とならないため、SMSでもメッセージを送り、アプリを確認してもらうように伝えます。

夜になり、アプリにてお詫びと修理とその費用負担について了承との返答を得ました。

金額も事前に伝え了承を得たのち、修理代を請求したら給料日まで支払いを待ってくれとの連絡。月末までに必ず支払ってくれるようにお願い。

翌週末に、次回貸し出しのため洗車をしたところ、左フロントバンパー下にもこすった跡があることが判明。これについても連絡すると、お詫びと保険を使うのでしばらく待ってくれとの連絡。

その後何回か質問について答えたのち、支払い予定の25日を過ぎても支払いがないためアプリ内メッセージ、SMSにて連絡。既読とならないため電話連絡するも呼び出し音はするが電話に出ない。

すると、27日に配達証明で法律事務所より通知書が届く。

内容は、車両返却時に傷は確認しており、その時点で確認できなかったものので、後から請求されても支払いはできない、と全く今までの対応と異なることでした。

さて、どうしたものか。

Anyca貸出での損傷を治したら修理代の支払いを拒否された(2)

翌日6月28日、代理人へ電話し、次のように伝えました。

  • 通知書の内容は到底承服できるものではなく、当方の理解と大きな乖離がある。
  • 一度は過失を認め、修理にお同意しておきながら、一転してやっていないとはどういうことなのか。
  • 返却時には賠償を求めている傷以外に、ホイールが傷ついいるのもお互いに確認している。傷は軽微なものであったので不問としたが、このような対応なのであればホイールの修理も含めて請求せざるを得ない。
  • ボンネットの修理代金を全額支払うのであれば、バンパー下の傷については、こちらも発見が遅れたこともあるので賠償は求めない。

代理人曰く、本人に確認してみるとのこと。交渉の余地なく通知書を送ってきたのではなさそうだった。

しかし、1週間まっても連絡がない。法律事務所U氏に電話するも、遠方への出張で不在とのこと。

受付の方に、

  • 先週当方が提案した件について、連絡がもらえていない
  • 月曜日(7月2日)にも伝言をお願いしたが連絡なし
  • 提案の期限を来週木曜日、12日としたい。連絡が無い場合は提案を拒否したものとして対応する。

と、伝言。伝言するような内容ではないが、連絡をもらえる気がしないのでしょうがない。

少額訴訟の準備を進めるか。という気になってきたのでした。

DS3を借りてみた

最近気になっていたDS3をエニカで借りてみました。

本当はカブリオレのDS3カブリオが良かったんですけど、エニカでは登録されていませんでした。DS3もカブリオも車体は同じなので機能的なところの確認はできるので良しとします。

第一印象は、デザインが全てな車だなというものでした。エンジンも、MTも、乗り心地、コーナリングなど不可な点はないのですが、取り立ててすごいということはありません。ただ、カフェなどで駐車場に停めて店内から眺めていると、なんかウキウキしてくるんですよね。ミニバンじゃこんな感覚は絶対に味わえません。それだけでも保有する意味はあるかなと。

走りに関しては、1.6Lターボと6MTのこの組み合わせで、不満はほとんどありません。このエンジンはBMWとの共同開発でミニに載っているものと基本的に同じらしいです。ミニには乗ったことはありませんので、比較できませんが、100㎞でエンジン回転が2,000rpmで巡行できます。燃費は高速主体で300㎞ほど乗って16km/L前後でした。低回転でややターボラグを感じる場面がありましたが、下からトルクがでて大変使いやすいです。

アイドリング時の振動が少し気になりました。これは個体差かもしれません。

普段ノアやX3という車重のある車からの乗り換えですので、DS3の身軽さはたまりませんでした。コーナーが楽しくなります。かといって乗り心地が悪いわけではなく、町中から高速までいやな揺れや振動はありませんでしたね。

高速での静粛性も大変高いです。一昔前の車しか知りませんでしたので、現在のこのクラス(日本でいえば、フィット、デミオあたり?)の車としては平均点なのかもしれませんが、100㎞+アルファで走行していても助手席との会話で不自由することはありません。音楽も少し音量を上げれば十分楽しめます。

3ドアでチャイルドシートが使えるかというのも確認すべき事項でした。結果からすると、問題なく使用できます。使用したチャイルドシートはタカタのtakata04-ifixです。ISO-FIXでシート部とベース分が分離できるので設置も問題ありません。子供を乗せるのは少し慣れが必要ですがそれほど苦労するものではありませんでした。うちの子は車好きなこともあり、普段と違う車でしたが全く乗り降りで嫌がることはありませんでしたね。ここ重要です。

ただ、後席に乗り降りの際、前席シートを前に倒しますが、倒した後に戻すときにレバーを引かないとシートが倒れたままというのはどうにも使い勝手が悪かったです。倒れた状態から、シートバックを起こすのはレバーなしで操作できるようにしてほしいですね。

さて、では「買いか」、というとエニカで1日借りてドライブしたら購入欲は満たされてしまったようです。こういう車はたまに乗るからいいのかもしれないなと。そういう意味で、エニカはとても良い仕組みです!オーナーさん、ありがとうございました。

デントリペア初体験

またAnycaでぶつかって帰ってきたのです。車の返却時には分からなかったのですが、翌朝確認するとボンネットに2か所へこみが!

塗装は元気そうなので、借り手の方の了解を得て、デントリペアで治すことにしました。

全く分からない、というレベルで治りました。素晴らしい!デントリペア屋さんになろうかと思ったりして。日本ではなかなかデントリペアはやらないですね。塗装なしだら、耐久性も心配ないし、色が合わない心配もないのに。

ちなみに、治していただいたのは、こちらのボディリペアヨコハマです。カードが使えると書いてありますが、いま現金のみなんです、って言われました。数万になるのにそれはないよねと。

ちなみに、今回の修理代金は45,360円でした。時間は約2時間。買い物している間に出来上がるなんて素敵です。
自分でやろうって気のある方は、Amazonを探索すると色々見つかりますね。レビュー的に微妙な商品が多いようですが・・・

エニカで一番得する人は?

エニカで車を貸出しはや2年半。それなりに貸し出しを重ね、金額だけで言えば大きな利用料を得ることができました。
さて、では実際どれくらいの利益となるのか考えてみました。

■走行距離から考える

私の場合、1日の上限を300kmとしており、貸し出すとみなさん250km/日位は走られます。

料金は、ノアが週末5480円にしています。貸し出し時にエニカに手数料10%が引かれるので、貸し出した場合に手に入る利用料は4,932円です。貸出し側が受け取れる契約料100円がありますがここでは無視します。

車の寿命から、どれほど利益となるか考えてみます。
車の寿命はざくっと10万kmにしてみました。中古車が10万kmを超えるとガクッと価格が落ちるためです。

ノアは10万kmすべて貸し出して走行した場合は、10万km/250km×4932円=1,972,800円
(貸し出し日数400日)

車は300万で購入しているので、10万キロで寿命となり、売却した場合0円だとすると完全な赤字で、慈善事業になってしまいます。

■3年間の利用料

今のペースは貸し出しで年間2万キロほどです。3年で6万キロ、利用料は次の通りです。

6万km/250km×4,932円=1,183,680円

■3年間の経費

車には購入の他、維持費として自動車税、重量税、自賠責保険が最低限かかります。
他にタイヤやエンジンオイルのメンテナンス。受渡時の洗車。整備をディーラー等へ出しているのであれば整備費用。。。ざくっと年間15万円くらいでしょうか(車の任意保険や輸入車で整備費用が高いと大きく異なると思いますが)。
それに駐車場費用が重くのしかかります。。都心部では3万/はざらですからね。3年維持すると36か月×3万=108万円。
経費概算が3年で15万×3年+108万=153万円。

利用料から経費を引けば利益ですよね。

118万-153万=-35万です。

はい、計算するまでもありませんでした。
利益を出すのは到底無理ですね。これは、車を買って貸し出したら商売になるかといわれた場合、無理ですという事です。
大手レンタカーは2Lクラスのミニバンを2万円くらいで貸していますからね。それくらいの値段で貸さないとダメなのは当然と言えば当然です。

確定申告をしても税金を納める必要な無いのでその点は安心!

■ではメリットは?

車を貸すことで車両代や維持費を考慮しても純粋な利益が出るというのは幻想というのが分かりました(少し夢見たのですが。。)。
では、貸し出すことでどれくらい車を所有するのが楽になるのでしょうか。

車は走らなくても年式が落ちるだけで値段が下がっていきます。3年落ちで走行100kmの車は、6万kmの車よりも高いですが、新車の値段からは相当に下がります。標準的な走行距離の車から、走行距離がどのように買い取り価格に影響するかを考えてみます。

こちらのサイトが参考になりました。
https://kuru-satei.com/kuruma_satei/mileage.html

標準的な走行距離よりも少ない場合、同じ距離標準よりも多く走る車よりも買取が高いという事です。
貸し出すと楽になるという雲行きが怪しくなってきました。

走行3万、267.7万円を標準とすると、
2万キロ少ない1万キロ走行車は309.1万円(プラス41.4万円)
2万キロ多い3万キロ走行車は248.4万円(マイナス19.3万円)

ということは、3年でせいぜい1万キロしか走らない人が、貸し出しをして走行距離が3万キロとなると、査定落ちが41.4万円です。
ヴェルファイアでは、2万キロ分を貸し出した場合、利用料として41.4万円を上回る分が利益となるようです。

上のデータはヴェルファイアなので、ノアにはそのまま当てはまりませんが、傾向をつかむむことは出来ると思います。
私の場合、貸し出すと3年6万キロ、貸し出さなければ2万キロとして見てみます。
ヴェルファイアの価格を新車時の価格379.5万円に対する割合としてみると、2万kmは71%、6万kmは62%となります。
ノアの新車を270万とした場合、2万km走行車は買い取り価格190万円、6万km走行車は167万円です。

4万キロ分貸し出しによる走行なので、4万km/250km*4,932=793,920円。
買い取りの差分は190-167=23万円。

793,920-230,000=563,920円が貸し出すことによる儲けです。

この場合、加えて考慮しなければいけないのは、貸し出し時の洗車や受渡です。。
自分の場合、1回の貸し出しに伴う車の用意と受渡で2時間ほどかかっていると思われます。

ノアでは6万キロ、240日貸出す場合、平均1回の貸し出しで2日間利用だとすると120回貸し出す必要があります。時間にすると240時間です。

563,920円/240時間=2,350円

まあまあの時給ですね。

結論からすると、

  • 貸し出すことで、貸し出しの労力を差し引いてもある程度のメリット有
  • 距離による値下がりは要注意
  • 貸し出しによる傷、事故、受け渡しの面倒などが気にならない人はやるのもありでしょう。ただ、時給とすると年収450万ほどなので、やる場合は一つの目安に。

で、私のシミュレーションでは、3年での経費を合わせた収支はこんな感じになるのかな

$貸した場合

・費用
車両価格 270万
重量税、自賠責、登録諸費用 30万
自動車税、自動車保険 15万円×3年=45万
駐車場 3万×3年=108万

・収入
買い取り価格 167万
利用料 793,920円

差引 2,066,080円(3年間)

$貸し出さない場合

上記の収入がなくなる

買い取り価格 190万円
利用料 0円

差引 2,630,000円(3年間)

■まとめ

まとめての感想は、車を持つって本当にお金がかかります。エニカは車を所有したい人にとってはいい仕組みですね。
でも一番利益を上げているのは保険会社のような気がしてます。エニカは10%しか手数料を取らないで、上のケースでも131,520円しか売り上げは上がりません。保険会社は240日×1,800円で432,000円も売り上がります。買い取り査定落ち分を考えたら、貸し手と同じくらいの売り上げじゃないですか。しかも免責10万円ですから、実際補償金が支払われるケースは稀でしょうね。人身事故を起こすと一気に吹き飛ぶんでしょうけどね。ま、それが保険ってものなんでしょうか。