2007年の出来事です。月極駐車場に停めていて、車に乗り込んだところシートが濡れており、お尻が冷たかったのです。
ん!?何だろうとお知りに手を回すとかなりシートが濡れています。水をこぼした記憶が無いのでしばらく理由が分かりませんでした。ガラスと幌との間から漏れたかなと思い、屋根を見ると、あら、空が見えます(笑)!
なんと、屋根がこんな感じに切り裂かれていたのです。
幌を裂いて穴から腕を入れ、ドアロックを外し、ナビを盗まれたようです。ナビを取られたことよりも、幌を裂かれたことのショックが大きかったことを覚えています。
さすがにこのままでは雨漏りして乗れないので、修理しました。幌を交換するのは初めから費用の関係で選択から外しました。
修理は、細いワイヤーを用いて裂かれたところを縫います。塗った上から建材で使用しているコーキング材で埋めました。
ワイヤーで縫うのは結構難しく、指にワイヤーが刺さるので大変痛い思いをしました。やり方は針を使うのではなく、裂け目に沿って千枚通しなどをで穴をあけ、そこにワイヤーを通します。イメージ的にはスニーカーの紐を占めるような感じです。
この技術(?)はその後、E83 X3のサイドブレーキカバーの補修に役立ちましたよ。
その後、1年近く乗りましたが特に切れたり、雨がしみこむことなく問題なく使用できました。幌の開閉も問題なかったですね。幌が裂けてしまった方、ご参考になさってください。