ランド/円のスワップで裁定取引

年初から痛い目にあったランド/円にまだ未練があるが、結局順張りでも逆張りでも勝つのは難しく、利幅は少ないが裁定取引で確実に勝つことにしてみた。

10万通貨で、買いスワップGMOクリック証券のくりっく365で、140円~150円/日が一番高い。売りスワップはDMM.comで、110円/日が安い。差額で、20円~30円/日のスワップが得られることになる。1か月にすると35円×30日として、1,050円。

くりっく365はスプレッドが最小0.5銭(10万通貨の売り買い、または逆の往復で500円)。DMM.comが1.4銭固定(10万通貨で1400円)で合計1,900円とバカにならに。1,900/1,050=1.8なので、始めてから2ヶ月はもうからない、それ以降、毎月1,050円の利益が上がる。

さて、会社を分けた両建てとなるので、ある程度レバレッジはあげられる。仮に、くりっく365、DMM.comそれぞれに50万円預けて60万通貨、レバレッジ8.4倍くらいで運用するとすると、1,050円×6倍=6,300円/月、75,600円/年。100万で75,600円なので利回り7.56%。配当利回りに比べたらかなり良い。税金引かれても6%くらい。こまめに資金を移動すればレバレッジ10倍くらいまでならロスカットせずに行けるかもしれない。するともう少し成績は上がる。

ポイントは、こんなところだろうか
・必勝といってもスプレッドがあるので、始めたらなるべく長く、ロスカットされずに続ける
・レバレッジを上げ、こまめに資金移動
・欲を出して、両建てを崩して為替差益を狙わないこと(続けていると、大きく相場が動いているときにやりたくなるが、そんなにうまくいかない)

株式取引で論理的に勝つ

昨年夏までの右肩上がりの相場から一本調子で上がる、下がるということの無い相場になり、基本的に放置で全く成果が上がらなくなってきた。というか、かなりな損失。。。

パチプロの経験からすると、理由は論理的に勝負していないからということに尽きると思う。ちょっとした材料や配当、株主優待を目当てに購入し、上がればある程度で利益確定させ、下がると上がるまで放置。すると、マイナスな銘柄だけ残り次の購入ができなくなってくる。

そこで、利幅は少なくても論理的に勝てる投資に変えていこうと思う。とりあえず、考えたのはこんな事。

  • IPO狙い
    一番確実、だけどほとんど当たらない。が、地味にコツコツと申し込むことにする。SBI証券、マネックス証券、SMBC日興証券の口座を作り、年明けからのIPOラッシュにすべて申し込んでみたが全て落選した。確率を上げるために、未成年だが娘名義の口座も作り応募することにする。効率はさておき、当たれば確実にある程度の利益が見込めるので論理的に勝てる手法。
  • 昇格を予測し銘柄を購入
    いくつか狙い、実際に東証一部へ鞍替えした銘柄もあった(ラックランド:9612)が、一時的に1割程度の利益が出たが、しばらく様子見をしているとマイナス圏に。いつ鞍替えするかというのは予測できないのと、鞍替えしても上がるとは限らないのであまり論理的とは言えない。
  • 立会外分売で安く購入
    適当にいくつか申し込み、実際に当選して購入したが、分売を実施する銘柄を見極めないとその後に価格を維持してくれるとは限らない。論理的には割引分は儲かるのだろうが、やはり銘柄の見極めが必要。
  • 四季報を頼りに、小型株を狙う
    小型株で四季報で高評価となるとその場でかなり上がる。が、うまく上がる前に購入するのは難しい。そして、本当に四季報予測通り業績が伸びる銘柄はそんなにないように思う。
  • クロス取引で株主優待タダ取り
    逆日歩が怖いのと、サラリーマンで時間的な余裕がないとちょっとしたリスクがあると思い実践していない。
  • 配当、株主優待に向けて上がる銘柄を狙う
    数年のチャートを対前年がわかる形で並べると、毎年同じ周期で上げ下げを繰り返している銘柄がある。これは狙えるかも。
  • 信用買いで逆日歩を貰う
    制度信用買いと一般信用売りを両建てしてリスク回避をしつつ、逆日歩を貰うという方法。論理的には勝てる気がする。が、逆日歩が出る銘柄を制度信用買いするチャンスを狙うのはサラリーマンにはつらい気がする。
  • 悪材料で一方的に下げた銘柄を狙う
    東芝、タカタ、シャープ、餃子の王将、三菱自動車。。。。さらに下げ、奈落の底に落ちる可能性もあるが、何となくいけそうな気もする。

とりあえず、配当、株主優待に向けて上がる銘柄を狙ってみるか。。