Crewサービスの問題点と要望

たった7日間、22名のライダーを乗せただけですが、何となく感じた問題点とCrewサービスへの要望を書いてみたいと思います。

問題点

その1 システムが不安定です。これは論外ですので早急に対策を打ってもらいたいですね。このような不安定なシステムであるにもかかわらず、実態を公表しないのはさらに問題です。トラブルが起きたのであれば公表し、再発防止策についても公表すべきです。

その2 ライダーとパートナーの評価システムがライダー、パートナー双方のメリットになっていません。Crewにはマッチングサービスで定番の評価制度があります。ただ、この評価制度、有効に使われていないのではないでしょうか。というのも、利用者側からはほとんどパートナーを選べないので、よほど悪い評価でない限り敬遠することはできない(やらない)でしょう。また、パートナーから見ても、マッチングの通知が来たわずか数十秒の間に判断しなければならないので中身を見る余裕はありません。

その3 ライダーを乗せる方向が選べないです。ちょっとだけパートナーとしてドライブする場合、ライダーの方の目的地をあらかじめ限定できると相当に便利です。じゃないと、永遠とマッチングをキャンセルすることになります。

要望

その1(システムが不安定) これはもうシステムに対策を打ってもらうしかないですね。透明性についても考え方を変えてもらうしかないです。この辺をマネジメントしている方、ちゃんと利用者の声を聴いてますか?

その2(評価システム) 評価システムを有効に機能させるためにも、「お気に入り」が使えるようにして、ライダーがパートナーを指名して乗車希望を出すことはできないものでしょうか。これができればライダーとパートナー双方にとってモチベーションが沸いて良い方向に行くと思うのですけどね。0円ライダーの方の対策にもなると思うのです。
パートナーがライダーを評価するのは決済が終わる前なので、謝礼を含めた評価ができません。あえてそうしているのでしょうけど、謝礼のレベルはライダーにとっても優良ライダーであるのに認知されないという問題が生じています。今の評価とは別に、謝礼レベルが機械的にわかるような表示はできないものでしょうか。

その3(目的地の限定) システム的な実装が難しいのか、要望も多いと思うのですけどね。これができれば、ちょっと遠くでもライダーはパートナーを捕まえやすくなりお互いにメリットなのだと思うのですけどね。

Crewパートナー(ドライバー)体験記その3 ~ガソリン代~

ガソリン代は使用する車により設定が異なるようです。CX-8のXDプロアクティブ4WDの場合、20円/㎞くらい、E83 X3 2.5siの場合は40円/㎞くらいな感じでした。”くらい”としたのは、アプリで確認できる距離とガソリン代から計算しても一定の数字じゃないんですよね。恐らく、目的地までの移動の部分がアプリに反映されていないのではと思うのですが、詳細は不明です。

X3は都内をタクシーのように走ると7㎞/l位なので、ハイオク1L 160円くらいとすると、 ガソリン代はドライバーにとっては損をすることの無い設定のようです。

車種によってガソリン代が変化するというのは、ドライバーとしてはうれしいですが、ライダーとしては燃費の悪い車だとその分支払いが生じるということになります。このあたりの透明性は説明されているのでしょか?

また、プリウスなんかでやったらガソリン代だけでも儲かるんじゃないの?と思っていた部分もあるのですが、車種ごとにガソリン代が設定されるのでそうはいかないようですね。

Crewパートナー(ドライバー)体験記その2 ~増やせない乗車回数~

やってみてわかったのは、思ったよりもライダーを乗せる回数を増やすのが難しいこと。

1時間に1回までは悪くないですが、1時間に2回乗せるのは難しいですね。なので、謝礼によるリターンを期待するのは限界があります。

なぜ回数が増やせないか?

なぜ回数が増やせないかというと、なかなかすぐそばの方とマッチングすることが少ないからと、ライダー指定の出発地に行くのはナビに任せてもそう簡単ではないんですね。出発地まで距離的には近くても、車線の反対側だとUターンしなければいけませんしね。

そして、出発地についてもライダーの方がたって待っていることはまれで、到着してから自宅、もしくはお店から出てくるのでここでも5分は待ちます。

目的地がサービス提供エリア外

そして、目的地まで乗せて、次の方のマッチングを待つとしても、目的地はCrewのサービス提供エリア外の環七外側である場合が多く、もたもや出発地に移動するのに時間がかかります。ほんと、乗せている時間は大したことないんですけどね。

こんなことも

深夜で飲んだ帰りということもあり、トイレに行きたいという方が2名いました。2/22なのでかなりな割合です。深夜の都内はコンビニトイレは借りられない場合がほとんどで、運よく近くに公園があれば公園に立ち寄ります。そうでない場合は、ホテルやお店、商業施設に立ち寄りそこでトイレ待ちとなります。車を汚されたくないし、トイレに行きたいと言われてその場で下すわけにもいかず、これは致し方ないかと。

Crewパートナー(ドライバー)体験記

ギグエコノミーなら簡単に副業出来るよねということで、サービス開始から随分経つようですが、Crewのパートナー(ドライバー)をしてみましたのでその体験記をここに記したいと思います。

最初に結果から

結果から申しますと、主に深夜24時から27時でドライブし、7日間で、22名のライダーの方を運び、謝礼は合計12,200円でした。

400
1500
0
0
1000
0
500
1500
1000
300
1100
900
300
600
400
500
1000
500
400
0
300
0

上の数字が意味するところの判断はお任せします。

ビジネスモデル(?)についての感想

白タクとならないよう謝礼という形をとるというのがCrewのすべてではないかと思います。謝礼なので当然0円ということもあり、それに納得したパートナー(ドライバー)が参加します。しかし、はじめは淡い期待をもっていても、噂の0円ライダーに頻繁に遭遇し、パートナーは労力に対するリターンの少なさで続かない方がほとんどでしょう。

私は、たまに無性にドライブしたくなる時があるので、そういう時にまた参加することがあるかもしれません。または、ちょっとオイル交換したからとか、部品を替えたからテストドライブをしてみようというときに参加するかもしれません。

このような形をとるのであれば、タクシーのようにだれかを乗せる目的で参加するのではなく、今日は○〇方面に行く予定があるのだけど、だれか相乗りする人いないかな、位な感覚じゃないとこのサービスが継続してゆくうえで必要な、パートナーが継続してドライブするのは難しいのではと思いました(nottecoのような)。

都内に在住で車があり、夜時間もあり、夜に外出する元気もあり、お金にはこだわらない人っていうのが最低の条件とすると、さてそんなひといるの?というのが率直な感想です。

でもいるみたいなんですよね。Androidアプリはライダー向けとパートナー向けで分かれていて、ライダー向けアプリをよく見るのですが、パートナーは、平日に関しては特に固定されているようです。私には無理だわ・・・。

問題点というか改善要望

恐らく参加者が多くなる場合なのだと思いますが、システムが不安定でとても利用できる状態ではない場合があります。具体的には金曜深夜に次のようなことを経験しました。

・マッチングした出発地、目的地と、リクエストした人の実際の出発地と目的地が違う。
恐らく、出発地、目的地のルートを登録した人と、実際にリクエストがマッチングした人が別人でパートナーに届いてしまっていたのではないかと思います。出発地に行っても全然違うところを指定されるので、当然乗車していただけません。目的地まで行ったガソリンと時間が無駄になるわけです。

・アプリがログアウトしてしまう。
目的地について、アプリで到着にしようとするとアプリから強制的にログアウトさせれてしまうようで、パスワードが違いますと表示されてアプリが使えなくなります。その間、ライダーの方にはサポート費用が発生してしまうわけで、不当な請求となります。決済を備えたサービスがこのように貧弱ではとても使えません。

・アプリのステータスが変わらない
出発地へ着いたり、出発したり、目的地へ到着したりする場面でアプリでステータスを変更するのですが、変更が利かなくなる場合があります。

・メッセージが送れなくなる
メッセージが送れなくなるので、到着しても相手とコンタクトをとることができなくなります。

いずれも、システム的に負荷が発生していると思われる金曜日の深夜の出来事です。アプリを何度も再起動しているとなんとか動かすことができました。

広告を多く打っているようですが、まずはシステム的な安定性を何とかしないととても続けられませんね。そんな感じでした。

良い点は?

7日間という短い期間ですが、参加してみてよかったことを挙げてみます。

まず、道に詳しくなれます。自分では行かないようなところばかりに行くので、1か月もやれば都内の土地には相当詳しくなれるのではないかと思います。自分の場合、最近は繁華街にもほとんど近づかないので、そういったところに行くのもたまには楽しいモノでした。

良く、人と話せて楽しいという人がいます。自分の場合、短時間でうわべだけの話しかできないこのような環境で、楽しいと感じたことは稀でした。ただ、年齢の離れた、普段会話することが無いような人と話すと知らない世界が垣間見えてそれはそれで楽しかったですね。「ギャラ飲み」なんて言葉知りませんでしたから!

今後の展開

もし、日本でライドシェアが解禁になったら(可能性は限りなく低いように思いますが・・・)、この会社はどうなるのでしょうか。Uberをはじめとする大手がサービスを提供開始したら、あっという間に駆逐されてしまうでしょうね。アプリもシステムの貧弱すぎます。

少しタクシードライバー気分で遊んでみる、そんなときに最適なサービスだと思いました。

Anycaが新会社へ移行、GO2GOはアプリリリースが2019年春に

先日、メールでこんなお知らせが届きました。

なるほど、ディーエヌエーとしてスタートアップ支援は終わり、合弁会社でちゃんと利益を出してね、ということなのでしょうか。合弁が保険会社ということも、売り上げの多くは保険料によると予想されることから納得できます。オーナーとしてはこれを機にさらなるサービスの発展を望みますが、サービス開始からすでに3年半経過。商売としては「おいしい」とまではなっていない点が気がかりです。サービスを畳まないでいてくれただけ感謝ということなのかしら。
などと思っていたら、ニュースリリースを見るとそんなことは無く、トヨタが始めたKINTOに対抗する、いや、そのかなり上をいくのではないかという提供予定サービスにちょっとした驚きです。「0円マイカー」っていいじゃないですか!これ、駐車場はユーザー負担で、貸し出しを前提にタダで車を貸してくれるようです。駐車場料金だけで車が持てるんですね!いってみれば、駐車場代を除けば、車の減価償却と維持費をも上回る利用があるってことをAnyca自身で認めたようなものです。

そして、第3の個人間カーシェア大手として中古車買い取りで有名なIDOMがリリースしたGO2GOですが、2月中にアプリ公開となっていたのでサイトを訪れてみました。2019年春にいつの間にか変わっていました・・・。こっちは怪しいなぁ。

2月だったのに、いいつの間にか「2019年春アプリ公開予定」となっています。

燃費20㎞/l記録!2014年式ゴルフヴァリアントを借りてみました

Anycaで2014年式ゴルフヴァリアントを借りてみました。車を2台持ちながらなぜ?

ZRR80Gは年末から年始にかけて長期で貸し出し、E83 X3 LCIも貸し出し予定でいたところその直前にエキスパンションタンクが割れるというトラブルで2台とも車が無くなったためです。そんな機会がないと、ほかの車に乗れないので迷わずAnycaで物色です。

ゴルフは世界のスタンダードですから一度は乗っておきたい!そして、高級グレードのハイラインで、希望のACCが付いた車を近くで貸していらっしゃる人がいるではありませんか。しかも、1日4,000円と大変リーズナブルです。メッセージで問い合わせたところ、特に使用予定なしとのことで予約させていただきました。

写真を撮るのを忘れてしまったのを大変後悔しております。
自分はダーク系の色が好きなので、白は今一つ面白みがありません。ただ、使用後簡単にフロント周りだけ手洗いしてみましたが、 圧倒的に手入れが楽ですね。小傷も目立ちません。

高速が8割で、総走行距離340㎞程、首都高に乗る前に結構な渋滞を経験。首都高でもノロノロ区間ある感じでした。往路は制限速度プラスα、帰路はぴったり制限速度でACCをセットしての走行です。アイドリングストップは半分はオフにしています。そして、驚きの燃費はなんと20㎞/l!燃費が良いと気分的にも運転が楽しくなりますね。

気になったのは、DCTとアイドリングストップです。初めてのDCTでしたが噂通り、発進時や低速走行ではギクシャク感が否めません。クリープも不自然で駐車や切り返し時に違和感がありました。アイドリングストップはトヨタのものに慣れてしまっている身からすると、ブレーキから足を話した時ではなく、アクセルを踏んだ時にエンジンが始動するというのは、どうしても急スタートになってしまい同乗者からも不評でした。なのでアイドリングストップをオフにしたところ、アイドリング時に4発エンジンとしても大きめの振動が出ます。同乗者は気にならないとのことでしたが、自分の場合は急発進になってしまうアイドリングストップと振動の出るアイドリングどちらを取るかと言われたら、アイドリングは止まってくれた方が快適でした。それくらいの振動です。

気になったのはそのくらいで、他は高速の安定性、静粛性ともに素晴らしかったです。ACCも全車速対応ではないですが、止まるほどの渋滞でなければ十分使えます。レーンキープのハンドルへの介入も慣れるととても楽ちんですね。これ、中古で人気がないからなのか、距離を走った車であればなんと本体価格60万円台からあります!。いい選択かも!

IDOM、個人同士のカーシェアサービスGO2GOを2019年4月から開始へ

IDOM(イドムと読むのでしょうか)と聞いてもピンとこない方が多いでしょうが、中古車買い取りのガリバーの会社です。以前、フォルクスワーゲンのディーゼルゲートの時に、「これは中古車買い取り業者は在庫が評価落ちしてマイナス要因だろう」と考えて空売りしたら痛い目にあったので知っていました。

個人間カーシェアサービスの提供を行うようです
Anyca、dカーシェアに次いで大手資本では3番目の参入になるのでしょうか。

具体的には「カーシェアリングの専用保険を保険会社と共同開発中。他社のサービスは乗用車のみしかシェアできない状況だが、我々は商用車やキャンピングカーも保険の対象にしている。また利用者がどんな運転をしたかをオーナーは気にするので、運転ログを取得してフィードバックしていく」と解説。

数年個人間カーシェアをやった経験でいうと、保険に目を付けるのは正解だと思います。Anycaの保険は1日1800円です。これは、コンビニなどで加入できる1日保険と内容は同じもの。車両保険の免責が10万円と高額なことに加え、車両によって一律です。500万の新車も10年落ちの中古車も同じで公平感がありません。加えて、連続利用でも割引にならず、長期で借りると大変割高です。

商用車も対象にするのにも大賛成。これでハイラックスを購入する動機づけにもなります!

dカーシェアのアプリが全く改善されない

昨年末からサービスを開始した個人間カーシェア、dカーシェアですが、リリース後まったくアプリが改善されません。Anycaに比べたら問い合わせは1/10以下なのですが、やはりとても使いにくいアプリだとなおさら対応が面倒です。以前簡単に比較をしましたが、どのあたりが致命的か上げたいと思います。

  1. 複数台対応が不完全
    Anycaと同様、車は3台まで登録できるようですが、問い合わせが来た時のチャットで、いったいどの車に対する問い合わせなのかわかりません。都度、「複数台登録しているのですが、どの車をご希望ですか?」と聞かなければなりません。
  2. 後清算機能がない
    Anycaのガソリン代後清算のような機能がありません。これで困るのは、前もって貸出金額を確定しなければならないことです。距離300㎞までとしていますが、直接の金銭の受け渡しは禁止なので、距離が越えてしまった場合の清算ができません。
  3. 一時非公開機能がない
    修理や整備、長期の出張、旅行他ライフイベントなどで貸し出しが一時的にできなくなる場合があります。dカーシェアでは一時的に非公開とすることができないので、貸出可能スケジュールをひたすら”X”にしてゆくという作業をしなくてはなりません。

出したらアップデートが無い。これじゃ、ユーザーついてきませんよね。ただでさえAnycaの後追いなのですから、もう少しやる気見せてくださいな。

 

Anycaで経験したトラブル

Anyca他の個人間カーシェアを2年ほど経験し、体験したトラブルをご紹介。

1.借り手が駐車禁止で捕まる
問題なく返却され、特に何も問題なかったとのことでしたが、貸し出し終了からしばらくして警察から駐車禁止の連絡が来ま
した。
メッセージで借り手に連絡を取ったところ、警察へ出頭する予定だが、○日までに出頭すれば持ち主へ通知が行かないと聞い
ていたので、特に伝えなかったとの事。
信用ならないので、弁明書を提出しました。その後督促は無いので、ちゃんと出頭してくれたのでしょう。

2.ドアがべっこり
右側後席のドアがべっこり凹んでいました。返却時に特に問題なかったとのことで車を受け取り、別れた直後に凹みに気付き
、電話連絡。現場に戻ってもらい、当方で修理し、修理代を請求するという事で落ち着きました。請求したら即振り込んでく
れました。
気付かなかったとの事だけど、どう見ても気付かないわけない凹みなんですけど。。ちなみに、借り手はウズベキスタンの方でした。ちゃんと払ってくれるか心配でしたが、杞憂におわりました。

3.車に凹み、傷
バンパー下をこすっていたり、バンパーをぶつけてよく見るとネジの取り付け部が破損していたり曲がっていた、ちょっとし
た凹みが増えていたり。この辺は日常茶飯事です。その場で気付くことは稀で、後から伝えても「心当たりなし」ってことで
直してもらえることはありませんでした。泣き寝入りです。。ぶつけて気付かないって、絶対ないと思うんだけどな。。

4.左側面に擦り傷
さすがに気付くっていうくらいの擦り傷ができていました。返却時に気付き、伝えると、心当たりはなかったが修理について
は承諾してもらえる。
ただ、板金するほどでもないかなーという傷で、逆に板金すると色合いの変化が気になるので板金はせず、タッチアップと磨
きである程度ごまかしました。
借り手の方には修理代という事でいくらかの賠償金をもらって決着。理解ある方で良かったですが、労力はかかります。

5.車内が砂だらけ
夏に海水浴へ行かれたとのことで、ダッシュボードの中まで砂だらけでした。。。
相当頭に来ましたが、特に清掃料金はいただかずに、気分悪く車を受け取り悪評価で終了としました。借り手の方はベトナムの方でした。。

6.車が泥だらけ
車の汚れには相当に耐性ができましたね。ちょっとやそっと汚れているくらいじゃ、最近は動じません。それくらいみなさん
汚してくれるという事です。雪道走った場合は特にね。でも、それを逆手に、みんな嫌がるだろうスキー、スノボ歓迎ってこ
とでアピールしてます。汚す方は国籍問いません。たまーに「クリーニング費用払います」と言ってくれる方がいますね。うれしい限りです。

7.待ち合わせに遅れる
自分が遅れたことは一度もありません。借り手の方が遅れる確率は5割くらいですかね(笑)。
送れる方はなんとなく雰囲気でわかります。特に返却時に時間が読めないこともあり遅れる方が多いです。自宅へ来てもらう
っていう手もあるのですが、なんとなく自宅で待つのもそわそわするので、駅前待ち合わせが多いです。

8.ETCカード忘れ
いつも聞くようにしているのですが、過去に3度置き忘れがありました。
他にも小物の忘れ物が多いですね。ETCカードは送付しますが、小物類は問い合わせが無い限り、しばらく保管したのちに処
分してしまおうと考えています。

9.ものが無くなる
忘れ物ではなく、あるべきものが無いケースです。lightningケーブルが無くなったことがあります。
盗難防止用ホイールロックナットのソケットが無くなったのですが、これは原因不明です。

逆に、あるようで今までにないのは、峠を攻め込んだようなタイヤやブレーキの減り。スポーツカーの場合は注意かもしれま
せんが、私の場合はファミリーカー&SUVなので事なきを得ているのかもしれません。タイヤダメにされた痛いわね。

こういうトラブルをある意味楽しめるようでないと、個人間カーシェアはやめたほうが良いですよ。
貸し出す車も市場価値100万円くらいまでのものにしておいた方が良いです。走行距離が伸びて、気付けば売り上げよりも過
走行による評価減の方が大きいなんてことになるかもしれません。
返却後のレビューは、明るいところで十分車の状態を確認したのちにしましょう。Anycaでは、後からレビューの変更できな
いという仕様なので、記入後に車両の状態が、と思っても後の祭りです。

Anycaで稼ぐ!?

anycaへ登録して間もなく1年。普段使いに支障のない範囲で貸し出しを行って、だいたいどれくらいの利用があるかが分かった(自分の場合は13,000円ほど)。元々車好きなこともあり、この仕組みを利用して複数台所有して、好きな車に乗れないかと考えてみた。維持費を軽減し、もしくはちょっと稼げたらなおうれしい。
車は、需要のありそうな、旅行にも使える車。長距離を走るうえでエンジンは2L以上で、荷物が積めるようにツーリングワゴンで考えてみる。冬場を考えると4WDとか、7、8人乗られるミニバンの方が需要はありそうなのだが、4WDは重くて曲がらない、燃費が悪いという先入観があり却下。ミニバンは既に所有しているので対象外。
まずは車の維持費。走行距離が15,000kmくらいになる想定。みんな借りると200kmは走りますからね。週1度も乗らないうちのノアも1年2か月で、気付けば2万kmを超えました(査定落ちが怖い)

項目 年間 備考
自動車税 39,500 2Lエンジン
重量税 12,300 重量1.5t未満
駐車場 180,000 安いところを探して15,000円/月くらいかな
自賠責保険 16,350 12か月
自動車保険 20,000 ネットで加入すればこれくらいのところがあるかな
オイル 10,000 1回5,000円で2回交換
タイヤ 35,000 4本7万円で、2年持つかな
ブレーキパッド 10,000 一式交換で3年持つかな
他、ウォッシャー液、洗車道具等 2,000
洗車機 24,000 一回500円で、毎週48回やった場合
合計 349,150円

これが持っているだけで出て行く年間の費用となってしまう。日本で自動車を持つという事はなんと贅沢なことか。

貸し出し専用で行えば、感覚的に月に6日は貸し出せそう。料金は5,000円くらいが相場とみている。プラットフォーム利用料が10%なので、1日で4,500円の売上。27,000円/月、年間324,000円となる。差額▲25,150円。
分かってはいましたが、稼ぐのはとても無理ですね。駐車場代が重くのしかかります。
でも、今のファミリーカー、ノアって持っていて全く喜びを感じないのよね。何かわくわくする車がほしい!