DAHON Routeを4か月間乗ってみた感想

DAHON Routeを購入して4か月ほど経過しました。簡単に良いと感じた点と悪いと感じた点をまとめてみたいと思います。

良い点

はじめは面倒だと思っていた折り畳みも、何回もやっていると慣れたもので特に苦ではなくなりました。

グリップシフトの7速変速機もそれなりに変速してくれて、ギヤ数も買い物をメインとした街乗り+10㎞圏内のちょっとした遠出程度なら不満を感じません。

ハンドルの上げ下げができるので、サドルを上げて、ハンドルを下げるとそれなりに前傾姿勢が取れ、ちょっと遠出の時は便利です。逆に、買い物してバックパックに荷物満載のようなときにはハンドルを上げてママチャリライクに乗ることも可能です。

悪い点

ハンドルとサドルである程度のポジション調整はできるものの、もう少しトップチューブ長があったらと思うのが正直なところです。

ブレーキ時の振動はどうにもなりません。過去に所有していたDAHON Smooth Houndでも同様の振動が出たのでDAHONを所有するのであれば我慢するしかない、もしくは高精度なホイールに交換するしかないのでしょう。片手運転の時など結構怖いのでどうにかしたいのですが、今のところ特に対処の予定はありません。

パーツの仕上げ具合が所有欲を満足させてくれるほどのものではありません。一番貧弱だなと感じるのはブレーキレバーです。タッチもぐにゃりと剛性感が無い事もさることながら、見た目がどうにもカッコ悪く気になります。

総評

購入の目的であった、E83 X3のリアシートを倒さなくても搭載できるという点は満たしています。折りたためるミニベロは、折り畳めることが最大の特徴なので、多くを望むのは酷ですね。と理解はしつつも、全体的な精度や仕上げがいまいちなのが気になります。同じ価格帯でクロスバイクだとGIANT R3が買えます。以前R3も所有していましたが、折り畳みを除くとR3の自転車としての性能の高さは今考えると相当にコストパフォーマンスの高いものであったといえます。50kmくらいのツーリングは軽くこなせますし、耐久性にも申し分ありませんでした。ミニベロとクロスバイクを比較するのはおかしいような気もしますが、そんなことを思った次第です。

DAHON Route(2019)

ビックカメラの通販で購入です。ペダルやサドル、ホイール等は組んでいない状態で届くものと思っていましたが、配送やさんがマンションの廊下を自転車を押しながら届けられました。ビニールを剥がせばすぐに乗れる状態です。ビックカメラのサイトを見てみると、確かに整備済みでお届けとなっています。

完成状態で配送されたDAHON Route

手間が省けて便利だなと思っておりましたが、試乗も兼ねて近所を一回りしたところ、ギアチェンジがうまくいきません。ま、こういうこともあるかとシフトワイヤーのアジャスターで調整を図ります。しかし、何度やってもうまくシフトしてくれません。こんなもんなの?と思いしばらくだましだまし乗ることに。

何の気なしに、ペダルをこぐ方向とは逆に回してみたところ、チェーンが外れました・・・。やはり何かおかしい。

後日、サドルの前方が上向きにガクッと曲がってしまいます。

サドル取り付けボルトの締め付けが不十分で、サドルの角度が変わってしまいました。

あら、やはり組付けが全体的におかしいな、とよく見てみると、なんとディレーラーの取り付けボルトの締め込みが甘く、フレームとディレーラーハンガーがワッシャー1枚分くらいギャップがあります。

赤丸のボルトの締め付けが不十分で、ディレーラーがぐらついていました。

変速不調の原因はこれだったようで、ボルトを締め付け、アジャスターで調整したところ、今までの不調はウソのようにバシッと決まるようになりました。ただ、グリップシフトなので変速時の感触は好みではありませんがその辺りは我慢です。

ブレーキの握りの遊びが左右で非対称

他にも、プロショップではまず無いような、ブレーキの遊びが左右で違ったり、空気圧も甘かったりで、通販の「整備済み」は信用してはいけないということを学んだのでした。

シフトが決まると自転車の印象も3倍くらい良くなり、乗って楽しいミニベロに大変身でした。

TIFOSIの調光レンズ

TIFOSI Crit Crystal Blck

最近のお気に入り、アイウェアメーカー「Tifosi Optics」(ティフォージ・オプティクス)のFototecこと調光レンズ、Critです。このレンズ、何がすごいというと、LIGHT NIGHT FOTOTEC調光レンズの場合は透過率(透光率?)が27.7%から75.9%まで明るさによって変化することです。透光率はレンズの色によってまちまちで、このLIGHT NIGHTが一番幅広いですね。

半年ほどロードバイクでのサイクリングで使用していますが、夜間から真夏の日差しまで、これ1本でこなしています。まぶしーなーというシチュエーションは日の出の日差しを正面から浴びるような、サングラスでもまぶしく感じる時くらいです。トンネルの中でもよく見えるので、取り外す必要がありません。

そして、なんといってもうれしいのが手ごろな価格です!ずっとOAKLEY Flak Jacketを使っていましたが、やはり値段が…。子供もできて自由に使えるお金が減った自分にはOAKLEYは難しい。Critは1万円ほど、Flak Jacketはレンズによりますが、倍以上しますかね。人づてに聞いた話では、TIFOSIは広告費をあまりかけないので安いとか。OAKLEYはブランド力すごいですけど、広告費のかけ方も半端ないと想像できます。

フィット感もFlak Jacketは自分の場合は、まつ毛がレンズにあたり気になるのですが、Critはそんなこともありません。軽量で装着感も無く、耳も痛くならないのが気に入っています。

色の見え方は、偏光レンズではないものの色合いがくっきりしてとても見えやすいです。面白いのは、マツダのレッドがとても映えて見えるようになること。俺に買えと言っているのかなぁ。

株主優待:あさひ(3333)

シマノと並んで保有している自転車銘柄の(株)あさひ。株価の方はどうもさえないが、半期ごとに100株に付き1,000円の買い物券が送られてくる。自転車関連の買い物には事欠かないので、有効に利用出来るものと思いきや、ママちゃり専門店しかそばに無いので利用に窮する感じなのよね。

グローブがほしいと何件か回るも、置いてあるのはプライベートブランドのものが1つと、他に2つくらいしかない。消去法でプライベートブランドのグローブを選択。2500円ほどだったかな。

CBAグローブ

制約なく選ぶとしたら、ゴールドウィンなのだけどね。ちょっと使用した感じ、初めは指先の縫製が今ひとつなのか、指先が痛く感じたか慣れれば問題なかった。この冬はこの薄いのでしのぎたいと思います。

11月20日が使用期限で、半ば無理やり使い切ったが、気付けば次の半期分の買い物券が届く。サイクルベースあさひのネットワーク店には欲しいものがごろごろしているのだけど、ネットでは利用できない。最近はスポーツサイクル専門店もあるようなので、遠出した際によって購入しよう。

ゴールドウィンのサイクルウェアはC3fitなるブランドになっているのか。知らなかったわ。

タイヤの摩耗

 

遅い夏休み。なのに連日の雨模様。朝パラパラと降っていたがヤビツへ行ってみた。幸い天候は途中で快方へ向かい、濡れるような雨に降られることは無く無事に帰宅。

そんなヤビツツーリングだったのだが、往路の途中で嫌なものを見てしまった。

タイヤ摩耗
前回走行した時は問題なかったはずなのに、今日信号待ちの時に後ろタイヤを見てみると、編み込んである糸が摩耗して見えてしまっている。確かに随分と台形になってきているのは知っていたのだけど、いきなりこんな風に何か所からか糸が見えてしまうとは。ちなみにタイヤはMICHELIN(ミシェラン)PRO 4。

引き返そうかとも思ったけど、もうかなり来てしまっていたのでリアブレーキを使わないようにして走行。パンクすることなく本日終了。こんだけ使ってもらえれば、タイヤも本望だよね。

LightningリカンベントP-38 Vブレーキ逆転

CIMG2785

ここのところずっと放置していた、リカンベントP-38。なぜ放置となってしまったかというと、このフロントVブレーキの調整ができなかったからです。ワイヤーを止めている部品が固着してしまったのか、無理に回したら割れてしまいました。代わりに、通常のVブレーキに付け替えたいと思います。

ところが、このVブレーキ、通常進行方向に向いて左側にブレーキケーブルが出ています。手持ちのVブレーキを見てみると、右側です。どのVブレーキも右が標準で、左から出せるものが見つかりません。標準で付いているVブレーキはOdysseyというメーカのものらしいですが、日本では流通していないようです。このブレーキは右でも左でも取り出せるようになっています。リカンベントはチェーンラインが干渉するので左から出す必要があるのですが、よくあるのはフォークの裏側にブレーキを逆につけて対応しているようです。

しばらく考えて、ワイヤーを止めている部分を左右付け替えてみることに。
ワイヤーを固定しない方のレバーについているバナナをひっかける部品をとります。可動部はかしめ構造になっていたので、かしめ部分をやすりで落とし、貫通ドライバーで軸をたたいたら結構簡単に抜けました。そして、こちらの穴にタップでネジ穴を切ります。タップ、今まで色々な場面でほしいと思って手に入れてきませんでしたが、この機に購入。ダイスとの20ピースセットで1980円です。単品ならM5のタップが300円くらいだったのですが、ハンドルを買うと合わせて1000円。いっそのことと、いつもの癖で高めに行ってしまいました。

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下穴を5mmのドリルで広げ、タップで山を作ったところ。なかなかきれいにできました。CIMG2787

CIMG2788ワイヤーを止める部品が回らないようにする山をレバーの頭に作ります。鉄やすりで自作。背景にあるのは、このVブレーキの提供バイクである90年代後半のGIANTのMTB。ありがとう!

CIMG2789

ワイヤーをかける側(左側)は、抜いた軸を再利用。かしめ部分は削ったのですが、なんとか長さは足りて、ハンマーでたたいて抜けないように。ワイヤーを止める部分の若干の調整が必要でしたが、結構簡単に、こんな感じに左からの逆転Vブレーキ完成です。

 

 

 

フレーム内蔵ケーブルの交換

2012年1月購入したGIANT TCR Advanced3。特に動作に問題があったわけではないですが、イメージチェンジのためケーブル類とバーテープを変えてみようと思いました。

初のフレーム内蔵ケーブル交換。購入時にY’sで聞いた限りでは、フレーム内にケーブルのガイドが入っているから交換は簡単とのことでしたが、実際にケーブルを抜いてみると、ガイドは途中までしかなく、フレーム内を通すには役立ちません。

さて困った。1時間くらい、ダメもとで適当に突っついていましたが全く通る感じがありません。そんな時はGoogle先生。やはり同じように困った人のためにちゃんと情報を公開している人がいます。

その方法とは、細い糸を穴へ通し、出口の穴から掃除機で吸って糸を通すというもの。

掃除機を使って糸を通せばあとは楽勝

御覧の通り、一発で通りました。この糸を頼りにケーブルを通し、無事に交換完了。ケーブル交換して早めに赤城ヒルクライムへ行こうとたくらんでいたのですが、思いのほか時間を取られたので、高崎まで輪行。久々の輪行、いやー、電車は楽だわ。

パンクしたチューブラータイヤ

チェーンステイプロテクタ

 

マウンテンバイクのチェーンステイに貼ってあるプロテクター。標準ではただのシールなので、オフロードを走ってチェーンが暴れることを考えると少し物足りない。廃品利用で、パンクしたチューブラータイヤを結束バンドで巻いてみた。以前は避けてしまったチューブを巻いていたが、思ったほど強くなかったのでチューブラータイヤへ変更。

 

 

HAMMER RACEメンテその3

2000年に購入して以来、初のケーブル交換。ブレーキ、シフトともインナー、アウターとも交換します。色付きにして、イメージを変えようと思ったけど、ブルーのフレームだと赤、黄色などは何となく似合わなそう。悩んだ挙句、普通の黒になりました。キャップやゴムブッシュなどの小物をそろえるのも面倒だし、気づけば割高だったなんてことになりそうだったので、すべてセットのLifeLine Essential Brake and Gear Cable Setというのにしました。Wiggleで1500円ちょっと。大変なコストパフォーマンスです。

LifeLine Gear

 

LifeLine Gear

ワイヤーはシマノとカンパニョーロどちらにも対応するように、両端にそれぞれの太鼓が付いてます。アウターの両端に使用するキャップ、ワイヤーとフレームの干渉を防ぐゴムブッシュ付。

LifeLine Break

LifeLine Breake

こちらはブレーキケーブルセット。ワイヤーはMTBとロード用の太鼓が両端についていて、どちらにも使えるようになっている。アウターケーブルのキャップのちゃんとついている。

交換は、交換する前のアウターのケーブル長さを図っておくと便利。あとは、すべてケーブルを取ってしまうとどこを通すかわからなくなってしまうことも。写真を撮っておくことをおすすめします。

シフトのアウターは、両端処理は比較的簡単。鉄やすりで軽く当たれば平らに。問題はブレーキのアウターケーブル。ニッパーは当然専用のものを使うのだけど、らせん状になっているので、やすりがけをしてもうまく平らにならないく、かなり削る必要がありました。

ニッパーが悪かったのかなぁ。シマノのニッパーのほうがいいのかも。アウターケーブル

先端のキャップを圧着することも出来るようだし。

Hammer Raceメンテ

BBは問題なさそうなので、BB以外をすべてばらしてみた。

Hammer Raceフレーム

フロントフォームはばらした経験がなかったが、コラムを上から軽くハンマーでたたくとすっぽり抜けた。

すでにフレームのステッカーははがし済み
すでにフレームのステッカーははがし済み

パーツはかなり汚れいていたので、転がっていた4Lの焼酎ペットボトルを加工して、しばらく灯油につけてジャブジャブしてみた。

灯油につけてパーツを洗浄
灯油につけてパーツを洗浄

灯油だけでは奥まで汚れが落ちないのと、油分のようなものが残るので、パーツクリーナーを勢いよく吹いて汚れを吹き飛ばして仕上げ。

洗浄後
洗浄後

凝り始めるときりがないので、適度に妥協。

Hammer Raceフレーム洗浄後

ヘッドベアリングはベアリングの交換はしていないけど、グリスを入れ替えたらかなり動きが良くなった。うん、いい感じだ。