少し前のニュースになるが、こちらのラジオでマラリア治療に効果的な薬が見つかったとの事を聞いた。ググッて見ると、それはNITD609というものらしい。今は確か、副作用が確認されている100%ではない予防薬と、耐性が確認されている治療薬しかない。
この薬が本当に使えるとなると、副作用のある予防薬はやめて、かかったらこの薬で治せばOKということになるのか。
ちなみに、メフロキンを常用しているが、もともと寝つきが悪いこともあって、特に副作用は発生していない。
旅行から帰ってきてから出勤すると、玄関脇で工事をしていました。改装かなと思っていたのですが、どうやらエレベーターの取り付け工事が始まったらしいです。正面左の棟を工事していて、今までコンクリートで埋められていたエレベーターの場所に穴が開けられています。よく見たらこのビル、エレベーターが9機もつけられるようになっています。今の就業者数からして、とてもそんなに要らないですね。年内くらいには完成するのでしょうか?
しかし、それよりも優先してもらいたい項目が実は水です。水道から水が出ません。なので、当然トイレは流せません。
ジェネレーターが無いようなエレベーターはきっと乗らないでしょうから、水を何とかしください!
ケニアには、携帯電話会社が4社あります。Safaricom、Zain、Yu、Orange(たぶん契約者の多い順)です。どこの会社から始めたのか、少し前から劇的に通話料が下がりました。なんと、一番安い場合は1分2シリング(2.2円)です。安くなる前でも7円程度だったので、日本と比べるとすばらしく安かった(日本て安くて20円くらいでしたっけ?)のですが、なんとそれの3分の1です。
・Safaricom
100シリング以上の通話カードでチャージをするとSafaricom同士は1分2シリング。他社はへは3シリング。
・Zain
自社、他社問わず通話1分3シリング。SMSは自社、他社問わず1シリング。
・Yu
1秒5セント(街中でポスターを見ただけなので詳細不明。しばらく前からウェブサイトがずっとダウンしている様子)
・Orange
Orange同士は2シリング、他社へは4シリング。SMSはすべて1シリング。
職場での話では、「SafaricomからZainへ乗り換える」といっている人が多いです。
こちらの携帯電話はプリペイド式が一般的で、テレフォンカードを購入してチャージして使用します。テレフォンカードはなんと5シリング、5円のものから売っています。この点を除けば、サービスは非常にシンプルです。各社、基本的なサービスは1種類しか提供していないのではないでしょうか。
日本の携帯電話もガラケーをはじめとする複雑さを無くせば、まだまだ料金は下がるのでしょうか?ただ、日本人としては、この通話料で儲かるの?と不思議に思ってしまったり。
ちなみに、最近日本で言う国勢調査のような発表があったのですが、そこに携帯電話普及率が書いてありました。失念しましたが・・・
アンドロイド携帯で、やっと日本語入力が出来るようになりました。Simeji Classicをダウンロードしていたのですが、「入力方法の選択」を行っていなかったので、いつまでたっても日本語入力画面にならなかったようです。スマートフォン相手なら、SMSで日本語も送ることが出来ます。これは便利。
フリック入力も慣れれば問題なさそう。
ちなみに、料金は月額300円くらいで利用できそうです。Safaricomの1日8シリングで10MBというサービスプラン(Virtually Unlimited Mobile Browsing)を使用しています。10MBはアプリのダウンロードをしないとほとんど行かないですね。
で、このプランを利用していて気づいたのは、サイトでは使わなかったデータバンドルはリセットされると書いてあるのですが、なんと、パソコンにつなげてモデムとして使用する場合のデータバンドルに蓄積されていっています。モデムの場合、300MBが1,000シリング。Virtually Unlimitedだと300MBが240シリングの計算なのでとても得します。これ、Safaricom側の間違いのような気がするのですが。。。
旅行前に友達の自転車を直すといって預かったはいいものの、ホイール調整中にスポークを折ると言うへまをしでかし、手付かずでいた自転車に手をつけてみました。
スポークはYatinというスーパーマーケットで1本4シリング(4.4円)で購入。
知れば知るほどこの自転車、怖いです。まず気付いた点として、
・スポークのニップルが手で回るほど緩んでいる
・ホイールのリムテープが無い
・フロントブレーキを思いっきりかけてもフロンとタイヤがクルクル回る
・チェーンが長すぎて、リヤホイールを一番後ろに引っ張ってもチェーンが外れるほどたるむ
・あらゆるねじが緩い
・リヤホイールのスポークのニップルが1本、新車状態からねじが馬鹿になっている
・リヤエンドの精度が洒落にならないほど悪く、まっすぐホイールを取り付けるのが困難
ざっとこんな感じです。新車で購入したものです。日本では1万円以下で売られている自転車でもフツーに乗る分には全く不自由は感じないでしょう。この自転車は日本円で7000円ほどですが、調整無しには全く使い物になりません。この自転車が自転車タクシーで使われているというのが不思議でなりません。
ホイールは苦戦の末、何とか取り付け完了。ただ、ハブベアリングの調整をねじの締め付け具合でする仕様らしく、それをホイールの固定と一緒にしなければならないようで、工具も限られることからこの点は妥協しました。また、フロントブレーキが効かない点についてはリンクのガタが原因のようで、調整では無理なことが判明して挫折しました。
確かこの自転車は中国かインド製。
日本で売られている自転車も中国製が多いと思いますが、こんなもの売ったら絶対に訴えられます。
日本人が品質にこだわりすぎるのか、まっすぐ走らず、ろくに止まる事もできなくても歩くよりましだから許されるのか、さて、どちらなんでしょう。
ちょっと隣町のマリンディまでショッピング。
ワタムよりもこちらのほうが街が大きく、更なるイタリア化が進んでいる模様。石釜で焼いたマルガリータをいただきました。
写真はバスコダガマが建てたって言うことになっている石碑を観光。相変わらず作りが雑なので、記念碑と言う感じがしないところが残念な所。ちなみに、ここは入園料がかかり、最初500シリングのところ、レジデントと言うことで100シリングまで値引きしてもらいました。チケットをもらうようなことなく、お金を払ったら「はい、どうぞ」ってな感じで入れてくれたのはいいのだけど、お金がおじさんのポケットに納まらないことを祈ります。500だったら見る必要ないかも。
ワタムへはモンバサ経由で飛行機で来たのですが、マリンディ経由のほうが圧倒的に近いことが分かりました。マリンディ空港からならワタムまで15分くらい?