ケニア山登山5日目

今日は楽勝です。2時間ほど、車が通れないからという道を下り車の迎えを待ちます。当初の計画ではこの日はチョゴリアまで30km超の道のりを歩くというものでしたが、ツアーガイドさんにお願いしたところ、車を出してくれることになりました。

迎えに来たのはRoverのDifenderでしょうか。なぜかトヨタ・ランドクルーザーのエンブレムが着いていました。そして、右前のショックアブソーバーが外れてぶらぶらしていました。

はじめは我々お客さんとガイドさんだけが乗るものと思ったら、ポーターさんやコックさんまですべての人が乗り込みます。結局我々8名とガイドさん2名、運転手と助手、ポーターさん4、5名で16名ほどが乗っていたことに。どうにでもなれって感じでした・・・。

無事にチョゴリアまで着くと、昼食を食べ、貸切のマタツでナイロビまで帰宅。明るいうちに着き、夜はみんなで韓国料理。思いのほかみんな元気でした。

ケニア山はアフリカ第2番目の高さと残念なところはありますが、変化に富んだ景色が素晴らしいと思います。少なくとも富士山の50倍は楽しめるかと。機会があればぜひもう一度登ってみたいです。

ケニア山登山4日目

山頂アタックをした山小屋から下りに入ります。一番長い距離を歩く日になります。朝8時には出発し、約4,700mの尾根を越え、そこからだらだらとした下り。時より緩いのぼりもあります。スタート地点からしばらくは岩場ですが、少し行くとすぐに高山植物が顔を出し景色を楽しむことができます。湖があったり、湿地帯を抜けたりとバラエティーに富んでいます。3,000m近くなると、あたりは背の高い草花が生い茂る、まるで迷路のような小道に。そこを抜けて、小川の脇で昼食。

正直、この地点でかなり膝は辛かったです。あと残り2時間くらいでしょうか。そこからは道も良くなり、舗装さえされていませんが、車も通れる道を緩やかに下ります。

宿に着いたときはもう一日残っていますが、すっかり登山を終えたような達成感が。今日の宿はビールがあるとのことで、みんなでささやかながら祝杯をあげました。ちなみに、タスカー1本は150シリング。3,000mにあるホテルにしてはかなりリーズナブル。しかし、みんな1本しか飲まなかったのはやはり疲れているからでしょうか。

到着地点:Shimpton’s Hut 標高4,223m(-0.14140843,37.31480406)

到着地点:Meru Bandas 標高2,969m(-0.15926695,37.4497409)

登山距離:21kmとのうわさ

ケニア山登頂

12月23日から28日、4泊5日でケニア山登山に行ってきました。無事にケニア山で一般的な頂上とされるレナナ峰4,985mへ登頂しました。

心配していた高山病も、自分の場合は全く起こらず山頂付近では妙に元気。登頂は9人で行ったグループのうち、8人が成功。1名が体調不良のため断念と全員そろっては無理でしたが、一般の人が行う5,000m近い登山にしてはよかった部類に入るのではないでしょうか。

自分の場合、登りでは体力的な辛さはほとんどなし。天候にも恵まれ、寒い辛さもなかったのですが、下り始めてからのひざの痛みに悩まされ、最終2日間の長距離移動はかなり応えました。

しかし、このケニア山。すばらしいと思ったのはその景色。ニャニュキからチョゴリアへ抜けるルートでしたが、初日は森林地帯。2日目は高原地帯。3日目は岩場と雪渓の広がる頂上ルート。3日目、4日目は登りとは異なる草原や沼地が広がりとてもバラエティーに富んでいます。

機会があればまた登ってもいいと思いました。

ケニア山登山3日目

本日は山頂を目指す日です。朝2時頃に起床し、3時に出発しました。そうです、山頂で日の出を見る計画です。

日の出は確かに興味あるのですが、午前3時は辺りは当然真っ暗で、気温も完全に氷点下。地面が凍っています。

スタートは9人全員でしたが、上り始めてから30分ほどして1人が高山病のためダウン。元々あまり体調がよくなかったようで、無理をしないのはいい判断だったと思います。その後のほうが何倍も辛かったようです。「ようです」というのは、自分の場合、不思議なことに全くと言っていいほど高山病の気配はありませんでした。逆に、頂上が近くなると興奮してきて、周りからは変な人に写った様子。8人のうち、女性が2人でそのうちの1人がガイドさんに腕を引かれて半ば無理やり登頂しました。

頂上ではパシャパシャと写真を取りまくります。シャッターを押すのに息を止めると、ちょっとだけ高所にいることを意識できました。辺りはまさに絶景です。登った甲斐があったと実感できます。天候にも恵まれ、日の出もきれいに見られました。そして、驚くことに安定はしていませんが、頂上でSafaricomの電波が入ります。思わずTwitterでつぶやいてしまいました。

6時15分くらいに登頂し、寒いのと、弱っている人がいるのとでガイドさんに早々に下山を求められます。せっかく登ったのだから、もう少し頂上でゆっくりしたかったというのが本当のところです。グループなのでしょうがないですね。

さて、なんとも思っていなかった下りですが、スピードを出しすぎたのか途中からひざが痛くなります。昔から無理して歩いたり、自転車に乗ったりすると必ずひざが痛み出したので急がなくてもなったかも知れません。途中からかなり辛くなり、明日からの下山が心配になります。後半はかなり慎重に下山。

9時前に下山し、山小屋前の庭で青空の下朝食です。

その後は体を癒すようにだらだら小屋の周りに寄ってくるハイラックスなどを写真に撮りながら1日を過ごします。お昼の後、少し足の様子を見ようと近くの傾斜を登ってみます。痛い・・。明日は大丈夫か?と不安になりながら、早めに就寝することにしました。

出発地点:Shimpton’s Hut 標高4,223m

レナナ峰登頂:標高4,985m(GPSで確認したら4,974mでした)

到着地点:Shimpton’s Hut 標高4,223m

ケニア山登山2日目

OLD MOSESから山頂アタックに使用する山小屋までの移動。高低差はそれほどないですが、距離は結構あります。朝の8時に出発して山小屋に到着したのは午後3時。途中、昼食時に冷たい雨が降ってきて、その後みぞれに変化しとても寒かったです。

山小屋に着くと、同行しているコックさんがティータイムの準備をしてくれます。寒い中歩いた後の暖かいコヒーがインスタントですがとてもおいしいです。

この日の移動は寒さを除けばきつくはなかったのですが、途中から靴が足に合わなくて、右くるぶしが死ぬほど痛み出しました。紐を締めたり、緩めたり。靴下を折って、くるぶしの部分を厚くしてみたりしましたが効果はなし。山小屋に付いてから思い切ってハイカットの一部をナイフでカット。これが大正解で、まったく痛くなくなりました。

夜はiPodと小さなスピーカーを使ってささやかにクリスマスソングを流してみます。ケニアですが、外はとても寒く、街中に比べると十分クリスマスらしいかも。

出発地点:Old Moses Hut 標高3,384m

到着地点:Shimpton’s Hut 標高4,223m

距離:約18.8km

ケニア山登山1日目

1日目はナイロビにあるJICAドミトリーからニャニュキ(Nyanyuki)へ貸切のマタツで移動し、そこにあるツアーデスクで装備を整え、ケニア山への入り口まで車で移動。そこから登山開始で、OLD MOSESという山小屋までのルートです。

ゲートの前で簡単な昼食を同行するコックさんに作っていただき、食します。食事中、バブーン(マントヒヒ?)がよってきました。

昼食後登山を開始し、徒歩で約3時間ほどでした。この山小屋までは、電線が平行して走っており、ちょっと興ざめな感じです。電気は山小屋ではなく、山小屋の少し上にある気候観測所へ行っているとか。

道は車も通れるところなので歩く分には全く問題ありませんでした。

出発地点:ナイロビ(歩き始めはSIRIMON GATE 標高2,641m)1,700m

登山距離:約7.9km

到着地点:Old Moses Hut 標高3,384m

ケニア登山前日

年末年始に旅行をするため、キスムからナイロビへ移動しました。

今回利用したのはGUARDIAN。このバス、ケニアではトラックをベースに荷装したバスが多い中、ちゃんとした元からのSCANIA製バスで、エンジンはリア、運転席は今風の低い位置にあります。座席もちゃんとしたものが使われいるし、エアコン、トイレ、天窓、カーテンがあり日本の長距離バスとなんら変わりがありません。極めつけはアテンダントさんが2名もいるところ。出発時にアテンダントさんから水とビスケットのサービスがあったりしました。

毎日午前と午後の9時出発の便があります。今回は午前9時のバスに乗り、定時に出発し午後4時ころナイロビに着きました。

最近マタツに乗ると、命を削っているような感覚があるので時間がかかっても安心できるバスがいいなと思っています。今のところ料金は1,300シリング。かなり気に入りました。

今後はこのバスでゆっくり、快適、安全にナイロビに行くことになりそうです。

年末年始

年末年始は旅行三昧になる予定。

12月23日~27日 アフリカ第2の高さ5,199mを誇るケニア山登山

12月29日~1月1日 ラム島

1月2日~5日 ナクル、マサイマラサファリ観光

ケニアに来て1年だがちゃんとした観光はワタムに行ったくらい。今回初めてのサファリを含め思いっきりお金と時間を使って遊んでしまおうと思います。

ただ、気がかりなのは1月6日からデジタル画像の加工に関するちょっとした講師をしなくてはならず、その資料の〆が1月4日。実質12月22日なわけで、22日は移動日となるため後2日しかない。いい加減やらないと本格的にまずくなってきた。

キブエマーケットでお買いもの

ケニア登山の装備を調達するためにキブエマーケットでお買いもの。今日のキブエマーケットは、過去にないくらい混んでいた。寒くないけど、年末のアメ横をちょっと思い出す感じ。

今日のお買いもの

・Tevaのサンダル 1700

・長袖の化繊シャツ2着 300

・厚手の靴下2足 40

・トレッキング用の化繊のパンツ2着 700

・バナナ1房 20

・カジュアルシャツ2着 200

・左右ばらばらの防寒手袋 100

Tevaサンダルは高かったが程度が良かったので妥協。結構頑張ったのだけど全然下げてくれなかった。他、サイズが合わないことを見越して2着買ったのだが、上着1着が少し小さかったことを抜かして、他はすべてピッたしのサイズ。珍しい。

掘り出し物を見つけるべく、もう少しぶらぶらしてみたかったのだが、炎天下の散策は1時間半くらいが限界。暑さに負けて帰宅。帰ってからのビールが最高にうまかった。

このブログシステム、またもや投稿原稿を抹消しやがった。自動保存機能を付けてくれることを切に希望する。これ、2度目の投稿。

電源アダプターが壊れる

ノートパソコンのACアダプターが壊れた模様。コンセントに刺してもLEDが点灯しない。当然充電もしない。原因はさておき、今充電してあるバッテリーを使いきってしまうと起動できなくなるというのは大変まずい。

3台持ってきているパソコンはVAIOが2台とMacが1台。VAIOでも16Vと19.5Vとあるようで共用できない。周りでVAIOを持っている人見かけないし、こちらでもほとんど見かけない。

アマゾンで買って、ケニアに発送してみようとしたのだが、住所を入れると「This item cannot be shipped to the address you selected」となり、発送できない様子。出品しているところは海外への発送も行っている様子なのだがなんでだろう。仕方がないので、日本にいる誰かにお願いして送ってもらおうかな。