裏ごしトマトソース

週末入手したニューアイテム、ジューサー(英語で言うとBLENDERらしい)と裏ごし器(ふるいとして売られていたものを利用)で裏ごしトマトソースを作ってみた。 こちらは野菜と地元で取れる果物は本当に安い。こちらのトマトは日本のサラダ用のものとは異なり、調理に使う弾丸形をしたもの。こちらのトマトのほうが濃厚でソースには向いているらしい。トマトは5個で20円くらい。1kg買っても70円くらいか。前からパスタ用のトマトソースを作ってはいたが、どうもあの種が気になって裏ごししてみた。 湯むきしたトマト4個を適当に切、ジューサーにかける。それを裏ごしして種と繊維質を取り除く。それを20分くらいなべで煮詰めて出来上がり。 試しに少量作って見ようと思ったのだが、4個だと本当にパスタ1食分というところ。 煮込みながら空腹を我慢できずに別のものを食してしまったので、今日の所はとりあえず作っただけ。バジルが売っていればなぁ。

写真を撮ったのだが写真のアップができない。FireFoxでも出来ないのでホスティング側の問題か?

Codeword

相変わらず電気が戻りません。ノートパソコンンの電源がなくなると、同僚と新聞についてくるCodewordというクロスワードのようなパズルをしました。俺はいったい何をやっている?

日本ではなじみの無いパズルですが、やってみるとルールは簡単。しかし、同僚も辞書を使わないと全く単語が出てきません。単語力がなくても、コツを掴むと辞書を使えば解けるんですが、同僚はなぜか必要に想像力を働かせて選択肢がものすごく多い所、たとえば、4字単語で?ER?(?が不明な字)なんて所から埋めたがります。うむぅー。

祝日

10月20日は、英雄の日、英語でHeroes Day、スワヒリ語でMashujaa Dayということでお休みでした。以前はジョモ・ケニヤッタ(Jomo Kenyatta)デーといわれていたようですが、みんなの祝日にするためにMashujaa Dayとなったようです。

ジョモ・ケニヤッタさんは、ケニアの初代大統領です。さぞかし敬われているかと思いきや、14年も大統領をやり、自分の出身の部族を優遇した政策を採ったために他の部族からは嫌われているというのも祝日の名前が変わった理由のようです。

ケニアでは部族のニュース、話題を大変多く耳にします。「日本にはどんな部族があるんだ」ともよく聴かれます。部族というと日本語では若干差別的な印象もあるので民族としても、日本で民族を意識することはほとんど無いですよね。詳しくないですが、アイヌ民族と大和民族の2つあるというのが正解でしょうか。

こちらでは20以上の部族が独自文化、言語を持って生活しています。1つの国としてです。不思議です。

ちなみに、ここキスムはルオ族が多く住んでいます。彼らは一般的に一夫多妻制を伝統的に維持していることから他部族からはあまり良い印象を持たれていないようです。

で、祝日は何をしていたかというと、オユギスというキスムから2時間くらいの所にある協力隊宅を訪れていました。キスムを離れると、キスムが都会であることを感じます。しかし、どこへ行っても人が多いです。

停電継続中その3

9月29日の午後からなんで、早3週間が経とうとしています。オフィスの停電です。

色々な噂があるのですが、現在の所ビル全体でしか電気メータが設置されておらず、各省庁が何かの比率で折半しているようなのですが、一部支払わない省があるらしく中々復活しないようです。なので、今はそれぞれの省単位で利用料が分かるように電気メータを付けようという話になっているらしく、その工事に2ヶ月かかるとか・・・。

滞納分も100万シリング単位とかで簡単に払えないって言う噂です。

予定2ヶ月だと、恐らく完了には倍かかるというのが今までの感覚で何となく理解できます。さて、今年中に電気は戻るのでしょうか?

いっそのこと、もう任国外に行ってしまいたい気分です。

ビタ上陸

週末はスバ(Suba)県ビタ(Mbita)へ行って来ました。ここにはJICAボランティアが入っているのと、長崎大学のプロジェクトが入っていて知り合いが居ます。

今回は彼らが住んでいるICIPEという研究施設内のゲストハウスへ泊まりました。対岸のルワンダ・オティエノからボートかフェリーで行きました。マタツのように忙しなくないのでいいですね、船は。特に計画無く行ったのですが、ちょっと田舎の感じのタウンをぶらつくだけでも中々楽しかったですね。

ただ、ベッドにダニでも居たのか全身がかゆい・・・。

停電継続中その2

職場の停電が先々週の水曜日からなので、13日目になろうとしています。理由は電気料金未払いの様子。会計係が横領していたとかいないとか。一応ここ、州のヘッドクォーターズなんだけど。

職場では、仕事をする人は電気を求めてラップトップ片手に電気のある事務所へ移動。仕事をしない人は1日3回は同じ新聞を読み、プライベートの仕事を済ませ、午後適当に帰っていきます。

前回は2週間で回復したので、今回も明日あたりに回復してくれることを祈ります。

アローワンス:Allowance

こちらに居ると、ワークショップ(Workshop)という言葉をよく耳にする。日本で働いているときはほとんど聞いたことが無かった。これは、日本で言う所の研修が一番近い。たとえば、あるシステムを導入するために、その使い方を説明したり、コンピュータを利用しての業務の効率化を指導するため、数日間使って研修を実施するのである。

ケニアでよくあるパターンとしては、2日、もしくは3日間の日程で、金曜日が最終日に充てられることが多い。会場はホテルの会議室を借りて行われ、参加者は30名から多いときでは100名ほどになる。参加者は地方からも来るため、当然宿泊付きとなる。

ワークショップの内容はさておき、ワークショップの期間は午前、午後、夕方の3回のティータイムと昼食に休憩が入る。ご丁寧に、ノートとボールペンも付いていたりする(こちらの人はボールペンは借りるものという意識がある様子)。

プリンタのトナーを交換する予算が無いようなオフィスなので、当然そんなワークショップを企画する財力は無い。ワークショップには必ずJICAをはじめとする援助団体のスポンサーが付く。

そんなワークショップなのであるが、どうしても納得できない点が1点。日当(アローワンス:Allowance)を相当な額受け取るのである。

日本であれば、会社主催の研修であれば交通費と宿泊費、そして日当が出るだろう。外部組織主催であれば、かなりの額の参加費を支払う必要がある。実質的にはスポンサー≒援助団体が主催するのでお金を支払って参加するパターンに当てはまるように思うが、手当てとしては日本で言う会社主催の扱いとなる。

日当はピンきりのようだが、3000[シリング/日](日本円で3300円ほど)は出る様子。3日出ると、それだけで10,000円近い手当てをもらうことになる。そんなワークショップが、たとえば保健行政の建て直し、改善に多くの援助団体が入っているここキスムでは毎週のように行われている。職員の給料を5万シリングとすると、それと同じ位の額を手当てとして受け取ることになる。当然、仕事の半分がそんなワークショップへの参加だと、普段の仕事が回るわけも無い(こちらの人が残業をしているのを見たことが無い)。

効果が見えればそれでもやる意味が感じられるが、その効果を体感したことはほとんど無い。みんな、きれいさっぱりワークショップが終わると忘れてくれるようだ。

一同に集めてワークショップを開くのではなく、各事務所を開催側が回わり、もっとコンパクトに行ったほうが効果があるのになぁ、と思う今日この頃。当然参加者に日当は無し。そもそも、お金をあげないと参加してくれない研修なんて、要らないよね?

ちなみに、協力隊員が公用で移動や宿泊をする場合、ケニアでは700シリング/日の日当が出る。

地図作成

昨日はシアヤ県病院へ行き、医療施設の地図作りのお手伝いをしてきました。県下に約80の施設があり、それを地図上に記していきます。はじめは、こんな地図意味あるの?と思っていましたが、こちらの方々は地図を見る習慣はほとんど無い、というか、詳細な地図自体が無い状況で、今まで感覚に頼って「あの辺り」と言っていたのを、地図にするのは大事なことだと思いました。

方法は、GPS端末で各施設の座標を測定し、それをGPS端末(Garmin)付属のソフト、MapSource上に取り込み、名前や位地を確認して行きます。

しかし、対応をしてくれた情報管の方のやる気の無さというか、いい加減さにアフリカを感じました。途中携帯をいじってメールを送り始めたり、そこの施設のポイントは取っていないと開き直られたり、そこは俺は行っていないから分からない、などなど。

はたまた、全く関係の無いアンチウイルスを入れてくれ、携帯に保存してある写真をパソコンへ転送したい、メールをチェックしたいからモデムを貸してくれなんて事を言い始めたり。

仕事に対する誇りというか、真剣さがないんだよなー。

停電継続中

今日で停電して1週間ですが、依然として継続中です。

今朝玄関をくぐるときに、玄関の電気が付いていたので、「戻った?」と思ったら、職場は未だ来ていませんでした。聞くところによると、ビル全体ではなく、一部の省だけとの事です。少なくとも、4階、6階、8階は来ていません。4階にあるJICAプロジェクトのオフィスは暫定的にホテルを借りているようです。

「電気が無いと、仕事が出来ない」ではなく、「電気が無いから仕事しなくて良い」という感覚になってきている自分が怖いです。